一人でお酒を飲んで悩みや寂しさを忘れよう!ひとり飲みのメリットや楽しむコツを解説!
2020.09.30
お酒を飲むとなれば、みんなで楽しくワイワイと飲むものというイメージを持っている方は多いもの。
確かにそういった知人や気の知れた仲間などと飲むお酒は格別に美味しいものでしょう。
しかしながら、 密かに一人飲みブームが到来しているのをご存知でしょうか?
ここでは一人飲みの楽しみ方やメリットなどについて紹介していきましょう。
1人で飲むのも楽しいですよ。
一人飲みのメリットとは?
女性の場合、いわゆる「お一人様」状態というのは、避けたいと考える方が多いですね。
とにかく集団を形成したがるというのは、体力的に男性よりも劣っている女性の防衛本能とも言われているため、当然の行動といえます。
だから、ぼっち飲みなんて他人から見られて恥ずかしいし、抵抗があるという女性も多いことでしょう。
しかし、一人飲みが密かながらも、ブームになっているのには、やはりメリットが多く存在しているからです。
一説では、メリットしかないと豪語する方もいらっしゃるくらいですから、一人飲みで得られるメリットを紹介しましょう。
飲みに行くまでの過程が楽
まず一人飲みのメリットの一つが、飲みに行くまでの過程がとっても楽だということ。集団で飲みに行く場合、誰と一緒に飲みに行くのかを決める必要が出てきますよね。
この際、周囲との関係性まで女性の場合には考えなければなりません。例えば、会社の同僚なら、他の同僚も呼ばなければ、誘われなかった同僚は気分が悪いと想像するものでしょう。
他にも、親しさがどのくらいの間柄なのか。そして忙しい人間であるのかどうかも考慮する必要があります。
また、自分と誘う人間との関係だけではなく、誘う人間同士の関係も考慮して誰を誘うのかを選ばなければなりません。
更に、一緒に飲みに行く人間を選定したら、その後は、誘ってしまった手前、お店選びをし、日時を設定する必要も出てくるでしょう。
飲みに行くということまででこれだけの作業や気遣いが必要になるわけですから、この時点でストレスが掛かってきます。
一方で一人飲みの場合には、行きたいなと思った時に行きたい場所へと簡単に行くことが出来ますから、上記にあるようなストレスなどは一切感じることはないのです。
好きなものを自分勝手に注文出来る
次に好きなものを自分勝手に注文することが可能だということです。
集団で飲みに行く場合、それぞれの人間に好き嫌いがあるものです。また女性の場合には、ダイエットなどにも気をつけている方も多いでしょう。
またそれぞれの食事やお酒の楽しみ方も違っています。数多くの料理やおつまみを少しずつ食べたいという方もいれば、好きなものをガッツリ食べたいと思う方もいます。
自分の勧めるお店だからといって、自分勝手に注文をすれば、当然ブーイングを浴びます。
よしんばその時は笑顔を繕われたとしても、影で何を言われているのかは想像しやすいことでしょう。
また、ビール好きでもないのに、乾杯はみんなに合わせてビールなんて面倒もあるものです。
一人飲みの場合には、お酒も料理も、なんにも気を使わず、自分の好きなものを注文出来るわけですから、メリット満載ですね。
会計も楽
注文や人数集めなどの煩わしさもありますが、一番煩わしいものといえば、お会計時のやり取りではないでしょうか。
「一人3,578円ねー」なんて徴収の仕方をしようものなら、「1円単位まで割り勘にするんだ…セコいな…」なんて思われかねませんよね。
だからといって、「前に払ってもらったから、今回は私が…」なんて言えば、「いえいえ、私が…絶対にそれはダメ!」なんてやり取りが始まってしまいます。
一人飲みであれば、こんなやり取りなどは一切不要。しかも、あなたを気にしている男性客から、奢らせてくれなんて嬉しいことも起こり得るわけです。
給料日前で懐がちょっと寂しいなんて時には、料理の量をセーブしたり、価格の安いものをチョイスすれば、済むだけの話。その上で美味しいお酒と料理を楽しみ、端数なんてことも気にせず明朗会計で済むのですから、大きなメリットだとは思いませんか。
一人で行くけれど何をしているのか?
