【花言葉】友情の意味を持つ花は?友達に素敵な花を届けよう!
2018.11.12
大人になると離ればなれになった友人と会う機会も減ってしまいます。久しぶりに会うと話したいことがたくさんあって、いつまでも一緒にいたいと感じるでしょう。
どんなに離れていても、すぐに一緒にいた頃に戻れる友人は大切にしたい存在ですね。
直接言葉にするのは恥ずかしくても「友情」の花言葉に思いを込めて、贈ってみてはいかがでしょうか?大切な友人に贈るのにふさわしい花言葉を持った花を紹介します。
【花言葉】友情の意味を持つ花
ライラック
リラとも呼ばれるライラックはモクセイ科ハシドイ属の植物で、「友情」や「思い出」という花言葉があります。
甘くとてもいい香りがすることから香水などにも利用され、葉っぱはハートの形をしています。
ライラックの花は通常4枚ですがまれに5枚になることがあり、見つけた人には幸せが訪れる「ハッピーライラック」といわれています。
ミモザ(アカシア)
小さな黄色い丸いポンポンのような花が特徴のミモザ(アカシア)はマメ科アカシア属の植物で、「友情」や「優雅」という花言葉があります。
ブーケやドライフラワーなどによく使われ、とても香りが良い花です。イタリアには国際女性デーである3月8日を「ミモザの日」と呼んで、男性が女性にミモザの花を贈る習慣があります。
コデマリ
小さな白い花が丸く集まるように咲き、手まりのように見えることから名付けられたコデマリはバラ科シモツケ属の植物で、花言葉は「友情」の他に、花姿にちなんだ「優雅」や「上品」などがあります。
中国原産の花ですが、日本でも古くから盛んに庭先などに植えられて鑑賞用として愛されてきた花です。
ニリンソウ
ニリンソウはキンポウゲ科イチリンソウ属の植物で、「友情」の他に「協力」や「ずっと離れない」の花言葉があります。
ニリンソウは一つの茎から二輪の花が咲くことが花名や花言葉の由来になっており、白い一重の可憐な花が寄り添って咲く様子が仲の良い友達が楽しそうにしているように見えたのでしょうね。
コブシ
花が咲く時期に田植えを始めることから田打ち桜の別名を持つコブシはモクレン科モクレン属で、「友情」や「友愛」という花言葉があります。
早春にすべすべとした手触りの真っ白な花と甘い香りで春の訪れを告げます。純白な花姿が花言葉の由来になっていますが、シデコブシという淡いピンク色の花を咲かせる種類もあります。
アイビー
かわいい葉っぱが人気の観葉葉であるアイビーはウコギ科キヅタ属の植物で「友情」とともに「永遠の愛」という花言葉があることで有名です。
アイビーはツルが長く伸びて建物などにしっかりとしがみつく姿が「友情」の花言葉の由来で、いつまでもつながりを大切にしたい友人への思いをあらわしています。
ベンジャミン
原産地インドでは聖木とされているベンジャミンはクワ科フィカス属の植物で、「友情」の他に「信頼」、「融通のきく仲間」の花言葉を持ちます。
「幸福をもたらす木」として知られるベンジャミンは、風水において人間関係などを円滑にするという意味があり、友人に贈るにふさわしいといえるでしょう。
マリーゴールド
「聖母マリアの黄金の花」という意味の名前を持つマリーゴールドはキク科タゲテス属の植物で、「友情」や「信頼」という花言葉を持ちます。
黄色やオレンジなど元気が出る色合いの八重咲きの花が特徴ですが、マリーゴールドは嫉妬や絶望などのネガティブな意味の花言葉も持っているため、残念ながら贈り物には不似合いとされています。
イエローアイリス
アヤメ科アヤメ属のイエローアイリスには「友情」の他に「消息」や「音信」などの花言葉があり、遠く離れた友人を気掛けるようなイメージにも取れますが、「復讐」というネガティブな意味の花言葉もあります。
別名を黄菖蒲ともいい、菖蒲が花の色が紫なのに対して花が黄色であることから付けられました。
クロッサンドラ
クロッサンドラはキツネノマゴ科ヘリトリオシベ属の植物で、「友情」の他に「仲良し」という花言葉を持ちます。
