結婚式や同窓会、ちょっとしたパーティなど、アラサーにとっても着る機会の多いワンピース。しかし種類も多いですし、また20代前半の頃と同じ服装というわけにもいかない。後輩と一緒に出席するために多少の差別化をはかりたいなど悩みは尽きません。

ここではアラサーにとってベストなワンピースの選び方についてご説明していきます。しっかりとポイントをおさえることで、大人の雰囲気と可愛らしさを両立させた演出ができるはず。ぜひ参考にしてください。

ワンピースを着てモテる女に！男ウケがよいワンピースの選び方９選

品のある長さ

10代、20代前半の場合、多少短めのワンピースを着ていても「元気がいい」「若々しい」と評価されることも多いですが、アラサーになっても同じ丈のワンピースを着ていると「品が無い」という風に思われてしまうことも。

自分の足の形、肉のつき具合によってこの長さがベスト！というものはあるかと思いますが、それでも膝丈、膝丈より長めのワンピースを選びましょう。

アラサー女子のワンピース選びに必要なものは「品」です。ただし、品がある＝地味というわけではありませんのでその点を誤解しないようにしてください。

露出が多い、色が鮮やか、レースやフリルたっぷりという見た目の可愛さよりも、重視するのは丈の長さやワンピースの質、シルエット。若さだけで勝負していた10代・20代前半から、落ち着きと色気で勝負を始めるのがアラサーといえるでしょう。

デザインよりもシルエット＋上質なアクセ

結婚式や同窓会に着ていくワンピース選びの際に、特に重視したいシルエット。ワンピースの試着は必須ですし、出来ればインターネットでの購入よりも、実際の店舗で購入しましょう。

自分が身体を動かしたときに、どのようなシルエットになるのか確かめることが大切です。人は他人のことをそんなに見ていないとはいうものの、結婚式や同窓会となれば少し話は別。

飲み物をとりにいったり、写真を撮ったりと身体を動かすことも多いもの。その時に、美しくひらりと揺れるシルエット……。素敵だと思いませんか？

また、デザインよりもシルエットとお伝えしたのは上質なアクセサリーとの組み合わせがしやすいというメリットもあるためです。ワンピースがシンプルだからこそ、アクセサリーがさりげなく光り、そしてあなた自身が活きるもの。

クールだけどセクシー

アラサー女子が着ているとかっこいいワンピースはブラックなどのシックなカラー。でも、ただシックなカラーのワンピースを着ているだけだと、暗い印象を与えてしまう可能性もあります。

ブラックなどのワンピースでも、男ウケをしっかりと狙えるデザインがあるのです。それは、背中がざっくりあいたようなワンピースです。

前から見ると普通にシンプルなワンピースなのに、後ろから見ると全然印象が違ってものすごくセクシー。このギャップに男性はメロメロです。とくにうなじや背中を見せることで、男ウケは抜群にいいでしょう。ブラックなどのシンプルなカラーだからこそ可愛いワンピースです。

フリルやレースなどの可愛さ重視は卒業

ワンピースを選ぶ際に、まず目が行くのが華やかな色やシルエット。レースたっぷり、フリルたっぷりのワンピースはとても可愛らしいですが、アラサーになったらそろそろ次のステップに移りたいもの。

フリルやレースが少し入っている程度ならかまいませんが、まずそこに目が行く……というのは、アラサーが着るワンピースとしてはふさわしいとは言えません。

だからといって、女性らしさ、可愛さを捨てる必要もありませんので早合点しないでくださいね。アラサー女子に必要なのはドレーブ感などで魅せるやわらかさ。またシルエットの美しさにもこだわりたいもの。

身体的にも精神的にも一番女性らしさが表にでる時期だと言われているアラサーならではの魅力を見せましょう。

シンプルなデザイン

ワンピースとなると、どうしても派手な柄の物や、シンプルで無いものを選んでしまいがち。

若いころはそれでよかったのかもしれませんが、アラサーになるとあまり柄のあるものは男ウケが悪いです。しっかりと花柄の入ったものや、インパクトのあるロゴやキャラクター物は絶対にNGです。

男ウケを重視するなら、シンプルなデザインがいいでしょう。たとえば、ニットワンピース。すごく上品でかわいらしいのにシンプルで男ウケ抜群です。ふんわりとした可愛らしさがあるのでオススメです。

