モラハラ夫に仕返し!うまく反撃して逆転する方法
2020.08.17
もし、あなたが夫からモラハラを受けていたら、どのように対応するでしょうか?「負けずに反撃する」と答えたあなたは、どのような内容で反撃を試みますか?
モラハラへの仕返しは多くの危険が潜んでいます。お互いに感情的になり、大きなトラブルに発展するかもしれません。また、誤った手段を選んだ場合、妻の方が加害者になってしまうケースもあるでしょう。
そこで今回は、夫に対してモラハラの仕返しを考えている方に向け、夫をこらしめる方法や気を付けるポイントなどをご紹介します。
モラハラ夫に仕返ししたい!こらしめる方法
では、モラハラ夫への仕返しには、どんな方法があるのでしょうか?犯罪やトラブルに発展する手法は使わずに、夫をこらしめる方法を紹介します。
モラハラ夫への仕返し1.無関心な態度をとる
モラハラをしている側は、弱い立場にいる相手の姿を目の当たりにすることで、自らが優位に立ち満足感を得ます。そのため、モラハラをする相手に対して「何も反応をしない」というのは、かなり効果的でしょう。
無反応、無関心な態度を見ると、モラハラ夫は拍子抜けしてしまうかもしれません。プライドが高くて自信があるモラハラ夫は、自分に対して動じない妻を目にして、一気に自信を失います。うまくいけば、「モラハラの頻度が減る」「モラハラが治まる」ことも期待できますよ。
モラハラ夫への仕返し2.幸せそうな姿を見せる
モラハラを無視できるほど幸せな姿を見せることで、充分な仕返しになります。モラハラをしてくる夫なんて放っておいて、自分の趣味を存分に楽しんだり、友達とお出かけしたりしましょう。
モラハラ夫にしてみると、常に自分は強者で妻は弱者でなければなりません。しかし、目の前で幸せそうにしている妻は、決して弱者には見えないはず。それどころか、自分が負け組で、妻が勝ち組のように映るでしょう。
ここは思い切って、人生を楽しんでしまう方が勝ちなのです。モラハラ夫からの激しい言葉の暴力、無神経な態度などで怒りがピークに達しているかもしれません。しかし、ここで逆上することで、さらに夫が反撃に出てくる危険性もあります。
大切なのは自分の感情は乱さずに、心から楽しい時間を過ごして満喫することです。そうなれば、自然とモラハラ夫をこらしめる形になるはずですよ。
モラハラ夫への仕返し3.経済的に自立する
モラハラ夫は、妻よりも経済的に強い立場でいるという確固たる自信があります。中には、妻が外で働くことを認めず、金銭的にコントロールしているケースもあるでしょう。
そういった場合は、妻が経済的に自立し、夫を頼ることなく生きていける事実こそが仕返しになります。
モラハラ夫にしてみると、これまでは金銭面で優位な立場にいたことで、妻を見下して暴言を吐いたこともあったかもしれません。妻の方から「これからは生活費や食費、すべて折半にしましょう」と提案してみてはどうでしょうか?
そうなれば、夫は金銭面で妻をコントロールできないことに、多少の焦りを感じるはずです。さらに、いつしか妻が自分の元を離れてしまうのでは?という恐怖感にも襲われるかもしれませんよ。
モラハラ夫への仕返し4.実家に帰る
わかりやすい仕返しとしては、しばらくの間、実家に帰る方法もあります。モラハラ夫にしてみると、最初の1日や2日は妻に対して怒りを感じるはずです。しかし、さすがに3日目を過ぎてくると、不安な気持ちが湧いてくるかもしれません。
それどころか、モラハラをする相手がいないことで、ストレスが溜まるとともに、妻の存在の大きさを実感することでしょう。おそらく、これまでのモラハラ夫の強気さは失われ、「このまま帰ってこないのでは……」と急に弱気になってきますよ。
モラハラ夫への仕返し5.モラハラの証拠集めをする
夫にきっちり仕返しをするためには、モラハラの証拠を集めておくべきです。モラハラ夫が妻に対して暴言を吐いている内容について、録音データやメールなどを漏れなく保存しておきましょう。
モラハラ夫の多くは、自分が妻に対してモラハラをしている事実を認識していません。妻を見下す態度や暴言も「妻のためを思って怒っているだけ」と、本気で思っているでしょう。
だからこそ、モラハラがエスカレートした際には、その事実を相手に提示することも必要です。モラハラの証拠は、事実を明確にするためには非常に重要です。
モラハラ夫に反撃!どう言い返す?
