ほどよい距離感が大切!働くカップルに最適のメール頻度とは
2018.10.02
皆さんは毎日、メールやLINEをどれくらい利用していますか?
年を重ねるごとに仕事や自分の日々の暮らしで忙しく「恋人に会いたいけれど会えない!」というもどかしさが募りますよね。そんな社会人の強い味方がLINEやメールなのです。
電話や直接会うよりも手軽でお互いの自由度の高い連絡手段ですが、手軽な分 送る頻度に悩んだことはありませんか? 一体何件くらい送るのがベストなんだろう? と疑問に思うことも少なくないでしょう。
「こんなに送って迷惑じゃないかな?」という女性なら誰もが一度は思うであろう悩みを解きほぐし、彼との程よい距離感を保てるおすすめの連絡頻度をご紹介します。
カップルとメールについて
男性は女性よりもメールが苦手
男女の恋愛に関した雑誌やサイトを見ていると、必ずと言ってよいほど書いてあるこのフレーズ。みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
連絡頻度のお話しする前に、基本的な男女のメールに対する認識の違いを簡単にご説明します。なぜ男性はメールが苦手なのでしょうか?答えは男女の脳の構造の違いにあります。
脳の構造上、女性は会話(喋る、メールなど)を<感情や気持ちを伝える手段>として認識しています。そして女性は会話をしているとき、右脳も左脳もフルで活用するので男性よりも会話でのコミュニケーション能力に長けていると言えます。
しかし男性は、会話を<必要な用件を伝える手段>として認識しています。従って男性は会話のときは左脳しか働いておらず、女性と比べて何気ない会話をすることが苦手な人が多いのです。
それでも直接する会話(喋り)は相手に集中していますし、表情や頷きも交えて伝えられるので会話は弾みます。
問題は画面上のみで繰り広げられる会話(メール)。
女性から日々の出来事や感情、テレビなどで見聞きしたことがメールで送られてきても、メールを<要件の伝達手段>と考えている男性は返信に困ってしまうのです。
「そんなに考えないで簡単で単純なもので良いのに!」と女性なら誰もが思でしょう。しかし無意識でも会話に論理性を求めてしまう男性はそうはいかないのです。
そしてどんどん返信が遅くなったり、彼の方からはメールがこないことに対して不安の募った彼女がしだいに苛立ちを覚えるようになり、喧嘩になる……連絡頻度で揉める原因は、このような男女の認識の違いにあると言えます。
社会人カップルにおける仕事とメール
お互いに働いていて自分の日常があり、忙しいことを承知でお付き合いしている社会人同士の恋愛。
学生の頃のように恋愛だけに時間を割くことはできませんし、多少の我慢をしても大人の女性らしく相手への思いやりをもって連絡をとりたいものです。
男性は一つのことに集中して作業する、いわゆるシンプルタスクな人が大多数です。そのため、仕事中にメールがくるのは妨害されているように感じてあまり好ましく思わない人もいます。
そして、男性自身がこのような考えをもっているので平日の日中にメールが何通もくると「暇なのかな?」と思われるかもしれません。そんなことを思われたら、必死に仕事をこなしている自分自身が報われませんし、大変心外に感じることでしょう。
このように、自分が送りたいだけメールを送るというのは、二人の関係を悪い方向にもっていってしまう危険性があるのです。
距離感が分かっているカップルの特徴
束縛しすぎない
お付き合いをするとついつい相手の行動や予定が気になってしまうもの。特にデートやメールなど出来るだけたくさんしたくなりますよね。
ですがお互い、それ以外の人間関係もあるのです。仕事もあれば趣味もある、友だちもいることでしょう。それらを全て後回しにして、カップルでだけ遊んでいる二人はあまり長続きしないでしょう。
お付き合いが始まっても変わらず仕事に精を出し、友だちとは一緒に遊ぶ。たとえ連絡が多少来なくてもすぐに疑ったり怒ったりせず、大きな心で接することで二人の関係は長続きするようです。
自分の時間を楽しめる
