心癒される!幸せカップルのほっこりエピソード
2018.09.26
自分以外のカップルが普段どうしているか、どんなことを話しているのかってなかなか聞けませんよね?もちろん、友達の相談という形で耳にすることはありますが、どうせなら「幸せでラブラブでほっこりした話」も聞きたいものです。
愛情に溢れた幸せなパワーをたくさん受け取って、自分も彼に対して今よりもっと優しくしてあげるために、カップルのほっこりラブラブエピソードを周囲から集めてみました。
よそのカップルの幸せな話にも、聞いていて思わずニヤけてしまうものだけでなく、中にはいろいろと考えさせられることも多いです。今回は集めた一部をご紹介しますので、是非読んでみてくださいね。
ほっこり&にっこり!幸せカップルのエピソード【前編】
その1.お前だよ
まさみさん(仮名)は20代後半の派遣社員。派遣と言えども仕事はかなり忙しく、日々、家と会社の往復で終ってしまいます。何か興味のあることを持って習い事とかしたいけど、と考えることもありましたが、そんな余裕もないし、と振り切っていました。
付き合って一年になる彼も派遣でこそないものの似たような状況。でも最近、会うのもマンネリ気味で、一緒にいても沈黙が多かったそうです。まさみさんは日ごろの不満をつい彼に向けて爆発してしまいました。
「なんで趣味とか持たないの!毎日つまらなくないの!なにか興味のあることないの!」
すると彼はきょとんした顔でこう言ったそうです。
「え……お前だよ」
まさみさんは何を言われたのかわからず、同じようにきょとんとしてしまいましたが、やがて自分の言ったことと彼の答えがつながって赤面しました。
「なんか興味あることないの?」「お前だよ」
そう、彼はまさみさんと一緒にいるだけで満たされていると答えたんですね。マンネリも裏返せば安定の証拠。不思議なことに彼にそう言ってもらえたまさみさんは、仕事が忙しくてもイライラすることが少なくなり、習い事でもしようと思った気持ちも消えてしまったそうです。
習い事をするならその分、二人の将来のためにお金を貯めたいから、だそうです。なるほど……はあ、お幸せに!
その2.こうやっているだけで
駅ビルの中のコーヒーショップで見かけたカップルの話です。大学生らしき女の子と男の子が、向かい合って座っておしゃべりしていました。
そのカップルに注目したのは、彼と彼女が二人とも小奇麗でかわいらしいということもありますが、その女の子のから「大好きな彼と一緒にれて嬉しい! 幸せ!」というハッピーなオーラがダダもれになっていたからです。
彼がちょっと喋っただけで彼女は、それがまるで世界一面白いことだったかのようにかわいらしくに声立てて笑い、彼がちょっと沈んだ反応を見せただけで、前のめりになって表情豊かに励ましてあげていました。
自分の言ったことにあれほどダイレクトに、愛情深く反応してくれたら、さぞかし彼も嬉しいだろうな、と彼の方を見ずにはいられません。ところが、彼女と違い彼の方はわりとクールな表情でした。
彼女のそんな態度に慣れているのか、あるいは気持ちがそれほど高まっていないのか。気になったのでなんとなくそのカップルの話に耳をそばだててしまいました。
クリスマスが近かったせいもあり、クリスマスの話題になりました。彼女がちょっと気を遣う様子で言いました。
「クリスマスって、バイト忙しいかな?」
「あー、そういうときほど入らなきゃいけないから」
どうやら彼のアルバイトが忙しくてクリスマスは会えない様子。彼女は健気にも落ち込んだ様子を隠して笑顔を作りました。
「まあ、クリスマスなんて意味ないよね!」
ところが彼はそんな彼女の強がりを見抜いてこう言い返しました。
「ウソでしょ。だったらそんな話持ち出さないよね?クリスマスとか、本当はすごく気にするタイプでしょ」
図星を突かれた彼女は黙ってしまいました。
「○○ちゃんって結構、他人がどう思うかってことばっかり考えるよね。それでいつも、結局損してんじゃん」
なんだこの男は!と私が内心苦々しく聞き耳を立てていると、彼はおもむろにこうも付け加えました。
「もっと自分出して」
そして聞き取れないくらいの早口で言いました。
「無理しなくても俺はこうやっているだけでいいから」
彼女は言葉もなく泣きそうになっていました。おそらくですが、この女の子は普段からサービス精神旺盛なのかもしれません。今日も、いいえずっと前から無理をしていたのかもしれません。
自分の前くらいはそんな無理をしなくていいと彼はずっと言いたかったのでしょうか。最初から冷たい態度に見えていたのも、それをいうタイミングを計っていたのかなと思いました。
