離婚後の後悔を吹っ切る方法5選!前に進めた体験談も。きっかけは身近なところから
2018.02.15
「離婚しなければよかった」などと悔やんではいませんか? 逃した魚は大きかったと思っても時すでに遅し。相手にも新しい人生がありますし、もうあの頃のように戻ることはないでしょう。
とても寂しいですよね。しかしそれが現実なのです。自ら孤独と向き合う覚悟なんてなかなか持てません。しかし、そんな孤独を埋めて心をすっきりさせる方法があります。
離婚の後悔を吹っ切る方法を探している人にぜひ読んでいただきたいです。
新たな人生として前向きに!離婚後の後悔を吹っ切る方法5選
1.お互いを尊敬できるような相手を探す
「恋の辛さは新しい恋をすることで楽になれる」と言いますね。離婚は、独身者の恋とは違ってなかなかそんな気持ちになれない人も多いとは思います。でも忘れないでいてください。男性は世界中にいますし、女性も星の数ほどいるわけです。沢山の異性との出会いは、貴方の心を癒す最大のスパイスとなるでしょう。その中で、お互い尊敬できるような相手を探すことをお勧めいたします。
落ち込んでいた今までを振り切って、前を向いて恋愛を楽しむには、少し背伸びするような人を見つけてみるのも良いかもしれません。今までの自分とはさよならをして、誰かにもう一度恋させられるような、自分に出会うことも大切です。その時に気を付けるのは、前結婚していた人に似た異性は探してはいけませんよ!
また、同じようなことを繰り返してしまうことにもなりかねません。できる限り、元の旦那とは違うタイプの異性に目を向けるようにしてください。そうすれば、離婚の後悔も薄れてゆきます。今の時代、出会うチャンスはいくらでもあります。出会い系サイトで探している人だっているのですから、恐れずに色々なタイプの人に出会ってみましょう。何歳になっても、恋は楽しめるものですよ。
2. 自分の悪い部分ととことん向き合う
落ち込んでいる時に気分転換をしようと、どこかに出かけてみても周りの人たちの楽しそうな雰囲気で余計に落ち込んでしまうことってありますよね。そんな気分じゃないのに、無理して出かけようとする必要は無いのではないでしょうか。そんな時には、この機会に自分の悪い部分ととことん向き合ってみてはどうでしょうか。
離婚の原因は元旦那にだけにあったのでしょうか?あなたにも何か足りないことは無かったですか?夫婦ごとに離婚した原因は様々でしょうが、あなたに新しい恋人ができたとしても、この反省がなければまた同じ結果となってしまう怖さがあります。自分を変えるのは難しいことですが、同じ繰り返しはもうしないと心に強く念じてください。
悪い部分をノートに書きだしてみましょう。そして、自分の克服できた悪い部分はごみ箱に捨ててしまうのです。受験生が暗記の時に使う方法です。そのノートが全部なくなった時、貴方はもう以前の貴方ではありません。胸を張って堂々と、次なる恋を見つけてください。
3.旅に出て気分転換をしてみる
離婚した後、前と同じように仕事をして家事をして、家に帰って寝るだけ・・・というルーチンワークを続けていると、それだけでも精神的に参ってしまう人もいます。そんな人は思い切って旅に出てみてはどうですか?一人旅はいいものです。沢山の出会いや沢山の発見がそこにはあります。一人が不安だという方は、友人を誘ってみるのも良いでしょう。
違った場所に出掛ければ、モヤモヤしていた心もなくなります。何もかも忘れて、旅をしてみるのもいいじゃないですか。もしかすると、旅先で会った人と恋に落ちるかもしれませんし、旅で新しい自分を発見できるかもしれません。そこには、旅先で出会った人と「フェイスブックで繋がる」ということもよくあるようです。きっと、旅が終わった後、心は晴れているでしょう。スッキリ、リフレッシュしてみて下さい。
4.気分転換でリフレッシュ
離婚した元旦那と近くに住んでいたら、どこかでバッタリと顔を見て思い出してしまうこともあるかも知れません。もし、あなたが住む場所を変えられるようであれば、相手とのモヤモヤが残っている場所から離れてみるのも良いかもしれません。引っ越しをするというのも一つの手です。新しい環境で、新しい暮らしをスタートさせれば、心は必然的に新しい生活のほうに向きます。
今までの自分と「さよなら」するケジメとしても、とても良いことです。髪型を180度変えてみるというのも、良いかもしれません。髪を綺麗に整えるだけでも、心をスッキリさせる効果はあります。お部屋の模様替えなどしてみても良いかもしれません。引っ越しするお金がないという人は、このようにお部屋の模様替えをすることによって、心の整理整頓をしてみて下さい。
心のモヤモヤは、ずっと残るわけではありません。ずっと何もしないよりは、何かしていたほうが気は紛れます。何かいつもと違うことに目を向けてみて下さい。