どうしてもどちらかが忙しく、なかなか会えないということもあるでしょう。そんな時距離感が分かっているカップルは、自分一人でも楽しむことが出来ると言います。
例えば趣味であったり、勉強であったり、1人だからこそできることをする。その時間を持てる二人はその距離感を無理に詰めたりすることなく、心地よい距離感でお付き合いしていくことが出来ます。
会えないからといってぐちぐち言われていたら、一方ばかりが心苦しく思ってしまいます。そんな一方的な関係はなかなか続かないですよね。
特に趣味がないという人でも、買い物に行ったり映画に行ったり、自分で自分を楽しませる方法が分かっておくと、予定が合わないときでも楽しく過ごせますよ。仕事で必要な資格をとったり、自分磨きに使うのも良いでしょう。
お互いを大切にしている
お付き合いにはなにかとお金がかかります。稼ぎの違いなどもありますが、一方的に彼氏にばかりおごってもらったりしていないでしょうか。確かに男性もプライドがあるので、出来るだけ出してあげたいと思うのは当然なのですが、一方であまりに負担が増えすぎるとお付き合いを続けるのが苦しくなる場合も。
距離感が分かっているカップルは、その辺りの感覚に優れているので、どちらか一方が負担しているなと思ったらすぐに割り勘にしたり、代わりにプレゼントをあげたりと、何かと不満がたまらないように工夫しているようです。
最適なメールの頻度は?
認識の違いを加味したうえでのベスト頻度
だからと言って、一週間に一度 程度しか連絡しないのは「付き合っていると言えるの?」と不安や寂しさを生み出します。もちろん不満も募ってしまいますのし、片方だけが我慢をしている恋愛は長く続きません。
認識の違いは逆に見れば、女性は少しでも多く会話(メール)したいと思ってしまうという欲求がでてきて当然とも言えるのです。
そのため、男女の許容範囲を考えたときにベストなメールを送る頻度は一日に一通から三通ほどではないでしょうか。タイミングとしては、通勤前か通勤中&退社後に送ることをおすすめします。
具体的には「おはよう」から始まるメールと「おやすみ」で締めるメールの一日二回のやり取りを目安に考えてみてください。
プラスするなら、退社後に「お疲れ様」という労いの言葉をいれた、彼が負担に思わない程度の短文をおすすめします。彼女からのさり気ない労いのメールは、仕事で疲れた彼のちょっとした癒しにもなれるはずです。
もちろんこれはあくまでも目安であり、大人同士、お互いの仕事の忙しさや体調を思いやって臨機応変に増減してくださいね。
個人差があることを念頭に!
そもそも彼が「毎日メールするなんて無理!」という場合は、彼の負担にならないように一日単位ではなく一週間単位で考えてみるのもありです。
せっかく好き合っているもの同士「連絡頻度なんて細かいこと!」と気楽に、大人の余裕をもってあまり考えすぎないでくださいね。
連絡頻度は愛情と比例するとは限りませんので、ご安心ください。
音信不通や自然消滅しないために
連絡が来ないからといって、あまり矢継ぎ早に返信をせかすのはNG。あまり連絡をせかし続けると、既読無視や最悪未読無視という状態になって、音信不通になってしまう恐れも。そのまま連絡が取れず自然消滅、というのは絶対に嫌ですよね。
連絡が取りづらくなったな、と思った時点で一度相手の状態を確認しましょう。仕事で忙しかったり、勉強に集中したいという場合は、落ち着くタイミングを確認して、その時期まで連絡を控えめにしておくこと。
代わりに多忙な時期が過ぎたら、二人でデートにいったり旅行に行く約束をしておくこと。
忙しい中でもその約束を目標に頑張ることが出来ますし、待っているこちら側も調べ物をしている時間で気がまぎれると思いますよ。
まとめ
恋愛には正解もゴールもありません。それは連絡頻度についても同じです。女性は周りと比べて見て気にしてしまうことが多いですが、恋愛は“あなたと彼”の二人のことなので周りを気にする必要はありません。
大事なことはお互いに無理なく彼と長く仲良くいられることなのです。お互いにベストな連絡頻度、距離感を二人で話し合って徐々につくっていきましょう。そしてそれが二人の当たり前になった頃、いまよりもっと二人の仲が深まっているはずです。