どんなに仲が良いカップルだって、多少喧嘩するのが当たり前です。規模の大小はあれども、意見がすれ違ってしまって辛い思いをすることは誰にでもあるのです。問題はそのトラブルをどうやって乗り越えていくか、ですよね！

今回はそんなカップルの喧嘩に着目しつつ、喧嘩をしている時の男女の心理やその理由、対処法をご紹介します。お互いの「意見の言い合い」にならないように、「意見の聞き合い」ができるように、ほんの少しの冷静さを忘れないでくださいね。

彼女とケンカしている際の男性の気持ちとは

彼女とケンカしている際の男性の気持ち１．どのように理論的に言えば伝わってくれるだろうか

彼女とケンカしている際の男性の気持ちの１つ目は、どのように理論的に言えば伝わってくれるだろうかと考えていることです。ここにこそ男女の喧嘩の決定的な齟齬があるとも言えるでしょう。そもそも女性としては、自分の言い分や気持ちをまず「共感」してほしいのです。

ですが男性としては、まずは状況判断を的確にしたがります。どちらがどのような発言をした、そして過去にはどのようなことがあった、だから今このような問題が起きている、それを理論的に彼女に伝えようとしています。あくまで客観的に冷静に「情報と状況を共有」したいのです。

彼女とケンカしている際の男性の気持ち２．もっと問題を解決できるような話し合いをしたい

彼女とケンカしている際の男性の気持ちの２つ目は、もっと問題を解決できるような話し合いをしたいと思っていることです。このように「問題の原因や解決法を共有」するために、感情的な意見にならないような言葉を選びます。ですがそれは女性からすると「冷たい」と感じがちです。

だって、女性は「気持ち」を伝えたいのですから。ですが男性はそんな女性に対して「問題解決」を望みます。男女でそもそも「喧嘩」という事象に求めている着地点となる結果が違うのです。これは、本当に、違うのです。どうしようも無いほどに、あまりにも、絶望的に。

彼女とケンカしている際の男性の気持ち３．ヒステリーを起こさせないようにしないと

彼女とケンカしている際の男性の気持ちの３つ目は、ヒステリーを起こさせないようにしないとと気を付けていることです。男性が何より嫌うのは、相手が感情的になってしまって冷静な話し合いができないこと。あくまで問題解決を望む側としては、「対話」の機会を失いたくありません。

そのために相手の女性に対してかなり気を使っているのも確かです。怒鳴られたり泣かれたりして、感情をぶつけられる方がストレスですから。何よりその時間は本当に無駄だと感じますし、馬鹿馬鹿しいとすら感じてしまいます。冷静に話し合えればそんな無駄な手間は無いのです。

彼女とケンカした！ケンカしたときの女性の本音とは

ケンカしたときの女性の本音１．どうして気持ちを分かってくれないんだろう

ケンカしたときの女性の本音の１つ目は、どうして気持ちを分かってくれないんだろうということです。女性は相手に対して「どうして自分が悲しんでいるのか、どうして辛いのか」を伝えたいと思っています。ですが男性は問題解決を優先するので、感情が置いてけぼりになってしまうのです。

ケンカしたときの女性の本音２．理論オバケでムカつく！

ケンカしたときの女性の本音の２つ目は、理論オバケでムカつく！ということです。淡々と解決を所望する男性は、女性からすると「正しいことだけ言って表面的に問題を収めようとしているだけ」のように見えてきます。相手が論理的に正しいことを言えば言うほどに、イライラが収まりません。

ケンカしたときの女性の本音３．本当はこんなこと言いたいわけじゃないのに

ケンカしたときの女性の本音の３つ目は、本当はこんなこと言いたいわけじゃないのに、と悲しいことです。感情で生きる女性は、相手に対して自分の気持ちを伝えるために大袈裟な表現をしてしまうことがあります。必要以上にキツい態度や言葉を投げてしまい、その瞬間から後悔の気持ちが生まれます。

彼女とケンカするありがちな原因TOP５

彼女とケンカするありがちな原因第５位：元カノ・元カレ関係のトラブル

彼女とケンカするありがちな原因の第５位は、元カノ・元カレ関係のトラブルです。普通に生きてきて大人になったのならば、それなりの年齢であれば今までお付き合いしたことがある異性がいて極々当たり前です。ですがその当たり前にすらもモヤモヤとした感情を抱いてしまうことってありますよね。

可愛くジェラシーを妬いているだけならまだいいのですが、相手が元カレや元カノと比べてきた場合にはかなりカチンと来ます。今付き合っている相手に対して、過去の恋人の名前や存在を出すのは厳禁。ましてや比べるなんてもっての他で、大喧嘩になってしまっても仕方ありません。