モラハラ夫は、妻に対して高圧的な態度で暴言を吐くケースが多くみられます。そんな時、思わずモラハラ夫を驚かせ、逆転できるような言い返し方はあるのでしょうか?具体的にみていきましょう。
モラハラ夫に逆転できる言い返し方1.「黙れ!と言うから黙ったのよ」
モラハラ夫は、自分の感情のままに妻を罵倒します。それに対して、何か反論した際には、「言い訳するな。お前は黙っていろ!」とさらに攻撃してくるでしょう。
そうなれば、ある意味チャンスです。その後、モラハラ夫が何かしら話しかけてきたとしても、無視をしていれば良いのです。しばらく無視をしていると、「なぜ黙っている?返事をしろよ!」と言ってくるのが、お決まりの流れです。
そこで、「あなたが黙れ!と言うから黙ったのよ」と言い返しましょう。モラハラ夫は一瞬止まり、何も言えなくなりますよ。
モラハラ夫に逆転できる言い返し方2.「ハイ、録音完了!」
モラハラ夫からの暴言は、一度スイッチが入ると止まらないことが多いと言われています。そうなると、モラハラを受ける側の妻はたまりません。そこで、夫が発する言葉をすべて録音しておきましょう。
今後、夫のモラハラについて話し合いの場を設ける際には、証拠がとても重要。そこで大きな証拠になるのが、モラハラをしている際の録音データです。
夫は、まさか妻がそんな行動に出るとは予想していません。実際に自分の言葉が録音されていることが分かれば、多少なりとも焦るはず。そこで、モラハラ発言が続いた後に「ハイ、録音完了!」と言いながら、実際にスマートフォンの録音機能やICレコーダを見せましょう。
ただし、相手が逆上してデータを消される恐れもあるので、スマホのロックはしっかりかけておいてください。そして、データのバックアップをとっておくこともおすすめします。
モラハラ夫に逆転できる言い返し方3.「貯金が溜まってきて嬉しいなぁ」
モラハラ夫にとって、妻を経済的に支配しているというのは、大きな自信になっています。妻の生活は、自分のお金で成立していると思っているため、絶対に逆らえないと確信しているのです。
しかし、もし妻に多額の貯金があることが分かったらどうでしょう。自分の存在を頼らずとも、生きていけると知ったら……。たとえば、モラハラ夫が「俺のお金で暮らしていけているのだから、もっと感謝しろ」と暴言を吐いたとします。
そこで、妻が冷静に貯金通帳を見ながら「貯金が溜まってきて嬉しいわ」「これなら、誰にも頼らず暮らしていけそう」などと、まずは独り言のように呟いてみます。
恐らく、モラハラ夫は予想外の発言に驚くことでしょう。そこで改めて「これからは、食費も生活費も別々でも大丈夫よ。その代わり、あなたも家の事を手伝ってよね」と言ってみるのです。
モラハラ夫にとって、妻が経済的に自立することは自信喪失に繋がるショックな出来事です。「自分は頼られなくなるかも……」と不安になり、何も言い返せなくなるかもしれませんよ。
モラハラ夫に仕返しするときは気を付けて
ここまで、モラハラ夫への仕返しについて紹介しましたが、何かしら相手に攻撃を仕掛ける際には、注意が必要です。ここでは、気を付けるべきポイントについて紹介します。
モラハラ夫への仕返しは慎重に
そもそもモラハラをする男性は攻撃性があり、相手より自分が優位に立つためであれば、手段を選ばない恐ろしさを秘めています。
「ちょっと言い返しただけなのに」「ほんの少し実家に行っただけ」など、気軽な気持ちで行ったことであっても、相手は激しい怒りに襲われる場合もあります。
だからといって、このまま妻側が一方的に我慢を続けるのも間違っているでしょう。ちょっとした仕返しは、自分のストレス解消にもなり、自分の精神状態を守る行為にも繋がります。タイミングや相手の状況・心境を考えながら、慎重に進めることが重要です。
モラハラ夫への仕返にはリスクが伴う場合も!
モラハラ夫の内面には、弱さとともに激しい攻撃性があります。妻から何らかの仕返しがあった場合、その内容よりも仕返しをされたという事実に固執し、復讐を試みる危険性もあるでしょう。
プライドの高いモラハラ夫は、外からの自分のイメージに対して非常に気を遣っています。外では完璧な夫を演じている人も多いでしょう。そのため、第三者を巻き込むような仕返しをされた場合、激しく逆上するかもしれません。
そうなれば、軽い気持ちでおこなった仕返しが、倍以上の形で妻の身に降りかかる危険性もあります。仕返しは、あくまでも家庭内でとどめておくことがポイントです。
モラハラ夫への仕返しは本当に必要か?
このようにモラハラ夫への仕返しは、多少の危険性やリスクを伴う場合も考えられます。もちろん仕返しをしてスッキリし、精神状態が安定することは大切です。しかし、「本当に仕返しをするべきか?」については、一度じっくり考えてみましょう。
もし、モラハラの事態が深刻であれば、根本的な解決が必要です。仕返しをするレベルではなく、相手から離れることを視野にいれてみてくださいね。
まとめ
モラハラ夫に苦しんでいる方に向け、仕返しや反撃の方法を紹介しました。
仕返しや反撃で重要なのは、違法な手段により、妻側が加害者になってしまうことを避ける点です。あくまでも、ストレスを解消するレベルの内容にとどめておきましょう。
また、モラハラの内容が深刻な場合は、第三者や専門機関の力を借りて、相手から離れることが最善の道です。自分一人で抱え込まず、まずは身近な人へ相談してみてくださいね。