クロッサンドラは熱帯原産の植物なので夏の厳しい日差しにも強く、別名をサマーキャンドルと呼ばれており、夏に鮮やかな炎のようなオレンジ色の花を咲かせます。
夾竹桃
キョウチクトウ科キョウチクトウ属の植物である夾竹桃にも「友情」や「親友を大切に」という花言葉があります。
夾竹桃の花言葉として一般的に知られているのは毒性を持つことに由来した「油断大敵」や「用心」ですが、復興のシンボルとして広島市の花となった「心の平和」という花言葉もあります。
夾竹桃は乾燥した土地や大気汚染などにも強くたくましさを持っており、「友情」や「親友を大切に」という花言葉の由来は定かではありませんが、友情は「心の平和」をもたらすことからきているとも考えられます。
黄色のバラ
バラ科バラ属の植物であり、愛や美などの花言葉で知られるバラには花の色や本数にも花言葉があり、黄色のバラは「友情」と「嫉妬」という正反対の意味を持つ花言葉を持っています。
黄色のバラは花束にしてもとても華やかなので、贈る相手には花言葉も一緒に伝えると誤解されることもないでしょう。
オレンジのアルストロメリア
ユリズイセン科ユリズイセン属の植物でカラーバリエーションが豊富なアルストロメリアは、花の色別に花言葉を持っており、オレンジのアルストロメリアに「友情」の花言葉が付けられています。
アルストロメリアの花は花持ちが良く、切り花として扱いやすいことから全体的な花言葉には「持続」という意味を持っています。
長く続く友情を思って贈る花束に存在感のあるアルストロメリアを入れるとゴージャスになりますよ。
マーガレット
マーガレットはキク科モクシュンギク属の植物で、「真実の友情」や「信頼」の花言葉を持っています。
マーガレットは女神アルテミスに捧げられた花であり、「真実の友情」や「信頼」の花言葉はアルテミスの神話に由来するとされています。
ニオイヒバ
ニオイヒバはヒノキ科クロベ属の植物で、「固い友情」という花言葉があります。
常緑の針葉樹で小さくて目立ちませんが白や薄紅色の花が咲き、葉肉からパインナップルやレモンのような香りがします。形を維持しやすいため鉢植えにも適した針葉樹の代表的な品種です。
ワスレナグサ
ワスレナグサは ムラサキ科ワスレナグサ属の植物で、花言葉は「真実の友情」と「私を忘れないで」です。「私を忘れないで」という花言葉は遠く離れた友人に贈るのにピッタリではないでしょうか?
ワスレナグサはこぼれ種でどんどん増えていくため、花は一つひとつがとても小さいですが無数に咲く青い花の様子はとても幻想的な光景です。
ゼラニウム
ゼラニウムはフウロソウ科ペラルゴニウム属・フウロソウ属の植物で、「真の友情」や「信頼」、「尊敬」などの花言葉があり、尊敬する人や大切に思っている人に贈るのにふさわしい花です。
ゼラニウムが放つ青臭さを虫が嫌うため虫よけになり、ヨーロッパでは魔よけや厄よけになると信じられています。とてもポピュラーな花で鉢植えを見かけたことがある人も多いでしょう。
花の色別にも花言葉があり、赤やピンクなどがポジティブな意味の花言葉を持っています。
ツルニチニチソウ
ツルニチニチソウはキョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の植物で、花言葉は「生涯の友情」や「朋友」、「楽しき思い出」です。
友人との思い出はいつまでも色あせることはなく、大切にしていきたいものです。
毎日のように新しい花を咲かせる様子が「蔓日々草」という名前の由来になっており、3月~6月の長い期間をかけて次々と青や白の花を咲かせます。
ローダンセ
ローダンセはキク科ローダンセ属の植物で、花言葉は「終わりのない友情」と「変わらぬ思い」です。
ローダンセはとても乾燥に強く、ドライフラワーにしても鮮やかな色を保つという特徴があり、花言葉の由来にもなっています。長く続く友情や色褪せない思い出など、友人といい関係を思い起こさせますね。
フリージア
フリージアはアヤメ科フリージア属の植物で、花言葉には「親愛の情」と西洋での花言葉に「friendship(友情)」や「trust(信頼)」があります。
