バブル世代って年齢的に何歳くらい?特徴や性格の傾向も徹底解説!仲良くなるコツは?
2018.02.09
「バブル」という言葉を、昔のドラマやTVなどで、一度は耳にした方も少なくはないのではないでしょうか。
一時的に経済が良くなり、みんなが贅沢をした時代として有名ですよね。
バブルが崩壊した後は一気に不況に突入し恐ろしい時代を迎えてしまいましたが、当時はかなりの贅沢ができたようです。
では、バブル世代とは年齢的にはどのくらいなのでしょうか?
今回はそんなバブル世代の特徴と、バブル世代の方と仲良くなるコツをご紹介していきます。
バブルってそもそもなんなの?
英語の泡のように経済状況がよかった時期のことをいう
バブルとは、英語で泡のことをいいます。そして日本では、一時的に経済状況がよかった時期のことをバブル経済やバブル時代といいますね。しかし、経済には波があるものです。なので、一時的に経済状況が泡のように膨れましたが、はじけた途端に不況になってしまいましたね。これはバブル崩壊と呼ばれています。
バブルが崩壊した理由は土地や株、外国為替などが理由だといわれています。一気に不況になると経済にも大ダメージを受ける事になります。なので、この時期はリストラなどが増えたんだとか。10年ほど前に「リーマンショック」などもありましたが、あのときよりも状況は非常に悪かったと考えられます。
インフレは大切だけどバブルはすぐに綻びてしまう
経済にはインフレーション(インフレ)やデフレーション(デフレ)といった言葉があります。経済状況がよければインフレがおき、経済状況が悪ければデフレが起こります。インフレとはお金の価値が下がり、物の値段があがることで、デフレはその反対にお金の価値が上がり、物の値段が下がります。
インフレが起きると紙幣や硬貨などの価値が下がるため、今よりもお給料は増えますが、物の値段は今よりも高くなります。同じようにバブルも一時的に経済状況はよくなりますが、あくまでも一時的なものなのではじめると一気に景気は悪くなってしまうのです。経済的にはインフレが起こる事は大切なのですが、バブルが起こることは好ましくないのです。今現在状況はデフレが続いています。消費者にとっては嬉しいですが、企業にとってはダメージを受けるため、より一層就職活動は厳しくなるといわれています。
バブル世代って今年齢はどのくらいなの?
40代後半から50代半ばくらい
いつの時代も世代には名前がつけられるものです。では、バブル世代とは今どのくらいの年齢なのでしょうか。現在、大体40代後半から50代半ばくらいの年齢の人がバブル世代と呼ばれているようです。バブル経済のときにリッチな生活をしていたと思われる彼らは、金銭感覚なども今と比べるとかなり違ったようです。
しかし、当時贅沢していた彼らもさすがに今は贅沢な生活をしていないようです。マイカーや持ち家を持つことが当たり前の時代だったかもしれませんが、今はそんな人も少ないですよね。収入もかなり変化があった可能性も高いので、今でもバブル時代の贅沢な生活を送っている人はほんのわずかでしょう。
ネットではバブル世代を叩く声もある
そんなバブル世代ですが、一部のネットでは批評する声も多くみられます。その理由としてあげられるのが仕事の能力です。バブル世代は仕事の能力なんて関係なかったようです。なので、仕事ができなくても就職できましたし、お金をもらうこともできたようです。そしてそんなバブル時代に就職した人々が今会社の重要なポジションにいることもあり、仕事ができないくせに!とイライラしてしまうこともあるんだとか。
バブル世代は仕事ができない、使えないと叩かれているのをみるとそうなのか。と思ってしまいそうになりますが、彼らは同じくゆとり世代などもバッシングしています。でも、バブル世代やゆとり世代に生まれた人全員が仕事ができなかったり、使えなかったりするわけではないですよね。ネットのバッシング記事を読むのはいいですが、あまり信じすぎないようにするほうがいいでしょう。
バブル世代の性格や特徴とは?
