独占欲の強い女性の特徴4個紹介!心理学的にご解説します!
2018.01.05
この記事は2017年1月31日に投稿された記事を再編集したものです
独占欲が強くて彼氏をがんじがらめにしている女友達の姿に、あれじゃあ彼が逃げ出しちゃいそう……なんて心配したことはありませんか?
でも、ちょっと待って!あなた自身は大丈夫? ちょっとしたヤキモチやワガママだと思っている言動も、彼氏には独占欲だと思われているかもしれません。
独占欲の強い女性の行動にはどんな意味があって、彼はそれをどう感じているのでしょうか。大切な彼氏を逃がさないように、女の独占欲についてちょっと勉強しておきましょう。
独占欲の強い女の特徴、その言動にはこんな意味があった
同性との競争心 「私が一番だよね?」
何かを自分だけのものにしたいとう欲求、独占欲。彼をひとりじめしたい、私だけを見てほしい、私だけを好きでいてほしいという気持ちは、誰でも持ちうるものだと思います。彼の気持ちが自分だけを向いていないことに不満を持った経験は、あなたも少なからず覚えがあるのではないでしょうか。
独占欲は男女どちらにもある欲求ですが、その心理はまったく同じというわけではないようです。女性は勘が鋭いところがありますから、彼の言動の些細な違和感から一方的に独占欲を募らせてしまうことも。独占欲の強い女性の特徴をいくつか挙げて、傾向と対策を探ってみたいと思います。
独占欲が強い彼女の特徴のひとつに、自分が一番かどうか確認したがるというものがあります。「私が一番?」「私のことが一番好き?」という質問がそれ。
もしかしてあなたも、彼に向かって口にしたことはありませんか? 男性は最初は可愛いと思っていても、繰り返されるとだんだん面倒になってしまうようです……。
女性が口にする「私が一番?」という質問には、他の女性と比べて私のことが一番好きだよねという確認の意味があります。同じ独占欲でも、僕だけを見ていて、僕のことを否定しないで、と意識が自分中心の男性に対して、女性は、自分以外の他の同性との競争に意識が向くのです。
他の女に負けたくない。他の女より私のほうが愛されている。独占欲の強い女性にとってはそれが重要なわけですが、歴代の元カノに加えて周囲のあらゆる女性に競争心を持たれる彼氏はたまったものではありません。彼にとって他の女性と彼女のことはまったく別の話なのです。
私はこんなに愛されている!
男性が彼女を自慢するとき、その対象は容姿を指すことが多いかもしれません。一方で女性は、彼が自分に何をしてくれたかどうかを大切にするところがあります。
……例えば旅行に連れて行ってくれた、人気のアクセサリーをプレゼントしてくれた、こんなワガママを聞いてくれたというようなことです。
女性が周囲に自慢したいのは、いかに自分が彼に愛されているか。素敵な彼氏、優しい彼氏というだけでなく、素敵な彼氏に大切にされている幸せな自分を見てもらいたいのです。
その状況をキープするために、彼のことはつかまえておきたいし、自分だけを見ていてもらわなければなりません。
浮気や破局なんて、愛されている自分を全否定されることになってしまいますから絶対駄目。それを防ぎたいという思いが、独占欲となって彼に向かいます。彼にこんなにも愛されている私という状況を守りたいのです。
「なんで?」「どうして?」は不安のサイン
独占欲の強い彼女の特徴で男性側が特に眉をひそめるのが、この「なんで?」「どうして?」攻撃かもしれません。例えば、「私のことが一番好き?」と確認したがる特徴を挙げましたが、この確認には続きがあることが多いのです。彼が肯定の返事を返しても、彼女はまだ満足しません。
知りたいのは、彼が私のことを好きでいる理由。
「どうして好きなの?」と続いた質問は、さらに詳細な理由を求めるものになったり、つい「わからない」なんて答えてしまえば「どうしてわからないの?」と追い詰めるものになったり。悪気がなかったとしても、言葉にするのが苦手な彼には結構苦痛かも……。
「なんで?」「どうして?」と聞きたがるのは、彼のことをもっともっとすべて把握したいという心理からですが、彼を独占したい気持ちが強すぎるために、彼女はどうしても不安が拭えないのでしょう。
少しでも不安を解消したくて、より安心できる理由を求めてしまうのです。
「今日はなんで会えないの?」「どうして約束してくれないの?」、彼女の「なんで?」「どうして?」の裏には、独占欲が満たされていない不安やストレスといった心理が潜んでいて、彼氏にそれを訴えたり、和らげたりしてほしいと望んでいるのです。
尽くしても尽くしても
独占欲の強い女性は、自分を犠牲にしてまで彼に尽くしてしまっている場合があります。自分のことは二の次で意識がそちらばかりに向いていますから、彼の些細なよそ見も気になってしまうでしょう。また、これだけ尽くしているんだから私だけを見てくれるはずという見返りを求める気持ちも生まれます。
好きな人に尽くすという行為には喜びと同時にストレスもついてくるものです。自分の都合や感情を彼に合わせて犠牲にするストレス。彼女の中には、彼に尽くしたい気持ちと、自分はどうしてこんなにまで彼に尽くしているんだろう?
