仕事をしていると「この人とはペースが合わない」と思ったり、「どうもうまく立ち回れていない」と思うことで同僚にストレスを抱えることがありますよね。仕事も人と人との関わり合いですから、多少のストレスは当然発生するもの。
ですが、その相手が女性だった場合、なぜか余計にイライラすることってありませんか？
女性から見て感じる「仕事のできない女」と、男性から見た「仕事のできない女」は、少し違うようにも感じます。
では、仕事のできない女とは一体どんな女性なのでしょうか？男性からはどう思われているのか？そしてその上手い付き合い方も一緒に、ご紹介していきます。

「仕事ができない」ってなんだろう

「仕事のできない女」といえど、一体具体的にはどういう女性のことを指すのでしょうか。「仕事のできない女」にピンとこないあなたは、もしかして仕事のできない女かも！？ぜひチェックしてみてください。もしくは、周りの仕事のできない女性にイライラしている方は、「あるある～！」と盛り上がりましょう。

同じことを何回も言わなきゃわからない女

1言えば10察してくれるのが「仕事のできる女」だとすれば、1から10まで言っているのにも関わらず、それをあと10回繰り返さなければ理解できない女性。覚えが悪いのか、以前も注意したことを、またすぐに注意させる女性。しかも言われたことさえ覚えていない女性。私はあなたの先生や母親じゃないぞと思わせるほど、小学生や幼稚園児のように何回も同じことを言わせる女性。仏の顔も3度までと言いますが、あなたは何度までなら耐えられますか？言ってやりましょう。「一体何度言わせるんだよ！」

理解が遅いこと・忘れやすいことを自覚していない女

理解が遅いことや忘れやすいことは、確かに仕事相手としてとてもやりづらいものがありますが、その人も好んでそうしているわけではありません。辛抱強く、学んでくれるのを待ってあげましょう。しかし、本人にその自覚がないと大問題です。自覚さえあれば、人一倍注意して他人の話に耳を傾けるようにしたり、すぐにメモしたりするなど対処は何とでもとれるのです。それができる女性はむしろ賢い女性だと言えるでしょう。自分の理解や物覚えの悪さに自覚がない女性は、その努力さえしません。そんな女性と一緒にするのはとてもイライラしますね。言ってやりましょう。「メモぐらい取りやがれ！」

私生活を仕事に持ち込む女

これ、女性にはありがちではないでしょうか。仕事への意識が低いのか、仕事とプライベートを分けられないのか、私情をやたら仕事に影響させてしまう女性。何か嬉しいことがあったときは浮ついてとても集中力が続かないし、何か悲しいことがあったときは落ち込んで仕事どころではない女性。最悪なのは、周りにその話をぶちまける女性です。そういう話は友達に仕事の後でしましょうね、と諭してあげなければなんのかとイライラしますよね。優しい男性などは「そう、かわいそうに」と聞いてあげるかもしれませんが、女性からしたらもううんざり。言ってやりましょう。「なんでもいいから黙って仕事しろ！」

期限や約束を守れない女

私生活でも時間にルーズな女性は、なぜかそれを仕事にまで引きずる傾向にあります。メールの返事もなぜか返せない、必要な書類も期限までに用意できない、取引相手の約束には遅刻していく……時間に正確な人には理解不能ですが、守れない人って本当に守れないのです。おそらく、「守ろう」という意識が極度に低いため、「いついつまでに」という頭が働かないのでしょう。女性でありがちなのは、そこで「間に合わなかった言い訳」をぐだぐだと並べ立てるところではないでしょうか。期限が守れないうえに素直に謝れもしないなんて、イライラの着火剤でしかありません。言ってやりましょう。「もう二度と仕事来なくていいからね」

先を見越せない女

自分の作業がどれぐらいの時間を要するのか、いついつまでにアレをしなくてはならないから、今から始めよう、など計画性が全くない女性。これは仕事上本当に困ります。計画ができないため、仕事のスケジュールはすべて押し押し。しかも本人は、なぜスケジュールが狂っているのか全く分かっていないケースが多いため、反省もなければ改善もなし。「あーん、なんで～？」なんて言おうもんなら、ドッカーン！ですね。言ってやりましょう。「ずいぶんのんびり育てられたのね！」