派手すぎない控えめなカラー

男ウケが悪いのは、派手すぎるカラーのワンピース。ショッキングピンクや真っ赤な色のワンピースは、引かれてしまう可能性があります。

デートなどの待ち合わせにそのような色のワンピースで行くと、一緒に歩きたくないと思われてしまい、そのままドタキャンなんてことも考えられます。

年齢に合ったカラーを選ぶという事はとても大切なことです。シンプルなカラーでも、しっかりと可愛らしさがあるので、大丈夫ですよ。

清楚系で大人っぽい

男ウケが良いのは、やはり清楚系で大人な雰囲気のあるワンピースです。子供っぽくなく、大人っぽさがあり背伸びしすぎていないのが良いですアラサーだからこそ似合う大人っぽいワンピースは、とにかく清潔感があり綺麗で上品。

デートや合コン、同窓会などに大人っぽいワンピースで行くとモテること間違いなし。袖にフリルがついているものや、裾にさりげないレースが施されているデザインは、子供っぽくないのでおすすめです。

正しくセレクト出来るのがワンランク上の女性。TPO別のワンピースの選び方

料亭や高級レストラン

料亭や高級レストランなどに行くときのワンピースは、上品でエレガントなワンピースを選ぶのが良いでしょう。そのため、柄が入ったワンピースなどはNG。あくまでも、ワンカラーのシンプルなワンピースを選びましょう。だからといって、あまりに暗すぎるカラーはダメ。

季節に合わせた華やかで優しいカラーを選びましょう。丈は、正座したときに膝が見えてしまわないような丈が好ましいです。

短いものを着ていくと「なぜこんな場所に丈の短いワンピースなの？」と思われてしまうかも。ワンピースと合わせたヒールを履くことで、上品で華やかさのある女性になります。

デートや合コン

デートや合コンでは、さりげない露出のあるワンピースがオススメです。しっかりと露出されたワンピースはNG。男ウケが悪いので要注意です。さりげない露出とは、胸から上の部分がレースになっているデザインの物や、背中がすこし開いているようなワンピースです。

アラサーだからこそ、魅力を感じられるさりげない露出は男ウケが良いです。シンプルで普通なワンピースなんだけど、セクシーさを兼ね備えていることで男ウケは抜群にいいのです。しっかりと露出するのではなく、あくまでもさりげなくを意識するようにしましょう。

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同窓会

同窓会で男ウケするワンピースは、やはり大人っぽいワンピースです。同窓会という事は学生の時の友人らとの集まりですので、以前とは違った姿を見せることがポイントになります。アラサーになった自分の魅力を最大限にだせるワンピースなので、すごくオススメです。

前までは子供だったけど、今はこんなにも良い大人の女性になったということを魅せることで、男性たちはあなたの魅力にどっぷりとはまります。さりげないレースやフリルなどで、大人っぽさと可愛さを兼ね備えたワンピースもオススメです。

おしゃれ見え！大人のワンピースコーディネート

１．レギンスをプラスしてカジュアルコーデに

アラサーになると、生足を出すことに抵抗を感じる女性も増えてくるのではないでしょうか？冬は冷えが、夏は日焼けや脚の傷跡、シミなどが気になりますよね。

だからといって、ワンピースコーデを諦める必要はありません。レギンスやスパッツなど、ボトムに１アイテム加えるだけで、おしゃれ度はグンとアップします。

近年では、レギンスの素材やデザインも非常にバリエーション豊かで、レギパンなどは単品で着こなす人も。ワンピースから覗くレギンスが、コーディネートのエッセンスになってくれるでしょう。

２．きれい系ワンピをGジャンで崩す

きれい系のワンピースは男ウケも抜群。フォーマルなパーティや、高級レストランなどの大人デートなら、バッチリとキメても問題ないでしょう。

しかし、デートや合コンなどなどのカジュアルなシーンでは、あえて崩すのがおしゃれです。ギラギラし過ぎていると、「気合いの入り過ぎ感」が出てしまったり、「これから披露宴でも行くの？」とばかりに、まわりから浮いてしまったりすることも。

