ひとりディズニーは寂しくない!効率的な回り方を知って誰よりも満喫しちゃおう!
2020.03.23
ディズニーランドやディズニーシーといえば、家族、恋人、友達と楽しむものだと思っていませんか?もちろん、みんなで行くのも楽しいですが、実は今、一人でディズニーランドを楽しむ「ひとりディズニー」がひそかに流行っているのです。
一見寂しそうに見えたり、ハードルが高く思えたりする「ひとりディズニー」ですが、コツさえ押さえれば、みんなと行く時とは違った楽しみ方ができるのです。今回は、そんな「ひとりディズニー」を楽しむためのポイントを紹介していきたいと思います。
ひとりディズニーは楽しい!隠された魅力とメリット
食事が好きなタイミングで撮れる
誰かと一緒だと食事のタイミングを合わせなければならない上、相手の食品アレルギーの有無や好き嫌いなどによっては、自分の好きな物が食べられないことも。
そのあたりが自由になるのも、ひとりディズニーの醍醐味とも言えるでしょう。
自分が行きたい場所にだけ行ける
1人ならば、どこへ行のも自由。自分が行きたいところだけ行けるし、自分が乗りたいものだけ乗って楽しむことができます。
1人で買い物をするのと同じような要領で、ディズニー巡りを満喫しましょう。
キャストが話しかけてくれる
1人ディズニーの経験者の間では、「1人でいるとキャストさんが声をかけてくれやすい」という「あるある」話があります。
大勢で固まっていると、キャストさんも声をかけづらいのではないでしょうか?ぜひこの機にキャストさんと仲良くなって、質問や世間話などを交わすひとときを楽しんでみてください。
キャラクターが寄ってきてくれる
「1人で行くと、キャラクターが寄ってきてくれる」「大勢で行くよりもグリーティングの反応が良い」というメリットも。
キャラクターは、お客さんの人数が多ければそれだけの人と触れ合ってお客さんを喜ばせなければなりません。1人ディズニーによってキャラクターをしばし独り占めできるのはちょっぴりお得ですね。
自分のタイミングで休憩できる
疲れたら、自分のタイミングでベンチに座ったりお店に入ったり。休憩時間も場所も自分の判断で決めることができます。
「そろそろ休みたいけど相手はまだ遊びたそうだな」「相手もそろそろ疲れてきてるかな?」という思いから解放されて気が楽ですよね。
ディズニーランド
住所:千葉県浦安市舞浜1-1
電話番号:0570-00-8632
営業時間:8:00〜22:00※季節・曜日により異なる
※運営時間が変更となる可能性があります。必ず東京ディズニーリゾートのオフィシャル・ホームページでご確認ください。
定休日:無休
ホームページ:【公式】東京ディズニーランド
ディズニーシー
住所:千葉県浦安市舞浜1-13
電話番号:0570-00-8632
営業時間:8:00~22:00 ※季節・曜日により異なる ※運営時間が変更となる可能性があります。必ず東京ディズニーリゾートのオフィシャル・ホームページでご確認ください。
定休日:無休
ホームページ:【公式】東京ディズニーシー
おひとりさまの多いエリアへ行きましょう
ショーを楽しもう
見ている人が全員舞台に集中しているショーは、おひとりさま初心者の方でも楽しみやすいと思います。人の目が気にならないので、思いっきりショーを楽しんでください。
また、一人で行くからこそ得られるチャンスがあります。一人分なら、真ん中や、前方の良い席がポツンと空いているということもあり得るのです。長時間待たなくても良い席で見ることが出来れば、それだけで、得をした気持ちになりますよね。
また、アトラクションとは違い、座席に座って待つことが出来るのもショーの良い点です。周りを気にすることなく、スマホや読書など、好きなことをして、待ち時間を一人で楽しく過ごしましょう。おすすめのショーはこちらです。
ディズニーランド
・「レッツ・パーティグラ!」:ディズニーの人気キャラクターたちが、ゲストと一緒に盛り上がれる「お祭り」パーティを開催します。
・「イッツ・ベリー・ミニー」:ミニーマウスをはじめ、ディズニーでお馴染みのキャラクターたちが魅せるレビューショー。音楽スタイルや衣装など、季節によって飽きのこない演出が魅力。
ディズニーシー
・「マイ・フレンド・ダッフィー」:ダッフィーが主役の物語を、食事をしながら楽しめるショーです。
・「ビッグバンドビート(抽選あり)」:ダンサーのパフォーマンスや音楽とともに、ディズニーのキャラクターが登場して盛り上げてくれます。
・「ハロー、ニューヨーク!」:ニューヨークの町を訪れたミッキーたちと、ニューヨーカーに扮したダンサーが魅せる、心躍るイベントです。
