意中の男性にボディタッチされると舞い上がるほどに嬉しくなりますよね。人によっては、もしかしたらボディタッチ一つで、この後の食事が入らないという方もいらっしゃるかもしれません。

しかし考えた事はありますでしょうか、逆に女性から男性にするボディタッチとは、どういったところが嬉しいと感じられるものなのだろうか…今回はそれがテーマです。

男性からのボディタッチで女性心理が揺れるように、その逆もまた然りです。果たしてそれはどういった場所に触れるなのでしょうか。

そもそもボディタッチはなぜするのか

恋愛観からしてそもそも男女で違う

筆者の別記事でも触れましたが、恋愛における価値観といいますか、考え方といいますか、そういったところも男性と女性とでは明らかな違いがあります。

女性が内面や感覚といったあたりを重視して恋愛を進めるのに対し、男性は物理的、外面的といったところを重んじて、恋愛を進行させる傾向にあります。

ボディタッチでも男女で違う

したがってボディタッチも同じような違いが出ます。女性は単にライトでカジュアルな意味合いを持つものと恋愛モードでのそれというのがあり、それがどちらを示しているのかが全くわかりません。

そのため男性がその真意を掴めなかったり、好意があるのかと勘違いしてしまったりするといった事が起こります。

逆に男性の方が明確に態度として現れます。メールなどでもそうですが、  例えば、何かのタイミングで泣き付かれる事があったとしても、好きな女性でない限り、抱きしめる事はまずありません。

そもそも「ここで抱いちゃうと女性を傷つける」という思いの男性もいるかもしれませんが、（そんな男性に出会った事がある方はある意味でラッキーですが）そう思ってなくとも、本能的にそういう軸を男性は持っているんですね。

時にボディタッチは危険である

小手先のボディタッチで男性を振り向かせる事は可能かもしれませんが、場合によっては危険を冒して自らをセックスフレンドへの道に導いているも同然という状況が生まれるのも事実です。

男性の性欲処理は、女性に例えると「用を足す」ような感覚だという話を聞いた事があるかと思います。そういった目で決して見られたくなどないのが女性ですよね！その思いを大切にする事から始めましょう。

適切なシチュエーションで、適切なボディタッチをする事が、清らかな恋愛のスタートを切る、そうは思いませんか？

彼氏がくすぐってくる理由と心理６つ

かまって欲しい

二人きりで過ごしている時間なのに二人とも全く違うことをして過ごしている。そんな時間に退屈さを感じてしまった彼が、あなたにちょっかいを出してかまって欲しいというサインを出すためにくすぐってくるということがあります。

「ねえ、遊ぼ」と声をかけるだけではなく、身体でぶつかっていってしまえということですね。くすぐってあなたにちょっかいを出すことで“かまってほしい”という気持ちを表現しているのです。

彼女の笑った顔が見たい

くすぐられると、つい笑顔になってしまいますよね。相当機嫌が悪いときでなければ、くすぐられて無表情でいられることはないでしょう。彼がくすぐってくるのには、あなたの笑顔が見たいからという理由があるのです。

冗談を言って笑わせるのはなかなか難しいこともあります。滑ったら余計に空気がひんやりしてしまいますからね。「彼女の笑顔が見たい！」と思い、確実に笑わせるのであれば、彼にとっての一番手っ取り早い方法が“くすぐる”という行動なのです。

彼女の困った顔が見たい

これは、彼氏がドSだった場合に多いのですが、彼女を困らせたい、苦しめたいと思ってくすぐることもあります。

もちろん、苦しめたいといっても、悲しませたいとか、辛い思いをさせたいと思っているわけではありません。ただ単純にくすぐったがって苦しんでいる彼女を見たいだけなのです。

「やめて！」と言いながら笑い転げ、苦しんでいる彼女を見て、ドS心をくすぐられてるだけなんですね。

自分の純粋な面を見せたい

まるで子供のように純粋な自分の一面を“くすぐる”という行為で彼女にアピールし、「可愛い」と思って欲しいと考えている場合もあります。無邪気に彼女をくすぐってはしゃいでいると、彼女が自分のことを可愛いと思ってくれるのではないか？

その感情は、ただ単に、彼女に甘えやすい環境を作りたいという心理から生まれていることがほとんどです。

彼女の機嫌をチェックしている

「あれ？もしかして今日機嫌が悪い？」なんて、彼女の態度を見て不安に思った彼氏は、自らがリトマス紙となり、彼女の機嫌を身体を張ってチェックすることがあります。その方法の一つが、彼女をくすぐるという行動なのです。

そこで彼女が「やめてよ～」と言いながらも笑って対応してくれたのであれば、機嫌がいいんだなと判断できますし、そこで彼女が不機嫌そうに自分の手を振り払おうものなら、機嫌が悪いんだ、何でだろう？と考え込んでしまうかもしれません。

いちゃいちゃしたいから

エッチをスタートさせるためのきっかけにくすぐるという行動に出ることもあります。もっとイチャイチャしたい、もっとくっつきたい、あわよくば、エッチがしたい。そんな感情の表れであることも多いのです。

