泣く女の理由って?その心理・性格に注目!泣くのってやっぱり鬱陶しがられる?
2018.02.09
すぐに泣いてしまう私、みんなからどう思われているんだろう? 職場で泣いてしまって、周りにはどう思われたかな・・・、いつも涙で解決しているけどこれは果たしてどうなの? と、涙を気にしている女性も多いと思います。
今回はそのように泣く女って周りからどう思われているの? という視点から「泣く女」について解説していきます。これは自分ではどうしようもない部分も多いのですが、普段気にしている女性は、まずは一読し参考にしていただければ幸いです。
泣く女の理由
女性が泣く理由は、その場そのときによって様々ですが、根本を突き詰めていくと大きくわけて2つです。
感情の起伏による自然な涙
まずは、現代の女性でより多いのがこちらの理由です。
これは、元々生物の特性として男性よりも感情的な生き物である女性の喜怒哀楽がより大きく起伏したときに涙が流れるということです。
場面によって、感情の起伏は様々な事象を理由に起こりますが、感動ものの映画で涙した。とか、恋人と喧嘩して怒りを感じた。とか、職場で嫌なことがあって落ち込んだ。など、感情が大きく動いたときに自然と涙がでてしまいます。
また、きっかけ自体に原因があったわけではなく、元々自分でも気づかないうちに感情を溜め込んでしまっていて、何か些細なきっかけでワっと涙が出てしまうこともあります。
この、「感情の起伏による涙」というのは、感情的な生き物である女性の心のバランスをとるためのものであったりもするので、本人にも予期せぬ涙であったり、すぐに泣き止んだりなどのコントロールが困難なものでもあります。
具体的には「感情の起伏による涙」は次の場合に起こることが多いです。
自己主張したいときの嘘泣き
次に、最近の女性にはあまり多くないですが、「涙を女の武器」として使っている場合の涙です。
女性も当たり前に男性と同じく社会に出るようになって久しいので、最近では女性も男性と同じように仕事や育児や家事をこなしており、強く見られたいと思っている女性も多いため、わざわざ泣いて女性の立場を下げるようなことをする女性はあまりいなくなりましたが、それでもまだ一定の割合で女性が泣く理由で多いのが、この自己主張したいときの嘘泣きです。
自己主張に関しても、感情の起伏と同じようにその場そのときで何を主張したいのかは変わってきますが、基本的には自分のわがままを通すための打算的な涙といえます。
ただ、中には、感情の起伏による涙とも被る「嘘泣き」もあり、感情が高ぶりすぎてうまく言葉にできなくなり、涙で自分の思いや気持ちを主張しているようなときもあります。
具体的には「自己主張のための嘘泣き」は次の場合に起こることが多いです。
泣く女の心理
では、泣く女性自身の心理状態はどのようなものなのでしょう?それを詳しく見ていきます。
混乱している
感情の起伏による涙のときには、生理現象として自然に出てしまっている場合なので、泣いている女性自身も涙が出て混乱してしまっていることが多いです。
相手と喧嘩していたら思わず頭に血が上りすぎて涙が出てしまった、緊張しすぎて大勢の前で突然涙が出てきてしまった。など、、、
自分自身でも涙が出てくるとは思わなかった!なぜ泣いているんだ?!と混乱していることも多いので、一度冷静になるまでは涙を止めることは難しかったりします。
泣きたくない
感情の起伏による涙の際には、「こんなとこ、こんなことで泣きたくないのに涙が出てしまう」という状態になっていることも多いです。
思わず涙が出てしまっているので、まさか泣くとは思っていなかった、感情が高まりすぎたと、混乱しつつも、冷静になっていることも多いですが、一度あくびをすると瞬時には口を閉じることができないのと同じように、ハッと気づいて泣き止もうとはしますが、瞬時に涙を止めることはできず、困っている場合があります。
かわいく見られたい
泣く女性があまりよく思われていないことが一般的に広まってきた最近では一番減ったパターンかと思いますが、「か弱くて守ってあげなきゃいけないかわいい女の子」として見られたいために泣いている状態です。
これはかわいく見られたいという自己主張のための打算的な涙なので、「嘘泣き」に分類されます。
立場が弱いと思われたい
嘘泣きの際の涙に特に多いのがこの立場の弱さを知ってほしいときの涙です。
例えば職場で上司や先輩に怒られて、「これ以上怒られたくない」「私の方が立場が弱いから周りの人にカバーしてもらいたい」といったときに、この立場の弱さを主張する涙で嘘泣きをします。
プライベートであれば、恋人と喧嘩して「恋人に謝ってほしい」「大声で怒鳴られるかわいそうな子と思われたい」や、友達や家族と喧嘩して「私は正しいという主張を通したい」といったときに、「(相手や周囲に)立場が弱いと思われたい」という心理の涙を流します。
傷つきの程度を知ってほしい
また、感情の起伏の涙とも被るときの「嘘泣き」としては、傷つきの程度を知ってほしいときに流す涙があります。
これは、主張を言葉にできないためにわざと涙を流しているという状態で、「あなたの嘘でこれだけ傷ついた」「あなたの罵声でこんなに傷ついた」といったことを訴えています。
