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桜の花言葉の意味と由来は?いつの誕生花?徹底解説!

    桜は日本人にとって馴染み深く親しみのある花の1つですよね。満開の桜は毎年花見に訪れる人々の目を楽しませてくれます。春の代名詞のような桜の花は古くから日本人に愛され続けてきました。

    そんな桜の花言葉をご存知ですか?その由来は?身近にあるようで意外に知られていない花言葉やその意味、そして誕生花など、調べてみるととても興味深いですよ。桜にはいくつもの品種がありますが、それぞれに違う花言葉がありますので紹介しましょう。

    【花言葉】桜ってどんな花?品種や基本の豆知識

    桜の特徴

    春の花の代表格である桜は、ソメイヨシノが有名ですよね。ソメイヨシノは江戸末期に今の豊島区にあった染井村で売り出されたのが始まりと言われています。

    奈良の桜の名所である吉野桜が名前の由来とされ、エドヒガンとオオシマザクラを交配して品種改良して誕生したため、人の手によって作られた品種ということになります。明治時代になって一気に日本全国に広がり、大人気となりました。

    桜の色は薄桃色、白、桃色などが一般的で、花びらも一重や八重のものがあり、大輪の花を咲かせるもの、小さい花のものなど種類もバラエティーに富んでいます。

    品種

    桜は実はバラ科・サクラ属に属するバラ科の植物で、英名はCherry blossom、学名をCerasusと言います。桜の品種は非常に多いのですが、ヤマザクラなどが約15種類あり、品種改良で生まれた桜はなんと300種類を超えると言われています。

    原産国は日本、中国を含む北半球の温帯地域に広く分布し、特にアジアに存在するものは美しい花を咲かせます。

    日本生まれの桜には、ヤマザクラをはじめオオシマザクラ、エドヒガン、カスミザクラ、オオヤマザクラ、ミヤマザクラ、タカネザクラ、カンヒザクラなどがあります。聞いたことのないものもあるでしょう。

    ちなみに石垣島にしか存在しないカンヒザクラを除くほとんどの桜は東京で見ることができます。多摩川から青梅、奥多摩と巡っていくことができますので、季節に合わせてぜひ桜巡りに足を運んでみてください。

    桜の豆知識

    日本中にこれだけ桜が溢れているのに、どうしてお花見で見る桜にはサクランボの実がつかないの?と不思議に思ったことはありませんか?実は一般的にサクランボとして食べているのは、セイヨウミザクラという海外に自生している桜の品種になります。

    ソメイヨシノは実は種ではなく接ぎ木によって繁殖させたもので、すべて同じ遺伝子を持つクローンです。桜は同じ遺伝子を持つもの同士では受粉することはないため、ソメイヨシノだけがずらり並ぶ桜並木では実をつけることはありません。

    桜の花言葉の意味を品種別に紹介!

    桜の花言葉

    全般的な桜の花言葉として、「精神の美」「心の美しさ」「純潔」「高貴」というもの、「優美な女性」「優れた美人」などがあります。桜が美しく咲き誇り潔く散ってゆく姿を、人の内面の素晴らしさに例えた花言葉となっているようです。では、桜の種類毎の花言葉を紹介します。

    ソメイヨシノの花言葉

    「優れた美人」「純潔」がソメイヨシノの花言葉になります。日本の桜代表として日本人に愛されるソメイヨシノは花見でも最もよく見る品種で、その花の混じりけのない美しさに由来する花言葉になっています。

    ヤエザクラの花言葉

    「善良な教育」「教養」、そして「しとやか」という花言葉がつけられています。ヤエザクラは八重に咲く花の総称ですので、品種もたくさんあります。

    シダレザクラの花言葉

    「優美」「ごまかし」という花言葉があります。シダレザクラの枝が美しく垂れて揺れる造作の優雅さを表現したことが由来と言われています。「ごまかし」はシダレザクラの様子がなにかを垂れ下がる枝で隠しているように見えることから誕生しました。

    ヤマザクラの花言葉

    「あなたに微笑む」「純潔」「高尚」「美麗」「淡白」と花言葉がいくつかあります。

    ヤマザクラとは品種改良されていない野生の種のことを意味します。とても寿命が長い種類で大きなものでは30メートルを超える巨木になるものも。

    「あなたに微笑む」という花言葉は、ヤマザクラが山中で静かに咲いている姿に顔がほころぶ様子から誕生したと言われています。

    「純潔」「高尚」「美麗」とは上品な花の様子から誕生し、「淡白」は、木としての寿命は長いのに、花が咲く期間がたった1週間という短さからつけられました。

    フユザクラの花言葉

    初冬と春の2回開花する桜で、葉が小さいことが特徴的です。冬の寒い季節にもかかわらず花を咲かせることが由来となり「冷静」という花言葉がつけられています。

    カンザクラの花言葉

    「寒桜」という名前からもわかるように、カンザクラは1~3月に小さい一重のピンク色の花をつけます。「きまぐれ」という花言葉があり、これはカンザクラの開花が早く、きまぐれに咲いていると思われたことが由来となっているそうです。

    桜の花言葉の由来は?

