夫婦円満の秘訣はスキンシップ!その驚きの効果とは?自然なスキンシップの方法9選も
2018.02.09
この記事は2015年8月19日の記事を再編集したものです。
長い間生活をともにしていると、相手への愛情や感謝の気持ちを伝えることを忘れてしまいがちですよね。それが原因になり、お互いへの愛情が冷めてしまった…なんていうのは、よく聞く話です。
しかし、たまにはお互いに惹かれ合った時のことを思い出して、パートナーとコミュニケーションを取ってみるのも悪くはないと思いませんか?ここでは夫婦円満のための、スキンシップが大切な理由を紹介します。口に出して思いを伝えるよりも、触れ合って伝えるほうがハードルは低いでしょう。
忘れかけていた気持ちを少しだけ思い出して、これからの夫婦生活のお役に立てていただけたら幸いです。
会話と同じくらい大切?夫婦円満な生活にスキンシップが良いとされる理由
幸福感
夫婦間のスキンシップはお互いの心に幸福感をもたらす、とても大切なものですよね。人が幸福感を感じる時、脳内ではセロトニンというホルモンが分泌されます。セロトニンとは、精神安定や平常心を保つために欠かせない神経伝達物質のことです。
神経を興奮させるノルアドレナリン、快感を感じるドーパミンと並んで三大神経伝達物質と呼ばれていることが有名ですね。
セロトニンが不足するとイライラしたり気分が落ち込んだり、さらにはうつ病や不眠症などを誘発するとも言われており、心身に大きな影響をおよぼします。
トリプトファンやセントジョーンズワートなどのサプリメントでも補うことができますが、スキンシップで同時に心を満たすことができるのであれば、ぜひ試してみたいですよね。
絆が生まれる
オススメなのは一日5分ほどのちょっとしたコミュニケーションでも、毎日続けていくこと。夫婦の絆を深めるトレーニングのようなものとして「週に30分よりも一日に5分」というように考えてみると良いでしょう。
ただ、相手と会話をするというだけでも、十分コミュニケーションが取れていると感じる方も多いと思います。しかし、相手とスキンシップを取りながら、コミュニケーションをとることによって、何倍も絆が深まります。相手の体温を感じることによって、人のぬくもりを感じることができます。
幼いころに母に抱かれて安心できたように、人の体温は相手を温かく包む力を持っています。そのような安心感を夫婦の間で感じ合うことで、絆がより深まっていくのです。
信頼関係を築くことができる
いざという時に頼ることのできる相手がいると意識することによって、それぞれの人生にハリが生まれると思いませんか?日々のコミュニケーションによりパートナーへの信頼や親密度がさらに増し、より夫婦円満に生活を送ることができるでしょう。
ちょっとしたことですが、その積み重ねがあなたにとってかけがえのない存在を作っていくものなのです。
生活にハリが生まれる!スキンシップがもたらす驚きの効果とは
セックスレス防止効果
日頃からのスキンシップで、セックスレスを防止する効果があると言われています。もしもあなたが愛情不足を感じていたり、またセックスの頻度が減っているように感じているのであれば、さりげなくパートナーにスキンシップを求めてみてはいかがでしょうか?軽く触れ合ってみたり、または軽いマッサージをしてあげるのも良いでしょう。
ただパートナーにスキンシップを求める時には、相手の気持ちもきちんと意識することが大切です。自分の気持ちが先行してしまって一方的であったり、過度に触れることで相手を不快にしてしまわないように注意してみましょう。相手の精神状態を気にかけてあげることも、とても大切なことですよ。
健康を保ち病気を防ぐ?
何気ないスキンシップが、実は人体に大きな影響をおよぼすことがあるのはご存知でしょうか?人同士で肌が触れ合う時、脳内では愛情ホルモンと呼ばれるものが分泌されます。闘争心や恐怖心を減退させる効果があり、安らぎを得るために必要不可欠なホルモンであると言えるでしょう。
また精神的な効果のほかにも血圧上昇を抑えたり、ストレス軽減により心臓への負担を抑えるなど、体にも大きな影響をもたらします。夫婦円満でいられる上に病気予防にまで役立つなんて、スキンシップの持つ効果は良いことづくしですね。
昔スイスで行われた実験で、スキンシップを受けなかった子どもは、平均よりはるかに短い寿命で亡くなってしまうという結果が出ています。またスキンシップを得られない高齢者は平均に比べて老化が格段に早いのだそう。これは生きている実感を得られないためとされています。幸せそうな人が生き生きと毎日を過ごしているのには、こんな秘密があったのですね。
メンタルの安定
仕事や人間関係で辛いことの多い毎日でも、支えになってくれる存在を実感できればとても心強いですよね。スキンシップはストレスの軽減や精神バランスを保つのに、とても大きな効果があると言われています。気分が落ち込んでしまう時やどうしてもイライラしてしまう時は、パートナーに手をつないでもらうなどして気持ちを落ち着けてみると良いでしょう。背中や頭を撫でてもらうのも良いですね。
ちょっとしたスキンシップでも、毎日続けることによって大きな効果を得られるでしょう。出かける時や帰ってきた時にはハグをする、また一日一回はキスをするなど、あらかじめ習慣づけてみてはいかがでしょうか?
今日から早速試してみよう。自然なスキンシップの方法9選!
