浮気後の再構築を成功させたい!夫婦関係の修羅場を乗り越えるには?
2019.06.10
最近やけに帰りが遅いと思ったら、実はこっそり浮気していた……。
夫の浮気が発覚した時、妻としてはどうしたらいいのか考えてしまうことでしょう。きっぱりと別れることも出来ますし、愛情があればもう一度再構築したいと思う人も。
ですが何の対策もせずに再構築してしまうと、また同じことを繰り返すのでは?と不安に思う方も多いはず。
そうした浮気後の再構築について、心構えや方法などをまとめてみました。
浮気からの再構築ができるケースとできないケース
再構築できるケース:体の関係がなかった
浮気と言っても二人で出かけていた、キスをした、肉体関係を持ったなど、どこからを浮気というのかは人によって違います。
肉体関係があるとどうしても生理的に無理、という人が多いですが、そこまで行かない浮気であった場合、比較的妻側からの怒りも少ないようです。
再構築できるケース:本気ではなかった
また夫側の気持ちがどれだけ入れ込んでいたかも重要です。お酒が入った一時的なもので、一晩だけ浮気してしまったというのであれば、許してくれるという女性も多少はいるでしょう。
浮気相手と自分どちらを取るの?という時に、迷わず奥さんを選ぶことが出来る男性であれば、まだ再構築の余地はあります。
再構築できるケース:子どもがいる
本心では別れたいけれど、子どもがいるから別れられないというケースも多いです。
そうした場合、浮気によって妻だけではなく子どもの気持ちまでも傷つけてしまったと、旦那さんが反省する場合も多く、子どものために「もう二度と浮気はしない」という男性もいます。
やはり子どもと言うのは夫婦の間にあってつなぎとめてくれる存在なのですね。
再構築できないケース:複数回関係を持っていた
お互い何度も肉体関係を持っていて、常習的になっていた場合、再構築しても再び繰り返してしまう可能性があるため、やり直すのは少し難しいかもしれません。
妻としても生理的に受け付けないでしょうし、相手の女性も罪悪感なく浮気をしている場合が多いです。
再構築できないケース:相手に本気になっていた
肉体関係がなくともやり直せない浮気として、男性側が浮気相手に本気になってしまったパターンがあります。
その場合、清らかな関係であっても、旦那さんの心は既に戻ってきません。
そのため再構築できないどころか、相手の方から別れを切り出されてしまうことも。
再構築できないケース:何度も繰り返した
一度は再構築してみたものの、また違う女性と浮気をしていた……そんなことが繰り返されると、さすがの女性側もやり直す気力を失ってしまいます。
あまりに何度も浮気をする旦那さんであれば、再構築を諦めるか、そういう人だと割り切るしかないでしょう。
浮気から再構築を目指す前に
長い時間がかかる
一度浮気をすると、それを知らなかった頃の二人には戻れません。
戻ろうと努力することは出来ますが、それでも相当長い時間がかかることだけは覚悟しておいてください。
それが出来ないという場合には、再構築を諦めて距離を置く、別れを告げるなど、あなたの心が許す範囲の方法を検討するのも大切です。
なかなか傷は癒えない
自分の中で再構築の決心をして、浮気について許すと決めた後でも、やはり一度ついてしまった傷というのはそうそう癒えるものではありません。
そんな時、「どうして自分はまだ気にしてしまうんだろう」「やっぱり心がもやもやする」と思ってしまうのは仕方がないこと。
あなたが特別に弱いわけではありません。自分は傷ついているのだときちんと受け止めるようにしましょう。
互いの気持ちをぶつけておく
浮気をされるのはとても悲しいことです。ですが別れられない、再構築したいがために、その気持ちを我慢してしまう女性も多いです。
ですが自分の感情に嘘をつき続けていると、いつか爆発してしまいます。
そのため再構築するのであれば、浮気についてどう思ったかをきちんと相手にぶつけることが大切です。
「浮気をされて嫌だった、悲しかった」「もう二度としないでほしい」「どうしてそんなことをしたのか」聞きたいことはきっと沢山あるはずです。
再構築している間に思い出して欝々としないためにも、聞きたいことはその場で全部聞くようにしましょう。
浮気からの再構築!成功させるためにできることとは?