    精神の美・心の美しさ

    「精神の美」とは英語でspiritual beautyと表されますが、これはアメリカの初代大統領であるジョージ・ワシントンが、幼い頃に斧で試し切りをしたくなって父親が大事にしていた桜の枝を切ったことを正直に話したとされる逸話が由来となっています。

    正直に告白したジョージ・ワシントンの勇気ある行動として有名ですが、これは教訓として作られた話と言われており、本当にあった話ではないそうです。でも世界的に有名な逸話として今も伝わっていますね。

    優美な女性・優れた美人

    「優美な女性」というのは、桜の咲く姿の美しさそのものを花言葉にしたと言われています。上品で美しい、大和撫子のような女性を指すのかもしれませんね。

    優しい薄桃色をした色合いは品の良さが漂い、満開に咲く花は誰もが立ち止まって惚れ惚れするほどの美しさを誇っています。桜に「優美」はふさわしい花言葉だと思いませんか。

    純潔・高貴

    桜の花言葉は、花の美しさ、儚さが深く関わってきます。桜の花びらは雨や風が吹くとあっという間に散ってしまいますよね。儚く美しい、主張しすぎないのに純潔さや高貴な雰囲気を感じられる、そういった桜の佇まいから花言葉に使用されたと考えるのが自然です。

    【花言葉】桜に関する名言

    良寛和尚の名言

    「散る桜 残る桜も 散る桜」

    出典:良寛(僧侶、歌人/1758~1831)

    これは良寛和尚の辞世の句とされており、その意味は、「尽きようとしている命が、どうにか生きながらえたとしても、また散ってしまう命であることになんら変わりはない」というものです。桜の花の儚さと、尽きようとしている人の運命を重ねて読まれた句として知られています。

    松下幸之助の名言

    「時を待つ心は、春を待つ桜の姿といえよう。
    だが何もせずに待つ事は僥倖を待つに等しい。
    静かに春を待つ桜は、
    一瞬の休みもなく力を蓄えている。
    たくわえられた力がなければ、
    時が来ても事は成就しないであろう。」

    タイトル:「道をひらく」
    著者名:松下幸之助
    出版年:1968年
    出版社:PHP研究所刊

    華やかに咲く桜は、冬の間に力を蓄えることで春にいっきに美しく咲き誇ります。静かに見えて我慢の時期を耐え忍んでいるのだという桜の姿を読んだものです。

    なにをしても努力が報われないと嘆く前に、物事を成就させるには、桜の冬の姿のように力を蓄える努力をしたか、つまり日々の努力の積み重ねを怠らないことが大切だと述べています。

    親鸞の名言

    「明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」

    出典:親鸞(僧侶/1173~1263)

    浄土真宗の開祖とされる親鸞が9歳の時に読んだ歌とされています。両親を亡くし出家をするために髪を剃ろうとした彼に、哀れに思った人が、時間も時間だし明日に剃髪をしたらどうだろうという言葉に返した言葉です。

    その意味とは「明日も咲いていると思っていた桜でさえ、夜中のうちに嵐が吹いて散ってしまうかも」。

    「人の心もいつ変わるかわからない、一晩のうちに桜のように気持ちが吹き飛んでしまう可能性がありますのでどうぞ情けは不要です、今夜のうちに剃髪してください」というものです。簡単に言えば思い立ったが吉日、ということですね。

    【花言葉】桜はいつの誕生花?

    誕生花とは?

    生まれた日にちなんだ花のことを誕生花と言い、1年を通して365日すべての日に花が割り当てられています。誕生花の起源や由来は実ははっきりしていません。また日本と海外、地域や国によって異なる花があてはめられていることもあります。

    桜の誕生花はいつ?

    基本は4月1日、4月2日、4月4日、4月9日、4月10日、4月13日、4月21日となっています。

    桜の種類別の誕生花

    ソメイヨシノ……3月28日、4月1日

    ヤマザクラ……3月31日

    ヤエザクラ……4月5日、4月11日、5月9日、5月10日

    シダレザクラ……3月19日、3月26日、3月30日

    カンザクラ……1月12日

    【花言葉】プリムラ(セイヨウサクラソウ)の花言葉

    プリムラの花言葉

    プリムラ全般的な花言葉には「青春のはじまりと悲しみ」ともう一つ、「青春の恋」があります。プリムラが寒い時期に花を咲かせて、夏に恋い焦がれながらその前に花が尽きてしまうことに由来しているそうです。

    プリムラの品種

    プリムラはサクラソウ科・サクラソウ属の花で、和名はサクラソウ、英名はPrimulaです。ラテン語のprimos「最初の」が語源となっており、まだ寒い頃、12月から4月にかけて早春に花が咲くことに由来しています。

    原産地は日本とヨーロッパで、世界に300もの種類があると言われています。

    サクラとの関係性

    「桜草」と言われるように、花の形が桜に似ているためにこの名前がつけられました。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?毎年春に見事な花を咲かせて日本中を華やかに彩る桜について、新しい発見もあったのではないでしょうか。花言葉を思い出しながら、また今までとは違った見方ができると思いますよ。

    桜の花の美しさと儚さは見るものの心を打ちますよね。なかなか奥が深い桜の花言葉や豆知識、花見シーズンには話のネタにもなりますので、ぜひ覚えておいてください。

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