笑えないお酒の失敗談13選!呑み過ぎて記憶がない…まさかの代償とは
2021.02.26
楽しくて、嫌なことなんて忘れられるお酒!みんなとわいわいしたり、仲いい二人でグチりあったり、いろんなものを肴にしながらついついお酒はすすむもの。
しかし!起きたらとんでもないことをやらかしていた、いまどこにいるかわからない、人に迷惑をかけまくっていたなどさまざまな失敗談が人それぞれにありますよね……。
そんなみんなの失敗を知り、自分の体験談を笑いに変えたり、同じような失敗を防げるようにお酒にまつわる話をまとめてみました。
お酒を飲んで大失敗!笑えないほどのエピソード
ここでは、お酒の失敗談のエピソードの中でも、シャレにならないほど笑えない話を集めてみました。読めばお酒の怖さが分かるはずです。
初めてのお酒で急性アルコール中毒に
確か成人式が終わった後の同窓会にて。20歳になってお酒も飲めるようになったのですが、まだ飲酒経験が浅く、自分の限界も知りませんでした。
みんな酒が回って気分も高揚しており、大会場では至るところで一気コールが。それに乗せられ、はやし立てられるがままに相当な量を飲んだんだと思います。
お酒って、後から酔いが襲ってくることを、当時は理解していませんでした。そんなだから「私って案外イケるじゃん?」と、調子に乗っていた部分もあったと思います。
そして悲劇が!記憶をなくして目覚めると、一番最初に見えたのが病院の天井でした。付き添ってくれた親友曰く、急性アルコール中毒で救急搬送されたらしいです。
駆けつけた母親には泣いて叱られるし具合は悪いし、とにかく笑えないお酒の失敗エピソードを作ってしまいました。それ以来、アルコールの摂取量には充分に気を付けています。
路上で目覚めて一文無しに
厳しい家で育った私は、県外の大学へ進学し、親の目から逃れたことで自由と開放感を得て浮かれていたと思います。
毎週のようにサークルのメンバーと飲みに行ってお酒も覚え、そのお金を稼ぐためにキャバクラのバイトも始めました。
その日は同伴で、お客さんと高級料理店で食事をし、お酒も相当進んでいたと記憶しています。ところが、飲み過ぎたのかお酒に何か入れられたのか分からないのですが、目を覚ましたら薄着のドレス姿で道路の上に1人で横たわっていたのです。
いつから眠っていたのか、食事のあとでどうしたのか全く記憶にないだけでなく、バッグの中に入っていた財布が丸ごと消えていました。
幸いにも電池の切れかかった携帯電話だけは残っていたので、知り合いに連絡してお金も何とかなりましたが、せっかくバイトで稼いだ大金が、お酒のせいで一瞬にしてパーになってしまいました。
電車の乗り過ごし
会社の飲み会後。飲み会自体は22時に終わったのですが、その後同期と恵比寿駅にて合流。すでに時間も遅く、軽く一杯だけ一緒に飲むつもりが、短時間で相当な量のお酒を飲んでいたのです。
まだ終電が残っていたので、どうしても座りたくてグリーン車に乗ったところ、急な眠気に襲われ爆睡。はい、案の定ですが乗り過ごしました(終電なのに)。
大急ぎで我を忘れて電車を降りたのですが、気分が悪くなってしまいベンチで休むことに。そして気が付くと眠ってしまっており、約1時間30分が過ぎていたのです。
そして今更、一緒に乗ったはずの同期がいないことに気付きます。降りた駅は赤羽駅。急いで同期に電話をかけました。
「ごめん、間違って赤羽駅で途中下車しちゃった。今どこにいる?」そう聞くと同期は、一度も目を覚まさず終点の群馬県の駅まで行っていたことが分かります。
自分も7,000円のタクシー代がかかりましたが、同期は電車代が35,000円かかっていました。
お酒で大失敗!その他の体験談
お酒の失敗談の短編集です。笑えるものからゾッとするものまで、いろんな話が盛りだくさん!では、お楽しみください。
目が覚めたら、車の横で寝ていました
遠方での飲み会。宿を取るのももったいないので車中泊の予定で、飲む前にちゃんと車に布団を敷いて、準備万端!なのに、朝目が覚めたら車の横で地べたに転がっていました。しかも、自分の嘔吐物が顔の前に……。
キン肉マンになっていた
忘年会で、飲みすぎて意識を失い爆睡。目を覚ましたら腕に「ごめんね」とナゾの文字が書かれていました。なんだろう?と思いながら家に帰り、翌朝になって鏡を見たら、オデコに「肉」と油性のペンで落書きされていました。
ウサギがトラに大変身!
お酒大好きで毎回みんなに迷惑をかけてしまう私。忘年会で、いつものようにグイグイ飲み、とにかく飲み、ひたすら飲んだら、これまたいつものように大虎に変身。
千鳥足で意識朦朧としている私を心配して、夫や仲間が周りを囲んで歩いてくれていましたが、人気の無い交差点の信号待ちで「たーすーけーてぇ~~~!」と絶叫したもよう。警察が駆けつける大騒ぎになりました。
面倒でごめん!
