前髪セット方法5選!コテとストレートアイロンどちらを使うべき?道具別アレンジ紹介
2019.11.28
毎日のセットや朝のスタイリングに欠かせないコテやアイロン。女性にとって身近な道具ですが、使ってはいるけど違いがよくわかっていなかったり、アレンジごとに使い分けることができていなかったりということが案外あるものです。
コテやアイロンを使うと、一見難しそうに見える髪型も簡単なテクニックでできたりします。よりかわいい髪型にするためにも、この2つの特徴を更に知って使い分けてみませんか。
深く知れば知るほど、上手にアレンジができたりかわいい髪型にすることができたりします。どのようなアレンジができるのかチェックし、アレンジの幅を増やしてみましょう。
コテとアイロンの違い
ヘアアイロンとコテの違い
似ているようで用途が異なるコテとアイロン。違いを知って上手に使い分けられると、もっとかわいい前髪にできますよ。
アイロンは髪に接する面が平坦になっており、コテはカールできるよう棒状になっています。
アイロンもコテも、どちらも熱の力でキューティクルを変化させ、ストレートにしたり、カールさせたりするためのヘアスタイリング用品です。
さらにアイロンには、ストレート用ヘアアイロン、カール用ヘアアイロンがあるので、ストレート用をアイロン、カール用をコテというように分類することもあり、つまりカール用アイロンとコテは同じものということになります。
これらは用途によって使い分けすることでなりたい髪型にアレンジすることができます。
どのような使い分けをすればいい?
カールしたり巻き髪を作ったりしたい時は、コテやカール用アイロン、まっすぐストレートに伸ばしたり微妙に内巻きにしたりしたい時は、ストレート用アイロンといったように使い分けます。
どちらも髪の毛を熱版挟んで少しずつ滑らすように動かし、形に添ってまっすぐ落としたりくるっと回転させたりします。
コテ、カール用アイロン、ストレート用アイロンを使う場合も、きれいに仕上げるにはかける前にブラッシングしておくことがポイントです。
また、一度にたくさんの量の髪の毛をかけようとするとまとまらず不自然な仕上がりになります。
それを防ぐためにも、前髪・トップ(つむじ周り)・後頭部をそれぞれ左右に分けブロッキング するようにしましょう。
高温の熱でダメージを与えてしまうのが心配だとは思いますが、逆に低温にすると思い通りにくせがつかないので何度もあてることになったり、あてたまま止めることになったりと、その方がより髪に与えるダメージが大きくなってしまう可能性があります。
理想の温度としては160~180程で、止めずに1度通らせるようにしましょう。ダメージを防ぎたい人は、スタイリング剤を使用してダメージ軽減しましょう。
コテとアイロンそれぞれの使い方
コテでカールさせるコツ
なりたい前髪に合わせてコテとアイロンを使い分けてかわいらしいアレンジに挑戦してみましょう。
小顔効果のあるふわっとした前髪や清楚な流し前髪など、コテとアイロンを使えばバリエーション豊かにアレンジできます。
カール用のアイロンとコテは、丸い棒状をしており、大きく分けて26ミリ・32ミリ・38ミリ という太さの種類があり、巻紙の形によって使い分ける必要があります。
例えば、セミロングでゆるいカールをつけたいなら32ミリのコテが合います。それより髪が長いなら38ミリの方がゆるいカールが上手につけられます。
反対に、ショートヘアでカールをかけたい人には、26ミリの細めのコテが向いています。またセミロングでも、小さくところどころにカールを付けたい時は26ミリがおすすめです。
髪質が 太く硬い人は細めのコテ、髪質が 細くて柔らかい人は太めのコテを使うときれいに仕上がります。
コテの使い方に慣れてきたら違った太さのコテを組み合わせ撒いていくと、ゴージャスで華やかな雰囲気に仕上げることができます。
ヘアアイロンでストレートにするコツ
ストレート用のアイロンは、髪にあたる板の部分が平らなデザインになっています。
細めのコテを使うこともできますが、前髪のような短い毛 はアイロンのほうがはさみやすいです。アイロンははさんで伸ばすだけでくせがつくので、前髪を流すのもとても簡単にできてしまいます。
