元彼が気になる…つい連絡してしまいそうな心理と忘れ方を紹介!忘れられないあなたへ
2018.02.14
大好きだった元彼がずっと忘れられない、ついついスマホで元彼の番号を押したい衝動にかられてしまう、そんな未練を断ち切れずに悩む女性たちは少なからずいることでしょう。
「終わったことだから、元彼のことなど忘れて前を見なくちゃ」と頭のなかで自分に言い聞かせても、心はそれと別行動をとってしまいそうになります。あるいは、今は新しい彼氏がいるのに、つい元彼に連絡をとりたくなってしまう、そんな女性もおられることでしょう。
そんな複雑な感情には、女性のいろいろな心理が働いていることをご存知でしょうか。ここは少しでも心が軽く、前へ一歩踏み出せるよう、女性心理を読み解いて、元彼を忘れる方法を探ってみましょう。
元彼をずっと忘れられないあなたへ
その心理には、愛情以外の理由があります
大好きな元彼との別れ、思い出してはその頃の思い出や悲しみ、悔しさ、様々な感情が巡ってしまいますよね。
「もしかしたら連絡が来るかもしれない」とずっとスマホを気にしてみたり、会えるかもしれない、と行きつけの店に行ってみたり。忘れなきゃいけないと思えば思うほど思い出しては泣いてしまう、そんな日々を送る女性も少なくありません。
または、新しい彼氏がすでにできた女性でも、元彼を思い出しては会いたくなってしまう、理由もなく連絡をとりたくなる、そんな未練を断ち切れない想いには、愛情だけではなく、実はいろいろな女性心理が働いています。
つまり、その心理を理解できれば、解決策も考えることができます。本来、人の脳は忘れやすくできていますので、そうなってしまう原因がわかれば忘れることも楽になるというもの。では、その隠された心理とは?いくつかご紹介します。
元彼が忘れられない女性心理とは
女性の心理は執着心でできている
女性は男性より心理的に執着心が強く、欲しいと思ったものや手に入らないものを余計に欲しがる性質を持っています。一度は好きあって付き合ったことがある「元彼」が、また彼氏に戻る可能性はまったくのゼロではありません。
元彼なのだから、自分を本当に嫌いになるはずはない、ひょっとしたら、まだ気があるかもしれない、前と同じように特別扱いしてくれるかもしれないと、「彼氏だった事実」という概念にとらわれて、手に入らないものとして過去への執着心を持ってしまいます。
別れたと言っても、ずっと「元彼」という立場は変わらない、他の人よりも自分に近い存在でいてくれるはずだと、繋がっていてほしいという女性心理が働いてしまうのです。
美化されたいい思い出ばかり思い出す
別れた後は、どんなにイヤな思い出があったとしても、いい思い出ばかり思い出され、また、たいしたことない思い出すら美化されて思い起こされます。
これも執着心から生まれる心理で、元彼と過ごした時間は楽しくて美しい日々で、忘れたいのに忘れることができなくなります。女性は美化された思い出に浸りたいという心理が働くためです。
それは未練とも異なり、自分はなんて可哀想なんだろう、別れてしまっても付き合っていた時間はお互い好きだった事実は変わらないのだから、連絡して話をするくらい問題はないはず、というような悲劇のヒロイン、あるいはドラマティックな傷付いた主人公といったところでしょうか。
新しい彼氏に満足できない
上記2つとは異なり、愛情ではありませんが、女性心理として確実に存在する意識です。付き合いの浅い新しい彼氏に比べれば、元彼の方が自分のことを深く理解してもらえるため、また、女友達よりも内面を知っている元彼につい頼りたくて連絡をとってしまうことがあります。
そこには元彼と「寄りを戻したい」という気持ちより、気を使わずに相談できる「よき理解者」として見ていると言ってもよいでしょう。
今の彼氏よりも元彼との関係の方が良かったと思っている女性にありがちな心理であり、言い換えれば、元彼を都合の良い男友達以上恋人未満の存在にしてキープして甘えたいといった心理状況になります。
縁は切らずに男友達になってほしい
女性にとって、男友達の存在は重要です。同性の友達だけではなく異性の友達もたくさんいて仲良くできているという「人として魅力的」アピールになるからです。元彼には気を使うことなく接することができるので楽ですし、トラブルなく別れているのであれば仲良く付き合うことも可能です。
別れた相手でも、嫌いで別れたのでないかぎり、友達として付き合っていきたいという女性の心理です。こちらも手っ取り早くキープできる男友達として繋がっていたいという心理状況ですね。
無神経なだけの場合も?