5.時間が解決してくれるのを待つ
離婚は誰にとっても辛いものですよね。何年たっても離婚した時に夫を責めている夢を見て嫌な気持ちがぶり返してくる人もいます。普段忘れていると思っていても、心の奥に消えない傷として残ってしまうのかも知れません。でも、もう離婚してしまった以上元旦那とはわかりあえる事もないし、許せないと思う気持ちは変わらないでしょう。
過去をいつまでも引きずっていても辛い思いをするのは目に見えています。何も良い方には向きません。今一番辛い時期を過ごしている人は、先が見えない闇の中にいるような気持ちになっているかも知れませんが、時間が立てば忘れることは出来なくても、だんだんと普通に生活できるようになるものです。
色々とあがいても、結局は時間が解決してくれるのを待つのが一番の方法でしょう。そう信じて毎日を精一杯過ごすことで、先へと進むことができます。
身近なところできっかけが生まれた!再出発できた体験談
1.離婚してスッキリ!若返ったと言われています
夫の女性問題で、何度話し合いをしても夫の気持ちは戻らず、子供2人を連れて泣く泣く離婚。半年の別居から離婚後数ヶ月は、毎晩泣いて過ごしていました。今頃、夫は第二の人生を謳歌しているのかもしれない。
新しい女性と、子供のことも忘れて遊んでいるんだろう・・・そう思うと、自分の全てを否定されたような気がして辛かったです。友人や両親の励ましもあり、少し気持ちが前向きになったら、今度は「よし、元夫より絶対に幸せになってやる!」と思うようになりました。
泣いて不幸になっている自分を、元夫に見せたくないという思いもありました。離婚後の方が幸せそうだと感じさせることが、元夫への復讐のように思えたのです。そこで、わずかですがお給料をエステや美容院、化粧品など自分の表面を磨くことと、仕事のスキルアップのために使いました。貯金ではなく、今は自分への投資が必要だと思ったんです。
また、子供たちとは、今までいけなかった旅行に行くようにしました。お金はなかったので、車で寝たりキャンプをしたりという旅でしたが、子供たちも徐々にイキイキし始めました。
数ヶ月後、わたしは体重が15kg以上痩せ、周囲の人には若返ったと言われるようになっていました。元夫はといえば、離婚後しばらくは良かったようですが、徐々に自営業も上手く行かなくなり、相手の女性とは付き合うこともできず、金銭的にも精神的にも苦しい毎日を送っているようでした。
元夫との共通の友人から「元夫くんが、○○ちゃん離婚してキレイになったから彼氏でもできたのかな?って心配してたよ」と聞きました。そこで、わたしは完全に離婚の辛さが吹っ切れました。今後は分かりませんが、今は絶対に元夫より幸せだ!そう感じたときに、元夫を恨む気持ちもなくなりました。これからは、仕返しのためではなく、純粋な気持ちで子供たちと幸せになるぞ!と前向きに生きれています。
(30代 女性)
2.離婚してからの方が経済的にも安定して良かった
離婚した直後は別れる原因を作った夫を恨み、その原因となった浮気相手のことを呪わしく思ったりもしました。でも、自分には子供がいたので子供の顔を見ると「こんなことでいつまでも立ち止まってちゃいけない」と思えました。
子供が笑ってくれると、離婚した辛い思いもその時だけでも和らぐのを感じたのです。離婚後、自分は子供を連れて実家に戻ったので養育費をもらったのと、実家ぐらしで生活に対する不安はなくなって結婚していた時よりも余裕が出てきたなと思っています。いつまでも養育費がもらえるわけじゃないけど、住む所には困らずに済むので別れた方が良かったなと思います。
(30代 女性)
3.離婚後うつになったけど長い人生の休養期間と思って乗り切りました
私は離婚後にあまりにもつらすぎて、おかしいなと思ったので病院に行ってみるとお医者さまから「うつ病」だと診断されました。それまでは、結構マイペースで悩みとは無縁な性格だと思っていたのでびっくりしました。寝ていてもすぐ目が覚めてしまうし、起きていればネガティブなことばかり考えてしまうしで、本当に辛い時期でした。このままじゃ普通の生活は無理だと思い、仕事を辞めて実家に戻り休養することにしました。
実家に戻ってすぐは、昼と夜が逆転したような生活だったり、人と会うのもおっくうだったりと生気のない生活をしていましたが、家族や友人に支えられてだんだんと離婚のショックが薄らいでいき、うつ病も自然と治ってきました。
今では地元でアルバイトから仕事をはじめて、リハビリ中といったところです。この時代にせっかく勤めはじめた仕事を辞めてしまったのはもったいないとは思いますが、長い休暇を取らないとたぶんダメになってしまっていたと思います。長い一生のうち、このくらい休暇があってもいいんじゃないかと、気にしないことにしました。
