束縛の激しさは愛の証?嫉妬の裏に秘めた男女の心理診断!いい女はどう対処する?
2020.09.03
パートナーである彼の束縛が激しすぎると困ってしまいますね。今これを読んでいる貴女も、彼氏に束縛されていはいませんか? どんなに好きな相手でも、身動きが取れなくなるほど束縛されれば大きなストレスを感じるのはあたり前でしょう。
そもそも、男性はなぜ、そんなにも束縛をするのでしょうか? 恋をすれば、誰しも多少は嫉妬や束縛をしてしまう一面もあるでしょう。しかしそれにも限度と言うものがありますよね。
恋人同士、ちょうど良い関係を作る上で、嫉妬や束縛避けては通れない問題だからこそ、目をそらさずしっかりと考えておきたいものです。激しい束縛をする男性にはどのような特徴があるのでしょうか。
そこでここでは、「激しく束縛してしまう束縛男の心理と共通点」を見ていきたいと思います。
嫉妬深くて束縛しちゃう…その心理は?
自信がなくて不安でいっぱい
すぐに「わたしなんて」と卑下してしまうのが、嫉妬深く束縛をしてしまう女性の特徴です。
自分に自信がないために、いつ別れを切り出されるのだろうと不安でいっぱいになります。自信のなさが不安に繋がり、結果嫉妬に狂い、彼氏を誰にも渡すまいと束縛に走ってしまうと考えられます。
傷つきたくない
嫉妬深い女性は、「愛する人がわたしから離れてしまったら生きていけない」「他の人を好きになったらどうしよう」と勝手な妄想をしては自ら不安に怯えています。
これはつまり、恋人を失って傷つくのが怖い、傷つきたくないという心理から、離さないよう躍起になって嫉妬心が溢れてしまうのですね。
依存体質
恋愛や彼氏に依存するタイプの女性は、嫉妬心が強く恋人を束縛する傾向があります。遊びに行く友人も少なく、彼氏を中心に生活や思考が回っています。
彼氏だけがいきがいと考えているために、頭の中は彼氏のことだけ、そうなるとどうしても束縛が厳しくなってしまうのです。
かつて裏切られた過去によるトラウマ
以前付き合っていた彼氏に裏切られた経験がある人は、新しい彼氏ができてもフラッシュバックし、過去のトラウマに怯えることがあります。
この人もいつまたわたしを裏切るかわからないと、疑心暗鬼になって束縛してしまうのでしょう。
恋人のことが信じられない
「こんなステキな人がどうしてわたしなんかと一緒にいるのだろう」と、相手を信じることができずに強く嫉妬して束縛してしまうことがあります。
つまり、嫉妬や束縛という形で、彼氏の愛情を試しているのですね。彼女の自信のなさや、彼氏の日頃の行い、または元カレに裏切られた経験がある人に起こりやすい心理状態です。
女性の嫉妬深さ診断!あなたはいくつ当てはまる?
つねに連絡を取りたがる
嫉妬深い女性は、「いまどこにいるの」「どこでなにしてるの」と一日中しつこく聞いてきます。仕事中もおかまいなく、電話やLINEでひっきりなしに連絡が届きます。
「仕事が終わったら連絡して」「家に帰ったらLINEしてね」というように、どこまでも追いかけていつも繋がっている気分になりたいのです。
彼氏のスケジュールを把握しておきたい
彼氏がいつどこでなにをしているのか、スケジュールを把握することで安心感を得ています。
仕事はもちろん、プライベートであってもすべてを把握しておきたいのです。スケジュールを知っていれば、少しでも怪しい行動があった場合にチェックできますし、浮気を防止することにもなります。
レスが遅いだけで「浮気?」と疑ってしまう
