シュパットを作ってみたい!エコバッグの簡単な作り方
2019.12.13
エコバッグが欲しいけど、誰かとかぶるのが嫌だという人は、自分でオリジナルのエコバッグを作ってみてはどうでしょうか?エコバッグを作りたいけど、本当に自分で作れるのかと不安に思っている人も多いでしょう。
そこで今回は、エコバッグの作り方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。また、エコバッグの魅力とアレンジ方法も一緒にご紹介します!
シュパットとは?自分で簡単に作ることができる?
シュパットの意味
まず「シュパット」という名前の由来なのですが、外国語ではなく、造語です。簡単に言いますと、「シュパッっと」畳めて使い勝手が良いということから、この名前が浸透するようになったようです。
これまでのエコバッグは、何かとかさばったり、使用後は丁寧に折りたたんで収納しなければならなかったりと、少々面倒な一面もありました。
それを考えると、シュパッと簡単に畳めるタイプのエコバッグ「シュパット」は、まさに救世主のようなものですね。畳むのが簡単という点と、買い物かごにそのまま取り付けられるという点がポイントです。
参考サイト:ライフスタイルを提案するセレクトショップAlcott
シュパットの大きさを決めて、布地にチャコペンで印をつける
まずは、自分の好みの柄や素材の布を決めます。そして、シュパットのサイズを決めたら、チャコペンで印をつけましょう。
印をつけておくことで、迷わず、正しい形にカットできます。なかなか大事な工程ですね。
布地をカットする
後述ですが、バッグの本体、手持ちのヒモ、畳むためのヒモが必要です。先ほどつけたチャコペンの印に沿ってカットします。
この時は、必ず手芸用の裁ちばさみを使うようにしましょう。
布同士を縫い合わせる
布をカットできたら、組み合わせて、各々を縫い合わせます。実は一番楽しい作業だったりします。ミシンでしっかり縫い付けると安定しますが、ミシンがなければ手縫いでもOK。
手縫いの場合はほつれやすくなるので、縫い始めと縫い終わりは特にしっかり目に縫うようにしましょう。
コンパクトに折りたたみ、完成
縫い合わせればバッグ自体は完成です。あとはコンパクトに折りたためばバッグに入れて持ち歩けます。可愛くて世界に1つのシュパットがあれば、買い物に行くのも楽しくなりますね。
プレゼントにもおすすめです。
自分だけのオリジナルを持ち歩こう!人気のエコバッグの作り方
まずはお気に入りの布を買いにいこう
エコバッグを作るにあたって、大切なのはデザインですよね。自分のオリジナルエコバッグは、布次第で全く違ったデザインになります。どんなエコバッグにしたいのかをまず考えましょう。
シンプルな柄なしの布から、キャラクターの布まで様々です。出来上がったエコバッグをあとからアレンジするのかにもよって、変わってきますのでお気に入りの布を選びましょう。
切り方やサイズ
切り方は、出来上がりのエコバッグによって異なるのですが、まずは本体となる面の布をカットしましょう。両面必要なので、2枚用意してください。オススメサイズは縦47㎝×横36㎝。
次に手持ちの部分のヒモです。この部分は細すぎたり、太すぎたりすると持ちにくいです。縦53cm×横7cm程度が望ましいでしょう。長さや太さは自分で調整しながらカットしてくださいね。これを2つ用意しておきましょう。
畳めるエコバッグなので、畳むためのひもも必要です。縦22cm×横7㎝位のサイズで1枚用意しておきましょう。
作っていくときに必要な主な材料は、縫い糸、縫い針、まち針、チャコペン、はさみです。ほかにもミシン、アイロンがあれば簡単に作れるのでオススメです。スナップボタンがあれば、簡単に開閉でき、しかも簡単に取り付けられるのでオススメですよ。
エコバッグの作り方
まずは、持ち手部分から作成していきましょう。持ち手と畳む用の布の3枚すべて、上下1cmずつ内側に折り、アイロンをかけて型をつけましょう。
それをさらに半分にし、上下を外から0.2cmの位置で縫いましょう。持ち手部分のみ、布を横向きにして片面を三つ折りにし、左右を縫います。
続いて本体です。布を中表にし、左右と下部分を外から2cmの部分を縫います。出来上がったら、底にマチをつけます。底を三角にし、つまんで縫っていきましょう。縦6cm横12cmくらいで縫うといいでしょう。
本体の入り口付近と、畳む用のひもにそれぞれスナップボタンを取り付けましょう。あとは、持ち手部分と畳む用のひもを本体に縫い付けて完成です。
