仲直りしたい夫婦必見!夫婦喧嘩の後、絆の深まる対処方法まとめ!NGワードも
2018.02.14
愛し合って結婚して一緒に暮らすようになったはずなのに、なぜか定期的に起こってしまう夫婦喧嘩。他人からは「そんな些細なことで!?」と言われるようなことでも、その夫婦にとっては重い問題の場合が多いようです。
しかし夫婦だからこそ喧嘩をしたあとの気まずさったらないですよね。ここはすこしでも早く、そして、しこりを残さないで仲直りできる方法をご紹介します。
新婚なのにもう喧嘩!相手の粗が気になって仲直りできないとき
旦那の粗に見えるのはマイルールが違うだけ
一生の愛を誓っても、夢と希望にあふれていも、結婚して一緒に過ごすようになると、どうしても相手の粗が見えてきて、夫婦喧嘩は起こります。結婚式をあげた夫婦なら、すでに準備段階で相手の粗が見えてくることもありますよね。
でもこの“粗”は、自分にとっての粗であって、旦那にとっての粗ではないことを理解していますか?
これまでは自分でも気付かないくらいの小さなマイルールや自分の裁量で決めてきたことが、結婚によって崩されてしまいます。それは旦那さんも同じことで、「これでいい」と思っているから、その粗に見えるような行動をしているのです。
そこを責めるのは、自分の価値観を押し付けることになってしまいます。あくまで、それぞれのルールが違うだけ。責めてしまうと相手も喧嘩腰になってしまいますよ。
新婚時期は喧嘩も仲直りもしやすい時期
パジャマは毎日洗うか、スマホは画面を上向きに置くかどうか、ポケットの小銭は…、カレーの食べ方は…、トイレットペーパーの交換は…、旦那の言い方が…、など他人にとってはどうでもいいようなことでさえ、喧嘩の原因になります。
結婚して数年は、自分の中では当たり前だと思っていたことを相手の“当たり前”とすり合わせて、新しいルールを作っていく時期です。
夫婦喧嘩が意見交換の場になっていることがありますので、喧嘩=悪いこととは言えません。意見をきちんと言い合えれば仲直りもしやすいのがこの時期です。
でもやっぱり許せない!仲直りしたいけど折れたくない
それでも、旦那さんが全く意見を聞き入れなかったり、自分がどうしても受け入れることが出来ないようなことはたくさん出てきます。
それは気持ちの問題だったり、衛生面での嫌悪感だったりと“正当な理由”があって、簡単には折れることが出来ない場合があります。
相手のキツイ言い方のせいでこっちも意地を張って、負けたくない!ということだってありますよね。そんなときの良い方法があります。
どうしても謝りたくないときは、少なくとも相手の言い分は認めよう
喧嘩の仲直り方法というと“いつ謝るか?”“どう謝るか?”に主眼が行きがちですが、どうしても謝れないことってありますよね。
素直に悪かったところを認めるのは大切です。全部ではなく『嫌な気分にさせてごめんね』など一部でも謝れば、だいぶ違います。
でも出来ない!謝りたくない!そんなときに、もう一つ大切なことがあります。
それは、相手の言い分は認めること。
喧嘩というと、白黒はっきりどちらが悪いか決めないといけないイメージをお持ちだと思います。だから『私の方が正しい』『あなたは間違っている』という言い方になりますよね。
もし本当に仲直りしたいなら、『あなたの言い分は分かった。あなたは○○したいのね』と一旦相手の言い分を飲み込んでみてください。
“休みの日はゆっくりしたいから朝から掃除をしないでほしい旦那さん”がいたとして、出来るときに掃除をしたいあなたは「共働きで今しか掃除できないんだから仕方ないでしょう!」と正論をぶつけて一蹴したくなりますが、それではきっと旦那さんはただただ不機嫌になってしまいます。
喧嘩中、もしくは喧嘩がひと段落したときに『普段疲れてるからゆっくりしたいってこと?掃除機の音ってうるさいもんね。』と一旦言い分を認めてあげます。旦那さんが言ったことを復唱して確認するだけでもOKです。そのあとに、でもね…と自分の言い分を伝えてみてください。
ポイントは、相手の希望を通す必要はないことです。先ほどの例では、朝掃除をしない、という相手の希望を叶える必要はありません。
ただ、気持ちを汲んであげるだけで十分です。場合によっては、ふりでもいいでしょう。それだけで旦那さんは、相手に伝わったという満足感が出て、こちらにも聞く姿勢を持ってくれるようになるはずです。
家と子供の事で大喧嘩!そんなときの仲直り方法
夫婦喧嘩の原因の大半はお金と子供
夫婦喧嘩の原因の多くが、お金と子供に関することではないでしょうか?
