同棲カップル必見!共有財布を作るメリットとは?
2018.10.04
同棲を始めるということは、二人で共同生活をするということですので、金銭面での問題が色々と出てくることでしょう。カップルで収入に差があったり、個人的な支出が多い場合には、どの様に管理すれば良いのでしょうか。お互いに不満を感じない方法を知りたいですよね。
金銭の問題はシビアですので、それがきっかけで破局にならない為にも、初めの時点でしっかりと話し合うことが必要です。どこまで分けるのか、いくら出し合うのかなどを踏まえて、共有財布を作るメリットを考えてみましょう。
カップルで共有財布を作るメリット
結婚前の予行演習になる
同棲=結婚というわけではありませんが、一緒に生活を始めるにあたりどうしても将来を意識してしまいますよね。ましてや結婚前提の同棲であれば、結婚後の生活が円滑に回るような予行演習の意味合いもあります。
結婚後、どういった金銭負担になるかは話し合いになると思いますが、とりあえず共同の財布を作っておくことで結婚後もどういった負担の割合にしたら良いかなどが、なんとなくわかって来るようになります。
一方的な負担を防げる
デートであれば完全に割り勘、男性が多く負担など色々な支払いのパターンがあると思います。お付き合いの間はそれでいいのですが、同棲して生活費がかかるようになってくると、どちらかが常に支払いしている状態がとても負担になってしまうことも。
共同のお財布を作っておくことで常に負担の度合いが一緒になり、どちらか一方が過剰に負担することを防ぐことが出来ます。
金銭感覚を養える
お互いが働いて自由なお金があるうちは、自由に買い物や旅行に使ってしまいがちですか、結婚して二人一緒の家計になるとそれも簡単にはいきません。
毎日外食するわけにもいきませんし、消耗品なども地味にかかってきます。限られた共同財布のお金の中で、そういった「何にお金がかかるか」「これは節約したい・贅沢したい」といった二人の認識を擦り合わせることで、将来の結婚生活に向けて二人の金銭感覚を養うことが出来ます。
共有財布の作り方
どこまで出し合うのかを話し合う
カップルで共有財布を作る場合、まずどこまで折半にするのかを話し合う必要があります。次に、カップルで収入にどれ位の差があるのかを提示して、負担割合に合った金額を出し合うのか、同額を出し合うのかを決めます。負担割合で決める場合には、少ない方が家事を積極的に行うという決め事を作ることもできます。
家賃と光熱費は男性が負担し、食費と雑費は女性が負担するというケースもある様です。男性は、自分の方が多く出しているという優越感に浸りたいのかもしれませんが、これがいずれ不満となるケースもないとは言い切れません。
また、食費と雑費は曲者で、格安家賃の物件の場合には、食費と雑費の方が多くなることもあります。
食費だけの共有財布を作る場合
カップルで食費だけの共有財布を作る場合、外食費をどの様にするのかをあらかじめ決めておく必要があります。食費は二人合わせて4万円だったとしても、外食費を入れるとあっという間になくなってしまうからです。
また、とりあえず1万円ずつ出して、無くなったら補充するというシステムもおすすめできません。1ヶ月分の食費を予測して補充し、その範囲内でやり繰りをする癖をつけなければ、膨大な食費を使ってしまうことになります。
カップルが同棲をする上で、一番厄介なのが食費と言っても過言ではありません。
全部の支出を共有財布から支払う場合
このパターンを採用するカップルの場合は、結婚を前提としていることが多いでしょう。全ての支出を書き出して、その費用を折半にするか、割合を決めるかにして負担します。
将来のことを考えるなら、貯金の分も確保して毎月貯めていくのも良いでしょう。それ以外は自分の自由なお金として使います。お小遣い制にする方法もあります。
全部の支出ですので、金額が決定された時点で用意するのが理想です。毎月定額のものは決定される前でも金額がわかりますので、予定支出として予算を組むのも良いでしょう。
足りない分は追加で出したり、余ったら貯金に回すなど臨機応変にしていきます。この場合、個人的な携帯代なども含めた方がわかりやすいでしょう。
結婚を前提にしているカップルなら、個人的な費用を自己負担にするよりも、趣味以外の全ての支出に対して予算を組んだ方が、結婚後の管理にも役立ちます。あえて共有財布という認識ではなく、お互いの収入を一旦全て出して、その総額で勘定していくと良いでしょう。
自由に使えるお金はお小遣い制にして、将来に備える様にすると、二人で協力して生活しているという実感が持てます。
カップルで共有財布を作る上での注意点
デート費用について
共有財布を作る時は、どちらがどれだけ出すかをよく考えなくてはなりません。
収入の金額に差がない場合は同額で構いませんが、男性の方が多い場合同額を出してもらうのは、女性側からすると負担になってしまうことも。
特にデート費用についてはどうするのか話し合っておくこと。普段から折半しているカップルであれば共有財布からだしても良いでしょうが、支出のかさむデート費用を共有のお財布から出しても良いか、難しいところです。
旅行費用について
旅行のお金についても同様です。近場にせよ遠場にせよ、旅行はお金がかかってしまうもの。これを共有財布から出しているとあっという間に財布は空になってしまいます。
旅行など特別にお金がかかる場合は、共有財布からではなくお互いから別に準備することをおすすめします。
代わりにちょっとしたお土産やお揃いのものを買う時などは、共有の財布から出してもいいかもしれません。
貯金について
これについても方法はいろいろあると思います。共有財布を一カ月ごとに締めて残った金額を貯金したり、ボーナス時期にまとめた額を貯金するなどありますが、個人的には毎月一定の額を二人で積み立てていくことです。
おそらく貯金をするということは結婚を目指しているカップルのはず。その資金のためにもある程度しっかりたまる積立がおすすめ。
ついつい使ってしまうという人には給与から直接積立出来る、定額積立の方法などもあります。これであれば給与が入った時点で貯金に回るので、普段貯金出来ないという人は是非試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
カップルで同棲を始めるというのは、ワクワクすることも多いことでしょう。新生活が始まるというのは、期待と不安が入り混じるものですが、お金に関してはシビアに決め事を作っておくと良いです。せっかくの仲良しカップルが、金銭のことで喧嘩する様になるのはもったいないです。
とは言え、結婚を考える場合、金銭感覚の違いは致命的な問題となりますので、同棲のうちに解決しておく必要があります。今後の二人の関係の為にも、面倒がらずにしっかりと向き合って考えるべきことなのです。良い同棲生活になると良いですね。