大人カップルのデート事情!代金は割り勘?それとも彼もち?
2018.09.05
カップルで問題になるのが、デートするときのお金のことですね。彼氏が払うべきなの?それとも彼女と交代に?
あまり景気がよくない昨今、デート代を全部払うのはちょっとしんどいな…そう思う彼氏もいるかもしれませんが、お金がないから割り勘にして、っていうことを言い難いと感じる人もいますよね。特に男性はプライドが高いものですから。
では一般的な他のカップルはどうなのでしょうか。大人カップルのデート事情、デート代金は割り勘なのか、それとも彼氏持ちなのか、ということを調べてみました。
カップルの会計時の悩みとは
収入が多い方が多く出すべき?
昔とは違い女性が男性と肩を並べて働き収入を得る現代、デート費用は男性の方が収入が多ければ男性が多く出す流れになることが多いですが、年収が同等だったり女性の方が高かったりすると、どうするべきか悩みどころですよね。
収入が多いからといって毎回女性の方が多く払っていると、そのことをコンプレックスに感じる男性もいます。むしろ収入の多い少ないに関しては男性の方が気にする人が多いのも事実です。
男性が奢るのが当たり前だった昔とは違い、デート費用に関する金銭的な負担と精神的な負担のバランスの取り方が難しいのは、今の時代のカップルならではの悩みといえるでしょう。
金銭的な価値観が合わない
カップル間の相性において重要視されるものの1つに金銭的な価値観があります。
たとえば一流レストランの5千円のランチコースを安いと感じるか高いと感じるかどうか。一流レストランのコース料理を5千円で食べれるならお得だと思う人もいますし、いくらおいしいからといってランチに5千円は出したくないと考える人もいます。
金銭感覚が離れれば離れるほど、相手との関係に不安を感じてしまうものです。フェアな関係のカップルならどちらかが奢れば丸く収まるというものでもありません。
公平にするか男性を立てるかが悩みどころ
大人カップルらしい質の高いデートをしたい。でも彼が多く払おうとすると気が引けるし、自分が多く払うと彼のプライドを軽視することになるかもしれない。だからといって毎回きっちり割り勘は、色気がなさすぎる。
このようにカップル間のデート費用問題は、多くの働く女性にとって悩ましい問題です。
答えがすぐに出る問題ではないのでここは多数決に頼り、世の中のカップルはデート費用をどんな割合で負担しているのかを知って、どうするのがベストな方法なのかを考えてみましょう。
デート代は奢り?割り勘?
奢り派と割り勘派どちらが多いの?
最近の大人カップルでは奢り派と割り勘派どちらが多いのでしょうか。デート代の負担割合を調べたアンケートによると、ほとんど彼氏が払うのはおよそ19%、彼氏が7で彼女が3の割合で払うのが33.7%、割り勘が43.7%、彼が3で彼女が7の割合で支払うのは2.0%、ほとんど彼女が払うのが1.7%という結果でした。
一番多いのはどうやら割り勘で支払う場合のようですね。次に、男性が多目に出して女性が少し出す、この2つで80%近くにもなることがわかります。現代の支払い事情を反映しているのでしょうか。それでも男性がほとんど払うカップルが2割近くもいるのは興味深いですね。
彼氏が全部出してくれる場合
カップルの彼氏さんの方がデート代を全て持ってくれる、金銭的に余裕が出てくる大人カップルならばこれもありなのかもしれません。男性側がデート代金を全部支払う場合は、男性がデート代は男が出すものだ!という信念のもとに納得して出してくれている場合があります。
また、男性の方が収入が多いんだから出してくれて当然、という女性側からの視点などがあり、とある調査によると1回のデートにかかる費用の平均は大体6000円くらいという結果が出ていました。
毎週1回会ったとしたら、1月で24,000円ですね。これは中々の負担額なのではないでしょうか。もちろん、中にはこれくらい全然大丈夫という人もいるでしょうが、普通のサラリーマンには、ちょっと厳しいかもしれません。
とはいえ、男性側もデート代を割り勘にしてほしいとお願いしたら、ケチな男と思われるかもしれないし、男の沽券にもかかわるから、そんな気持ちで全部出しているならば、無理は続かないので長く付き合うのは難しくなってくる可能性があります。
全部出してくれる彼氏を持っている女性は、そのことを当たり前と思わずに、毎回感謝する気持ちをしっかりと出してあげるようにしましょう。また、時には例えばドライブデートの時に飲み物を買って行くなどで少しでもお金を出すようにするとよいでしょう。