いい気分で焼酎を飲み続けていると、無意識に説教しているようです。クダを巻きまくって「メンドイ」と言われます。でもいいんです。楽しかったことしか覚えてないですから。
バイクが倒れていたので
車で路地裏の交差点を通りかかったら、真ん中にスクーターが転がっており、人間も倒れていました。慌てて、「何があったのですか?!」と声をかけたら、「だいじょうぶだいじょうぶ~」と手をひらひらさせていました。
今思ったら飲酒運転で、警察に通報するべきでしたが、まだ若かった私は、動揺するばかりで大丈夫そうだからとそのまま帰ってしまいました。
デートにて
付き合い始めのころ、大好きなジンをストレートでばんばん飲んでいたら、酔いました。彼と歩いていたときもフラフラの千鳥足。あげくに、道端でオエーと嘔吐。とりあえず、フラれることなくもう10年目になります。
タクシーには迷惑かけなかったけれど
気持ちよく酔っ払い、しかしちょっと飲みすぎたようで帰りにタクシー内で吐き気が。タクシーの運転手さんに、ちょっと吐きたいので停めてくださいとお願いして、二度ほど下りて吐きました。そのうちの一回は、とある会社の駐車場。
翌朝も私の吐いたものはそのままそこにあり、大変申し訳ない気持ちでいっぱいになったものの、恥ずかしくてお詫びに行くこともできませんでした。
夏でよかった
飲み会からちゃんと帰っては来たものの、ものすごく泥酔していた夫。吐いて転んで全身ゲロまみれです。玄関を開けて、夫のその姿を見てあまりの汚さと臭さに、すぐドアを閉めました。
タオルケットを取って来て、玄関の外でガーガー寝ている夫にかけてあげました。真夏でよかった。
なにこのメール?
目が覚めたら、「昨日は来てくれてありがとう!」と言うお礼のメールが届いていました。でも、そのお店に行った記憶がまったくありません。お金は減っていたので行ったのは間違いなさそうですが、本当にきれいに記憶がないのでこわいです。
通報されてしまいました
楽しく飲んで、ほろ酔い気分で、歩いて帰っていたら、よろけてしまって鉢を蹴飛ばしてしまいました。それを見ていたカップルに通報されたようで、警察に囲まれてしまいました。
テキーラの一気飲み
夏にBBQをしていたら友達が持ってきたテキーラ。しかもアルコール度数は90%以上です。すでに気持ちよく酔っ払っていたのもあって、すすめられたグラスを一気飲みしてしまいました!
小さなグラスでしたが、喉に焼けるような痛みを感じたと思ったら、そこから意識がありません。目が覚めたのは翌日の昼で、救急病院のベッドで点滴を受けていました。危うく死ぬところだったかも。
失敗を防ぐお酒のたしなみ方
お酒をたしなむ方法を知っておけば、さほど失敗するようなことは起きないはずです。この項目で触れることを、ぜひ覚えておいて下さい。
「たしなむ」とは
「たしなむ」と言う言葉には、「悪い結果にならないように自分の行いに気をつける」と言う意味があります。お酒も、自分で気をつければおかしな酔い方はしないものです。いくつかのポイントを覚えておいてください。
体調の悪いときは無理をしない
疲労やストレスがたまっているとか、病み上がりのときなどは、あまり飲まないように心がけましょう。普段は大丈夫な量でも、そういうときにはお酒の害を受けやすいのです。
空腹時にいきなり飲まない
胃の中が空っぽだと、いきなりアルコールが吸収されてしまい、酔いが回るのが早くなります。必ず何か、胃に入れておきましょう。
マイペースで飲むこと
アルコールの血中濃度が急激に上がることで、最悪の場合死に至ります。そうならないためにはまず、自分のペースを守ることが大事です。一気飲みや、他の人に煽られてぐいぐいと飲むことは避けましょう。
チェイサーを忘れずに
チェイサーとは、BARなどでは頼まなくても出てくるもので、大半はお水ですが、お店によっては炭酸水の場合もあります。また、人によってはオレンジジュースを飲む人もいます。
ウイスキーの味わいをきちんと感じるための、いわゆる味覚のリセットの意味もあるのですが、アルコール度数の強い飲み物を飲むときに、アルコールの血中濃度の上昇を緩やかにするのが本来の役割です。
要するにアルコール飲料を立て続けに飲むよりも、合間にお水を飲むことで、アルコールの分解を助け、身体を守るのです。
居酒屋さんなどでも、お水をお願いしますと言えば、快く出してくれるお店がほとんどですので、飲みすぎる前に合間に利用してみましょう。
まとめ
ついつい飲みすぎてしまうのがお酒。仲のよい友達との飲み会だとこれがまたいくらでも飲めてしまうから不思議ですよね!でも、楽しいばかりがお酒ではありません。
ご紹介したとおり、飲みすぎると大失敗をやらかしてしまうこともあれば、身体を壊す危険も潜んでいるのです。
「酒は百薬の長」とは、お酒を飲むことによって緊張がほぐれたり気分が良くなったりなどの効果があることから言われています。これを自分の都合のよいように解釈してはいけません。
忘れてはいけないのは「お酒を飲めるのは健康な身体だからこそ」であること。そして、「適量を、適した飲み方でたしなめる」こと。それらが大前提なのです。
どうせ飲むなら美味しく楽しく!が一番です。悪酔いしたりひどい二日酔いをしたりしない飲み方でお酒をたしなみましょう♪