ハーフ顔メイクは眉毛作りのやり方がポイント!彫深にするコツは?おすすめ眉コスメも
2018.02.15
今話題になっているハーフ顔メイク。日本人ののっぺりした顔と欧米人のような彫りの深い顔がミックスされたハーフ女性の顔立ちは憧れますよね。純日本顔でも、シャドウを入れたりカラコンをつけたりと色々なテクニックを使えば、ハーフのような顔に近づくことができるのです。
その中でも、眉毛の整え方や描き方はハーフ顔に近づくためには大事なポイントです。このやり方次第では、とてもナチュラルにハーフの様なくっきりした顔立ちに仕上がります。
今回は、まずハーフ顔の目と眉の特徴を知って、どのような眉毛を作ればよいかを解説します。欧米女性の眉の形はいくつかのタイプがあるので、自分が似合うタイプの眉を見つけて真似してみましょう。
憧れのハーフ顔メイクをするのにおすすめのコスメも紹介いたします。一度試して、ちょっと外国人風の自分に出会ってみませんか?
日本人との違いは目と眉毛。外国人やハーフの目と眉毛はどんな形?
ハーフ顔の特徴は目と眉毛の近さにあり
ハーフ顔の特徴は何と言っても、目と眉毛の距離が近いことが挙げられます。
日本人は、上まつ毛の生え際から眉毛までの距離が長く、逆に欧米人はその距離が近くなっています。欧米人の方が目を開いた時の縦幅が大きいので眉までが近くなるのです。また、欧米人は眉頭と目頭の部分が日本人よりも近いという特徴もあります。
遠くから見ても、目と眉毛が近いため瞳の印象が強くなります。前髪を目の上でパッツンと一直線に切ったときに目の印象が強くなるのと同じで、眉が目の印象を強くしてくれるのです。そのため、眉尻がどんなに上がっていても、はっきりとした顔立ちに見えるのです。
目頭くっきりのアーモンドアイなのは、鼻が高いから
欧米の女性やそのハーフの方は、鼻が高く鼻筋が通っている特徴があります。
鼻が高いと目の皮が引っ張られたようになり、目頭がとがった形になります。また目の中心部の縦幅が広く目の両端がとがっているので、アーモンドのような目、つまりアーモンドアイの人が多く、ぱっちりした目の形をしています。
それは堀の深さと同様に、ハーフ顔を作るときのポイントになるのでぜひ覚えておきましょう。
海外セレブ風のメイクは日本人だと派手すぎるかも
ハーフの芸能人などをよく見ると、ナチュラルメイクからド派手メイクまで何でも似合っていますよね。
例えば海外セレブのような、立体感が強い顔立ちを真似しようとすると、日本人ののっぺりした顔にはメイクが濃すぎてケバイ印象になる可能性があります。
でもハーフ顔なら、欧米人のはっきりした顔立ちと日本人の優しい顔立ちの良さを兼ね備えているので、メイクで真似しやすいですし、親しみやすい雰囲気を作ることができます。
ハーフ顔は、特に目と眉の周辺の立体感が感じられると思います。ここをいかにメイクで表現するかが、ハーフ顔メイクのカギになっています。
眉はただ長く描けばいい?希望のハーフ顔に合わせた眉の書き方を知ろう!