彼女とケンカするありがちな原因第４位：デート関係のトラブル

彼女とケンカするありがちな原因の第４位は、デート関連のトラブルです。せっかく恋人と楽しもうと思ってオシャレをしてきたのに、相手は部屋着の延長のような格好をしていたら肩透かしをくらってしまいます。また食事をしている間もスマホばかりだったりすると疑念が湧き上がりますよね。

映画に行っても寝られたり、ショッピングに来てもずっと退屈そうだったり。お互いに100%楽しめるデートは理想だったとしても、もっと積極的になってよ、嫌なら自分がエスコートや提案をしてよ！と思ってしまいます。お互いにデートへの価値観が合えばいいのですが。

彼女とケンカするありがちな原因第３位：束縛関係のトラブル

彼女とケンカするありがちな原因の第３位は、束縛関連のトラブルです。こちらも男性も女性も関わらず起こしてしまいがちですよね。多少の束縛によっては「愛されている」と感じることができるかもしれませんが、やはり度が過ぎてしまうと負担にしかなりません。

相手に注意をしたり文句を言うと「それだけ好きってことだから」「疑われるようなことでもしてるの？」「私（俺）のことが大事じゃないってこと？」だなんて返されてしまい、ゲンナリ。ですがゲンナリした姿を見せてもまた揉めるため、なんとか妥協案を模索するしかありません。

彼女とケンカするありがちな原因第２位：異性関係のトラブル

彼女とケンカするありがちな原因の第２位は、異性関係のトラブルです。特にどちらかがヤキモチ妬きだった場合にはトラブルの種も多くなります。よく耳にするのが異性の友達への対応によるトラブルですよね。友達だからと言って２人で一緒にごはんに行くのは不安、という気持ちは分かります。

それがエスカレートしていくと「電話帳の異性の連絡先があるだけでも嫌だ」などと考えるようになってしまいます。職場の異性に対してもヤキモチを妬き始めたら自分も辛いですよね。ですが、頭では理解できていたとしても、心までは簡単に納得させることはできません。

彼女とケンカするありがちな原因第１位：恋愛に対する価値観の違いに関するトラブル

彼女とケンカするありがちな原因の第１位は、恋愛に対する価値観の違いによるトラブルです。こう聞くとともに範囲が広そうなトラブルに聞こえるかもしれませんが、どの内容においても「自分の人生や生活にとって恋愛がどのような存在であるか」の違いが起因しています。

例えば「愛してる」「好き」と言ってくれないという不満。これはどちらかが「言葉が無くても通じ合えるのが愛」だと思っているのにも関わらず、その相手は「言葉で伝えてくれないと分からない」と思っているかもしれません。これも恋愛観の違いを感じさせますよね。

また恋人とは常に一緒にいてお互いを最優先にするべきだと考えている人もいれば、日常の中の多くの「大事なもの」のうちの１つが恋愛であるだけ、という人もいます。こればかりはどちらが正解というわけではありませんので、価値観の相違がすれ違いを呼んでしまうのです。

ケンカしたけど仲直りしたい！彼氏から謝らせる方法とは？

喧嘩した後に彼氏から謝らせる方法１．自分も後から謝ることを確約する

喧嘩した後に彼氏から謝らせる方法の１つ目は、自分も後から謝ることを確約することです。つまり「お互いに悪いところがあったことを認め合い、お互いに謝りあおう」ということです。ただし、先に謝るのは彼氏から。「私も謝るから、お互いに言い合おうよ」と素直に言うべし、です。

喧嘩した後に彼氏から謝らせる方法２．喧嘩の内容を全てバラそうとする

喧嘩した後に彼氏から謝らせる方法の２つ目は、喧嘩の内容を全てバラそうとすることです。「あなたが謝らないんだったら私はおかしいと思うから、○○に相談してみるわ」と共通の知人の名前を出すのが効果的です。プライドを大事にする男性としては、バレる恥ずかしさの方が上回る可能性が高いです。

喧嘩した後に彼氏から謝らせる方法３．徹底してドライを貫く

喧嘩した後に彼氏から謝らせる方法の３つ目は、徹底してドライを貫くことです。明らかに彼氏の方に非があり、彼氏が意地を張ってしまっている時にこそおすすめです。彼氏が謝ってくるまで極力冷たい対応をして、無関心を装いましょう。逆上させないようにやりすぎは注意です。

まとめ

いかがでしたか？恋人と喧嘩をしてしまった時のお互いの心理、そしてカップルの喧嘩にありがちな理由や対処法をご紹介しました。育ちも価値観も違う他人と他人が付き合っているのですから、どんなに普段は仲が良いカップルだったってたまには喧嘩をして当たり前です。

大事なのは、自分たちがどのような理由で喧嘩をしているのかを理解していること。また、相手の意見や言い分を冷静に聞けるような心の余裕を失わないように、自分でコントロールすること。自分の意見を押し付けないようにして、お互いにとってのベストな妥協点を探していきましょう！