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【花言葉】悲しい意味を持つ花一覧をご紹介!ヒヤシンスやチューリップなど

    お花ごとにつけられている花言葉。詳しく知らなくとも、その名前くらいは聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。

    告白やプロポーズにそれらを意識した花束を用意したりと、何かといいイメージの強い花言葉ですが、実はなかには少し悲しいものやどういう意味?と首をかしげたくなるものも。

    今回はそうした少し悲しい意味を持つ花言葉についてまとめてみました。大切な場面で使わないよう覚えていてもいいですし、音楽や物語の創作のネタとしても使えそうですよね。

    【花言葉】悲しい意味を持つ花:ヒヤシンス

    ヒアシンスの花言葉は「スポーツ」「ゲーム」

    小学生の頃、水栽培の教材として育てたことがある人も多いのではないでしょうか。原産地は地中海東部~イラク、トルクメニスタン付近で、日本で広まったのは大正時代と言われています。

    オランダで改良された「ダッチヒヤシンス」は紫や赤、白などさまざまな色を付けます。一般的に知られているヒヤシンスはこちらの品種です。一方フランスで開発された「ローマンヒヤシンス」は青や白の小さめの花が特徴です。

    寒い冬を乗り越えて3月から4月にかけて咲く春の花です。1月2日、1月4日、1月7日、1月16日、1月26日、2月7日、4月11日の誕生花に選ばれています。

    ヒヤシンス全体的な花言葉は「スポーツ」「ゲーム」、その他「無分別」というものもあります。

    紫のヒアシンスの花言葉は「悲しみ」

    ヒアシンスには多くの色があり、その色によっても花言葉は違います。特に有名なのは紫のヒアシンスの花言葉で「悲しみ」「悲哀」「初恋のひたむきさ」と言われています。

    どうしてこうした花言葉が付いたのかというと、ギリシャ神話のヒュアキントスの話から来ているそうです。

    多くの神々から愛された美少年ヒュアキントス。中でも太陽神アポロンと西風の神ゼピュロスが彼に愛情を注いでいました。ヒュアキントスは美しいアポロンを慕い、二人は愛し合っていました。

    ですが二人が円盤投げで遊んでいたある日、その光景を見たゼピュロスが嫉妬して強い風を起こしてしまいます。空を飛んでいた円盤の向きが変わり、そのまま円盤はヒュアキントスの額にあたってしまいます。

    医学の神でもあるアポロンの治療もむなしく、ヒュアキントスは死んでしまいます。この時流れた大量の血から紫のヒヤシンスの花が咲いたといわれています。

    こうした逸話から、「ゲーム」「悲哀」という花言葉が生まれたようです。

    赤のヒアシンスの花言葉は「嫉妬」

    またこの神話をもとに作られたのか、赤のヒヤシンスには「嫉妬」という花言葉が付けられています。おそらく中のいい二人に嫉妬したゼピュロスに基づいてつけられたものでしょう。

    一方で可愛らしい意味の花言葉もあります。具体的には、白いヒヤシンスの「控えめな愛らしさ」や「心静かな愛」、青いヒヤシンスには「変わらぬ愛」という花言葉が。

    また黄色いヒヤシンスには「あなたとなら幸せ」「勝負」、ピンクのヒヤシンスには「淑やかな可愛らしさ」という花言葉があります。

    ヒヤシンスというとどうしても紫のイメージが強いですが、こうした他の色のヒヤシンスを探してみるのも面白いかもしれませんね。

    【花言葉】悲しい意味を持つ花:チューリップ

    チューリップの花言葉は「思いやり」

    小さい頃に球根を植えて水を上げたという人も多いチューリップ。その可愛らしい形と沢山の色合いに、好きな女性も多いお花です。

    その花言葉は「思いやり」で、春先の歓送迎会などではよく花束になっているのを見ると思います。

    16世紀のトルコからヨーロッパへ持ち込まれ、17世紀のオランダでは一大ブームが起きたそうです。確かにオランダと言ったらチューリップというイメージが強いため、原産地を勘違いしていたという人も多いのではないでしょうか。

    学名「Tulipa(チューリッパ)」は、ペルシャ語で頭巾を意味する「tulipan(ツルバン)」を語源としており、頭に巻くターバンとチューリップの花の形がよく似ていることからついたのだと言われています。

    1月1日、1月7日、1月31日、3月6日、3月8日、3月13日、3月14日、3月20日、3月22日、4月8日、4月16日、5月17日の誕生花に選ばれています。

    白いチューリップの花言葉は「失われた愛」

    良い花言葉も多いチューリップですが、実は白いチューリップには「失われた愛」という少し悲しい花言葉が付いています。

    もともとチューリップの花言葉「思いやり」にまつわる物語として、オランダのチューリップ物語というものがあります。

    むかしむかし、一人の美しい少女がいました。三人の騎士はその少女に告白し、結婚してくれるように伝えました。その際に騎士たちはそれぞれ、王冠、剣、黄金を少女へとアピールします。王冠は名声、剣は武力、黄金は経済力、ということでしょう。

    少女は懸命に考えますが、選ばれなかった二人のことを思うと、どうしても一人に絞ることが出来ません。やがて彼女は花の女神に自分を花に変えてくれるように頼みます。そうして少女はチューリップへと姿を変え、三人の騎士たちはその花を生涯大切にしたということです。

    なおギリシャ神話にも似たような物語があり、そこでは秋の神のヴェルッゥヌに言い寄られるもののそれを拒否し、女神に頼んで花に姿を隠して逃げたというものがあります。

    こうした愛とそれを失う物語が、「思いやり」や「失われた愛」という花言葉が付いているのでしょう。

    その他の花言葉には「愛の告白」も!