嫉妬深い人は、自分からこまめに連絡をするだけではなく、相手からも同じだけの熱量を要求する傾向があります。つまり、電話やLINEをしたらすぐにレスしてこないと不安でたまらないのです。
仕事で忙しくて連絡できない場合でも、ほんの少し返事が遅くなっただけで「浮気してるんじゃ?」と疑ってかかります。
彼氏のスマホチェックをする
「彼女なんだから彼氏のスマホをチェックするのは当たり前!」という思考の持ち主は、嫉妬深い傾向があります。そもそもパートナーを信用しておらず、つねに誰かの影に怯えているのですね。
感情の起伏が激しい
嫉妬深い人は、ロジカルに考えるということをせず、感情で行動するタイプに多いです。
さっきまで機嫌が良かったのに、急に顔を歪めて機嫌が悪くなっているということはいつものこと。感情の波が激しく安定しないために、彼氏をすぐに疑って被害妄想に陥るのでしょう。
彼氏が参加する飲み会メンバーを詳細に調べる
職場の同僚、サークルの仲間など、彼氏が飲み会に参加すると知るやいなや、飲み会メンバーのチェックが始まります。
「何時に終わる予定?」「女性も参加するの?」「その人はどこの部署の人?」と根掘り葉掘り聞いてしまうのは、嫉妬深い女性の特徴と言えます。
「わたしのこと好き?」と確認せずにいられない
本当にわたしだけを愛しているのか、嫉妬深い女性はいつも不安がっています。
結果、言葉にしてもらわないと不安で押しつぶされそうになり、自分から「わたしのこと好き?」と確認してしまうのです。
「好きだよ」と言われても安心できず、なんども質問を繰り返します。
嫉妬深い女性を辞めるには?束縛したくなった時の対処法
まず嫉妬する原因を知ることから
どうして嫉妬してしまうのか、その原因を探ることから始めましょう。原因さえなくなれば、嫉妬や束縛をする必要がなくなります。
原因がわからない、あるいはなくならない限り、おそらく嫉妬心を抑えることは難しいでしょう。
自分に自信をつける
自信のなさから、他の女性と自分を比べて「わたしなんて」と卑屈になってしまうなら、自分磨きをして自信をつける努力をしましょう。
他の女性と同じようになる必要はなく、あなたにしかない魅力を磨き上げるのです。自信がつけば、徐々に嫉妬心も薄らいでいくはずです。
他人と比較するのをやめる
「あの人はあんなにもキレイ」「この人はスタイルがいい」と言って、いつも誰かと自分を比べていませんか?
そんな女性は世界中に星の数ほど存在しますので、比べて劣等感を抱くのはナンセンスです。外ばかり気にするのではなく、自分の内面に意識を向けてみてはいかがでしょうか。
彼氏のほかに没頭できる趣味に目を向ける
束縛したくなったとき、なにも考えずに没頭できる趣味があれば、彼氏だけに依存する体質が変化していくはずです。気持ちを落ち着けるためにも役立ちますので、彼氏以外で夢中になれるものを探してみましょう。
彼氏と話し合いをする
どうして束縛をしてしまうのか、そして束縛されている彼氏の気持ちはどうなのか、お互いにどう思っているのか話し合いをしてみましょう。冷静に話し合うことができれば、平和的解決の糸口が見えてくるかもしれません。
『信じること』が出来ない束縛男
貴女を信じていない
もしかして貴女は浮気をした経験がありますか?もしくは、元彼とこっそり連絡を取り合っていたなど、何か彼に疑われるような行動をとった心当たりはあるでしょうか。
彼がいちいち貴女の携帯をチェックしようとしたり、会社の飲み会にも参加してはいけないと強制してきたりして困っている、または、男性の連絡先を全て消されたり、肌の露出が多い服を禁じられたりしたことは?