照れくさくて急に押し倒したり、抱き寄せたりするのに躊躇してしまう恥ずかしがり屋の男性は、くすぐってちょっかいを出して、エッチに持ち込もうとします。

 付き合っていない男性がくすぐってくる理由と心理５つ

自分が好かれているか嫌われているのかをチェックしている

くすぐってみたときの相手の反応で、自分が好かれているのか、それとも嫌われているのかをチェックしようとしているかもしれません。嫌いな人には、くすぐられることはもちろん、触れられるのも嫌だと思う女性が大半なのではないでしょうか？

そのため、自分が相手に触れてみて、拒絶されることがないか確かめてみたいと思ったときに、ただ触れるのは不自然だから、くすぐってみようという考えに至るのです。

自分に興味を持って欲しいと思っている

ちょっかいを出して、自分の存在を知らしめることで自分に対して興味を持って欲しいと思っている場合があります。肩に触れたり、腕に触れたりすることで、自分を意識して、男友達のラインから一歩前に出た存在にして欲しいと思っているようです。

触れられることで、意識してしまうことというのは男女ともにあります。これまで意識してこなかった存在でも、ふとしたことで気になる存在になる、そのきっかけになればと思っているのかもしれません。

もっと仲良くなりたいと思っている

彼氏でもない男友達がくすぐってくるという理由は第一に、くすぐる対象の女性に対して興味があるからです。嫌いな人はもちろん、興味がない人に対してくすぐるという行動に出ることはありません。

興味があるから、くすぐってちょっかいを出し、もっと仲良くなりたいというサインを送っているのです。

ただ単純にイタズラが好き

対象の女性のことを恋愛対象として見ているわけではないケースも、もちろんあります。ただ単に彼がイタズラ好きだからという理由でくすぐってくることもあります。

その場合、相手の女性に対して恋愛対象として見ているかというと必ずしもそうではありません。ただ、イタズラの対象として見られているのでしょう。もちろん、嫌いな人にはそんなことはしませんから、好意は持たれているでしょう。

下心がある

彼氏である男性が、エッチがしたくてくすぐってくることがあると紹介しましたが、彼氏ではない男性がくすぐってくる場合も、同じように下心があってくすぐってくることがあります。

くすぐったいと気持ちいいは、紙一重になることもあります。いたずらっぽくくすぐるのではなく、肌をなぞるようにくすぐるなど柔らかいタッチをすることで、女性がだんだんその気になるよう誘導しようとしているのです。

くすぐられるのが嫌だ！やめてほしい時の対処法

彼氏が相手だったら……

くすぐってくる彼氏に対して、くすぐられるのは嫌だと伝えたいのであれば、彼との関係を悪化させないような断り方が必要になります。くすぐられたことが原因で喧嘩になってしまうのは、もったいないですよね。

上手にやめてほしいと伝えられるよう、工夫してみましょう。

できるだけ笑顔で対処

くすぐられたのが嫌だったとしても、最初はちゃんと笑顔で「やめて」と伝えるようにしましょう。彼の手や腕を押さえて、笑いながら「待って！やめて！」と一緒にふざけるようにストップをかけてみるのです。

もちろん、彼に非がある喧嘩の最中など、どうしても笑顔ではいられない状況であるときは良いと思いますが、不機嫌さをMAXに押し出したような顔で、彼の手を払いのけ、「触らないで！」なんて拒絶するようなことはできるだけ避けてくださいね。

くすぐられることが苦手だと正直に伝える

彼のくすぐり攻撃が終わって、落ち着いたら、くすぐられることが苦手なのだと正直に伝えましょう。「苦しいだけで、全然楽しくないの。」とくすぐられることが嫌な理由を添えて説明してあげれば、彼が彼女の嫌がることをし続けることはないでしょう。

ただ、彼がドSで、そもそもあなたが嫌がる姿を見て楽しんでいる場合には、説明したところでやめてくれない可能性が高いため、「本気で嫌だし、くすぐってくる人は嫌い。」と伝えたほうが良いですね。

くすぐり返して切り抜ける

やられっぱなしで悔しいなら、くすぐられていることを止めてもらうのと、その状況を打破するために、彼をくすぐってしまいましょう。くすぐり返して形勢逆転させることで、くすぐられることをやめてもらうのです。

実際、男性の中にはくすぐって欲しいから彼女をくすぐってちょっかいを出すという人もいます。そんな人には最適な方法ですね。

相手が男友達だったら……

彼氏ではなく、相手が男友達であったなら、くすぐられることだけでなく、そもそも触れられること自体が嫌だと思うこともあるのではないでしょうか。どの程度仲の良い関係なのかにもよりますが、時として彼氏に「やめて」と伝えるより状況が難しいこともあるかもしれませんよね。

勘違いさせないような断り方が大切

きっぱり「やめて」と毅然とした態度で断ることをおすすめします。この先、友達として良い関係を築いていきたいと思っているのであれば余計に、相手に勘違いさせてしまうような曖昧な断り方はすべきではありません。