基本は眉毛の下に書き足すこと
ハーフ顔メイクの基本は、目と眉を近く見せることです。
そのため、眉毛を描くときには下の方に書き足していきます。多少太くなりますが、特に問題ありません。ある程度眉毛がしっかりしている方がハーフっぽさを出しやすくなります。
下の方に描きたすことで、眉と目の間が狭くなります。不自然にならないギリギリのところまで描きたしていきましょう。
眉毛は太くてもOK。ただし毛の流れは上向きに
眉下に描きたしていくと、眉の上を剃るなどしない限り太くなってしまいます。
でも、多少太くなっても、眉毛の流れが上向きであれば大丈夫です。眉ブラシや眉マスカラを使って上向きに生えているような流れを意識しましょう。
眉を整えるときは、ちょっと毛を感じられる程度に
ハーフメイクをするときは、多少眉の毛が感じられる方がナチュラルなハーフっぽさを演出することができます。
欧米の女性の場合、眉毛は自然なままにしている人をよく見かけます。一見するとボサボサしている感じがしますが、彫りの深さがあるので特に違和感なく溶け込んでいます。
このナチュラルっぽさを出すために、毛をそのまま残しておくこともテクニックの一つです。
慣れないうちは眉毛は直線をイメージして
ハーフ顔メイクをするときは、顔全体の立体感が大事です。
慣れるまでは、眉は直線的に描いた方が、眉以外のメイクとバランスをとりやすくなります。眉の形は顔の印象や雰囲気を作るうえでとても重要ですが、ハーフっぽく見えるかどうかも眉にかかっています。
全部を直線にするのはどうしても合わない方や難しい方は、眉頭から眉山までの間を眉下のラインが直線になるように描くだけでもハーフ顔に近づきます。
眉頭は、眉毛と鼻筋がつながるところに
ハーフ顔メイクでは、鼻筋を通すことと彫りの深さが大事です。
その両方を表現するために、眉頭は鼻筋からの流れを意識して描きましょう。
左右の眉の間が鼻筋のハイライトとひと続ききになるように、そして、ノーズシャドウを入れる位置と眉頭の位置がズレないように注意しながら描きたしていきましょう。眉頭をはっきりしすぎると、貼り付けたような印象になってしまうので、パウダーで描きたすのがおすすめです。
鼻筋のハイライトとノーズシャドウで、自然に陰影ができるように注意して描いていきましょう。
髪の色にあわせた眉マスカラを付けよう
ハーフメイクをするときには、ヘアカラーに合わせた色の眉マスカラを付けると、全体の印象に統一感が出ます。
ブロンドとまではいかなくても、明るい髪色なら眉もそれなりに明るい色にしましょう。逆に髪を黒くしているのなら眉も黒がおすすめです。ハーフの人たちは、当然遺伝的に色素が薄かったり濃かったりします。もちろん、一般的な日本人の肌色の人もいるでしょう。
でも、メイクだけハーフっぽくして髪と眉の色が大きく異なってしまうと、見た目に違和感が出てしまいます。顔だけでハーフっぽさを出すのではなく、全身で雰囲気を醸し出せるように、眉の色も調整しましょう。
眉毛のないところはパウダーで埋める
眉がまばらに生えている場合、パウダーを使うと自然な眉毛にすることができます。
できれば濃淡2色くらい準備して、自分の眉の薄いところには濃いパウダーを、眉の濃い部分には薄いパウダーを使って均一にします。肌も眉も色が均一になっている方が美しく見せることができますよ。
眉山は目じり寄りに
ハーフ顔メイクをするときは、眉山をすこし眉尻側に寄せましょう。
欧米人は眉の形がまっすぐでもアーチ型でも、眉山が眉尻側にあることが多く、その方が眉の骨格を強調できるので彫りの深さを印象付けることができます。
ハーフ顔メイクをするときは、普段の眉山より気持ち眉尻にずらしましょう。
眉山の下部はハイライトを
眉山を作ったら、そのすぐ下にハイライトを入れると、彫りの深さを強調できます。
ハーフ顔にするには陰影を作って立体感を出すことが大切です。シャドウでくぼみを強調するだけではなく、ハイライトを使って出っ張っているところも協調することが大切です。
眉山のすぐ下にハイライトを入れると、その下の目がへこんで見えるので立体感を感じられます。簡単なやり方なのでぜひ試してみてくださいね。
眉頭の下部にはシャドウを
彫りの深さを強調するために、眉頭のすぐ下にはシャドウを入れましょう。
眉頭のすぐ下は、顔の中でもへこんでいて影になりやすい場所です。シャドウで影を強調して彫りの深さが出るメイクをしましょう。