金銭感覚がバブル時代のままの人もいるらしい
会社や身近にもいるバブル世代の人ですが、実はまだ金銭感覚がバブル時代のままの人もいらっしゃるようです。といっても、贅沢をするのではなく欲しい物は高い物を買うという傾向があるようです。例えばファッションなら誰もが知っているブランドのものを持つなどをするそうです。今はどちらかというとプチプラやファストファッションが主流となっているので、この感覚は理解できないという人もいらっしゃるのかもしれませんね。
ただ、長く使い続けたい物に投資するという考え方は間違ってはいません。ここぞというときに安物を持っているよりも高級品を持つほうが様になるでしょう。とはいえ、いつもブランド品で身を固めるのも考え物ですよね。ほどほどに見習うのがいいかもしれません。
コミュニケーション能力が高いらしい
実はバブル世代の人はコミュニケーション能力が高いといわれています。人との付き合い方が非常に上手で、話術も巧みだそうです。とても世渡り上手な人が多いからこそ、今出世しているのかもしれませんね。人とコミュニケーションをとることがむずかしい、苦手だと思っている人はバブル世代を見習ってみるといいかもしれませんね。
また、この世代は他の世代よりも海外の動向を気にする節があるようです。だから旅行は国内よりも海外旅行を好み、ブランドは海外のものを重視するといった特徴もみられるかもしれません。
見栄っ張りな人もいるらしい
コミュニケーション能力が高い反面、見栄っ張りなところがあるのもバブル世代の特徴だといわれています。対象は持ち物や考え方、食事などだそうです。とにかく流行を追いかけたいと思い、そこにお金をかけてしまうこともあるんだとか。先ほどもご紹介した持ち物にお金をかけるという行為もここから来ているのかもしれませんね。
また、考え方的にも卑屈になっている方もいらっしゃるとか。でも、いつまでも昔のことにすがりついていてもなにも状況は変わりませんよね。大事なのは今どうやって上手に生き残るかということでしょう。人にバブル世代と後ろ指さされて笑われるのではなく、かっこいいミドル世代だと思ってもらうほうがいいのではないでしょうか。
バブル世代の人と仲良くなるコツってあるの?
自分から理解しようと歩みよってみよう
今会社に入社すると男性は大体管理職、女性はお局さんとして在籍していることが多いといわれています。職場にいるとなるといやでも仲良くしなければなりませんよね。では、どうすれば仲良くすることができるのでしょうか?基本的には相手を変えるのはむずかしいといわれています。しかし、自分は自由自在に変わることはできるのです。
つまり、相手がどれだけ扱いにくい相手だとしても、あなたが変わろうとすることで仲良くすることは可能なのです。そのためには、相手のことを知らなければなりません。なので、まずは自分から相手を理解しようと歩み寄ってみることからはじめてみましょう。そうするとなにが嫌いでなにが好きなのかなど理解する事はできるはずです。会社の人間関係はいいにこしたことはありません。仲良くしておけば、いざというときに助けてもらえるかもしれません。休日に一緒に出かけるほど仲良くできるかはわかりませんが、顔を合わせたら世間話ができるくらいの距離感がいいでしょう。
自分の悩みを相談してみるのがいいらしい
また、バブル世代は熱血な人が多いといわれています。なので、自分の悩みや仕事の相談をもちかけてみると面倒を見てもらえるかもしれません。つんけんした態度の部下よりも、なんでも教えてください!という素直な態度の部下の方がかわいがりたいと思うはずです。なので、できるだけ笑顔で素直な態度でいるように心がけましょう。
ただし、女性の場合は注意が必要な事もあります。特に今でも若さに執着している節があるといわれているので、彼氏や恋愛、結婚の相談をするのは不適切でしょう。また、バブル世代の女性はお茶くみさえしていればOKという空気もあったようなので、仕事がめちゃくちゃできる!というキャリアウーマンでない限り相談をするのはよくないかもしれません。世間話くらいにとどめておくのが無難でしょう。
バブル世代と平成の今の違いとは?
就職が決まらないなんてありえなかった
そんなバブル世代ですが、具体的にどのような時代だったのでしょうか。今はどこの企業も就活生を選ぶ立場にありますが、バブル時代は逆でした。つまり、企業側がこびる立場にあったそうです。なので、就職が決まらない人なんてありえなかったといわれています。1人につき何社も採用通知がくるので、就活生は会社を選びたい放題でした。
でも、今は不況なのでなかなか仕事が決まらずフリーターや派遣で食いつなぐ人がたくさんいらっしゃいますよね。あの頃が恋しいと思う人もいらっしゃるかもしれませんが、いいサービスや製品を提供するためには、やはり人を選んだほうがいいのかもしれません。
新卒なのに給料もボーナスもよかった
普通の会社は新卒はあまりお給料やボーナスはあまりいいとはいえず、勤続している人のほうがお給料も高い傾向があります。しかし、バブル経済のときは新卒でも給料もボーナスもよかったといわれています。つまり、新卒でも存分に贅沢する事は可能でした。今の時代からみるとちょっとうらやましく思えてしまいますね。
まとめ
バブル世代は世間から煙たがられることもありますが、特徴や性格の傾向さえ掴めば仲良くすることも可能です。あなたの会社やご近所にも1人はいるであろうバブル世代、どうか嫌わずにうまく付き合うことを考えてみてください。
自分とははるかに違う考え方や生き方をしていた世代なので、自分には理解できないと思うこともあるかもしれません。しかし、同じ日本人ですし腹を割って話してみると意外にも打ち溶けられたということもあるかもしれませんよ。