・「ディズニー・ライト・ザ・ナイト」:ディズニーの音楽とともに、光の演出が夜空に映えます。
パレードを楽しもう
パレードも見ている人が全員パレードに集中しているので「ひとりディズニー」を楽しみたい方におすすめです。
また、パレードが始まる30分から1時間前には、パレードの会場が人でいっぱいになってくるので、前列でしっかりと見て楽しみたい方は、少し前から会場に行き、場所を取っておくことが大切です。
待っている間に時間がつぶせるアイテムを用意していくと良いと思います。おすすめのパレードはこちらです。
ディズニーランド
・「エレクトリカルパレード・ドリームライツ」:季節ごとにキャラクターやキャストの衣装が変わるので、何度行っても楽しめる、夜のパレードです。その美しさに魅了される方は多いようです。
・「ドリーミング・アップ」:ディズニー映画の世界観があふれる、色鮮やかに繰り広げられるパレード。ディズニーの仲間たちが届ける、ファンタジックな演出は時間を忘れて見入ってしまうほど。
ディズニーシー
・ディズニーランドと異なり、パーク内のパレードはなくメディテレーニアンハーバーで行われるショーが中心となっています。(季節により異なるため公式サイトでご確認ください。)
グリーティングを楽しもう
グリーティングとは、キャラクターに会って握手や写真撮影が楽しめるものです。このような施設も「ひとりディズニー」を楽しみたい方にはおすすめです。
何といっても、キャラクターを独り占めできることが魅力です。大好きなキャラクターを独り占めして、二人きりでお話ができることは、最大の特権ですよ。
ディズニーランド
・「ミッキーの家とミート・ミッキー」:ミッキーと会うことができます。
・「ウッドチャック・グリーティングトレイル」:ドナルド、デイジーに会うことができます。
ディズニーシー
・「ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル」:ミッキー、ミニー、ドナルドに会うことができます。
・「サルードス・アミーゴス!グリーティングドック」:ダッフィーと会うことができます。
また、時間や場所は決まっていませんが、キャラクターたちがパークにいる時はフリーグリーティングを楽しむこともできますよ。
アトラクションに乗りましょう
シアター系アトラクション
「ひとりディズニー」を楽しむ方におすすめのアトラクションはシアター系のアトラクションです。これは、椅子に座って大きなスクリーンや目の前の舞台で繰り広げられるショーを鑑賞できるというアトラクションです。
一度に大人数の人が入ることが出来るので、基本的に待ち時間がそれほど長くありません。また、複数人で来ていても必ず他人と隣り合わせになるので、一人であることがばれにくいアトラクションでもあります。おすすめのシアター系アトラクションはこちらです。
ディズニーランド
「ミッキーのフィルハーマジック」、「カントリーベア・シアター」、「魅惑のチキルーム」
ディズニーシー
「マジックランプシアター」、「タートル・トーク」、「ニモ&フレンズ・シーライダー」
ライド系アトラクション
実はディズニーランドやディズニーシーには、シングルライダーというシステムがあるのです。これは、二人掛けのアトラクションに三人グループが座ると、一席余りますよね。その余った一席に入れてもらえるというものです。
シングルライダー専用のレーンがあり、待ち時間が少ないのが特徴です。このシステムを採用しているアトラクションは限られています。
ディズニーランド
「スプラッシュマウンテン」
ディズニーシー
「インディージョーンズアドベンチャークリスタルスカルの魔宮」、「レイジングスピリッツ」など。
詳しくは、当日、パーク内のキャストの方に尋ねてみてください。
ファストパスを利用しよう
一人でアトラクションを利用する際、躊躇する理由の一つが「待ち時間」ではないでしょうか。ずっと同じ人の前後になるので、人目が気になる方にはつらい時間ですよね。
そこで、待ち時間を少なくできる方法がファストパスを利用するというものです。ファストパスを利用すれば、かなりの待ち時間短縮になります。
ただし、注意していただきたいことがあります。それは、ファストパスは一度取ると、約二時間は次のパスが取れないということです。入場したら、すぐに一枚取っておくことをおすすめします。
食事を楽しみましょう
ワゴンフード
「ひとりディズニー」での食事は、ワゴンフードが一番気軽に楽しめます。複数人の集まりで来ても、ワゴンフードは別行動で購入する人が多いので、一人で並んでいても浮いてしまう心配はありません。
