【潮干狩り・岡山】おすすめTOP4!家族で行くにはどこがいい?コツや準備は?
2020.01.16
潮干狩りは家族みんなで楽しむことができますよね!今回はそんな方のために潮干狩りのコツや岡山県で家族が一緒に潮干狩りを楽しむことができるスポットなどについて紹介したいと思います。
潮干狩りのベストシーズンと最適な時間帯
「潮干狩り」はタイミングが大切!
せっかく潮干狩りに行くなら、美味しい貝がたくさん採れる時期に行きたいですよね。
「潮干狩り」とは、潮(海水)が干潮(引いている)時に狩る(採る)ことを意味しています。ということは、海水が引いている時間が最も長い「大潮(おおしお)」の日に行くのがベストタイミングということになります。
大潮の日は地域によって異なりますので、潮干狩りに適した日と時間帯をきちんと調べてから行くことが大切です。
潮干狩りのベストシーズンは?
潮干狩りに出かけるシーズンは、お昼の時間帯に大きく潮が引く4月~7月頃とされていますが、ベストシーズンと言えるのは、GWあたりでしょう。GW時期になるとアサリが産卵する準備をしているので、ぷっくりと太って美味しくなるためです。
4月はまだ人が少ないので採れやすいものの、肌寒く、海で濡れてしまうと体調を崩す心配があります。6月は梅雨の季節で天気が読みにくいですし、7月はすでに多くの人に採り尽くされている可能性があります。
潮干狩りに適した時間帯は?
潮が引くときは、砂が掘りやすくなっていますので、干潮時間の2時間前には海に着いているように計画しましょう。潮が満ちる頃に始めてしまうと、砂が掘りにくいので注意してくださいね。
干潮時刻までに海水が引いていって、干満時間を過ぎたあたりから海水が増えていき、海底が見えなくなる満潮を迎えることになります。
潮干狩りシーズンには最新情報をしっかりチェック
大潮の日や干潮時間を調べるには、気象庁が公開しているデータや、海上保安庁のサイトにある潮干狩り情報を参考にすると便利です。なお、潮位の数字が小さいときが一番海水が引いている時間帯になります。
この満潮、引潮は1日2回ありますので、お昼頃の時刻をチェックしてください。大潮がGWや週末にあたる日があれば、年に2~3回は潮干狩りに行けます。天候や日和によってタイミングが合わない年もありますので、事前にしっかり確認しておくことが大切です。
海水浴場や潮干狩りスポットでは、潮の干満時間がわかるカレンダーをホームページに載せているところが多くありますのでこまめに確認しましょう。オンシーズンにはたくさんの家族連れや観光客が訪れますので、混み合うことも考慮して場所や時間を決めましょう。
海の状況を見ながら行動しましょう
潮が引き始めたら沖の方へ移動して貝を拾い、干潮時刻を迎えたら潮が満ちてきますので浜へ引き返すようにまた貝を探しましょう。こうすることで、できるだけ長い時間潮干狩りを楽しむことができます。
貝採りに夢中になっていて、気がついたら潮が満ちていたというケースも珍しくありません。安全に潮干狩りをするためにも、海の状況を見ながら判断するようにしましょう。
潮干狩りの準備とコツ!
すでに掘られている場所はスルーする
通常貝がたくさんある場所を発見した場合、一般的にその場にいる貝はほとんど全部掘られたと言っても過言ではありません。
貝があることを知っていても、わざわざ貝を残す人はいないように、すでに誰かが暴いた跡がある場合は貝がほとんど残っていないところなので、別の場所を探してみることをおすすめします。
また、他の人がすでに暴いた場所かどうか区別する方法は、砂をサクサク掘り進められるかどうかです。
まだ誰も掘ってない砂であれば、最初に掘る時抵抗感を感じるようになり、既に一度暴いたものは、抵抗感なくスムーズに掘ることができますのでその場に長く留まる必要はありません。
このようにスルーしてみると、すでに誰かが暴いたところを避けることができますし、時間を無駄に消費することもなくなります。
周りより盛り上がったところをチェックする
通常海浜に到着すると、迷わずすぐに潮干狩りをしに行く場合が多いのですが、良い狩りのためにはすぐにはじめるのではなく、少し時間を置いてよく観察しながらあさりがありそうな場所をチェックしておくことが大事です。
一応干潟の近くを見て回った後、水位が浅い場所を見つけることが重要なんですが、盛り上がりの陸側の斜面周辺にあさりが住んでいるので、そのあたりを中心に見てみると良い狩りを楽しむことができます。
潮干狩りの時期のオススメは?