たまたま見かけた若いカップルにいろんなことを教えられた気になりました。どうぞお幸せに、と願わずにはいられません。
その3.心はそばにいるよ
「離れて暮らしているぶん、LINEや電話での連絡はなるべく毎日していました。」北海道に住むえみさん・30歳(仮名)はこう話します。
ある日、急に彼から深刻な声で電話が。その時期はちょうどお互いに仕事が忙しく、会う時間もなく、電話やLINEをする時間もなかったため、もしかして別れ話では?と思って会いに行きました。
彼からされた話は、急に仙台に転勤が決まった・来月にはもう札幌を離れなくてはならないということでした。あまりに急な話で、私は何も考えることができなくなり、自分の仕事が忙しかったのも手伝って気が付けばあっという間に彼が仙台に行く日が迫っていました。
彼が仙台に行くまであと3日になったころ、私のもとに一通の手紙が届きました。その手紙には、たった一言『心はつながっているから』の言葉が書かれていました。
本当はついて行きたかったし、ついてきてほしいって言ってほしかった。でも、彼もわかっていたんです。私も私自身の仕事を大切に思っていることを。
たった一言だけ書かれた彼からの手紙に、私は勇気づけられました。そして、会えなくても声が聞ければ、存在を感じることができれば大丈夫!と思いながら、彼との3年間の遠距離恋愛を乗り切り、今年の春に結婚をしました。」
ほっこり&にっこり!幸せカップルのエピソード【後編】
その4.「俺の横にいて」
「彼は口下手で、思っていることを簡単に口にすることができない人なんです。」と話すのは、まさきさん(仮名)。
「私と彼は、会社の上司と部下の関係でした。彼は一見気難しそうに見える、近寄りがたい雰囲気の人でした。
ある日、会社の飲み会があった時に二次会の席で起こった出来事です。その当時、私と彼はまだ上司と部下の関係。私は酔っ払って先輩男性の隣の席に座っていました。
先輩男性も酔っていて、二人で他愛もない話をしていたのですが、だんだん先輩男性が私との距離を縮めてきたんです。
私は少し困って、何気なく上司の方を見たところ、上司も私のことを見ていました。そして、上司が手招きをしたので、上司のもとへ行くと、手を引っ張られて無理矢理上司の横に座らされました。
そして、私の目を見て『俺の横にいて』と一言。
私はその上司のことが好きだったので、こういわれて一段と彼のことを好きになりました。その日の帰り、上司は私の手を引いてこっそりその場を離れました。優しいキスをされた後『好きだよ』と言って私を抱きしめてくれました。
普段あまり多くを語ることはありませんが、肝心な時に私の心をぎゅっと掴んでくれる彼のことがあれからずっと大好きです。彼の恋人になることができて良かった。」
その5.この人と結婚するとお互いに感じた
「彼と出会ったとき、私にも彼にもお互いに恋人がいました。」さやさん(仮名)のエピソードです。
「私と彼が出会ったとき、二人とも長年付き合っている、結婚を考えている恋人がいました。でも、当時お付き合いをしていた相手との結婚になかなか踏み切ることができずにいたんです。
そんなとき、私と彼は出会うことに。
出会った瞬間、私たちはお互いに初めて会った人のような気がしませんでした。初めて会ったはずなのに、昔から知っている相手のように思えたのです。そして、まるでこの先の人生を共に歩むかの感覚にもなりました。
私たちが惹かれ合うのには時間がかかりませんでした。すぐにお互いに想い合うようになり、その当時お付き合いしていた相手とは破局。
その後すぐにお付き合いをスタートし、出会いから1年で結婚をすることになりました。
なぜかはわからないけど、初対面の時に『運命の人』に出会ったのだと、私たちは二人とも感じました。」
その6.車のナンバーは奥さんの名前
ママ友に聞いたエピソードです。彼女の家には車が2台あり、どちらの車のナンバーも「7」。
どうして車のナンバーが7なのかを聞くと「私の名前がナナだから」と彼女は答えました。彼女の旦那様は、彼女のことが大好きで、彼女の名前にまつわる数字を大切にしているのだとか。
そして、驚くことに彼女と旦那様がお付き合いを始めることになった日にちも9月7日なんだそうです。
「7」という数字に運命的なものを感じたのか、このご夫婦が結婚式を挙げた日も、入籍をした日も7日ということでした。奥様のことをこれほどまでに大切に思える旦那様のことを、なんてステキな男性なのだろうと、少しこのママ友のことが羨ましくなりました。」
まとめ
いかがでしたか? 幸せカップルのエピソード、まだまだご紹介したいものがあります。またぜひ、聞いてください。