Gジャンやカジュアルジャケットを羽織り、ちょっぴり親近感を持たせる技も知っておきましょう。

３．シンプルなワンピースに柄物ストール

ワンピースはシンプルかつ重ね着コーデのように重たくならず、しかも楽チン。それでいておしゃれに見えるという非常に賢いファッションです。

ただシンプルゆえに、「ストンといていて味気ない」「何か物足りない」という感覚に陥りやすいという点もあります。

そんな時に便利なのが、柄物のストール。無地ワンピースのアクセントに、たった１点で見栄えも変わります。また、「柄ワンピにシンプルストールで」という逆コーデも素敵。

ストールを何点か常備しておくと、ワンピースとのコーデもバリエーション豊かなものになるでしょう。

４．アウターをウエストに巻くのが上級者テク

カジュアルなワンピースに、シャツやパーカーを羽織るアメカジスタイルの延長で楽しめるのが、アウターの腰巻コーデ。ウエスト部分に巻くと痩せ見え効果があり、ワンピースで体型隠しをするよりもずっとおしゃれを楽しめます。

お尻を上手くカバーし、ファッションに色味と変化をもたらしてくれます。気候の変動が大きい季節には、羽織ったり腰に巻いたりと、臨機応援にコーデを変えるのもありでしょう。

５．ライダースジャケットを合わせて強い女風に

矢沢あい作の「NANA」という漫画で、主人公の大崎ナナが赤いワンピースにライダースジャケットというパンクファッションを着こなしていました。

「辛目のファッションが好き」「パンク要素を取り入れて個性的にキメたい」という人には、ぜひ試して欲しいワンピースコーデです。ライダースジャケットの色によって、辛口加減は調節できます。

「あまりゴツゴツしたパンクファッションは苦手」と思ったら、茶系や白のライダースジャケットをチョイス。キレイ目ワンピースが、一気にカッコいい女系のファッションに変身します。

６．キャミワンピにトップスで露出控えめに

夏の海にぴったりなのが、キャミワンピ。でもアラサー女性ともなると、思い切り腕や肩を露出すると、「エロすぎないかな」「見た目寒そう」など、気になることも。

外では日焼けが気になったり、店内ではエアコンが効き過ぎて寒いと感じたり、「もう10代みたいにはっちゃけた露出は卒業したい」と感じたりしている女性も少なくありません。

そこでおすすめなのは、キャミワンピにTシャツやカットソーなど、トップスをプラスするもの。冬場はワンピースにセーターなどを合わせて応用できます。

ワンピースの上部分は隠れるので、スカートとして見せることができます。ファッションの幅も広がりますね。

７．無地ワンピにシャツワンピのWワンピコーデ

さらにまわりと差をつけたいなら、ワンピースonワンピースというダブルコーデを着こなしてしまいましょう。

例えば無地のシンプルワンピースに、ボタンで脱ぎ着できるチェック柄のワンピースを羽織る。薄めの生地のワンピースに、ボタン全開でシャツワンピを重ねるなど。

さまざまな組み合わせを楽しんでみて下さい。

大人女子向け！季節別モテコーデ例

春：花柄ワンピース

花柄のワンピースは、１枚で着るとガーリーな印象を与えるので、アラサー女子にはちょっと甘すぎるかも？それでも、着られないことはありません。

春コーデなら、まだ肌寒いことを利用してアウターで大人な印象をプラスすれば大丈夫です。花柄のワンピースに合うアウターは、デニムジャケットやカーディガンですが、アラサー女子にはカーディガンがおすすめ。

ワンピースがロング丈なら、カーディガンはロングでもショート丈でもどちらでもOK。ロング丈にする場合は、ワンピースが少しタイトなデザインでないと体型がぼてっとして見えてしまうので注意してくださいね。

暗めの色のワンピースなら、ゴールドのアクセサリーをプラスすることでグッと落ち着いた大人の雰囲気が増しますよ。足もとはパンプスで女性らしさをアップさせておきましょう。８cmくらいのヒールだと、ロングワンピでも野暮ったく見えず、シルエットがスッキリしますよ。

夏：シャツワンピース

そのまま１枚で着たり、羽織って着たりと使い回しができるシャツワンピは、夏のモテコーデにも大活躍してくれるアイテムです。夏に着るシャツワンピなら、寒色系の色がおすすめ。ネイビーや、グリーン、ブルーが入った色を選ぶと、涼しげな印象を与えます。

シャツワンピは、シルエットがゆったりしているもが多いので、ベルトをして細魅せ効果をプラスした方が良いです。中にはベルトがついているシャツワンピもあるので、コーデに自信がなければ、元からベルトがついているものを選べばいいでしょう。

