霊能者になるには?能力を鍛える方法5選!素質は精神統一や幽体離脱、瞑想で育つ?
2018.02.13
世の中には『霊能者』と言われる人々がいます。神秘的な力を持つ霊能者は、ある種の憧れの存在ですね。中には霊能者になりたい、霊能者のように神秘的な力を持ちたいと思ったことがある人もいるのではないでしょうか?
非科学的と批判もある霊能力ですが、実際のところ霊能者の存在とはどういう人なのでしょうか?また、そもそも霊能者になることはできるのでしょうか?今回は、そんな霊能者になりたい人のために、役立つ情報をご紹介します。
ちょっと気になる神秘的な世界に、あなたも足を踏み入れてみませんか。
霊能者とは何が出来る人?
世間のイメージでは、透視や除霊、占いが出来る人
あなたが霊能者をイメージした場合、どんな人を思い浮かべますか?
全国的に知名度があるのは『沖縄のユタ、東北のイタコ』と呼ばれる人たちです。これらの霊能者は、悩みを相談しに来た人に、“神や亡くなった人からの言葉”を伝えてくれます。
その言葉には、悩みの本当の理由が含まれていたり、解決方法が含まれることがあったり、はたまた、未来予言があったりして、相談者の悩みを解決に導いてくれています。
また、『霊感タロット占い師』など、その神秘的な力を使って占いをする人もいますし、霊障(霊による体調不良や生活トラブル)を解決するために『除霊を行う人』も、霊能者として見られています。
その他、裏返したカードに書かれているものを当てるような『透視能力者』、『オーラを見ることが出来る人』も一般的には霊能者と言われています。
つまり、世間の人からは、
『ちょっとスピリチュアルな不思議なことができる人 = 霊能者』
と思われていることが多く、手品師や心理操作が上手い詐欺師なども霊能者として一括りにされて、胡散臭いなどと言われることがあります。
実際の霊能者は『何かを感じるだけ』という人も
実際の霊能者とはどのような人達なのでしょうか。
もちろん、霊能者として日々困った人を助けて活躍する人もいますが、実際には『霊がいるのを感じるけど除霊なんて出来ない』『予知夢を見るけど、だからと言ってどうにもできない』という人もいます。
能力がありながらも、それを活かせないため逆に困ってしまうという霊能者がいます。
霊能力を活かせなくても霊能者であることに違いはないのですが、周囲の人に話してしまうと白い目で見られるので隠している、という人もいます。
あなたが目指す霊能者のイメージは?
一口に霊能者になりたい!と言っても、そのレベルや出来ることは様々です。
あなたは、どのような霊能者になりたいですか?
- ●占いで未来予知ができるようになりたい
- ●遠く離れた人の気持ちがわかるようになりたい
- ●幽霊を見てみたい
- ●神と交信して、世間の困っている人を助けたい
まずは自分が霊能力でどんなことをしたいかイメージを持ちましょう。そして、なりたい霊能者になるために何をするべきかを見ていきましょう。
霊能力の素質がある人はどんな人?
生まれつき霊能力があるのは遺伝の影響も
まず、霊能者には二通りの人がいます。
- ●生まれつきの霊能者
- ●後天的に霊能力がついた霊能者
生まれつき霊能力があるという人には、親兄弟など家族にも同じような能力があるというケースが多々見られます。遺伝的に霊能力が備わっているということです。
家族に霊が見える、不思議な力があるという人は、自分にもその能力が受け継がれている可能性が高いと言えるでしょう。
またこのように遺伝的に能力が高くても、その力をコントロール出来ないと日常生活で困ること(※)もあり、実際は霊能力を生かすためにも消す(セーブさせる)ためにも、修行などをすることがあります。
- (※)霊が寄ってくるけど何も出来ない、未来が見えるけど3秒後なのでどうしようも出来ない、など
後天的に霊能力が出てくるのはどんな時?
また霊能者の中には、ある日突然霊能力に目覚めた!という人もいます。
そのように後天的に霊力を手にいた人の多くは、病気やケガで臨死体験をしたことで霊的な力が開花しています。その時に、幽体離脱をして霊能力がついたという方もいます。手術中に手術されている自分を見ていた、などテレビで見たことがあるのではないでしょうか?
しかし後天的に霊能力がついた場合は、それまで無かった力、突然出てきた力なので、どう対処して良いか分からず、しばらくは戸惑いながら生活を送ることになるようです。
突然能力目覚めた、という人の中には、実は生まれつき霊能力があったのに気付いてないまま生活をしていたという場合もあります。
有名な霊能者に「あなたは霊能力がありますよ」と教えてもらったり、ある誕生日を境にスピリチュアルなことが身の回りに起きるようになったというケースがあります。
先天的でも後天的でも、自分の持つ能力が強くなって表れて来た時に霊能者として開花するのです。
諦めないで!自分のスピリチュアルなところに気付こう
では、霊能力がない人は霊能者になれないのでしょうか?
実はそうとも言い切れないのが実情です。確かに、これまで霊能力と無縁だった人は簡単に霊能者にはなれません。でも、諦める必要はありません。人には何かしらの“霊感”があるものです。
思い出してください。以下のようなことはありませんでしたか?