お金はあってもなくても揉め事の原因になりますし、子育ては夫婦で意見を合わせていかないといけない場面が多々あり、話し合いが必要なことが多く喧嘩になりがちです。
それに、子供を育てるためには何かとお金が必要になってきます。教育方針がそのままお金に直結する部分でもありますので、やはり喧嘩になりやすいのです。ほとんどの夫婦がこのお金と子供による喧嘩を経験しています。
お互いの不安のズレが喧嘩の理由
新婚時代には、お互いのルールの違いが喧嘩に繋がりましたが、お金と子育ての喧嘩は夫と妻の思っている不安感の違いが喧嘩の理由になっています。
お金でいえば、将来の教育資金や老後資金が足りないから不安なのか、借金があるから不安なのか、共働きで折半しているが相手の貯蓄がいくらあるのか分からなくて不安なのか、などがあげられます。
教育の部分では、習い事をさせないと子供の将来がつぶされてしまうかもしれない不安やいい学校に入れないと子供が就職をするときに困るのではないか?という不安が考えられます。
家庭ごとに他にもあるでしょうが、これらの不安がずっと募っていき、買い物のときや相手のちょっとした一言が爆発のきっかけになるのがこの喧嘩のパターンです。
自分が不安に思っている事が旦那には不安ではない、というズレが出たときに喧嘩になりますので、このズレを解消しないと仲直りは難しいでしょう。
不安の解消が仲直りの方法
お金と子供の教育方針は家庭によって大きく違います。ですから、お金の使い方や教育はこうしたら良いですよ、という一般的なアドバイスがぴったり当てはまる家庭は少ないはずです。
一般論はあくまでも、最低限知っておかなければならないことや改善のアイディアとして利用しましょう。そうでないと、“標準”を追いすぎて逆に自分たちを苦しめることになります。
お金や教育方針に正解や不正解はあまりないので、それよりも不安の原因を伝えてズレを少しでも合わせていく、それが解消する方法が仲直りのベストな方法だと言えます。
もし不安が解消できなかったとしても、同じ不安を抱えた仲間という意識が出来れば夫婦関係は良くなっていきます。
結婚生活の長さは関係なし!夫婦だって男と女
喧嘩しても仲直りしたいのは愛しているから
結婚して夫婦となって、時間がたつと家族になってしまう部分があります。それでも喧嘩をしても仲直りしたいと思うのは、やっぱり二人の間に愛がそこにあるからではないでしょうか?
だからこそ、旦那さんがよその女を見ていれば腹も立ちますし、無断で夜遅く帰ってきたら浮気しているのでは?と不安になるものです。そういった旦那さんの態度に『もう大っ嫌い!』と言う人もいますが、その後仲直りしたいと思っているうちは、旦那さんの事を愛している証拠です。
もしかしたら、離婚したいけど子供のために我慢して仲直りしたい、というような人もいるでしょう。それはあくまで現状をやり過ごしたいという事。仲直りをして旦那さんに自分を理解してほしいと思うかどうかが、愛があるかの判断に使えるでしょう。
居心地の悪いところにはいたくない旦那心理
浮気や不倫などを旦那さんがしているとつい責めたくなりますし、結婚しているのですから法律的に追及することもできるでしょう。不貞行為を許す必要はありませんので、証拠がある、戦えるという場合はしっかり妻の立場を守ることも必要です。もし子供がいれば、なおさら大切なことでしょう。
しかしタイトルのように、また旦那さんと仲直りをして愛してほしいと思っているのなら、一つだけ気をつけることがあります。
それは、旦那さんは居心地の悪い家にはいたくない、という事です。仕事して帰ってきたら、遅い!何してたの!と責められると自分が悪かったとしても、逃げたくなってしまいます。仕事で疲れて、家でもくつろげないと、どこかよそに安らげる場所を探してしまいます。
そんな時に優しくしてくれる女性がいたら…。あまり責めるとまた浮気を繰り返す可能性が高くなってしまうのがお分かりいただけますか。
浮気を許す必要はないですが、家は居心地がいい場所にしておく必要があるということです。
仲直りしたいなら、人格否定をしない、無視をしない
誰だって浮気をされたら怒りますし、旦那さんを責めたくなります。もしかしたら、話もしたくないかもしれませんね。
でも、やはり仲直りするためにはコミュニケーションをとることが必要です。無視することは最大の人格否定であり、喧嘩は止まったとしても解決はしないため、離婚に至りやすくなってしまいます。
また相手をけなしたり『なんでそんなことも出来ない?』という言い方をすると、旦那さんは否定されたと感じてさらに攻撃をしてくるか、余計にあなたへの愛をなくしてしまうことでしょう。
仲直りをしたいなら、なるべく『私は○○されて悲しかった』という風に、自分の気持ちを伝えるようにしましょう。それも、出来るだけ詳しく、言わなくても分かるだろうということまで包み隠さず話してみてください。
そうすると、旦那さんの心に響きやすくなりますよ。
まとめ
すべての夫婦喧嘩から仲直りするために共通することは、相手を否定しないことです。
きちんと話をしてコミュニケーションをとることで、普段から喧嘩がなくなりますし、もし喧嘩をしても普段から方向性を合わせていれば仲直りも早く出来るようになります。
これからも一緒にいたいから起こるのが喧嘩ですよね。相手の話を聞きちゃんと言い分を認めていけば、旦那さんの態度も柔和になって、上手に歩み寄りが出来るようになります。
年をとっても、仲の良い夫婦は素敵ですね。そんな夫婦になれるように、ちょっと喧嘩後のアプローチを工夫出来るようになるといいですね。