いろんなサイズのエコバッグも
販売されているエコバッグって、大抵サイズが一緒くらいですよね。荷物がたくさんはいるのはいいけど、小さいエコバッグも欲しいなと思っている人もいるでしょう。そんなときは、自分で作っちゃいましょう!自分が欲しいサイズに布を切って、他のエコバッグと同様に作っていきます。
逆に、普通のサイズより大きいエコバッグを作ることも可能です。または、サイズ調整ができるアイテムを使って持ち手部分に取り付けると、簡単に長さを変えられるのも魅力的です。小さいエコバッグを作っても、内側にポケットを作ればしっかり収納もあって便利ですよ。
レジかごと同じサイズで便利
レジのかごと同じサイズのエコバッグは、レジのかごに取り付けておくと袋詰めの手間も省けるので便利です。レジかごサイズのエコバッグも手作りできるので作っちゃいましょう。
表面の布と、さらに内側の布も用意すると、中が見えても可愛くてお洒落です。持ち手部分などに接着新などをつかうとしっかりとしたエコバッグを作れるのでオススメです。
出来上がりがレジのかごのサイズになるように布を切りましょう。表の布約110cm×1m、中布は90cm×1mです。持ち手部分はお好みのサイズで。
全部同じ柄にしても可愛いですが、外側はシンプルで内側に柄の布をもってくるのもお洒落ですよ。お気に入りの布で、自分だけのエコバッグを作りましょう。
エコバッグを作るのに必要な道具
裁ちばさみ
エコバッグづくりに欠かせないのが裁ちばさみ。工作用のはさみで布を切ると、切り口がギザギザになり、目も当てられないようなことになりかねません。
ショッピングに持参するエコバッグの見た目を左右することになるため、布をカットするために作られている裁ちばさみを使うようにしましょう。
値段が少々張るかもしれませんが、こればかりはケチらない方が無難です。
ソフトメジャー
長さを正しく測るためには、ソフトメジャーが必要です。竹ものさしでも出来なくはありませんが、長さが限られているのと、エコバッグのさまざまな形に対応するには限界があることなどから、やはりソフトメジャーの方がベターと言えるでしょう。
100㎝以上の寸法にも対応できるよう、長めのものがおすすめです。
チャコペン
手芸やハンドメイド時に重宝するのがチャコペン。手芸用品店や100円ショップなどで購入できます。測った長さや位置にチャコペンで印をつけておくことで、失敗を予防できますし裁断などもきれいにできます。
徐々に薄れて消えていくものなので、少々見えてしまっても気にせずに済むのも嬉しい点です。
ミシン
あると非常に便利なのがミシン。ボビンケースの扱いや絡まった糸の対処など、少々面倒な点もありますが、縫い目の美しさと頑丈さはピカイチです。
手縫いに比べると時間もかからず、一気に縫い上げられるのも嬉しいところですね。
ソーイングセット
ミシンがなくても、エコバッグは作れます。少々根気が必要ですが、針と糸を使って、地道にチクチクと縫い上げていきましょう。
待ち針や安全ピンも、布同士を合わせて仮止めする時に重宝しますよ。
環境保護にもなる上に買い物以外でも便利。エコバッグの魅力とは
環境保護になる
レジ袋は、お買い物に行くたびに必ずもらえますよね。しかし、レジ袋をつくるのには資源がかかっており、環境には非常によくありません。
そこでエコバッグの登場です。エコバッグは、資源を削減することができ、簡単に土にかえることもないので、そういった点で環境保護につながっているのです。
レジ袋って、スーパーで毎回もらえるけど、結局最後はゴミになってしまいますよね。これってすごくもったいなくないですか?エコバッグなら、何度でも使用できるし、そう簡単に捨てることはありません。一度購入してしまえば長く使えるし、ものすごく便利なアイテムなんです。
ファッションの一部として使用できる
エコバッグって、お買いものするためのバッグだと思っている人が多いでしょう。しかし、エコバッグはファッションの一部にもなる最高のアイテムなのです。
自分のお気に入りのデザインのエコバッグと服装を合わせている人は多いです。今ではファッションの一部として使用している人も多いんですよ。
派手目なファッションの時は、シンプルなエコバッグを。シンプルなファッションには柄物のエコバッグを合わせたりなど。
スーパーの帰りにどこかへ寄らなければいけない時など、スーパーの袋で行くのはちょっと恥ずかしいという時もありますよね。そんな時はエコバッグでオシャレに!