名前で呼ぶ
現在、お互いのことをどのように呼び合っていますか。付き合いだした当初と同じように呼んでいる夫婦は意外と少ないのではないでしょうか。子供がいる家庭ではお互いのことをパパ、ママと呼んでいるのではないでしょうか。
また、長年連れ添った夫婦であれば、あまりお互いのことを呼ぶこともないかもしれません。しかし、名前で呼ぶということは、夫婦にとって、とても大切なことなのです。なぜなら、自分が母という存在ではなく一人の女性として認められていると感じることが出来るからです。
夫も、男性として見られていると感じることが出来ます。いきなりスキンシップを取ることに恥ずかしさを覚える方は、まず、名前で呼ぶことから始めてください。
肩もみをする
自然とスキンシップをとる方法で、一番行いやすいことは、肩もみです。スキンシップを取っているということを相手が意識してしまうと、変に緊張してしまいます。そのようにならないためにも、自然な流れで相手に触れることが大切です。
肩もみは「最近疲れているようだから」というように、理由をつけやすい行為です。相手も、肩もみをされることで癒されるので、嫌だと感じることはありません。夜、寝る前に肩をもむことで、リラックス効果も期待できるため、良い眠りにつくこともできます。
自分ばかりが肩もみをするだけではなく「たまには私の方もお願いね」というように、おねだりしても良いでしょう。肩もみで、スキンシップを取りながら、いろいろな話をすることもできます。
手をつなぐ
付き合い始めたときは、手をつなぐということにもドキドキしていたと思います。そのころを思い出して、デートの最中や、寝る前、テレビを見ている時などに手をつないでみましょう。最初は相手も久しぶりのため、恥ずかしがって嫌がる可能性もあります。
それでも「たまにはいいじゃん」というように軽い感じで手をつなぎましょう。お互いに照れていると、いつまでもスキンシップを取ることが出来ず、夫婦の距離が遠くなってしまいます。少し勇気を出してみましょう。昔はできていたことですので、その少しの勇気があれば一歩を踏み出すことが出来るはずです。
お出かけ前にキスをする
相手が仕事に行く際、玄関までお見送りをしますか。新婚の当初は、玄関まで一緒に行き「行ってらっしゃい」と声をかけていたと思います。子供がいると、朝の時間はとても忙しく、なかなか時間が取れないと思います。
しかし、少しの時間だけでも、相手が出かけるときは時間を作り、玄関までお見送りをしましょう。現在、行っていない方は、まず、そこからスタートしてください。お見送りをする際、キスをすることを習慣にすることが出来ると、より夫婦のスキンシップが濃くなります。家族のために働きに出ていくのですから、気持ちよく、キスで送り出してください。
ハグをする
ハグは海外では挨拶と同じです。他人とでも、ハグをするような国も多くあるのです。日本人はあまりスキンシップに慣れていないため、ハグをとてもハードルの高いものであると認識している方が多いようですが、とても簡単なことです。
夫婦の間であれば、いつのタイミングでもハグをして良いのです。「ありがとう」の言葉と一緒にハグをしてみましょう。また、うれしいことがあった時や相手がつらいと感じている時などにも、ハグをしましょう。相手の体温を全身で感じることによって、心が温まります。はじめは緊張するかもしれませんが、明るく、さらっとハグをしてみてください。
同じ布団で寝る
お互いに寝相が悪いという理由や、いびきがうるさいという理由で、布団を別々にしている夫婦は多いのではないでしょうか。しかし、同じ布団で寝るということは、夫婦のスキンシップを取るための、大切なことなのです。
喧嘩をしてしまっても、同じ布団で寝ることによって、自然と許す気持ちが生まれることもあります。また、自然と触れる距離にいるためにスキンシップを取りやすい空間になります。はじめは、眠れないと思っていても、毎日一緒に寝ることで、それが当たり前になってきます。お互いの寝相やいびきも気にならなくなってきます。
デート中、自然と肩に触れる
デートの最中、二人の距離が遠いということはありませんか。肩が触れるくらいの距離にいるということが大切です。気になる商品があった時などに、自然と肩をポンポンすることや、腕をやさしく引っ張るというようなこともできます。とても自然にスキンシップが取れるチャンスです。いつもよりも少し近づいて歩いてみましょう。
座る位置を変える
同じ家に長く住んでいると、リビングやダイニングでの定位置が決まってきます。その定位置そのものが遠いということはありませんか。そのような場合は、座る位置を変えてみましょう。すぐに相手に触れられる位置に移動し、いつもその位置をキープすることが大切です。はじめは違和感があるかもしれませんが、スキンシップを取る環境を取るためには、少し我慢も必要です。
寝る前にキスをする
同じ布団で寝る習慣が出来れば、寝る前におやすみのキスをしましょう。一日の最後ですので、今日もお疲れ様、明日も頑張ろうという意味を込めて、キスをしてください。
寝る時間がお互いに違うという夫婦でも、どちらか一方が寝室に行ったら、自分がしていることをいったん止め、キスをするために寝室に行きましょう。それくらい、夫婦のスキンシップは大切です。少しの間だけですので、面倒くさがらずに続けてください。
まとめ
スキンシップはとても大切なコミュニケーションです。しかし、一度距離が出来てしまった夫婦がもう一度スキンシップを取るようになるということは、少し勇気がいることです。今回紹介したように、名前で呼ぶというような、簡単なことから始めてみてください。どちらかが勇気を出して一歩を踏み出すと、意外と簡単に昔のような夫婦円満な関係を取り戻すことができるかもしれませんよ。