このような、『自分以外の男性との関わりを絶対に許さない』激しい嫉妬と束縛を、彼がしてくる場合は、貴女の浮気が疑われているかもしれません。相手を信頼できないときに人間は、「束縛」という形で繋ぎ止めとうとしがちです。
お互いにきちんと話し合い、ゆっくりで良いので信頼関係を築いていけるのが一番ですが、これはなかなか難しいものです。
しかし貴女に全く浮気の心当たりがない場合は「そんなに浮気を疑うなんて、私のことを信じてないの?!」と怒ってもいいでしょう。彼一筋なのに、どうして?そんな場合は次のようなパターンが考えられます。
貴女ではなく、周りの男を信じていない
貴女からみたらただの友達、または職場の人、という関係の、全く意識していない男性に対して、浮気心なんて持っているはずがありませんよね。それでも彼は連絡先を消したり、飲み会を禁じたりしてきます。
それは、貴女の浮気を疑っているのではなく、『そこにいる男性全てが信じられない』からなののです。
彼は自分も『男』ですから、世の男性の『下心』というものを知っています。束縛男である彼は、貴女を心から愛しており、彼から見た貴女は世界一の女性で、どんな美人女優よりも魅力的に見えています。
ですから、「こんな魅力的な女性をほっておくわけがない。貴女を見た男性が全員、下心をもって狙っているんだ」と本気で思っているのです。
この思い込みが、「自分以外の男性との関わりを絶対に許さない」と嫉妬の炎をメラメラと燃やすことに繋がっていきます。
自分を信じていない
毎日決まった時間にラインやメールをするように強要されたり、服装やメイク、髪型にまで事細かに注文をつけてきたりするなど、『とにかく貴女を自分の思い通りにしようとする』ような、考え方や行動までも束縛するパターンの場合、その束縛男が信じていないのは『自分自身』です。
自分に自信がないので、自分とは釣り合わない魅力的な貴女が離れていってしまう恐怖にビクビク怯え、「こんな素敵な女性に自分が愛されるはずがないんだ」と、「いつか貴女は自分の元から離れていってしまうんだろう」と考え、常に不安でいっぱいになっています。
この不安が、激しい束縛へと変化していくのです。
束縛男は不安でいっぱい
スキンシップが足りず、不安
貴女からの愛情表現が、自分が思ったような熱を持っていなかったり、貴女の笑顔の先に他の男性の影が見えたりした時など、自分に自信がない男性は、普通の人の何倍も不安を感じています。「自分から離れて行ってしまうかも!」という不安が、激しい束縛につながるのです。
ここで言う「スキンシップ」とは、「好きだよ」「一番大切なのはあなただよ」と、思ったことはきちんと言葉で伝えたり、笑顔を見せたり手を繋いだりするといったことで、何も難しいことはありません。
スキンシップをこまめに行うよう心がけると、彼の不安も薄まっていき、それが束縛の改善につながります。
自分に自信がないから、不安
愛情もきちんと目を見て伝えているし、浮気もしていない。なのに、彼は束縛をやめてくれない。そんな場合は、束縛男が「自分に自信がない」ということが原因です。
貴女を愛するほど「魅力的な女性」と「自身のない自分」とのギャップが大きくなり、「こんなに素敵な女性が、僕なんかを好きでいてくれるわけがない」と思い込んでいます。
その不安は日に日に大きくなり、貴女が自分から離れていかないように、貴女の考え方や行動を束縛し、支配しようとします。つまり「自分が努力して変わるよりも、貴女が自分の思い通りに変わる」ことを求め始めるのです。
傷つくのが怖くて、不安
愛する人が離れていってしまうのは、誰だって怖いですよね。その愛する人を失うと、自分が深く傷つきます。傷つくことを恐れ、激しく束縛してしまう場合もあるのです。
彼がこのタイプの束縛男である場合は、自信がないから、どんなに愛情をもらっても卑屈に受け取ってしまっています。貴女からの愛情を素直に受け取ることができず、もっともっと、毎日でも愛情を確認したいと考え、相手を激しく束縛してしまうのです。
この場合、対処法として貴女が彼に愛情を伝える時に、褒めたり相手を肯定したりして、母のような気持ちで彼をアゲる発言をしてあげ、自信を持たせましょう。そうしていくうちに、束縛がなくなっていくかもしれません。
束縛男が求めている理想の女性
自分だけを認め、愛してくれる女性
自分のことも信じられない束縛男は、愛する貴女が「自分だけを愛して認めてくれる、唯一無二の究極の存在」として扱います。貴女が自分を傷つけるわけがないし、喜ぶことをなんでもしてくれて当然と、思い込んでいます。