ネイビーやブルーなど濃い色一色のワンピースの場合は、サンダルやパンプス、バッグなどの小物に白をチョイスすると一気にこなれ感が出ます。

秋：ベロアワンピース

光沢のある生地なので、自然と艶っぽさが出るのが、ベロアワンピースのお得なところ。これに嫌みのない色気のあるシルエットをプラスできれば、秋のモテコーデは完璧です。

シャツワンピ型のものが多いので、ウエストにきちんとくびれができるようなデザインのものを選びましょう。生地が重たい分、シルエットがもったりしていると、スタイルが悪く見えてしまうので気をつけて下さいね。

涼しくなってきたら、ロングのベロアワンピにブーツという組み合わせも大人の女性らしい落ち着いた雰囲気を演出できますね。生地自体がひとつのアクセサリーのように光沢があるため、アクセサリーはあまりぎらぎらしたものはつけず、控えめにしておいたほうが上品に見えます。

冬：白のニットワンピース

冬の男性ウケナンバーワンコーデともいえるのが、ニットワンピです。特に、男性からの不動の人気を誇るのが、“白”。女性らしさや、柔らかい雰囲気、清純そうなイメージを持った白と、フワフワ/モコモコのニットの相性は、モテコーデの強い味方なんです。

色と素材が決まっているので、あとはデザインですが、オフショルで少しデコルテを見せるようにしたり、Vネックで背中や胸元が見えたりしても、素材のせいでそんなに下品な印象も受けないのが便利なところ。肌を少し見せると、セクシーな印象を与えることができます。

一方で、タートルネックのニットワンピも男性からのウケがいいアイテム。その場合は、少し丈を短くして、露出のバランスをとりましょう。白は膨張色なので、上からしたまですべて隠していると、スタイルが悪く見えてしまうこともあります。

首回りが開いているワンピースだったら、スヌードを使うのもおすすめ。ベージュのスヌードをプラスすることで、色味に変化を与えるだけでなく、女性らしい柔らかな雰囲気が一層増します。

こなれた雰囲気を崩さないために…ワンピースを着るときに気をつけることとは？

季節感に気をつける

ワンピースを着るときに気をつけたいことは、季節感を忘れないということです。季節感がないと、全くオシャレに見えないので要注意。

たとえば、真冬なのにひまわりの柄のワンピースを着ていたり、夏なのにセーターのような生地のワンピースを着ていたり……。季節感がないと思われてしまいます。

季節に合ったデザインにすることは、とても大切なことです。ワンピース１つにしても季節と合わせたデザインを心がけるようにしましょう。

露出が多すぎる

ワンピースを着るときに気をつけてほしいことは、露出をしすぎないという事です。男性の居る場所に行くときは、出来るだけ露出をしたほうがモテると思っている人がいますが、これは間違いです。

露出が多いと、逆に引かれてしまったり、軽い女だと思われたりしてしまいます。さらに下品だと思われてしまうこともあります……。

胸元のざっくり開いた服や、やたらと露出の多いものはさけるようにしてくださいね。さりげない露出はいいですが、行き過ぎるとあなたの価値も下がってしまうかも。

丈が短すぎる

丈が短いワンピースって可愛いですよね。男性もきっと喜ぶだろうと、丈をいつもより短くする人も少なくないはずです。でもこれはNG。品がなく、上品に見えないので非常に男性ウケが悪いです。

丈は短ければ良いという訳ではありません。男性は女性のワンピースに対して短さは求めていないのです。

丈は短すぎず膝下くらいの上品さがある長さが良いでしょう。アラサーならではの丈の長さは、男性から見ても魅力を感じます。長いほうが大人っぽくて上品に見えますよ。

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まとめ

いかがでしたか。アラサーでのワンピース選びに限らず、年齢があがるタイミングでどのように服を変化させるかという点は、永遠の悩みです。今までの自分の好みもあるため、もっとこの服を着たい！

でも似合わなくなっている気がするというジレンマもあることでしょう。確かに、全く同じワンピースを着続けることは難しくても、その好きなワンピースの何か一部分、色やデザイン、ワンポイントなどを取り入れ続けることは可能です。

アラサー女子になることは色々なことをあきらめるということではありません。ぜひ新たな服の選び方を楽しんでください。