- ●何か嫌な感じがすると思ったら、その日ケガをした
- ●くじを引くときに今日は当たりそうという予感があった
- ●この道には“何か”いる気がする
- ●初めての場所なのにデジャブ(既視感)を感じた
いわゆる“勘”というレベルのことでもいいので、思い出してみてください。こういったことは、日常生活でよくあるのではないかと思いますが、実はスピリチュアルな能力の糸口になるものです。
動物は、霊的な“何か”を感じるといいますが、人にも普段は眠っている能力があります。それを霊能力として認識していないので、自分は霊能者ではないと思っている人は多いのです。
まずは、自分の持つ勘を見つめなおしてみましょう。
霊能力を鍛える方法5選
高度な霊能者にはなれなくても、霊感をつけられる可能性がある
神や亡くなった人との交流は、かなり高度な霊能力があったり厳しい修行を積まないと出来ないものです。
沖縄のユタの文化には『サーダカンマリ』『セイダカウマリ』(=性高産れ)と言う生まれつき霊能力がある人を指す言葉がありますが、ユタの中で最も力が強いとされています。他も同じように、修行で霊能力を得たとしても生まれつき霊能力がある人には敵わない場合がほとんどでしょう。
ですが、元々持っている自分の力に気付き、その能力を伸ばしていけば、なりたい霊能者に近づくことが出来るかもしれません。
これから、5つの方法をご紹介しますので、信じて試してみてください。
1瞑想で精神統一をする
瞑想とは、静かな環境で目を閉じて集中したり心を静めることです。
瞑想をすることで、集中力が高まったり感受性が強くなったりするという効果があります。霊能力を高めるためには、落ち着いた精神を手に入れて、強くしなやかな心が必要です。
普段からヨガなどで瞑想をしている人には簡単かもしれませんが、慣れていないとなかなか思うように瞑想をすることが出来ません。段階的にリラックスして瞑想が出来るように、これからコツをお伝えします。
- 1、まずは環境を整えます。適温、無音(リラックスできる音楽は可)、無臭、リラックスできる恰好をして、瞑想中に意識がそれる原因になるものを排除します。途中で時間が気になってくるので、タイマーなどをセットしておくのがおすすめです
- 2、続いて座りますが、背筋が真っ直ぐな良い姿勢が保てる座り方にします。胡坐をかいてもよいですし、椅子に座っても大丈夫です。手は、両手を組むか、手のひらを上に向けて太ももの上に置くのがおすすめです。
- 3、目を閉じて、ゆっくりと呼吸をします。なるべく肩が動かないように鼻から静かにゆっくりと息を吸いこみます。腹式呼吸が良いとされますが、慣れないと難しいので最初は意識をせず、ゆっくり呼吸をすることだけに気を付けてください。息を吐くときもゆっくりと鼻から全部吐き出します。
- 4、最終的には、何も考えないような『無』の状態を目指すのですが難しいものです。呼吸に集中するか、おなかや眉間に球体をイメージするなど、特定のものに意識を向けるようにします。途中で雑念が出てきますが、それも勝手に消えるまでは受け止めてください。どうしても雑念が消えていかない場合は、目を閉じたまま手を少し動かしてみます。
- 5、最後瞑想が終わる時にも、呼吸を止めずにゆっくりと目を開けていきます。いきなり立ち上がってはいけません。ゆっくりと背伸びをしてから立ち上がります。
難しく感じるかもしれませんが、まずはリラックスして、自分の思考と向き合うことです。瞑想を続けて慣れてくると自然に何も考えないようになります。
2人のために役に立つにはどうすれば良いか考える
霊能力を手に入れるのは何のためですか?
良い霊能者は自分のためにその力を使うことはしません。霊能力とは心や精神の世界と関わることですが、人としての高みを目指すことが、結果的に霊能力を高めることにつながっていきます。逆に、自分自身のために努力を重ねても、そのエゴから、思うような霊能者にはなれず、さらに人生も悪いほうへ進んでしまうことでしょう。
また、『邪心は悪いものを呼ぶ』と聞いたことはありませんか?普段から人のためにどうするのが良いか考えながら行動すれば、自分の内面が成長し、良い霊能力に恵まれるようになります。
人の役に立ちたいという思いと行動こそが、霊能力を手に入れ、ひいては自分の幸せにもつながっていきます。
3霊能者に会う
先ほどもお伝えしましたが、力のある霊能者の中には人の霊能力に気付き、『あなたは気付いてないようだけど、霊能力がある人ですよ』と教えてくれる人がいます。教えてもらったことで、自分の秘めた力に意識が向き霊能力が開花する場合があります。
また、霊能力がある人と一緒に行動することで、霊的なものへの意識が高まりますし、人やスピリチュアルなものへの対応の仕方など勉強になることが多々あります。弟子入りするという手もあるでしょう。
それに、自分が霊能力を手に入れたとしてもその力をうまく扱えずに困った場合に、相談できる仲間や先輩がいると安心できます。
4パワースポットに行く
自分の感性を高めるためにも、パワースポットをめぐってみてはいかがでしょうか?
もちろんただ観光するだけでは霊能者になれませんが、自然の力や目に見えないものを感じたり、自分の感覚を磨くように意識を研ぎ澄ませてみるとよいでしょう。
パワースポットでは、一般的には不思議に思うようなことが実際に起きていますよね。そういったことを体験するだけでも良い経験になります。
5修行に行く
一番本格的な方法は、実際に修行に行くことです。
占い師になりたい場合は専門の学校があるので通うことで、占いをする力が身に付きます。一部のお寺や神社では霊能力を高める修行を行っているところがあります。
修行の場合、長い場合は数か月から数年かかることもあり大変に厳しいものです。霊能者になれたらいいな、程度の軽い気持ちで行くような場所ではありません。
まとめ
霊能者になるには、まず見えないものを否定してしまう思考を変え、自分の『感じる力』を信じることです。
霊的なもの、自然、時の流れなどをしっかり感じて、自分の感性を磨き、人のためになる霊能力が身につくとよいですね。