……というストレスが同時に存在しています。
このような心に生じた矛盾や違和感を心理学では認知的不協和と呼び、人はその矛盾を解消するべく行動や感情を都合よく変更してしまうことがあります。つまり、尽くすことで感じる矛盾を彼女の脳は、「私は彼のことをものすごく愛しているからこんなことができるんだ」と判断してしまうのです。
これだけ尽くしているんだから彼も私だけを見てくれるだろうという期待虚しく、実は尽くすことでより相手を好きになったと思い込むのは彼女自身。動くのは彼女の感情のほうなのです。彼女が尽くせば尽くすほど、ふたりの感情はすれ違ってしまうのかもしれません。
女の独占欲で彼の心はどう動く?
男性には狩猟本能が備わっている
男性には大昔から受け継がれた狩猟本能というものがそなわっています。原始時代、男は狩りをすることによって家族の生活を守るのが仕事でした。
その名残の狩猟本能は恋愛においても働き、素敵な女性を見れば自分のものにしたい、彼女を独占したいという感情が動きます。
男性の方が独占欲は強い?
実は、男性のほうが独占欲は強いという説もあるくらいなのです。男性は追われるより追うのを好む生き物とはよく聞く言葉。立派な獲物に対しては独占したいと心が熱くなりますが、獲物に価値がなくなれば興味を失ってしまうでしょう。
興味を持たせ続けるために、明らかな独占欲は逆効果
「私が一番?」と確認したり、「なんで?」「どうして?」と追い詰めたり。これらの行動からは、彼女の独占欲が彼にもバレバレ。
彼は、そんな彼女について、もう自分が追う必要はなくなってしまったと感じているかもしれません。彼女が彼を追いかけるばかりになっているとしたら、ふたりの関係は少し心配です。
独占欲に振り回されない自分改革
彼のことばかり優先するのをやめる
すでに付き合っている関係でも、彼に「追いかけたい」「自分のものにしたい」と思わせる存在になりましょう。そうすれば、彼はあなただけを見てくれるはず。独占欲を満たすために、彼の持っている独占欲を利用するのです。
先に書いたように、自分を犠牲にして彼に尽くしても、彼の独占欲が働くことは期待できません。効果がないのに自分自身を犠牲にするなんてもったいない! むしろ、自分を優先してあげてみてはどうでしょう。彼に費やしていた時間を自分の好きなことをしたり、自分を磨くために使ってみてください。
そうすればあなたには今より笑顔が増えるかもしれないし、もっと綺麗になれるかも。中身も外見もキラキラ輝く素敵な女性でいられたら、それは、彼が追いかけたいと思う女性の姿ではないでしょうか。もちろん自分のことばかりになってしまわないように、優先度のバランスには気を付けて。
彼以外の人と会う機会を大切に
彼の周囲の女性と競ったり、彼のすべてが気になって止まらなかったり。自分にとって彼が世界のすべてになっていると、意識が彼にしか向かず独占欲が強くなってしまいます。終わってしまった恋の相手と自分を比べたり、彼が恋愛感情を一切持っていない女性を気にして悶々としているなんて馬鹿馬鹿しい!
あなたの世界は広いのです。友人や先輩後輩など、あなたに良い影響をもたらしてくれる人や一緒に楽しい時間を過ごせる相手は他にもいるはず。彼以外の世界にも目を向けて、その時間を楽しむことができれば、持つ必要のない競争心なんて感じる暇はなくなるのではないでしょうか。
彼に誤解させるようなことをしてはいけませんが、彼だって男友達と会う時間など自分の世界を持っているはず。あなたが自分の世界を満喫している姿は、もしかしたら彼の目には追いかけたくなるような素敵な女性に映るかもしれません。いつの間にか、彼のほうの独占欲が強くなっていたりして?
愛されている自分に自信を持つ
他の女性を気にするのも、理由を求めてしまうのも、自分が一番愛されているという自信が持てないからなんですよね。必要以上に彼に尽くすのも、そうすることによってもっと自分を好きになってほしい、私のものになってほしいという気持ちのあらわれ。女性って健気な生き物です。
ここまでに書いたように、男性は追いかけたがる生き物。独占欲だって、狩猟本能を持つ男性のほうが強いという説があるのです。女性は慌てず騒がず、彼に追われ、尽くされていればOK。あなた自身が、彼に愛されている自分のことを信じてあげましょう。
それでもどうしても自信が持てず不安ならば、彼が追いかけたくなる自分になるように努力することで不安の解消に努めてほしいと思います。独占欲を彼にぶつけるよりもきっと効果があるはずですし、彼との関係を別にしても、自分を磨くのは素敵なことです。
まとめ
彼を独占したいという欲求は、誰しも必ず覚えがあるものです。ところがその欲求を解消するための言動が、すべて逆効果だったなんて怖い話ですよね。彼に、「もう追いかける価値のない獲物」なんて思われていたらと考えるとゾッとしてしまいます。
大切なのは追いかけられる女性でいること。彼のことばかりでなく、自分自身にも意識を向けましょう。彼の狩猟本能を刺激して、ちょうどいい独占欲をお互いに持ち続けられる関係でいたいものです。