女性心理の中で一番勝手な心理かもしれませんね。
女性は感情で生きる動物ですので、別れた元彼にただ寂しいから、ただ暇で誰かに寄り添ってほしかったから、などという理由で連絡をとってしまう女性がいることも事実です。特に用事もなく、元彼なら大丈夫だろうと連絡をとる行為は、少し自己中心的な女性心理の働きと言えます。
忘れ方を考えてみましょう
後ろ3つは女性心理でも身勝手な都合の良い男友達として元彼を見ていますので、女性側からすると心を砕かれることも、心の病になることもありませんし、時間が経てば自然と忘れてしまいます。逆に男性側が哀れなパターンですね。
ただし、最初に挙げた2つ「執着心」「美化された思い出」がなかなか厄介で、元彼を忘れられず、思い出しては辛い思いをされる女性たちのほとんどの原因をこの2つが占めています。女性心理の働きを理解したら、対する心理学的な忘れ方を見てみましょう。
心理学的に提案する元彼の忘れ方
「忘れられない」と人に話す
とても単純な方法ですので、今すぐ友達に会うなり、電話するなりして実行することができる方法です。信頼できる友人に、心の中から溢れ出る気持ちをそのまま話してしまいましょう。
感情的になっても大丈夫です、話すことによって自分の状態を把握し、元彼のことを話し切ったらもう忘れてもいい情報として心の整理ができるようになります。
つまり、頭にうずまく言葉を外に出すことによって、客観視することができるため、また違う立場で考えることができます。冷静な判断をすることが大切なポイントになりますね。
記憶の上書きをする
そのことばかりを考えて、新しい情報が入らないかぎり、頭の中は元彼のことでいっぱいになってしまいます。記憶が更新されないために、暇な時間があるとそのことばかりループして考えてしまいます。
そこに新しい予定を入れてみたり、約束事をしてみましょう。しかも重要な予定をたくさん入れることによって過去の情報は上書きされ、考える順番がどんどん後ろに回されていきます。旅行の予定やランチ、ディナーなど友達や家族を誘って行かれてみてはいかがでしょうか。
「思い出さない」と無理をしない
人は、考えないようにと無理に思えば思うほど、逆に常に考えてしまって、忘れることができなくなります。いつもの生活の中で、ふと思い出してしまったら、無理をせずにその思い出に浸ってみるとよいでしょう。
あえて「思い出す」ようにする
自然に思い出す、のではなく、こちらは無理やり思い出す方法です。ひたすら彼のことを考え、考えることに飽きて面倒になるまで元彼のことを考えてみましょう。十分思い出すことを堪能してしまえば、後は冷めるのを待つのみとなります。
実践的に行動する忘れ方
元彼のいいところ・悪いところを書き出す
箇条書きでよいので、元彼について書き出してみましょう。いいところを先に書き出し、悪いところをその後に書くことがコツで、「ここがイヤだったんだ、どうせうまくいきっこなかったな」と冷静に認識することができます。
別れによるいいこと・悪いことを仕分けする
別れたことによって「寂しい」「1人でこれから不安」、だけど「いつくるかわからない連絡を待つ辛さから開放された」「タバコの匂いを我慢する必要がなくなる」などメリットも必ずありますので、書き出すことによって心の整理がつくようになります。
出かける、運動をする
別れた後に1人家にこもっていると、心も体もネガティブモードになってしまいます。無理にでも用事を作り、ジムに通って汗を流して頭を空っぽにする時間を作るなどすると良いでしょう。体を動かすことによってダイエットにもなり、後に自信にもつながります。
また、悔しさなども運動エネルギーに変え、バネにして健康になれたら一石二鳥です。ここは食べてイライラ解消よりも、運動が絶対にオススメです。
元彼との思い出の品をすべて捨てる
付き合っていれば、あなたの部屋に元彼の持ち物や思い出の品が残ってしまうもの。それらを見る度にフラッシュバックしていたら、心が持ちませんよね。それでも彼との思い出を捨てられずいつまでも悲しみに縛られる女性も少なくありません。
ここは思い切って、すべての彼関連の物を捨ててしまいましょう。その物を見て一瞬でも元彼を思い出すようであれば即ゴミ箱へ!売れそうなものはオークションや質屋に売ってしまう方法もありですね。彼の物を断捨離して、心も部屋もスッキリさせましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。別れた原因は1つではないかもしれません。そこに至るまでいろいろな道を辿ったことでしょう。ですが、現実を見ると、元彼は元彼、「破局した相手」なのです。結論として言葉にしてしまえば、「彼はあなたを選ばなかった」ただそれだけのことなのです。
男性は本当に付き合いたい、結婚したい相手と決めたら離れるようなことはしません。どんな理由を並べたとしても、「あなたではなかった」ということです。
辛く悲しい現実ですが、自分の未練には理由がある、そう思うと少し楽になりませんか?これらの忘れ方を試してみてください。行き場のない想いを開放して、健全な未来へと踏み出しましょう。