割引サービスがある
エコバッグを使用する魅力として、割引サービスが挙げられます。割引サービスは、レジでレジ袋が必要ないと申し出たら、ポイントをつけてくれたり、お会計からいくらか引いてくれたりするなどです。お店によって割引の方法は異なるので、事前にチェックしておくようにしましょう。
エコバッグを持っているというだけで、割引をしてくれるなんてすごくお得ですよね。お買い物に行くたびにポイントが溜まったり、割引してくれたりするならエコバッグを使用したほうが絶対にお得ですね。これを機にエコバッグを検討してみてはいかがでしょうか?
レジかごサイズなら袋詰めの必要なし
エコバッグの中には、レジかごと同じサイズのものがあります。なぜこのサイズがあるのかというと、袋詰めをする手間が省けるからなんです。
レジの時に、かごにエコバッグを取り付けておけば、そのまま袋をかごから取り外して持って帰ることができます。とても楽なので、レジかごサイズのエコバッグも人気が高いです。折りたたみ式なら、普通のエコバッグ同様コンパクトに持って帰ることができます。
一見エコバッグだと気付かれないくらいお洒落に?エコバッグのアレンジ方法
ステンシルでオシャレに
今人気のステンシルを使って、エコバッグを可愛くアレンジできちゃいます!ステンシルとは、文字や記号、様々なデザインが切り抜かれているシートのことで、自分の好きな色を上から塗ることで、布や物に簡単にプリントできます。すごく簡単にできるので、すごく人気の商品です。
ステンシルシートは、100円ショップなどにも置いているので、安くで可愛くリメイクするにはもってこいのアイテムです。たくさんの種類があるので、人とは被らないオリジナルのエコバッグを作り出すこともできますよ。
無地のエコバッグにステンシルするだけで、あっという間におしゃれなエコバッグの出来上がりです。
好きな場所にポケットを
エコバッグを可愛くアレンジするには、ポケットを付けると実用性もありオススメです。内側ではなく、外側に大きくピケットを作ることで、ワンポイントにもなるのに、小物も入れられるのですごく便利です。
ポケットを付けるのはすごく簡単なので、誰でも手軽にアレンジできちゃうのが魅力的です。
ポケットを張り付ける場所でも、全く違う仕上がりになるのが楽しいですよ。シンプルなエコバッグに、柄の布を張り付けるととっても可愛いです。エコバッグにポケットがあると、メモなどを入れておけるのも良いですね。自分の好みの布を買って、可愛くアレンジしましょう。
ボタンやコサージュで可愛らしく
手軽に簡単に自分だけのオリジナルエコバッグを作るには、ボタンやコサージュでアレンジしましょう。ボタンは色んなデザインやカラーの物が販売されており、価格も安いのでオススメです。一つつけるだけでも全く違う印象になります。いくつか並べてつけても可愛いですよ。
コサージュもいろんなカラーがあるので、エコバッグに合ったデザインの物を選んでつけましょう。
コサージュは、糸などで縫い付けなくていいので、付属のピンで簡単に取り外しができます。必要な時に着けられ、不要な時はすぐに外せるのでオススメです。簡単にアレンジしたい方は参考にしてみてくださいね。
リネンテープやレースでワンポイント
リネンテープは、100円ショップでも簡単に手に入ることからアレンジするには最適のアイテムです。安いのにすごく可愛いデザインばかりで、どれにしようか迷ってしまいます。
その名の通りリネンで出来たテープなのですが、エコバッグにワンポイントとしてつけるだけでもすごくお洒落になります。
他にも、レースをエコバッグの入り口に着けるだけで、エレガントで可愛らしい印象のエコバッグの出来上がりです。リネンテープもレースも安いし、手軽に手に入るのでオススメですよ。
シンプルなエコバッグを買ってアレンジすると、より一層自己流のエコバッグが完成するので参考にしてくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか?エコバッグって自分で作れるんですね。自分で作るとオリジナルのエコバッグが出来上がるので魅力的です。ほかの誰かとかぶることもないのでオススメです。
作り方も簡単なので、是非挑戦してみてくださいね。いろんなアレンジ方法もあるので、自分だけのオリジナルエコバッグを作って、お買い物を楽しんじゃいましょう!