割り勘の場合
デート代を割り勘するカップルの場合、女性側が彼氏に全額出してもらうことが嫌、ということが多いようです。もちろん、男性側にも2人で楽しむデートなんだから割り勘が当たり前だろう、そういう考えの人もいるようですが、女性側も半分出すことに納得しなければ付き合っていませんよね。
割り勘派の人の考え方としては、先にも書いた、(1)2人で楽しむデートなんだからお互いが出せばいい、という考えや、(2)自分も働いていて収入もあるんだからデート代を任せるのはおかしい、という考え、(3)全部出していることで優位に立たれたくない、(4)別れるときに揉めたくない、などの考え方があるようです。
(1)と(2)は、2人で楽しむデートをそれぞれが出して、自立している社会人らしいと言えそうですが、(3)や(4)はどういうことなのでしょうか。(3)の場合は、お金を全部出すことで、これだけのものを買ってやった、これだけのことをしてやった、という風に言ってくる場合の男性がとても嫌いだから、という女性の考え方があることがわかります。
付き合っている間、確かにそんな風に常に出してやっているんだから、という態度を取られたらいやになりますよね。上下関係みたいなものが出来上がることを嫌っているのでしょう。対等でいたい、という気持ちもよくわかりますよね。
(4)は、別れるときのことを考えているのでややネガティブな理由ですが、それだけ別れ際に今まで使ったデート代を返せ、と言ってくる男性が多いということなのかもしれません。
どっちが正解なの?
全額男性が出すカップル、割り勘のカップル、それぞれが主張していることは、どちらも決して間違っているわけではありません。1000のカップルがあれば、1000通りの考え方があるからです。大切なのは、お互いが納得していることです。
彼氏が全部出して当然と思っている女性と、女性にも割り勘をお願いしたいと思っている人同士では、一時は彼氏が無理をして出し続けても結局無理が出来てしまって長続きしませんよね。
お互いが納得して支払っていればいいわけなのですから、せっかくの楽しいデート、どちらかが無理しなくてもいいように相談して決めるようにしたいですよね。
それぞれの場合の対処法は?
割り勘にしたい場合
いつもは彼氏に多く出してもらっているけれど割り勘にしたい時は、あなたに奢ってあげたい彼氏の顔を立てつつ、交通費や細々した雑費などの支払いを申し出て帳尻を合わせる方法がおすすめです。
どうしても自分の分は自分で払いたいというなら、レジに行ってからお金を出すのではなく席にいる時点でお金を彼に渡しましょう。その際には「いつも出してもらってるから、今日は半分出すね」など一言添えると、彼氏もお金を受け取りやすくなりますよ。
彼氏に多めに出してもらいたい場合
いつもは割り勘だけどたまには彼氏に多く出してもらいたい場合は、デート前やお店に入る前に彼氏にそのことを伝えておきましょう。
割り勘がデフォルトになっているなら、事前に伝えておけば彼氏もいつもより多くお金を準備しておくことができますし、懐が厳しければ申し出を断わる余地もあります。
デート費用をたまに多く払うことを断る男性は少ないとは思いますが、彼氏への気遣いを忘れないように。甘えるようにお願いしてプライドをくすぐれば、男性は気持ちよく支払いができます。会計後のお礼もその場で伝えてあげてくださいね。
自分が多く出したい場合
自分がどうしても行きたいお店やスポットにデートで行きたい時や、バレンタインデーや彼氏の誕生日など、デート費用を自分が多く出したいという時もありますよね。
そういった場合は先手を打ってしまいましょう。食事の会計なら彼をお手洗いに行くように促したり、自分がお手洗いに行くフリをして会計を済ましてしまう方法です。
映画やデートスポットのチケット代を出したいなら、事前に購入しておくとスマートですよ。そういった気遣いが自然にできると、かっこいい大人の女性を演出できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。デート代は男性が全額出すべきなのか、それとも割り勘にするべきなのか、大人カップルのデート事情についてご紹介しました。
色々な考え方もあるでしょうが、大切なのは2人がデートを心の底から楽しむことです。どちらかが負担を溜め込まないように、2人で相談してデート代のあり方を考えるとよいですね。