【ドタキャン…でも相手は上司!】そんな時に使える便利な言い訳とは?
2018.03.20
上司や目上の人との付き合い。気を遣う状況になることがわかっていると、行きたくないという気持ちになってしまうのも仕方ありませんよね。
一度は「行く」と言ってしまったものの、なんだか調子も良くないし、今になってどうしても行きたくない……もうドタキャンしたい!でもなんて言ったら角が立たないの?
今回はそんな悩みを抱えているあなたに、上司との約束を平和にドタキャンするための方法をご紹介いたします☆
上司にドタキャン…うまい言い訳って?
体調不良を言い訳にする
上司との約束をドタキャンする時に使いやすいのが、突然の体調不良を言い訳にする方法です。体の具合は気合いではどうにもならない時もありますから、言い訳の信憑性も高くなります。
相手の気を悪くさせないようにドタキャンをするためには、誰から見てもそれはキャンセルも仕方ないと思えるような、緊急の問題を理由にしたほうが確実です。そのためにも急な体調不良は便利な言い訳になります。
体調不良の詳細としておすすめなのは、胃や腸などのお腹の不調を理由にした言い訳。実際に食あたりで吐き気や腹痛に襲われると、トイレの中からとてもじゃないけど出られませんし、お腹が原因の体調不良は予期せぬタイミングで突然起こることが多いからです。
さすがにそんなにひどい状態ではなくても、急にお腹の調子が悪くなってしまってと伝えれば、特に飲み会など飲食のある場面の参加は断りやすくなります。
ちなみに裏技として、事前にメイクで顔色を悪くしておくと、体調不良の信憑性がよりアップします。
急なアクシデントを言い訳にする
急な想定外のアクシデントが起きたことにして、上司との約束をドタキャンするという方法もあります。
例えば仕事上でミスが見つかりその修正をしなければならなくなった、終わらせなければならない仕事がまだ終わっていない、など、仕事上でのアクシデントを言い訳にするのです。
上司と部下であればその関係は仕事上の付き合い。優先すべきは会社外での時間よりも仕事です。仕事のことを持ち出されたら、上司としても無理を言うわけにはいきません。
ただこの方法は、上司が自分の仕事の内容を完ぺきに把握している場合は使えません。すぐに言い訳の嘘がバレてしまいます。
そういった場合は仕事とは関係ない、家の用事などの理由を言い訳にしなければいけません。ただ1人暮らしの場合はそれも使いにくいので、体調不良ということにしておいたほうが無難かもしれませんね。
家族を言い訳に使う
体調不良を演じきれる自信がない場合や、仕事上の急なアクシデントも言い訳として使えない場合は、家族を言い訳に使うという方法もあります。
実家暮らしの人なら、親が急に体調を崩したと連絡が入った、面倒を看れる人が他にいないなど。実家が遠くではない1人暮らしの人なら、実家から連絡が入って、親や兄弟が体調を崩したというので急遽様子見に帰ることになったなど、家族の体調不良を言い訳にしましょう。
週末や休日の約束であれば、親戚の入院のお見舞いなどを理由にすることもできます。
家族の体調不良は自分ではどうにもできないことですし、少し良心が痛むかもしれませんが同情も買いやすいので、信じてもらえれば上司がドタキャンを不快に思うことも少なくなります。
これは印象ガタ下がり!上司にドタキャンする時のNGワード
自分は悪くないという態度を取る
誘いを最初から断るのではなく、1度約束をしたにも関わらずその約束をキャンセルするドタキャン。1回は行くと言ってしまったのですから、どんな理由があるにせよ自分に非があることを認めなければいけません。
それなのに不可抗力の理由があるのだから自分は悪くないという態度は、上司を怒らせる原因になります。その場に波風を起こさないようにドタキャンをしたいなら、せめて上辺だけでも申し訳なさを装って対応するべきです。
あまり言う人はいないかもしれませんが、約束を急にキャンセルする旨を伝えて、上司に何か言われた時に「パワハラですか?」などと糾弾するような発言をすると、火に油を注ぐことになりますから避けましょう。自分からわざわざ事を大きくする必要はないのです。
上司との約束をドタキャンする時は、とりあえずなるべく穏便に済ませることだけ考えてその場をやり過ごしましょう。あくまでも自分に非があることは理解している、という態度を取ることが大切です。
顔を合わせずメールで連絡する
誰かに謝罪の気持ちを持って連絡をする時は、社会人の常識としてメールやLINEではなく、電話か顔を合わせてそのことを伝えなければいけません。
顔も見えない声も聞こえない文章だけの連絡は、送る方は気が楽になるかもしれませんが、受け取る方としてはそれが本当かどうか疑わしく思ってしまいます。せっかく考えた言い訳の信憑性も、まったく伝わらなくなってしまうのです。
ですから今後の上司との信頼関係を考えれば、約束を辞退する旨は実際に顔を合わせて断りを入れる方法がベストです。それができないのなら、せめて電話で自分の声で、理由と謝罪の言葉を伝えるようにしましょう。