(20代 女性)
幸せに向けて歩き出すために。経験者から学ぶ3つの気持ちの切り替え
1.自分磨きで充実したら悪い状況も逆転する
辛い時は、辛い辛いと思うことしか出来ず、なかなか前に進めないものですね。アンケートで答えてくださった方は、お子さんがいてくれたことが心の支えにもなり、離婚の辛さから脱出できました。きっかけはお子さんでも立ち直るのに一番役にたったのは自分磨きでしょう。
離婚直後は新しいことに挑戦しようと思う気持ちは湧かないかも知れませんが、少し時間がたって来たら趣味に力を入れてみたり、おしゃれをしてみたり、何かスキルを身に着けたりと自分を磨くことをしてみると良いですね。毎日の生活にハリが出てきて、いつの間にか離婚の辛さを忘れられる事も出来るでしょう。
自分磨きをおすすめするのは、辛さを忘れるためだけでなく、結果として以前の自分よりも輝いた人生を送ることが出来るということです。好きなことを増やしたり、資格をとることで新しい職につくことが出来たりと、精神的にも経済的にも豊かになれるでしょう。おしゃれに気をつかう人は、元旦那を忘れさせてくれる素敵な人に見染められるかも知れませんね。
離婚の辛さを忘れさせてくれる上に、良いことばかりで自分磨きをすることで損をすることはないでしょう。
2.今の方が良くなったことを探してみる
離婚はつらい出来事です。でも、離婚が原因でトラウマになってもう二度と男性とは付き合わないとまで思う人は意外に少ないものです。ほとんどの人が一度離婚しても、また幸せな結婚をしているのではないでしょうか。子供がいるから混乱させないよう再婚はしないけれど、お付き合いしている人はいるという人も少なくありません。
そんな人たちがどうやって立ち直っているのかと言えば、昔よりは今のほうがマシ、今の方がずっと良いと思えることを考えていたからではないでしょうか。昔を思い出すのは良いですが、過去にしばられて「前は良かったなー」「戻りたいな」と思っていたのでは、前へ進めなくなってしまいます。そうならないためにも、今の方が良い。このまま歩いていけばいいと思うことは大切なことです。
2つめの体験談のように、離婚した方が経済的に楽になる場合もあるでしょう。旦那のDVに苦しんでいた人は、開放されてビクビクした生活から逃げられたという喜びもあるのではないですか?旦那の浮気に泣かされてきた人は、もう元旦那が誰と付き合おうとも関係ないと、気にしなくなったのではないでしょうか。離婚とは悪いことばかりではありません。
離婚して良くなったことを考えれば、後悔していた気持ちも少しは落ち着くはずです。
3.焦らないうらやまない のんびりした気持ちになるのが◎
離婚の辛さからうつ病になってしまったという体験談もありましたね。病気になると離婚だけでなく病気の辛さものしかかってきて、さぞ大変な思いをされたのではないでしょうか。この体験者さんのように、思い切って会社もやめ、体と心を休めることが出来ればぜひそうしてみてください。辛いことから脱出するには、焦りは厳禁です。
好きな時間に寝て、好きな時間に起きて、時には友人と楽しく語らい、家族との団欒を楽しむというのんびりとした生活を送っていくうちに、だんだんと心も癒やされていくでしょう。もし、頼れる実家や兄弟などある人は、思い切って休みをとってみることをおすすめします。どうしても、他の人たちと同じように生活しようとすると、無理をしなければいけない部分が出てきます。
この時だけ、この辛い時だけは焦らず、他人をうらやまず、のんびりとした気持ちで過ごしてみてはいかがでしようか。
まとめ
離婚をした後の後悔を吹っ切る方法を5つご紹介してきました。いかがでしたでしょうか?とことん自分の悪いところと向き合って見たり、新しい恋を探してみたり、環境を変えるというのも効果がありそうでしたね。でも、結局は離婚の後悔を吹っ切るには時間が解決してくれるのを待つのが一番なのかも知れません。
無理やり忘れようとしても、無理に楽しくしたのでは心の奥には残っていてふとした瞬間にその嫌な気持ちが思い出されてしまうこともあります。もし、思い出しても「そんな事もあったね」と笑い飛ばせるような時が来るのを待ちましょう。離婚は悪いことばかりではありません。体験談では、離婚した時は辛かったけれど、結局は離婚して良かったと思っている人の話しを3つご紹介しました。
どの人のお話も、最後は自分の心の持ちようだということがわかったのではないでしょうか。離婚の時の辛い気持ちを忘れるために、前へと進もうとするそんな気持ちが出てくるまでは、離婚の後悔からは開放されることはないでしょう。それでも明けない夜はないといいます。長い人生、多少お休みする期間があってもいいじゃないですか。
ゆっくり休んで、元気になったら明るい未来への新たなスタートを歩み出してください。