彼のことを嫌いになったわけでも、喧嘩をしたわけでもないのに、なんだか会いたくない……。。

近すぎる関係だからこそのモヤモヤ、とでも言うのでしょうか。恋人同士であっても、ある程度の距離感は必要なんです。

今回は「彼氏に会いたくない」と思ってしまっている女性のために、彼氏からのお誘いを断る方法などをご紹介します。彼氏に会いたくなくなる理由や、昔の想いを復活させるためのアドバイスなども合わせて解説していきますね。

彼氏に会いたくない理由って？

倦怠期に入ってしまった

別れたいわけじゃない、でもなんだか彼氏に会いたいと思えない！そんな複雑な気持ちの大きな原因となるのが倦怠期。付き合いたての仲良し時期がアツアツだったカップルや、その時期そのものが長かったカップルこそ重症化しやすい傾向にあります。

倦怠期の難しいところは、二人の間に特にこれといったトラブルがないことです。話し合うような問題もありませんし、かと言って飛び切り仲良くなるためのキッカケが見つかるわけでもありません。

モヤモヤとした気持ちが長くなるにつれて、会いたくない想いだけが積み重なってしまいがち。

彼氏以外に時間を費やしたいものがある

あなたに恋愛以外の生き甲斐があるということはとても素晴らしいことです。恋愛感情だけに振り回されずに、自分という人間の生き方を確立させるためには趣味や仕事に限らず「好きなこと」が必要です。

ですがその気持ちが大きくなっていった時に、恋愛を邪魔に感じてしまうこともあるかもしれません。

彼氏へ使っていた時間や労力を、それらの生き甲斐に使いたい。そう感じてしまった時に、あなたの中での彼氏の優先度が下がります。ですが彼氏との意思疎通がしっかりできていない状態では彼もあなたのその気持ちに気付けませんので、今までと変わらぬ関係性を求めます。

それは極自然な当たり前のことなのですが、あなたにとっては煩わしさを感じてしまうことも多いでしょう。今までネガティブ面では何も感じなかった彼からのモーションも「しつこい」「面倒くさい」と思ってしまうように……。

彼氏の気持ちが重い

ただ単純に、彼のあなたへの愛情が重すぎてあなたが辟易してしまっているという可能性も考えられます。恋愛観は人それぞれ、パートナーへの接し方も人それぞれ……付き合ってまだ間もなかった頃には気に留めなかった彼の重さが、段々と露呈されてきたのかもしれませんね。

ですが彼氏を責めるわけにはいきません。なぜなら彼氏が重い理由はあなたのことを愛しているから。そしてそれはあなた自身も理解しているのです。だからこそ応えきれないことが負担となって、彼に会いたくないとまで思ってしまうのでしょう。

微妙な価値観のズレが多い

別れたいとまで思うほどではない、いちいち取り立てて言い合いたいほどでもない。そんな微妙な価値観のズレってありますよね。「一瞬違和感を感じるけれど、ちょっとだけ自分が我慢するだけで全部収まるからいいや」、というような。

それらって本当に一つ一つは小さいことなんです。例えば「お店の中での彼の喋り声が大きいのが気になる」「自慢話はつまらないけれど、やめろって言うほどでは……」「今ちょっと上から目線だったよね？別にいいけど……」など。

その全てが「わざわざ言葉に出して喧嘩の火種にする必要はない」程度のもの。

ですがそれも積み重なってくると、だんだんと彼に対する「会うのがなんだか億劫」という感情に変わっていってしまいます。ハッキリ言うことで彼に「そんな小さなことで」と思われるのも嫌ですよね。

でも言わないのもストレスが溜まる！その狭間で悩まされた結果、会いたくないという結論に。

彼氏に会いたくない時の断り方５つ

なかなか会えない友達との予定がある

彼氏が遠距離恋愛というわけでないのなら、休日などには彼氏との時間を多く過ごしているかと思います。気軽く会える距離にいる彼氏だからこそ、逆に滅多に会えない友達からの誘いは優先したいもの。

彼氏からの誘いを上手く断るためには「自分が彼氏に言われても『その理由なら仕方ないな』と思えるとような妥当な理由」を伝えるのがポイントです。わざわざ嫌な思いをさせる必要もないですものね！

出張で来ている友達や地元を離れてしまっていた友達など、会える機会があまりない人との予定は優先順位が上がってもおかしいことではありません。逆に、遠くの地元に帰ってしまった友達が久しぶりにこっちに来る！などでも使えますね。

 一人でリフレッシュしたい

どうでもいい相手への断り文句であったら、まだ嘘もつきやすいものです。ですが相手が彼氏となるやっぱり嘘はつきたくない、できるだけ正直に話しつつも断りたい。でもハッキリと「会いたくない」「会う気がしない」とは言いづらいですよね。