    もちろん他の色には違う花言葉がついており、赤いチューリップには「愛の告白」「真実の愛」、ピンクのチューリップには「愛の芽生え」「誠実な愛」という告白にもピッタリの花言葉が付いています。

    中でも紫のチューリップには「不滅の愛」という花言葉があるため、プロポーズなどに使う人も多いようです。

    一方で黄色いチューリップには「望みのない恋」「名声」という花言葉も。

    おそらく先ほどの神話から来たものがあるのでしょう。チューリップといったらどれも同じ花言葉と思っていたら、大変なことになりそうですね。

    【花言葉】悲しい意味を持つ花:マリーゴールド

    マリーゴールドの花言葉は「嫉妬」「絶望」

    黄色い花が可愛いマリーゴールド。花束というよりは鉢植えなどで春先になるとよく見かけるお花です。4月から11月の長い間花を楽しむことが出来ます。

    原産地はメキシコで、コロンブスがアメリカ大陸を発見した際一緒に持ち帰った植物と言われています。

    名前の由来は、聖母マリアの祭日にマリーゴールドがいつも咲いていたことから「聖母マリアの黄金の花」という意味で名づけられたといわれます。聖母マリアの祭日は一年に5~10回、時期も春から秋にかけて長く行われるため、一年中長く咲く花として大切にされたのでしょう。

    そのため黄色のマリーゴールドには「健康」という花言葉もあります。

    6月5日、7月18日、8月20日、9月2日の誕生花です。

    マリーゴールドのもつ悲しい物語

    マリーゴールドにはいくつかの悲しい物語があります。

    まず一つ目は、太陽神アポロンに恋をしたカルタという少女の物語です。

    カルタは来る日も来る日もアポロンを見つめていましたが、アポロンは太陽の神。それを見つめ続けたカルタの体はじりじりとした炎に焼かれ、段々と弱っていきます。いつしかカルタの体は失われ、魂だけになってしまいました。

    やがてカルタの魂はかげろうのように太陽に吸い込まれ、彼女のいた場所には1本のマリーゴールドだけが残されていた、というものです。

    もう一つもアポロンが関わっており、彼に恋をした水の妖精クリスティは、太陽神アポロンと秘密の恋仲にあった王女レウトコエに嫉妬します。

    クリスティは王女の父に彼らのことを密告し、怒った父親は娘を生き埋めにしてしまいました。自らの密告によってレウトコエが亡くなってしまったことを後悔したクリスティは、9日間に渡ってアポロンを見つめ続けました。

    やがてクリスティの体が黄色い花に変わり、マリーゴールドと呼ばれるようになったというものです。

    どちらも悲しい物語ですよね。こうした話から「嫉妬」「絶望」といった悲しい花言葉が生まれたのでしょう。

    明るい意味の花言葉もある!

    とはいえ、マリーゴールドには明るい意味の花言葉もあります。

    具体的には黄のマリーゴールドには「健康」、オレンジ色のマリーゴールドには「予言」「真心」という言葉が。

    また種類によっても花言葉があるものがあり、アフリカン・マリーゴールドには「逆境を乗り越えて生きる」、フレンチ・マリーゴールドは「いつも側において」、レモン・マリーゴールドには「愛情」という花言葉があります。

    【花言葉】悲しい意味を持つ花5選!

    【花言葉】悲しい意味を持つ花:キンセンカ

    黄色からオレンジ色の花が可愛いキンセンカ、花言葉は「別れの悲しみ」「悲嘆」「寂しさ」「失望」など少し悲しい意味の言葉が多いようです。

    どうやら黄色の花には不吉な意味をもつ花言葉が多いらしく、これはキリストを裏切ったユダの衣の色から来ているそうです。

    【花言葉】悲しい意味を持つ花:キク

    日本では仏花の印象が強い菊。黄色の菊には「破れた恋」という花言葉があります。

    ですが菊全体の花言葉としては「高貴」「高尚」「高潔」といった、その凛としたたたずまいをもとについているものもあり、色々な印象を持つ花です。

    【花言葉】悲しい意味を持つ花:ハルジオン

    ハルジオンの花言葉は「追想の愛」。追想とは過去を思い出すことを言い、既に終わってしまった恋や愛を思い出すかのような悲しい感じがしますね。

    ちなみに一部の地域では「貧乏草」とも呼ばれており、この花を折ったりちぎったりすると貧しくなるという言い伝えがあるそうです。

    【花言葉】悲しい意味を持つ花:バーベナ

    紫のバーベナには「私はあなたに同情します」「後悔」という花言葉があります。

    その一方でよい意味を与える花言葉も多く、「魔力」「魅力」という意味のほか、ピンクのバーベナには「家族の和合」、赤いバーベナには「団結」というものがあります。

    これは小さい花が輪を描くように沢山咲く姿から来たと言われています。

    【花言葉】悲しい意味を持つ花:オシロイバナ

    種を割って中の白い粉で遊んだという人も多いのではないでしょうか。オシロイバナの花言葉は「臆病」「内気」。これは昼間ではなく、人目を避けるように夕方から咲き始める姿から来たと言われています。

    また一つの株から赤や白といった違う色の花を咲かせることから、「恋を疑う」という花言葉もあります。

    まとめ

    悲しい意味を持つ花言葉。それには悲しい恋の物語や、伝説といった由来があります。

    知らずに相手に渡してしまうことを防ぐのもいいですし、色々な創作活動の参考にも使えるかもしれません。

    他にもいろいろな花言葉があるので、興味を持った人は是非調べてみてくださいね。

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