アイロンで作った髪をキープするには、コテと同様ブロッキング することが大切です。面倒な気がしますが、ブロッキングの一手間を加えるだけで持ちが変わってきます。
ヘアアイロンでできる髪型アレンジ
ストレートの基本的な流し前髪
ストレート派に支持されているアイロンでは、前髪のアレンジがしやすく、まっすぐにするだけではなく少し角度をつけることもできるのが特徴です。
サラサラのストレートな前髪はいかにも女の子らしく、清楚な雰囲気になります。前髪をぱっつんにしている人でも、アイロンでちょっとだけ整えておくと柔らかさが出て好感度アップが狙えます。
自然に流したような前髪にするには、まず根元をスタイリング剤などで濡らし、流したい方向と逆方向 に引っ張りながらドライヤーをあてます。
その後、アイロンではさみ毛先までスライドさせながらおろしていきます。
ここで、毛先の部分に来た時少しだけ手首を内側にひねり自然なカールを作ることもできます。
もしも前髪の量が多いなら、上と下とでブロッキング してからかけていきましょう。一度アイロンをかけて前髪のカールが弱かった場合はもう一度同じやり方で巻けば大丈夫です。
これで斜め前髪が完成します。前髪の量が少ない人はよりふわっとしやすいので、髪の量に合わせて角度を調節するようにしてください。
前髪が重めの人は、一箇所にアイロンを置いておく時間を短くした方がきれいに仕上がりやすいです。
ワンカール前髪
ストレートより角度が付いてふんわりした前髪もアイロンで作れます。
まず前髪を上下二つに分け、下段から始めます。最初に髪の根元からアイロンをいれます。
この時、前髪を挟んだ指で髪を丸くたゆませながらアイロンをいれるのがコツです。
丸みをつけるように、アイロンを毛先まで滑らせて移動させ、毛先まで到達したら静かにスッとアイロンを抜きます。
次に眉上の部分は、カールをしたいならここを先ほどより強めに 巻くようにしてください。先ほど2つに分けた方の上の部分をはずして巻きましょう。下段より、根元より毛先に近い部分にアイロンを入れて丸みをつけながら巻きます。
毛先まで移動させ、最後毛先を通るときはしっかりカールができるように巻きましょう。これで上段も巻けました。
上と下にカールがついたら、上段・下段 に分けていた髪を手でつまみながら馴染ませます。
そしてそこから分け目を作り、左右の毛先を流したい方向に向けて曲げていきます。
コテでできるアレンジ方法
流し前髪
アイロンではストレートな前髪やふんわりとした前髪を作れますが、コテではよりカールの強い前髪を作ることができます。コテで作る曲線的な前髪は女性らしくて印象もよくなります。
アイロンでもできますが、前髪が長い人やよりふんわりさせたい人はコテを使った方がいいでしょう。
きれいな流し前髪にするには、まず前髪を平ら にさせることが重要ですので、くせがついてしまっていたら整えましょう。
髪の根本をスタイリング剤などで濡らしてなじませた、流したい方向と逆方向に引っ張りドライヤーでブローします。
そして次は流したい方向にブローして根元のクセを補正しましょう。
このコテをかける前のブローで、寝ぐせや、朝起きて前髪が割れてしまった時もすぐに直すことができますし、ふんわり感を長持ちさせることができるので忘れずやりましょう。
コテを使う前にダメージ予防のためとくせづけしやすさのためにスタイリング剤 をつけクシでとかしておきましょう。
コテを温めたら前髪を挟んで、根本から滑らせて毛先まで流します。流す時は、一か所につき2秒ぐらい置いてから流したい方向にすーっと滑らせます。
仕上げにハードタイプのワックスを人さし指と親指とで伸ばし、前髪の毛先だけつまんでにつけておくと自然な形を長時間キープできます。
くるフワ前髪
斜め前髪にしている人は多いですが、ストレートな前髪のままではぺったりしてしまい落ち着いた印象 になってしまいます。
ゆるやかにコテで巻いて髪の毛に動きをつけるには、くるっと軽くコテを当てて自然なカールを作ることがポイントです。仕上げにワックスをつければキープしやすくなります。
ふわっとした前髪にするには32ミリのコテがおすすめです。前髪が長めの人の方がこの前髪に挑戦しやすいです。