中でも1番良くないのは、同僚から伝えてもらうなど人づての連絡でドタキャンをしてしまうことです。
これをやってしまうと大人なのに自分のことも自分で言えない人間というレッテルを貼られ、上司からの評価も社内での評判もガタ落ちしてしまいます。
約束の時間が来てからドタキャンする
土壇場でキャンセルという言葉を略してドタキャンというぐらいですから、時間にあまり余裕がないタイミングでの報告になってしまうのは仕方がないこと。
しかしそれでもなるべく早く連絡や報告をすることによって、あなたの印象は大きく変わります。
ギリギリまで行くか行かないか迷って、約束の時間を過ぎてからのキャンセルの連絡では、上司に気を悪くされても仕方ありません。それなら早めに行かないことを伝えた方が、まだ賢い判断だといえます。
平日の約束なら、できれば当日の昼ぐらいまでに伝えられればベターです。お店などを予約している場合、人数の調節ができるタイムリミットがありますから、できるだけ早い方がいいです。
休日に約束をしているのであれば、前日の夜あまり遅くならない時間に、電話連絡で行けないことを伝えるべきでしょう。
またもしキャンセル料が発生してしまうようなら、その分は自分が払うことも伝えましょう。お金のことをきちんとしておくと、後々の上司からの評価も変わってきますよ。
上司にドタキャンする時に気を付けておきたいこと
同僚にも根回しもしくはバレないように
上司との約束をドタキャンする時は、同僚が上司から話を聞き出されてもうっかり食い違いが無いように、事前に根回しをしておきましょう。
もしくは同僚をもだます覚悟で、ドタキャンの言い訳を考える必要があります。
嘘の理由でドタキャンをする時に気を付けなければいけないのは、嘘を吐いたという事実がバレないようにすること。その事実が公になってしまうと、ドタキャンした上に嘘まで吐いたということで、上司からの信頼や評価は地に落ちてしまいます。
そうならないためにも、1度吐いた嘘は吐き通すことが大切なのです。そして自分で言った内容を忘れてしまわないように、しっかりと覚えておくことも必要です。
上司から後日何か聞かれても大丈夫なように、嘘の設定は細かく作り込んでおきましょう。仕事上の付き合いなら根掘り葉掘り聞かれることもないかもしれませんが、念のため準備をしておくことをおすすめします。
自分の非を認めて誠意を持って謝る
上司にドタキャンの旨を伝える時は、誠心誠意心をこめて謝るようにしましょう。実際に自責の念がなかったとしても、自分に非があることにして謝る気持ちを持たなければいけません。
謝る時は、会社内の人間関係ですから社会人としてのマナーを守って謝ってください。自分が後輩や部下に取られて不快に思うような態度や行動は慎みましょう。
アルハラやパワハラという言葉が一般的になった今、上司としての立場でも部下に何かを強要することはできませんから、食い下がられることはまずないのではないかと思います。しかし同じドタキャンをするのであっても、申し訳なさそうにしているかいないかで印象はだいぶ変わるものです。
人に謝る時は顔を合わせて謝るか電話で謝るのが鉄則です。一方的な文面だけでは、受け取る側は判断がつきません。
誠意をこめて謝りつつ断りを入れれば、逆に上司からの評価が上がることもあります。これからの仕事のためにも、下から出ておいて損はありません。
またドタキャンをした後日、上司にお礼の言葉を一言入れておくのも忘れないようにしましょう。その時に何か聞かれてもスムーズに答えられるよう、返答のパターンも考えておいてくださいね。
ドタキャンを繰り返さない
1回のドタキャンであれば、大目に見てもらえることがほとんどだと思います。上司との約束なら仕事上の付き合いですから、家族に関してのことなど、他の急用が入ってしまったら、そちらを優先しなければならない状況があることもわかってもらえるでしょう。
しかしその次に誘われた時には、ドタキャンを繰り返してはいけません。参加できなさそうな約束なら、最初から行けないということを理由を添えて伝えましょう。できれば次の機会には参加しておいたほうが無難です。
ドタキャンは繰り返せば繰り返すほど、ドタキャンをする人間への信頼度が下がってしまいます。繰り返していくうちに、その他の場面でもその人の発言は何一つ信頼できないようになってしまうのです。
会社内で信用されないという事態は、社員としてかなり致命的。そういった事態を避けるために、ドタキャンは繰り返さないようにしましょう。
まとめ
上司との約束をドタキャンするためのおすすめの言い訳や、心得ておくべきことなどをご紹介いたしました。ただでさえ断りづらい上司との約束、ドタキャンともなるとかなりの勇気が必要です。
でも言ってしまえば上司との付き合いは仕事上のもの。ビジネスライクな関係と割り切って接するようにすれば気が楽です。
もちろんドタキャンばっかりしていると、社会的信用もなくなってしまいますから、程々にしておかなくてはいけません。そのためには断りたいところは断われるよう、NOと言える力を養うことも大切ですよ。