よく話をする
浮気の原因の多くは、夫婦間のコミュニケーション不足だと言われています。そのため普段からはもちろん、特に再構築の間は夫婦の間でよく会話をするよう心がけましょう。
どんなことでも構いません。仕事のこと、学校のこと、子どものこと……お互いがどんなことを考えていて、どんなことを知っているのか。そうした何気ないことを交換することで、お互いの理解が深まり、浮気前より親密になったという夫婦もいるようです。
過去のことを持ち出さない
浮気をした側というのは、どうしてもその部分をずっと引け目に感じています。それは当然ではあるのですが、そこに乗っかって、事あるごとに浮気の話を持ち出すというのはNGです。
もちろん言いたくなる女性の気持ちも分かりますが、一度してしまったことはどうやってもなしには出来ません。
そんなどうしようもないことについて、いつまでもくどくどと言われてしまうと、せっかく心を入れ替えて頑張ろうしている旦那さんの気持ちに水を差してしまいます。
「でもやった方が悪い!」というのもごもっともですが、せっかく再構築に向けて頑張るのであれば、少し相手のことを信じてあげるのも必要ですよ。
二人の時間を作る
子どもが出来てから浮気をしてしまったという旦那さんも多いです。というのも、奥さんが子どもに掛かり切りになってしまい、寂しさを感じるからという理由があるようです。
本来であれば、その子育てに男性側も参加すればそんな寂しさを感じる時間もないのですが、それはそれ、これはこれと割り切って。
どうしても子どもにかける時間が増えるのは仕方のないことですが、子どもが寝てしまった夜の時間などに二人で晩酌をするなど、少しだけ二人だけで過ごす時間を意識してみてはどうでしょうか。
夜は子どもを預けて二人だけでデートする、という夫婦もおり、新婚気分を思い出すのにはいいかもしれません。
スキンシップを大切に
子どもを産むとどうしても夜の生活がおろそかになりがちです。
奥さんとしては疲れていてそれどころではない、というのが本音ですが、そのスキンシップがないために浮気に走ってしまったという男性が多いのも事実。
ある程度は意識してスキンシップを取るようにすると、二人の関係も少し変化すると思いますよ。
二度としないと約束させる
再構築中に一番恐ろしいのは、再び浮気をするということです。せっかく頑張っているのに、また同じことを繰り返されてはたまらないですよね。
そのため再構築すると決めたら、まず「二度と浮気はしない」と約束・宣言させること。可能であれば誓約書を取り、「次に浮気をしたら離婚する」など明確に条件を上げておくのが良いでしょう。
そこまでして浮気をする男性であれば、何度しても浮気を繰り返します。再構築は諦めて離婚するか、生活のためと割り切るしかないでしょう。
専門家を頼る
いくら相手に気持ちを伝えて、二度としないでねと話し合ったとしても、やはり一度浮気をされたという記憶は消えないものです。
そんな時一人で考え込んでいても、なかなか気分が晴れるものではありません。
もしも体調不良や疲労感など、日常生活に支障をきたすようであれば、カウンセラーや精神科といった専門家を頼ることも大切です。
自分の中では消化できたと思っていても、本心ではまだ何も納得できていなかったり、傷が広がり続けていたりすることは多々あります。
自分の気持ちに蓋をして無理をするのではなく、つらい時はつらいと誰かに吐き出す方が、結果的に傷の治りも早くなるものです。
予定を把握する
再構築を決めた時点で、不審な行動がとれないように予定を把握してしまうのもいいでしょう。最近ではGPSの入ったアプリなどもありますし、「今どこで何をしている」をある程度把握できるようになると、安心感があります。
もちろん旦那さんにもプライベートがあるので、協力してもらえる範囲でとなりますが、一度浮気をしたという弱みがある以上、ある程度は受け取れてもらえるのではないでしょうか。
アプリが無理でも出来るだけ細かく予定を言ってもらう、帰宅時には連絡するなど、出来る範囲で協力してもらいましょう。
浮気発覚後の再構築成功談と失敗談
成功エピソード:次にやったら離婚
旦那さんが浮気をしたものの、子どももまだ小さく離婚は出来ないと考えた奥様。その場で「次にしたら離婚します」という旨の誓約書にサインをさせ、そのまま離婚届にも記入。
以降その離婚届を奥さんが持つようにして、いつでも出していける状態で再構築を進めているとのこと。
ちなみにお小遣いは減額、女性関係の連絡先は全て削除というペナルティ付きだそう。
成功エピソード:きちんと話し合って再構築
また浮気をされた時の怒りや不満を、お互いにぶつけあって再構築したというご夫婦もいます。
このご夫婦の場合、旦那さんからも日々の生活や奥様の家事に対する不満があり、奥さん側もいくつか反省すべき点があったと気づいたそうです。
お互いが悪かったことを認め合い、また一からやり直そうと再構築の日々を送っているのだとか。
成功エピソード:カウンセラーに相談
浮気のショックが大きく、再構築に対して積極的になれなかったが、そうした夫婦間トラブルを専門に扱うカウンセラーさんに相談することで、自分の気持ちが整理でき、再構築に向けて前向きになったという人も。
夫婦の間だけで抱え込んでしまうと、一般的にどうなのか、再構築していいかなど、基準がなくて分からなくなってしまう人も多いです。
失敗エピソード:自分も浮気をしてしまった
浮気をされたことが悔しくて、自分も浮気をしてやると奥さんが自暴自棄になってしまった夫婦もいます。
これで浮気された方の気持ちが分かるだろうと旦那さんに言うと、収拾がつかない大げんかに。結果として再構築は諦めて離婚してしまったというケース。
いくら浮気されたのがショックだったからといって、自分もしてしまっては同じ穴の狢です。
失敗エピソード:周囲に言いふらしてしまった
浮気については話し合って許したものの、数日後に段々怒りが蘇ってきて友達に愚痴ってしまった。するとそれがどんどん広まって、うっかり旦那の耳に入ってしまい、「簡単に話す人は信用できない」と激怒。
親兄弟からも非難の目で見られ、再構築どころではなくなってしまったという人もいるようです。
誰かに言いたくなる気持ちは分かりますが、再構築の間はお互いに過敏になっています。話題に出すのは少し控えたほうが良いでしょう。
失敗エピソード:再び浮気された
一度は許した浮気でしたが、数週間してまた旦那の行動があやしくなり……。調べてみたら、また同じ女性と関係を持っていたらしく、結局離婚したという女性もいます。
旦那さんはもちろん、女性側にも慰謝料を請求し、しばらく結婚は考えずに自分の好きなことをして過ごしているようです。
浮気は人によっては癖になってしまうところがあります。何度も繰り返すようであれば、再構築を諦めるか、法的な制裁も視野に入れるべきなのかもしれませんね。
まとめ
浮気された側の苦痛は想像以上に大きく、また長い間癒えることがありません。
それでも再構築したいと決めたのであれば、その痛みに耐え、相手のことを再度知っていく作業をする必要があります。
大変つらい時間だと思いますが、そうやってよりを戻した夫婦も世間には沢山います。
少しだけ頑張って、再構築に向けて努力していきましょう!