ショーやパレードが始まる前にワゴンフードを購入し、場所を取ってショーが始まるのを待っている間に、食事を楽しむと、時間の無駄がないので、おすすめです。また、パーク内にはベンチなども用意されているので、疲れた時に利用してみてください。おすすめの食べ物をご紹介します。
ディズニーランド
・「スキッパーズ・ギャレー」:ディズニーではターキーレッグが多い中、こちらでは、チキンレッグを購入することができます。
・「キャプテンフックス・ギャレー」:ピザの専門店です。シーフードピザや、ベーコンとパイナップルを使ったピザなどがあります。また、サラダやドリンクなども購入することができます。
・「ヒューイ・デューイ・ルーイのグッドタイム・カフェ」:ハンバーガーのお店です。サイドメニューやスウィーツ、ドリンクも購入することができます。季節のイベントの限定メニューも楽しむことができます。
ディズニーシー
・「シーサイドスナック」:名物のうきわまんがあります。食べやすくて見た目もきれいなので人気。
・「ハイタイド・トリート::ケープコッドの高台付近に位置するスイーツ系のワゴンです。甘い物が欲しくなったら、ぜひ立ち寄りましょう。
・「ロストリバークックハウス」:レイジングスピリッツの隣にある、カウンターのあるワゴンです。アップルパイ風スナックのツイストブレッド・アップルや、マンゴージュースなどがおすすめ。
テイクアウト
ディズニーランド内のレストランには、テイクアウトのサービスをしてくれるレストランもあります。レジでテイクアウトのお願いをすると、専用の容器にいれてくれますよ。
ディズニーランド
・「プラズマ・レイズ・ダイナー」:宇宙をモチーフにした店内や食器で食事ができます。
・「トゥモローランド・テラス」:ハンバーガーが購入できます。
ディズニーシー
・「マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリー」:ディズニーシーにあるパン屋さんです。食べ歩き用のパンを買うのみ最適なお店。
・「デランシー・ケータリング」:ボリュームたっぷりのホットドッグに大満足間違いなし!
カウンターのあるレストラン
ワゴンフードやテイクアウトではなく、レストランの中で食事をしたいという方には、カウンタータイプの席があるレストランがおすすめです。
ディズニーランド
・「チャイナボイジャー」:中華料理が食べられるお店です。担々麺や、点心を楽しむことができます。座席は建物内と、建物の横のパラソルの下など、いくつかに分かれているので、一人でも利用しやすいレストランです。
・「グランマ・サラのキッチン」:店内は程よく照明が落とされており、落ち着いた雰囲気です。席も、変わった作りになっているので、一人でも気兼ねすることなくりようできます。
ディズニーシー
・「ニューヨーク・デリ」:ディズニーシーにある、サンドイッチがメインのレストラン。おひとり様も多いので、カウンターでゆったりとお酒を飲むのもおすすめです。
・「テディ・ルーズヴェルト・ラウンジ」:大きな船の形をしたS.S.コロンビア号の2階にある、カウンター付きのバ-です。サンドイッチ系の軽食とアルコールを味わえますが、カウンター席に案内されるかどうかは運次第です。
知ってる人は知っているディズニーの裏技とは?
パークから手紙が送れる!
ディズニーランドの中には10箇所の郵便ボックスが設置されています。ここから手紙を出すことで、ディズニーのオリジナルのスタンプを押して配送することができるのです。
季節やイベントごとに違ったスタンプを押してもらえるので、友達や彼氏、家族に手紙を送ると喜んでもらえますよ!お土産代わりにもなります。1人ディズニーなら友達を待たせる必要も無いので、じっくり書くことができるのも魅力かも。
お土産はボン・ボヤージュで
舞浜駅からディズニーランドの途中にあるボン・ボヤージュでは、ランドの中で販売されているグッズと同じものが購入できます。そして開園時間・閉園時間もパークより長いのでとっても便利。
人ごみに溺れながら必至にお土産を探すのは、それだけで時間と労力を使ってしまいますよね。見たいショーやアトラクションを楽しんだら、お土産は余裕を持ってボン・ボヤージュで見て回りましょう。
住所:千葉県浦安市舞浜1-1-24
電話番号:0570-008-632
営業時間:7:30~23:00※状況により営業時間が変更になる可能性がございます。
定休日:無休
ホームページ:【公式】ボン・ヴォヤージュ | 東京ディズニーリゾート
公式アプリ、使うっきゃない!