通常潮干狩り時期だとすれば、4月から5月が最も適しているのですが、その理由は、この時期にとれたあさりがどんな時よりも美味しいからだとか。
特に5月にはゴールデンウィークがあるので、貝を掘るために、多くの人々が海に訪問する時期でもあるんですが、もし存分にあさりを狩りたいと思う場合はゴールデンウィークがある5月の前に訪問するのがベストだと思います。
もちろん、重要なのは時期だけではありません。潮干狩りに最適な時間帯は、貝を掘り出しやすい干潮の前後の時間帯です。
そのため、効率的な時間に訪問して狩りを楽しむことが賢明なのですが、少なくとも干潮の1時間前には、現場に到着して狩りをする準備をしておくことをおすすめします。
本人が希望する時間に訪れても関係はないですが、干潮が終わった後に到着することはないように時間帯をよく確認してから訪問することをおすすめします。
潮干狩りに必要な道具は?
軍手などの手袋
潮干狩りがとても上手に見えるプロ級の人を見ると、概して熊手を使用することなく、手で直接掘る場合が多いのですが、熊手を使用するよりも、手で直接掘ることがスピードも速くて貝を見つけることも簡単になります。
そのため、手で直接掘りたい方は、個人的に手袋を準備して使用するようにしてください。素手で砂を掘ると、思ったよりも痛いのはもちろんであり、指を傷つけることになる場合もありますのでリスクが大きいのです。
なるべく狩りをたくさんしたいと思っている方は、手袋を別に用意して、楽しい狩りを楽しんでください。
クーラーボックス
採集した貝を新鮮な状態で保管するために最も必要なのは、やはりクーラーボックスです。そして、貝を保管するときには貝と一緒に保冷剤や凍らせたペットボトルを入れておくのがポイント。
クーラーボックスは、必ず準備しておくべきでながらも、いざドタバタと準備するようになると忘れてしまうことが多いので、事前に準備しておくと良いでしょう。
家族の中で釣りが趣味のため、釣り用のクーラーボックスを持っている人がいるという場合はそれでOKです。自分の家、あるいは近くに泊まっている宿が近い場合でも、やはりシーフードは新鮮度が一番なので、クーラーボックスは忘れないようにしてくださいね。
水着を用意すること
海に入って水遊びをするのでもないから水着は必要ないとお考えの方が多いのですが、潮干狩りに夢中になっていると、自分も知らないうちに服を濡らしていることが案外多いのです。
中に水着を着ていると服が濡れる心配もなく気楽に潮干狩りを楽しむことができます。そのため、家族同士の団体で潮干狩りを計画した場合、自分たちの分から子供の水着までまとめて一緒に用意しておきましょう。日焼け対策にラッシュガードを準備するのも良いですね。
テント
潮干狩りに慣れている人は、日除けになるので砂浜にテントを張っていることが多いのだとか。テントを張っておけば、貝探しに夢中になるあまり知らず知らずのうちにテントから離れた場合でも、休憩場所がどこなのかすぐに分かるようになりますよ。
ですが、思ったより収穫が多かった場合には、テントまで持って帰るのが大変になるという欠点があるので、テントを持って行くかどうかはこの点を参考にしてくださいね。
帽子を被る
通常5月くらいになると地域によって迅速に暑くなるところもありますが、そのような熱中症対策だけでなく、紫外線を遮断するためにも帽子は必需品になります。
また、熱に弱い子供たちが潮干狩りをするとすぐに疲れてしまうので、子供を連れている場合はなお準備しなければならないアイテムとなってきます。
おすすめスポットはこちら!