かっこいい印象のハーフ顔は眉を直線的に描く
眉毛の形で印象がだいぶ変わります。モデルさんのように、かっこいい雰囲気のハーフ顔を目指すのなら、眉は直線的に描きましょう。
直線的な眉は、目の印象を強くします。かっこいい雰囲気のハーフ顔を目指す場合は、なるべくまっすぐ眉になるように整えてください。
優しい印象のハーフ顔は眉頭よりも眉尻を下げて描く
同じハーフ顔でも、人によってタイプは様々です。少し優しい、ふんわりした雰囲気を出したいのなら、タレ眉がおすすめです。
眉頭の位置を決めたら、眉尻の方が眉頭より下になるように描いていきます。タレ眉にすると途端に優しい印象になれます。
セレブ風のハーフ顔にしたいなら、眉山は高く、長さも描きたそう
セレブ風のハーフ顔になりたいのなら、眉は長めにして、眉山は高い位置に、そして少し上がり眉にするのがおすすめです。
このように眉を描くことで、ゴージャスな雰囲気が出ますし、小顔に見せることができます。ゴージャスな雰囲気になりたい方はぜひ試してみてください。
ハーフ顔メイクのポイントは彫り深に見せること!シャドウや眉毛メイクにおすすめのコスメ
アイブロウペンシルで毛を書き足したり、アウトラインをとろう
ハーフ顔メイクでは、眉の位置をなるべく目に近づけるように描き足します。そのとき、いきなりパウダーを付けてしまうと形が整わなかったり、ぼやけた印象になってしまいます。まずはアイブロウペンシルを使って、一本一本描きたして行きましょう。
毛を描きたすのですから、なるべく細目のペンシルがおすすめです。
例えば、カネボウ化粧品のケイトアイブロウペンシルNは、芯を繰り出して使うタイプですが、芯が細いので毛を描くときにとても便利です。プチプラで、繰り出す長さを調節すれば折れることもなく、落ちにくいというまさに理想的なペンシルです。
カラーも明るめの色がそろっているので、髪の色や肌の色にあわせてチョイスできるのも魅力的です。
◆メーカー カネボウ化粧品
◆商品名 ケイトアイブロウペンシルN
◆価格 700円
アイブロウパウダーでなじませて自然な雰囲気に
眉全体を埋めるのは、パウダーを使いましょう。ペンシルだけよりも自然な眉に仕上げることができます。
パウダーは、メイベリン ニューヨークのファッションブロウ パレットなどのように、濃さが2~3色入っているのがおすすめです。立体感を出したり、自眉の濃さに合わせて調節することができます。もし、始めてのハーフ顔メイクなら、プチプラでも優秀だと定評があるセザンヌのパウダーアイブロウRも自然な雰囲気ができるのでおすすめです。
またアイブロウは、ノーズシャドウとしても使えるので、ハーフ顔メイクには必須のアイテムでしょう。
◆メーカー メイベリン ニューヨーク
◆商品名 ファッションブロウ パレット
◆価格 1500円前後
◆メーカー セザンヌ
◆商品名 パウダーアイブロウR
◆価格 500円弱
眉マスカラで毛の流れを上げたり、明るいカラーにしよう
眉の仕上げは眉マスカラを使いましょう。
明るめのカラーをチョイスすれば垢ぬけた雰囲気になりますので、ハーフ顔により近づけます。毛の流れを上向きに眉マスカラを塗るのがポイントです。
定番のヘビーローテーションのカラーリングアイブロウやシュウ ウエムラのアイブロー マニキュアを使って、明るめの眉毛を作りあげましょう。
◆メーカー 伊勢半
◆商品名 ヘビーローテーション カラーリングアイブロウ
◆価格 800円前後
◆メーカー シュウ ウエムラ
◆商品名 アイブロウマニキュア
◆価格 3000円前後
まとめ
ハーフ顔メイクのポイントは、眉と目の距離にあります。できるだけ近くすることで、彫りの深いハーフのような顔立ちに見せることができるでしょう。
またハーフ顔と言っても、かっこいい雰囲気や優しい雰囲気など、そのタイプは様々です。自分が理想とするハーフタレントさんの顔をイメージしながら、なりたい顔立ちになるように眉の長さや形を変えると、ケバさが出ずに自然なハーフ顔になることができます。
特別なコスメを買わなくても、定番人気のコスメを使えばハーフ顔メイクをすることはできます。もし新しいコスメを買うときには少し明るめのカラーを選ぶのが良いでしょう。
眉は顔の印象を決める大事なパーツです。上手に描けたら一日ハッピーですよね。ハーフ顔メイクのテクニックを使って、くっきりした欧米人のような顔立ちを手に入れましょう。