ですから、貴女が束縛男の思い通りにならないとき、「裏切られた!!」と深く傷つき何故か怒り出します。「自分はこんなに貴女を愛しているのに、なんでわかってくれないんだ!」と束縛を更に強くします。
悪循環であることには、気付いていません。他人に否定されることを極端に嫌いますので「被害者意識」が非常に強い性格なのでしょう。
究極的に都合のいい女
前述の通り、束縛男の中では、「愛する女性が自分の思い通りに動かない」=「自分は愛されてない」という図式が成立しています。つまり、激しい束縛をする男性が求めているのは「思い通りに動く、究極に都合のいい女性」なのです。
当然、そんな都合のいい女性はめったにいません。しかし、束縛男はそれを知りません。もし、そんな束縛男な彼と付き合ってしまい、それでも幸せになりたいならば、その彼を大人として扱わず、母親のようなおおらかな気持ちをもって接し続けていく覚悟が必要です。
束縛の種類
行動を制限してくる
「仕事が終わったら必ずLINEをする事」「胸元の開いた服は着るな」「飲み会もプールもジムも、行く必要ないでしょ?」など、細かい自分ルールを押し付けてくるのは、とても厄介です。
誰と、どこに、何で、いつ、どうして行くのか、そしてそれは本当なのか知りたがります。そして、知ったとしても、信じてくれません。
束縛男は、できる限り傷付きたくないというガラスのハートを持っています。ですから、自身のハート守るために、先回りして愛する女性を激しく束縛し、行動までも制限し、窮屈な状態へと追い込んできます。
そして、LINEの返信がやけに早かったり、まだ返信していないのに次のLINEが届いたりする場合や、返信しないと鬼のように電話してくるという男性には注意してください。自分の思うタイミングで返信してこない貴女に苛立ちを感じ、その気持ちは激しい束縛へ繋がるのです。
連絡先の削除を強要してくる
「やきもちをやく」という感情は、誰にでもあるものです。しかし、仕事関係やちょっとした連絡網などで彼以外の男性から連絡が来たときに、ここぞとばかりにやきもちをやく男性は、後に激しく女性を束縛してくる男性が多いです。
やきもちをやく原因は、貴女が他の男性に取られてしまうのを恐れている、ということです。妄想で傷つき「一言も男性と話すな」「携帯に登録している男性を消してくれないと、僕に隠れて連絡を取り合うから嫌だ」と言い出します。
可愛い嫉妬で、やきもちをやかれることは、女性からしたら愛されていることを実感できる要素でもありますが、やきもちをやきすぎる男性は要注意です。
束縛男の対処方法
束縛男には細かく事前報告するといい
あまりにも束縛が激しい男性が彼氏ですと、彼の嫉妬が窮屈に感じ、喧嘩に発展してしまうというケースが多くあります。
彼が束縛してしまう理由の一つとして、彼女が自分の知らない行動をとっていた。または事後報告だったということが考えられます。
それによって「愛する彼女の行動を把握できなかった。秘密にされた。ひどい。」「全然自分のことを優先して考えてくれていない」という思いを束縛男は持ちます。事後報告したとしても、彼にとっては知らなかったことに対する苛立ちは変わらず、怒ります。
ですから、例えごく些細な用事だったり、急な予定変更だったりしても、何とか時間を作って「事前報告」すれば、貴女が何をしているか把握出来るので、彼氏の嫉妬と怒りを抑えられます。
束縛男は安心させてあげるといい
彼の心の中で、不安や不満とがたまっていくと心が濁り、ネガティブな感情が生まれ、束縛はエスカレートしていきます。束縛男は、自分に自信がありません。
ですから、いつか愛する彼女の気持ちが離れてしまうに違いない、見張っていないと他の男を好きになってしまうかもしれないという不安を持っています。
彼が不安そうにしているのであれば、彼を安心させ、自信を持たせてあげることが、一番の対策方法となります。
貴女が彼をどれほど好きか伝えてあげたり、彼以外の男性の話はせず、いかに彼一筋であるかを力説したりしましょう。安心と自身を得た彼は、心も穏やかになり、束縛も減っていくでしょう。
まとめ
あまりにも放置されるのも嫌ですし、今回みたような激しい束縛も嫌ですよね。愛情の加減は難しいですが、お付き合いする前に、お互いの価値観のすり合わせも大切かもしれません。
束縛されないのも不安、束縛されるのも不満ならば、きっちりふたりのルールを決めてしまうことで、窮屈な関係が改善される場合もあります。連絡する時間などをふたりで話し合い、お互いの心地よい距離を見つけるのが一番です。