こちらとしても無闇に傷つけたいわけではありませんし……。そんな時は、正直に「一人でリフレッシュしたい」「今日はゆっくり一人で過ごしたいんだ～」と「あくまであなたが嫌いなわけではない」ということを伝えるような言葉選びをしましょう。

実際に一人で今までしたかったことをすると、気持ちがリセットされて彼への想いも再確認できるキッカケになるかもしれませんよ。温泉やお散歩に料理や読書、彼と一緒だとなかなかしづらいことをこの機会に羽を伸ばして実際にやってみるのもアリ。

断りつつも「今夜電話しよう」と接点を持つ

デートの誘いを断られる、というのはどのようなシチュエーションであっても少なからず傷付くもの。できるだけ傷つけたくはないと書きましたが、断りを入れる時点で「全く無傷」はほぼ無理なものだと割り切ります。なので大切なのは、断りの言葉と同時のアフターフォロー。

「デートは出来ないけれど、夜は電話しよう」「今日は会えないけれど日中に連絡するね！」など、決してあなたのことが嫌いなわけではない、執拗に避けているわけではない、ということを強調しましょう。

ですがもちろんこの場合は実際に電話もしなくてはなりません。でなくては口だけになってしまいますからね！しかし「会うのは億劫だけれども電話くらいなら大丈夫」という微妙な心理状況の際は、この方法が最も穏便なやり過ごし方の一つになるでしょう。

「今日は」仕事させて

色々な断り文句の中でも、とりわけで反論を与えないパワーがある理由があります。その中の一つが「仕事」。仕事が忙しくて、仕事が終わってなくて……と断られたら、それでも無理して会いに来いというわけにはいきませんよね。

もちろんこの理由付けは程度が大切です。毎週毎週仕事で断っていてはさすがに彼も何かしらを察しますし、言いたいことがあるなら言ってほしいという気持ちにもなります。なのでやや強行突破に近い力技の言い訳にはなりますが、揉めづらい理由であることも確かでしょう。

体調不良を言い訳にする

仕事と同じく有無を言わさぬ強さを持つ理由である「体調不良」。一人でゆっくり静養したいと言われては無理強いはできません……がこちらも仕事と同じく程度が大切ですね。毎週デートのタイミングの度に体調不良と言われては誰でもオイオイとなります。

特に生理前後の体調不良という理由は断りやすいので、ひとまず一週間は様子を見れる猶予が持てるでしょう。ですが嘘に近いような体調不良だと、やっぱり罪悪感が湧き上がりやすいのでほどほどに。

どうすれば彼氏に会いたくなるの？

まずは自分の中のストレスを発散させる

彼氏に対してなんだかモヤモヤとした感情が生まれてしまっているのは、あなた自身が心に余裕がなくなって幸福感を上手に感じられなくなってしまっているからかもしれません。

彼の嫌なところばかりに目が行ってしまって、当たり前の幸せに対する感受性が弱まってしまっているのです。

感受性を取り戻すためには、抱えているストレスを手離してクリアな心になるのが一番。リフレッシュ期間を設けて、一旦彼氏のことは忘れて好きな人に会いに行き、好きなことをしてみましょう。

美味しい料理に友達との気の置けない時間は、あなたの中のネガティブな闇を取り払ってくれます。

もっと彼氏に素直な自分になる

もしかすると、あなたは彼氏に対してちょっと無理をしすぎてしまっているかも。彼氏の求める「理想の彼女」に近づこうと頑張り過ぎてはいませんか？または、彼氏に嫌われたくない気持ちが強過ぎて本音を話せなくなっているかもしれません。

そうすると本来癒しの対象である彼氏が一転、ストレスの元凶となってしまうのも無理はありません。これを解決するためにはあなた自身のセルフコントロールがとても重要になります。少しずつでいいので、彼の求めるあなたではなく「本当のあなた」を伝えていきましょう。

彼氏持ちの友達の話を聞く

彼氏に会いたい！と思うためには、友達のノロケ話を聞くのがとても有効♡彼氏持ちの友達とランチにでも行って、二人のエピソードや思い出話などを聞かせてもらいましょう。少しでも「いいなぁ」「私も彼とそんなことしたいなぁ」と思えたら儲け物。

あなたの中で「彼氏を想う気持ち」に気付くことが一番の目的です。彼氏としたいこと、行きたい場所、食べたいもの。それらのインスピレーションを与えてくれるのは、やっぱりリアルな生の声！

まとめ

いかがでしたか？なんだか彼氏に会いたくないと思ってしまう理由やその対処法などをご紹介しました。当人にしか分からない、微妙で繊細な「嫌いじゃないけれど会いたくない」という感情。どうしたら元通り彼を好きになれるの？と悩んでしまうかもしれませんね。

ですが、一人で何もせずに悩んでいるとどんどん悪い方向に考えてしまいがちですよ！一旦彼とは距離を置いていいですので、プライベートでリフレッシュできるような友達や時間を持ちましょう。ストレスが晴れたら今までとは違う見方もできるかもしれません。