感情が高まりすぎて、うまく言葉にできずに泣いている場合もあるので、必ずしも100%打算的な涙とはいえませんが、自己主張したいときの涙にはこういった「程度」を知ってほしいという心理状態も含まれます。
泣く女の性格
そもそも泣いている理由が感情によってそうさせられている受動的なものか、自己主張を通すための能動的なものか異なるので、それぞれの原因で泣く女性の性格は異なってきます。
感情の起伏による涙を流す女性の性格
この涙を流す女性に多い性格としては以下のようなものが挙げられます。
感受性が豊かで元々涙もろい女性は、より感情の起伏が激しいためこの涙を流してしまう頻度も高いとえます。
また、特にがんばりやな性格の女性は、自分が思っている以上にがんばってしまったり、いつの間にか自分のキャパシティを超えていたりして、この涙を流すことも多いです。
そのほか、思慮深くて、いろいろなことに深く思いや考えを巡らせる性格の女性は、深くまで自分の中で考え込みすぎてうっかり感情的な涙として考えや気持ちが溢れ出てしまうことがあります。
感情の起伏による涙は、喜怒哀楽の浮き沈みがいつの間にか涙として溢れてしまう涙なので、特に感情の起伏の差が激しい性格の女性や、元々自分の中で受け入れる感情の器が小さい女性、感情の波が高頻度で浮き沈みするような女性はよりこの、自然な涙を流しやすいといえますね。
自己主張のための嘘泣きをする女性の性格
この涙を流す女性に多い性格としては以下のようなものが挙げられます。
わがままでいつも自分の主張を通したいと思っている女性は、特にこの涙を流すことが多いです。
また、常に自分のことしか見えていなかったり、自分のことしか考えていない女性は、思うままに自分の主張を通すためにこの涙を流します。
そのほか、理論や理性よりも感情が最優先になってしまう性格の女性は、自分の怒りや悲しみといった相手に対する主張を通すため、この涙を流します。
泣く女は周囲からこう見られている
内心めんどくさいと感じている男性
見た目では、おろおろしたり、一生懸命フォローしたり慰めようとしている男性でも、内心では泣く女性に対して「めんどくさい」と感じていることが大半のようです。
特に職場や仕事関係など、ビジネスの場で悲しみや怒りといった理由で涙する女性はめんどくさいと感じていることが多いです。男性は元々女性と違い、基本的に「理論的に」言葉で話したい、解決したいと考える生き物ですが、ビジネスといった理論や理性がより優先されるような場では特に「めんどくさい」と感じていることが多いといえます。
また、めんどくさいと同時に、なぜ泣いたのか?理解してあげたくてもできない。ということも多くあるようです。
男性は女性と同じように「感情的に」考えることができないので、例え長年連れ添ってきた恋人や家族でも女性が泣いているだけではすぐにはその理由や原因を理解することは難しいといえます。
同性に対して厳しい女性
男性よりも、同性としてなんとなくその心理や考えがわかってしまう女性は、どうしたらいいか全くわからないと思っている男性よりも厳しく「女の武器」として使っていると見ているようです。
元々、女性の間では「男性の前でだけ態度を変える女」を嫌っていますが、それと同様に武器として使っていると厳しく判断していることが多いといえます。
また、同じ女性で、男性より感情の起伏が激しいことや感情のコントロールが容易ではないことを知っているので、「私なら我慢する」と考えて、精神的に弱いと見られてしまうこともあります。
ただ、男性とちがい、「なぜ泣いているのか?」なんとなくでも理解することが出来る分、分かり合えている間柄であれば、フォローしてもらえたり、励ましてもらえることも多いです。
泣く女はうざい?
時と場合にもよりますが、「泣く女」はうざいと思われることも大半のようですね。
特に理解がある分、同性の女性からの目は厳しいかもしれませんね。
また、男性からはどうしたらいいかわからない故、「めんどくさい」と思われていることもしばしばです。
ただ、打算的に泣いているわけではないのであれば、自分で止めることができない涙なのでしょうがない部分も大きいです。そうした場合には泣いた後にその場をしっかりフォローすれば、打算的ではなく、感情がいっぱいになってしまったんだなと思ってもらえ、うざいと思われることも少ないです。
そのほか、頻繁に泣いていると「うざい」と思われて終わりですが、普段怒らない人が怒るとその怒り度合いの高さを理解できてしまうのと同じで、普段泣かない女性が泣くと、その喜怒哀楽を理解してもらえるはずです。
涙はいざというときにとっておくのが懸命ですね。
まとめ
いかがでしたか?
正直あまり「泣く女」は同性からも異性からもよく思われていないようですが、時として自分にもどうしようもないこともあります。
そんなときは泣いた後にしっかりフォローを入れ、普段はいざというときまで「泣く女」をとっておくようにしましょう。
そうすれば、うざいと思われることもなく、いざというときに周りの人が気づいて力になってくれるはずです。