まず、コテは100度前後で前髪を全てはさみ、毛先を3ミリほど残してくるりと回転させ、そのまま流す方向に流しながらはずします。それを手で流すだけで自然なカールがついた前髪になります。ここからさらにカーラーを巻くと長時間キープできます。
カールアレンジの斜め前髪
この前髪では28mm などの、細めのコテを使うのがおすすめです。
まず前髪だけ残し、ポニーテールを作っておきましょう。
前髪全体をコテで外巻きに巻いて、その後斜めに流すような曲線をイメージしながらもう一度巻いていきます。
次に前髪をセンターで2等分し、それぞれ外巻きに巻き、全体的に巻いてから、もう一度2束に分けて巻くこと曲線がしっかり出るようになります。
最後にスタイリング用のスプレーで固定すれば完璧に仕上がります。
おすすめヘアアイロン&コテ6選
おすすめヘアアイロン:パナソニックEH-HS9A
水分たっぷりの「ナノイー」が瑞々しい髪を一日中キープしてくれるので、熱による痛みを気にする人におすすめです。温度調節も130度~200度まで五段階選ぶことができ、髪を傷つけない自分に合った温度で、前髪をセットすることが出来ます。
メーカー:Panasonic
発売日:2018年5月1日
希望小売価格:オープン価格
ホームページ:パナソニックEH-HS9A
おすすめヘアアイロン:AGETUYA「アゲツヤプロ」
最高で220度まで上がるチタニウムプレートを採用しており、わずか30秒ですぐに温まるため、朝の忙しい時間に最適です。
本体も小さめなので、お出かけ先や旅行にも持っていきやすいサイズ感。前髪をちょっと直すにはちょうどいいヘアアイロンです。
メーカー:AGETUYA
発売日:2019年1月18日
希望小売価格:2,980円(税抜)
ホームページ:アゲツヤプロ(楽天サイト)
おすすめヘアアイロン:ヴィダルサスーン「Magic Shine(マジックシャイン)」
二段階調節出来るスチームで、綺麗なストレートを短時間で仕上げることが出来ます。特に髪の痛みが気になる人は、スチームの量を多めにして、じっくり時間をかけたスタイリングをすると良いでしょう。
メーカー:ヴィダルサスーン
発売日:2017年11月1日
希望小売価格:オープン価格
ホームページ:Magic Shine
おすすめコテ:パナソニック「ionity(イオニティ)」
フッ素コーティングされているので、髪通りがなめらか。マイナスイオン効果で、髪へのダメージが気になる方にもおすすめです。
温まるまでの時間も早く、価格も手ごろなため、初めてコテを買う初心者の方にはピッタリですね。
メーカー:Panasonic
発売日:2014年4月21日
希望小売価格:オープン価格
ホームページ:ionity
おすすめコテ:ホリスティックキュアーズ「HOLISTIC CURE(ホリスティックキュア)」
こちらは巻きやすさにこだわったプロ仕様のコテです。数種類の天然鉱石とミネラルをプレートとパイプに加工してあるため、艶々とした美しい髪に仕上がります。
海外でも使えるので、旅行先にも持っていきやすいですね。
メーカー:ホリスティックキュアーズ
発売日:2017年2月3日
希望小売価格:15,000円(税抜)
ホームページ:ホリスティックキュア カールアイロン
おすすめコテ:丸隆「LAVIEL」
熱伝導率の高いチタンコーティングで、温まるのがとても速いのが特徴です。温度調節はなんと11段階!
希望の温度になったら教えてくれるアラーム機能や、自動で電源オフしてくれる機能もあるため、朝バタバタしているという人にもおすすめです。
メーカー:丸隆
発売日:2018年7月7日
希望小売価格: 4,980円 (税抜)
ホームページ:LAVIEL
まとめ
斜め前髪やふわっとカールした前髪も、アイロンとコテで簡単に作ることができます。コテやアイロンの使い方や使い分け、コテの太さも理想とするスタイルによって違ってきます。まずは自分がどんな髪型にしたいかイメージしてから使うようにしましょう。
どちらもストレートやカールなど適性があるので、服装に合わせて髪型を変えるなどおしゃれを楽しみたい人は両方持っていた方が便利かもしれません。
コテとアイロンを使った簡単なアレンジでかわいい髪型のバリエーションを増やしていきましょう。