カップルの立ち位置から関係性がわかっちゃう心理学3選
2017.12.26
突然ですが、皆様は普段彼氏と歩いている時に、お互いの立ち位置を意識されたことはありますか?なんとなく居心地が良いからだと思っていた立ち位置も、実は2人の関係性や心理が隠されているかもしれません。
また、この心理を利用して、立ち位置を思い切って変えてみるのも1つの手です。彼との関係をよりよくするきっかけになるかも知れません。
今回は、3つのパターンから見えてくる、意外な心理をご紹介したいと思います。あくまでも心理学のお話しなので、絶対にこうだ!とは言えませんが、良かったらデートの時などの会話にも使えると思うので、是非参考にしてみて下さいね。
1.女性が左側、男性が右側の場合
街を歩くカップルに、1番多く見られるのが、女性が左側、男性が右側のパターンではないでしょうか。もちろん、車が走っている方向などによって、彼があなたを内側へ寄せてくれる場合もありますから、あくまでも普段の日常を思い返してみて下さいね。
このパターンでは、手をつないでいる場合、どちらが利き手かによって変わってくるそうなのですが、日本人は右利きの割合が圧倒的に多男性いです。利き手を彼に預けるのは、どういう心理なのでしょうか。
心理的にみると
自分の利き手がふさがる事で、彼に守ってもらいたい、付いていきたいという心が見えてきます。そして、甘えたがりやな性格の女性が多いです。
この場合、男性は右側に立つ場合は利き手が空いた状態になり、危険からすぐに女性を守る事ができたり、すぐに動ける安心感があるのだそうです。主導権を握りたいと考えている人が多い。
男性は普段から、自然と女性を守りたいという心理が働いているのかもしれませんね。彼についていきたい・引っ張ってもらいたいと考えているあなたには、ピッタリの立ち位置でしょう。思う存分彼に頼ってみましょう。
日本はこのタイプが多い
もちろん、最初に述べたように日本人は右利きが多いという事が第一にあげられます。だだその他にも、左側通行や右ハンドルなどで無意識の内に、生活の中で女性が左側、男性が右側にくる事が多いのも事実です。
日本の歴史的な背景は
右側はリーダーの人が立つという風習があります。向かって右が上手とされていたり、右にならえ・右に出るものはいないなど言葉もあります。結婚式でも男性が右に立つのが通常です。男性は心のどこかで優位に立ちたいと思っているのでしょう。
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2.女性が右側、男性が左側の場合
次は、先ほどと逆のパターンの場合です。こちらも同じく、お互いに右利きとしましょう。男性は、利き手が空くと、「守ってあげたい」「安心感がある」という話をしましたが、女性の場合はどうなのでしょうか。
心理的にみると
この場合、リードする側は女性になりますから、しっかりとした、自立心の高い性格の方が多いでしょう。「彼を支えたい」と言うと大げさかもしれませんが、恋愛においてあまり相手に依存せず、自分自身の芯を持っているタイプの方が多いと言えるのではないでしょうか。
そして、左側にいる彼は、「俺についてこい!」というようなタイプよりは、持ちつ持たれつ、お互いの意見を尊重できるような人柄かもしれません。
最近では、草食男子という言葉も出てきましたが、時にはあなたの話に耳を傾けてくれる、優しい性格の彼も素敵ですよね。
このパターンは、少数派ではあるものの、お互いに信頼関係がしっかりしていて、お付き合いの長いカップルに多いのかもしれません。
彼に頼み事をするなら
人は、右耳から頼み事をされると左耳からされる時の2倍も聞き入れる可能性が高いという研究結果がでています。お願い事をする時は、普段左側に立つあなたも右側に立つといいかもしれません。ダメもとのお願いを聞いてくれるなんて事もあり得ます!
また、右脳左脳の恋愛学においても、女性は左耳で話を聞くことを勧めています。右耳で聞くと、情緒をつかさどる右脳に届き、左耳で聞くと、理性をつかさどる左脳に届きます。
最近はこちらの立ち位置も増えた
最近では、草食系男子と呼ばれる人達も増えて、この立ち位置も増えてきたようです。一見頼りないようにみえるかも知れませんが、あなたの事をよく見てくれています。しっかり頼ってあげましょう。
3.手は繋がず、立ち位置はバラバラの場合
3つ目は、手は繋がない、そして立ち位置もこれといって決まっておらず、その日の状況に合わせてバラバラというカップルのケースです。このタイプは、一見何も読み取れないのではないかと思われるかも知れませんが、そんな事はありません。詳しく見ていきましょう。
性格的にみると
確かに、付き合いたてのカップルは手をつなぐ事が多く、自然と立ち位置も決まってきそうですが、年数が長かったり、既に夫婦となっている場合、そしてお互いにシャイだと、人前ではあまりイチャイチャしたくないという人たちもいらっしゃいますよね。
そんなカップルの場合は、それぞれ相手との関係を大切にしつつも、自分自身のスペースを大事にしているケースが多いです。
心理的にみると
人にはパーソナルスペースと呼ばれる物があり、その空間の広さは人によって個人差があるものの、あまりにも近い距離で引っ付いてこられると、不快に感じてしまう人もいるそうです。
もちろん、今回はカップルのケースですし、密接に近づいても大丈夫じゃないの?と思われるかもしれませんが、外で出歩く際は、「人に見られている」という意識が強くなるため、自然と自意識が働くのですね。
決して気持ちが離れているというわけではなく、家など人目が気にならない所では意外と他のカップルのようにしているのかもしれませんね。
また、左右の位置が常にバラバラというのも、あまりお互いに相手への依存心が低く、どんな状況も順応できる、尊重しあった関係と言えるでしょう。
立ち位置はバラバラでも、もしかすると一緒に寝転んでいる際はいつも位置が決まっていたりしていませんか?人前では甘えられなくても、環境に合わせて求めあえる、大人な関係性なのかもしれません。
もしもあなたが、本当はもっとくっついていたいという場合は、彼の性格も理解したうえで、2人きりの時に思いっきり甘えてみて下さいね。
主導権を争っている
毎回右側にどちらが立つかことなる。すなわち、お互いに主導権を握りたいと思っている。このタイプのカップルは、小さな事でも喧嘩につながるケースが多く相性が良いとはあまりいえません。彼との関係を考えなおすのも必要です。
まとめ
いかがでしたか?3つのパターンから、色々な心理状態をご紹介しましたが、思わぬ所で2人の関係性が見えて面白いですよね。心の状態は、自然と表情や行動に表れる事が多く、他の気になる所を探ってみるのも面白いかもしれません。
今の関係をもっと変えたい!という時は、こっそり立ち位置を変えてみて、おまじないのようにするのも良いかも。たかが立ち位置ですが、時にカップルの関係性を知る重要な役割を果たしてくれるかもしれません。
これからの季節、カップルのイベントは盛り沢山です。今は彼氏募集中という方も、街を歩くカップルを観察して、「へ~、あのカップル意外とそんな関係なのか~」なんて想像するのも楽しいですね(笑)。よければ、是非参考にしてみて下さいね!