一人でお酒を飲みにいくメリットが分かったところで、一人飲みって何をしてればいいの?という疑問を持たれる方は多いのではないでしょうか。
たった一人しかいないのだから、話をする相手もいないし、何をしていいのか分からないよという不安は分かります。次に一人飲みって何をするのかについて紹介します。
一人だけれど一人じゃない
お店に行く時には、たった一人です。ですから、前述に紹介したようなメリットが得られるわけですよね。でも、お店に入った時は一人ですが、ずっと一人になるケースはほぼ少ないです。
一人で行く場合、例えばバーなどであれば、カウンター席に案内されるケースがほとんど。その際、目の前には、バーテンダーが立っていて、なんだかんだとお話をしてきてくれるわけです。
更にいえば、一人酒を楽しんでいる方が意外と多く存在しています。つまり、一人飲みをしている者同士が知り合い、自然に会話がスタートすることは当たり前に起こってきます。
バーだけでなく居酒屋などであったとしても、常連客と大将とのやり取りに混ぜてくれることなどは当たり前に起こるものです。こうやってどんどんと人の輪が広がっていきます。
仲間との飲みの場合には、仲間内だけで人間関係が完結してしまうことが多く、非常に狭い世界でのコミュニケーションになります。
いつも同じようなことを話題にし、新鮮味も刺激もなく、新しいアイデアも出てこないなんて状態よりも、違う世界で生きている人間との関わる方が、自分にとってプラスになるとは言えないでしょうか。
意外と思われるかもしれませんが、医者や会社経営者など、社会的ステータスレベルが高い人間が、意外と一人酒を楽しんでいるケースが多いです。
他人や同僚、部下などには弱い姿を見せられないため、悩みなどを抱えていても、それらを周囲に言えない立場ですから、自分の素性を知らない赤の他人に聞いてもらいたいという傾向があり、一人酒の場に赴いているといえば、納得出来ますよね。
自分自身を客観視できる貴重な時間
全く別の世界で生きている人間との出会いの場として重宝できる一人酒の場ですが、そういう事以外にも楽しみ方は存在しています。
それは、自分自身を冷静に客観視して楽しめるということです。年齢を重ねれば重ねるほどに、自分のことを俯瞰的に見たり、客観視する機会というのは、非常に減っていくものではないでしょうか。
今現在の自分が他人からはどのように見えるのだろう。見た目などにいつの間にか気を使わなくなり、おしゃれに使うお金も二の次、三の次。周囲の人間に気遣いなどとは程遠い、厚かましい言動を連呼している。
これは、はっきり言って女性としては「終わってる」状態だとは思いませんか。実際に自分の女としての価値を冷静に判断する材料にもなりえます。
カウンターで一人で飲んでいて、異性の誰からも声を掛けられないとすれば、あなたの現在の魅力レベルは、その程度だということを判断出来ますよね。
外に向けて意識を高く持つことが出来るきっかけにもなるわけですから、一人酒というのは、自分を知るための非常に貴重なアクションとも言えるのです。
一人飲みをするならどういうお店が良いのか
一人でお酒を楽しみたいと大分、思えてきたのではないでしょうか。ただし、初心者にとってみると、どういうお店が良いのか判断するのは難しいものですよね。
ここまで紹介してきたメリットや、何を楽しめるのかなどは、正直に言ってしまうと、お店選びによって、雲泥の差になると言っても過言ではありません。
一人飲みの魅力を十分に味わうためのお店選びのコツを紹介していきましょう。
個人が経営している小さなお店であること
まず一人飲みの魅力を味わえるお店のポイントとしては、個人経営の小さなお店であることです。なぜ小さなお店で個人経営であることが良いのでしょうか。
それは、店内な狭い傾向が高く、常連客を抱えていることが多い。その上で常連客同士の繋がりが深く、お店に愛着を持っている可能性が高いため、仲間をお店ぐるみで増やそうという傾向が高いわけです。
たった一度ではダメですが、数度通ってしまえば、顔を覚えてもらえる可能性が高く、「飲み仲間」として受け入れてもらえるのです。
他にも、単純に個人経営のお店の方が、料理や置いているお酒にこだわりがあることが多く、飲み物も食べ物も美味しいことがほとんどだということです。
チェーン店の場合には、複数のアルバイトが時給を稼ぐために働いていることがほとんどではないでしょうか。常連などの感覚もほとんどありませんから、一人飲みをするなら、個人経営のお店がメリットを十分に感じられる可能性が高まるのです。
騒がしいお店ではないこと
次は、騒がしいお店ではないことです。団体客が多く、いつも店内が騒然としているようなお店は、一人酒にはミスマッチです。
なぜならば、そもそも注文を取る時の手間がかかります。騒々しい場合には、一人で自分自身を客観視することも出来ませんし、読書や物思いにふけるなんてことも出来づらい環境になります。
これでは、一人酒の魅力を十分に堪能することができないわけですから、知る人ぞ知るお店であり、ある程度大人なステータスの人間が利用をしているお店であることがベターです。
カウンター席があること
最後にカウンター席があるお店です。テーブル席に一人だけでは、ぼっち感が強調され、「変わり者」という視線を受けるものです。
カウンター席があれば、同じく一人でお酒を楽しみたいという方が集まりやすくなるため、一人酒のメリットが味わえる可能性が高まります。お店のスタッフとコミュニケーションが取りやすいですし、常連客とのコミュニケーションも当然に取りやすくなる環境がカウンター席というスタイルなのです。
まとめ
どうでしたか?女性の中では、お一人様は避けたいという気持ちがあるかもしれませんが、メリットは驚くほどに存在しています。
何より一部ではブームになりつつあるアクションですから、自分の世界を広げるためにも、一人飲み、一人酒を堪能してみてはいかがでしょうか。
自分の世界が広がること間違いなしですよ。