白や黄色の花はキンモクセイのような甘い香りを放ち、香りも好まれるポピュラーな花です。フリージアは花の色別の花言葉もポジティブな言葉を持っているため、花束に仕立てるのに選びやすいといえるでしょう。
【花言葉】友情を示す「絆」や「信頼」の意味を持つ花
アサガオ
夏を代表するアサガオはヒルガオ科サツマイモ属の植物で、「愛情」や「結束」という花言葉とともに花の色別に花言葉があります。
白いアサガオの花言葉が「固い絆」であり、「結束」や「固い絆」はアサガオのツルが支柱にしっかりと巻き付く様子を表しています。
ヒルガオ
ヒルガオはヒルガオ科ヒルガオ属の植物で、「絆」や「友達のよしみ」という花言葉を持っています。
アサガオとヒルガオは咲いている時間は違い、名前の由来になっています。ヒルガオもアサガオと同様にツルがしっかりと巻き付く様子が花言葉は由来しています。
ジニア
ジニアはキク科ヒャクニチソウ属の植物で、花言葉に「絆」や「不在の友を思う」「遠い友を思う」「別れた友への想い」など離れた友人を思う気持ちが込められています。
ジニアは和名を百日草といい、開花期間が夏から秋にかけて長期間に渡ることに由来しています。長い期間鑑賞できる点とカラーバリエーションの多さが人気のポイントです。
スイレン
スイレンはスイレン科スイレン属の植物で、「清純な心」という花言葉が代表的ですが、紫やピンク系のスイレンの花言葉に「信頼」があります。
スイレンの花には白や赤、紫やピンクなどの色があり、紫やピンク色のスイレンの花はクッキリとした存在感を示しており、堂々と美しく見えることが「信頼」の花言葉の由来になっています。
ヤグルマギク
ヤグルマギクはキク科ヤグルマギク属の植物で、「信頼」の花言葉を持っています。
5月5日頃に花を咲かせ、花姿がこいのぼりの矢車に似ていることから名付けられました。
ヤグルマギクの花言葉は青い花の色と、プロイセン(現在のドイツ)のルイーゼ王妃のエピソードが由来となっており、のちにルイーゼ王妃の子供が皇帝になりヤグルマギクを紋章にしたことから、ドイツではヤグルマギクを「カイゼル(皇帝)の花」と呼び、現在では国花になっています。
アゲラタム
アゲラタムはキク科カッコウアザミ属の植物で、「信頼」の花言葉を持っています。
アザミに似たふわふわの花を夏から秋にかけて長期間咲かせ、栽培も簡単なことから園芸初心者に向いていて人気がある花です。
ビオラ
ビオラはスミレ科スミレ属の植物で、「信頼」や「誠実」の花言葉を持っています。
花色は多彩で今でも新しい品種が多く作られており、黒や色が変化していく個性的な花色も増えています。
ビオラは食べられる花「エディブルフラワー」として用いられ、料理やスイーツを華やかにすると人気があります。
青のアスター
アスターはキク科エゾギク属の植物で、花の色別に花言葉が付けられており、青いアスターに「信頼」と「あなたを信じているけど心配」という花言葉があります。
青いアスターの花言葉は青という色の持つイメージが当てはめら、アスターは古くは恋の花占いに使われていたことから恋心をあらわす言葉が多くなっています。
バーベナ
バーベナはクマツヅラ科バーベナ属の植物で、赤いバーベナの花言葉に「団結」があります。
桜に似た小さな花を咲かせることから美女桜という和名を持ち、花が周りから順番に咲いていき花の輪を作ることから人とのつながりや結びつきのシンボルになっています。
イキシア
イキシアはアヤメ科イキシア属の植物で、「団結」や「団結して当たろう」という花言葉を持ちます。
イキシアの花は真っすぐに立つ花茎に可憐な花をたくさんつけることから「団結」や規則性を持って咲くことから「団結して当たろう」という花言葉の由来になったと考えられます。
まとめ
友人を思う心をあらわす花言葉を持つ花を紹介しましたが、いかがでしたか?
アイビーやアサガオ、ヒルガオなどツルが伸びる植物に絆や友情などの花言葉がつけられる傾向にあり、ツルには人とのつながりを感じさせるものがあるのでしょう。
人を思う気持ちを忘れずに、いつまでもつながっていられるような友人関係を築いていけたらいいですね。