1.高州の浅瀬
岡山県倉敷市の潮干狩りスポットなのですが、潮干狩りだけでなく磯遊びもできますし、他の場所と比較して、さまざまな種類の貝が見れるという点がここの魅力でもあります。
アサリ、ミル貝、マテ貝、タイラギ貝、赤ニシ、ツメタ貝、姫貝、イタヤガイといった貝類の他にヤドカリやウニ、タツノオトシゴなど数え切れないほど様々な種類の貝類と生物に会うことができます。
また、ここで採集したものは追加料金なしで無料ですべて持って帰ることができるという点がとても魅力的な部分です。それだけではなく、遠浅なのでまだ子供が小さくても、安心して一緒に潮干狩りを楽しむことができるところです。
住所:岡山県倉敷市児島唐琴町
電話番号:086-473-3718(有限会社からこと丸)
営業時間:HPの潮干狩り時刻表参照
定休日:破荒天時
ホームページ:高洲の潮干狩りホームページ
開催期間:4月~8月中旬
子供の料金:650円 4歳~小学生
大人の料金:1,300円 中学生以上
交通情報・アクセス:車の場合、瀬戸中央道児島ICから国道430号経由で約15分
2.牛窓研修センター カリヨンハウス
岡山県瀬戸内市にあるカリヨンハウスで潮干狩りを体験することができるところなんですが、それだけではなく、日本のエーゲ海と呼ばれる有名な牛窓と森林の青く美しい景色を鑑賞することもできます。
またカリヨンハウスの内部には、宿泊棟、研修棟、大ホールから、莫大な規模を誇る天文館・多目的工房・備前焼登り窯まで備えており、学習から屋外体験、そしてマリンスポーツ文化体験を同時に楽しむことができるようになっています。
多彩なアクティビィティやプログラムが実行されており、親子連れでの方も多くいらっしゃいます。興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
住所:岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓6356-57
電話番号:0869-34-5808
営業時間:9:15 ~ 18:15
定休日:不定休
ホームページ:牛窓研修センター カリヨンハウス
3.宮の下海水浴場
岡山県備前市にある海水浴場なんですが、日本の最南端の大多府島の美しい海で有名であり、港もそう遠くないので近くで海を鑑賞することも可能です。
それだけでなく、ここの周辺には潮干狩りができるスペースに加え釣りも一緒に楽しむことができるので、子供だけでなく夫婦も楽しい時間を送ることができる場所でもあります。
さらに、更衣室やシャワー室、トイレ設備まですべて備えているため、潮干狩りに加え釣りにも興味のある方は是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
住所:岡山県備前市日生町大多府島
電話番号:0869-72-1919(備前観光協会)
営業時間:(海水浴)7~8月
定休日:お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください
ホームページ:宮の下海水浴場(岡山観光WEB)
子供の料金:無料
交通情報・アクセス:
(公共交通機関の場合)日生港から定期船で約25分、大多府島港から徒歩5分
(自動車の場合)岡山ブルーライン備前IC、日生港まで車5分、日生港から大生汽船30分で大多府港下船徒歩5分
4.サンビーチまえじま
岡山県瀬戸内市にあるサンビーチまえじまは海に浮かんでいる前島というところにあるキャンプ場なんですが、前島では、海水浴を楽しむことができるのはもちろんのこと海釣り、潮干狩り、さらに様々なレジャースポーツまで楽しめます。
それだけでなく、安土桃山時代に大阪城を築城の際使用された石切り場跡や、様々な遺産が保存されている歴史的な場所なので、子供と一緒に訪問する際、貝を採集する楽しみだけでなく、歴史や工芸品を見る教育的な時間もすごすことができます。
住所:岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓 前島
電話番号:0869-34-4356((社)牛窓町緑の村公社)
営業時間:シーズン営業、ゴールデンウィーク、7月~8月
定休日:なし
ホームページ:サンビーチまえじま(岡山観光WEB)
子供の料金:100円
大人の料金:200円
交通情報・アクセス:牛窓港から前島フェリーに乗車、前島下船から徒歩30~40分
まとめ
いかがだったでしょうか?
今まで潮干狩りを計画する際に必要な道具からアサリや貝などを上手く探ることができるコツ、そして岡山で潮干狩りを楽しめる様々なパワースポットまで紹介いたしました。
上の四ヵ所は大人だけでなく、子供と一緒に楽しい思い出を作れる場所なので、春に家族と一緒に潮干狩りに行ってみるのはいかがですか?