「私にはその気はありませんよ」という意志を伝えるようにしましょう。

「やめて！本当に怒るからね！」

いくら仲の良い友達だったとしても、この言葉を言われて再度くすぐってくることはほとんどないでしょう。断る際の口調のきつさ次第で、どれだけ嫌がっているのかを伝えることができます。

ちょっと強すぎるかな？と思うくらい、強めに伝えれば、よほど相手の男性が人の気持ちを考えない性格でない限り二度とくすぐってくることはないと思われます。

男性がくすぐってほしいと頼む理由と心理

もっと彼女とふれあいたい

彼女とのスキンシップの時間が足りないと思っているとき、男性は、スキンシップとして彼女にくすぐってもらえるようお願いすることがあるようです。もちろん、自分自身がくすぐられることを嫌いではない場合のみです。

自分がくすぐってもらっているうちに、今度は仕返しして彼女をくすぐってみようなんて思っている場合もあるので、自分がくすぐられるのが嫌であれば前もってくすぐられるのは嫌だということを伝えておきましょうね。

彼女に甘えたい

彼女に甘えたいと思っているときに、くすぐって欲しいとお願いすることもあるようです。子供のように彼女に甘えたいと感じていることも多いので、甘えん坊な男性は、彼女にくすぐってとお願いすることが多いのかもしれませんね。

また、仕事などで疲れている男性は、彼女に甘えたい気持ちが強くなるようです。

女性としてもそんな母性をくすぐる男性の態度にキュンとしてしまうこともあるのではないでしょうか。

くすぐってもらうことに気持ちよさを感じる

くすぐってもらうことに対して、気持ちよさを感じる男性も、少なからず存在します。マッサージで得られる快感と同じような気持ちよさだと感じる人もいれば、時にエッチで得られる快感と同じだと感じている人もいるのです。

気持ちいいことは、したいと思うのが人間の本音ですよね。くすぐってもらうことが気持ち良いので、彼女にお願いしてしまうのです。

くすぐってくる男性は下心があるかも！気をつけるべき注意点

彼氏でもないのにくすぐってきたら警戒して

基本的に、彼氏以外の男性に身体に触れられるというのは、抵抗がありますよね。フリーであって、好意を抱いている男性からであれば、ラッキーだと思うかもしれませんが、女性にとってはボディタッチというのはとても大きな意味を持ちます。

一方、男性にとってのボディタッチは、女性が抱いているボディタッチへのイメージほど重たいものではない場合もあります。男の人は、隙あらば女性らしい柔らい身体に触れたいと思っています。

そこで、付き合っている女性ではなくても、ボディタッチしてしまうこともあるのです。ただ触れただけでは違和感を持たれたり、警戒心を抱かれたりすると分かっているからこそ、そこでくすぐるという行動に出てくるわけですね。

彼氏でもない男性にくすぐられたときには、相手には下心があるかもしれないと疑ってかかって損はないと言っても良いくらいです。警戒心を抱きつつ、相手の心をチェックして、上手に対応していきましょう。

くすぐりかたのタイプに注意

くすぐるといっても、思いっきり脇の下をこちょこちょとされるのか、それとも背中や首筋をすーっと指でなぞるようにくすぐられるのか……。どちらに下心が隠されていると思いますか？

後者のくすぐりかたには、「女性をその気にさせよう」という淫靡な雰囲気を感じますよね。状況や関係性にもよりますが、なぞるようにくすぐられたときには、相手に下心があるかも？と疑ったほうが良いかもしれませんね。

きちんと撃退しておかないと勘違いされてしまうかも？

下心をもってくすぐってくる相手に対し、自身がまったくその気がないのであれば、徹底的に撃退しておくべきです。曖昧な断り方をしてしまうと、相手が調子に乗ってしまうだけですし、最終的に嫌な思いをするのは女性のほうになってしまいます。

笑って「やめてよ～」という程度では、相手の男性に「あれ？こいつ、まんざらでもないな。もしかしたらいけるかも？」なんて期待を抱かせてしまうことになります。

半ば怒ってもかまいません。「やめてほしい」という気持ちをキッパリ伝えるようにしてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか？男女での恋愛観は違う事を踏まえ、それはボディタッチにおいても同じである事、それが時と場合によっては危険に身を晒す事態になる事、それを押さえた上で、女性からのボディタッチは男性のどこに触れれば嬉しいと思われるのか、どういったシチュエーションだとよくありそうなのかというあたりをご紹介しました。

間接的に体の一部分を意識してしまう変化球アプローチは、触れる自信がなかったり、本当にダメだったりする時にぜひ試して頂きたいと思います。

意識してほしいのは、「男性は基本的に、ボディタッチが好き」なんだという事。そして、多くの男性はボディタッチに弱いという事。だから基本的に「この人は自分を嫌いだとは思っていない」と大半の確率で思ってはくれていると思いますよ。