ディズニーの公式アプリはもちろんダウンロードしていますよね。公式アプリからはアトラクションの待ち時間などもリアルタイムで確認できます。
1人ディズニーでは友達と手分けしてファストパスや場所取りをすることができないので、今アトラクションやショーがどれ位の待ち時間になっているかを調べる「情報戦」が非常に重要です。
またレストランの予約状況やアトラクションの運営状況(一時休止になっていないかどうか)もチェックできるので、パーク内に入る前にはぜひスマホに入れておきましょう!
アフター6パスポート
18時以降に入園することを条件に購入できるアフター6パスポート。短い時間ですがリーズナブルにいい所取りができます。ふらりと「今日ディズニー行きたいな……1人でもいいから……」という時はまずはアフター6!
以外とお1人様の利用も多いのです。もちろんオンラインでも購入できます。何より学校や仕事が終わってからでも遊べるのは嬉しい!次の日に疲れを残さずにパークを楽しめるのもアフター6ならではのメリットです。
ただしアフター6での入園の場合はファストパスの発券が終了しているアトラクションも多いので、公式アプリを駆使しながらスケジュール管理をしっかりと行うことも大切です。
並ぶことを加味して事前にアトラクションは1つ~2つに事前に絞ったり、友達と一緒の時には周りづらいグリーディングやエリア、レストランメニューなどを楽しんだりするのもオツなものですよ!
おひとりさまの必須アイテム
スマホ・本
ひとりディズニーは、どうしても待ち時間が退屈になります。その時間を有効利用できるように、あらかじめ準備をしていきましょう。
・スマートフォンの充電器:スマートフォンを持って行っても、途中で電源が切れてしまうと台無しです。持ち運びができる充電器を持っていきましょう。スマートフォンがあれば簡単に時間をつぶすことが出来ます。
ディズニーランドは、景色がきれいなところもたくさんありますし、キャラクターと写真を撮ることもあります。アトラクションの待ち時間を公式サイトでチェックすることもできますので、充電切れは避けたいですね。
・本:読もうと思っているけど、忙しくて読めていない本はありませんか。夜の待ち時間には不向きですが、パレードやショーの待ち時間を利用して、そんな本を読むこともできますよね。
レジャーシート
ディズニーランドではレジャーシートのみの場所取りは禁止されていますので、場所取りには使えませんが、パレードの待ち時間などで地べたに座る際、あると便利です。少し厚みのあるレジャーシートを持っていけば、長時間座っていてもお尻が痛くなる心配もありません。
強い覚悟
ひとりディズニーを思う存分楽しむには、一人でも楽しむんだ!という強い覚悟が必要です。一人だと周りに寂しい人と思われるのではないかという不安は捨てましょう。
パークに来ている人たちは、自分が楽しむために来ているので、人のことなんて、全く気にしません。周りを気にしていては、十分に楽しめずに損をします。ディズニーリゾートを楽しむことに集中しましょう。
ひとりディズニーのデメリットも…
待ち時間が長くて暇
アトラクションの順番待ちで並んでいても、誰かと一緒だとおしゃべりができます。そしてそのことによって、1時間ぐらいならあっという間に感じられます。
しかし、1人ディズニーの場合は話し相手がいません。そのため、アトラクションの待ち時間が当然暇になり、長く感じてしまいます。
まわりからの視線が気になる
まわりからの視線が「無駄に」気になってしまう人もいます。実は、「1人ディズニー」を楽しんでいる人って意外と多いのですが……。
「寂しい人だと思われていないか」「1人でいることを笑われていないか?」など、要らぬ被害妄想が湧いてしまうことも。
楽しさを分かち合う人が居ない
アトラクションでのスリルや興奮、キャラクターの可愛さ、料理の美味しさなど、ディズニーにはたくさんの楽しさであふれています。
それらを、一緒に来ている誰かと分かち合えないというデメリットもあります。
待ち時間中に交代でトイレに行けない
待ち時間中に交代でトイレに行けないアトラクションやワゴンでのテイクアウトなどは、どうしても長い行列になってしまいがち。
途中でトイレに行きたくなっても、友達がいれば交代で列を外れることができますが、1人だとそれがありません。
前後の人に声をかけるか、キャストを捕まえて一言伝えてからトイレに行くという方法もありますが、なかなか勇気がいりますよね。
まとめ
ディズニーリゾートは誰かと行く楽しみもありますが、一人で楽しめることもたくさんあります。大人数ではなく、一人の時だからこそ楽しめることがあるのです。
好きなキャラクターに会えるまで時間を気にせずに待つこともできますし、好きなアトラクションばかりに行くこともできます。一度「ひとりディズニー」を経験すると、その魅力にはまり、何度も通いたくなるかもしれません。