自分ひとりで空回りする女

自分では頑張っているつもりでも、周りからみていたら完全に空回り。エネルギーがあるだけに、周りを巻き込んで余計に疲れさせます。特に、このタイプはわあわあと喚いて自分の仕事がうまくいかないことを当たり散らします。冷静沈着にてきぱきと仕事をこなしている女性からしたら、うっとうしいったらありゃしません。言ってやりましょう。「てめーは黙ってお茶でもくんどけ！」

やっぱりイライラされる？

さて、「仕事ができない女」にはさまざまなタイプがいるとわかりましたが、そういう女性たちはやはりイライラされるのでしょうか？そりゃあ、しますよ！ね？同僚にイライラしているそこのあなた。あなただけではありませんよ。イライラさせられている女性たちの声を拾ってみましょう。

イラっとしている人たちの声

男性からはモテるの？

やはり女性からは非常に嫌われイライラされている「仕事のできない女」たち。では、一体男性からはどのように見られているのでしょうか。女性と男性ではまた見え方が違うのでしょうか。

上司からは

職種にもよりますが、「できない子ほどかわいい」とはこのこと、手のかかる女部下は、上司はどうしてもかわいがってしまう傾向にあるようです。もちろん手厳しい上司もいらっしゃるとは思いますが、男性は女性には甘くなりがち。そして、自分が優位に立てる相手のことを庇護する男性も多いのが現実です。そして、仕事ができない女性は、それをうまく甘えてごまかす術を身に着けている場合も多いのです。それが美人だった場合には、もう最悪です。「いつも完璧に仕事をこなす私がミスをしたら怒鳴るくせに、どうしていつもミスをしているあの女が同じミスをしても『しょうがないなあ』で済ますの！？ありえない」なんてセリフはよく聞きますね。私も同じことを職場で何度も思ってきました。

同期からは

同じ立場でも、仕事のできない女は競争相手になど数えられません。そこで、無駄に敵対視されることもなく、むしろ「〇〇ちゃんは癒しだな～」なんて、マスコット扱いしだす男性も多いよう。そんな理解のない男性同期をもった女性を、私は心から憐れみます。お前のその意味のわからんひいきが私のイライラを倍増させんだよ、と言ってやりたくなりますね。

部下からは

これは部下のタイプによります。仕事をバリバリとこなしたい野心家の男性からは、仕事ができない女先輩はうっとうしい以外の何者でもありません。

仕事場以外の男からは

仕事ができない女性は、「ドジで」「おっちょこちょいで」「ほうっておけない」と思われる傾向にあります。この3ワードは、かわいい女の代名詞です。男性は自分を頼ってくれて、すきがあって、自分より仕事ができない女が大好物なのです。失礼ですが、そんな女にうつつを抜かしている男は大した男ではありません。気にすることはありません。しかし、やはり仕事のできないしょうもない女がちやほやされているのを見るのは気持ちのいいものではありませんし、イラッとしますよね。

仕事場に「仕事のできない女」がいた時の、うまい付き合い方

仕事のできなさゆえに自分をイライラさせ、しかも男性からもちやほやとされ、まるで神経を逆なでしてくるかのような存在の「仕事のできない女」。そんな女性が仕事場にいたとき、一体どうすればいいのでしょうか。

自分のタスクに集中しよう

精神力が鍛えられていると思い、周りを見ずに自分の仕事に集中する術を身につけましょう。大事なのはあなたが今向き合っている仕事です。他の人の仕事のできなさにより、イライラしていてはあなた自身の仕事に支障をきたしかねません。

いちいち目くじらを立てないでおこう

一度イライラしてしまうと、その人のすること一つ一つが目につきイラっとしてしまうことってありますよね。それは自分にとって何にも得ではありません。「ああまたやってる」ぐらいに流すことができれば、あなたも１ランクアップです。

仕事のできないかわいそうな女だと憐れんであげよう

仕事のできない女に同じ土俵からイライラしていたのでは、あなたも同レベル。「ああ、この人仕事がこんなにできないなんて、かわいそうな女なんだ」と心の中で憐れんでやりましょう。言葉を言い換えれば、あざ笑ってやるのです。それであなたの心持ちがかわるのであれば、何も悪いことではありません。ようは物の見方なのです。

チームにはそんな役回りも必要なのだと達観しよう

チームが10人いれば、しっかりと働くのは2人だけだと言われています。どれだけ仕事ができる人が集まっても、そのうちの80%の人は仕事をなまけだすのです。「仕事ができない人」も、「仕事ができる人」を生み出すには必要な要素なのだということです。そう思えば、「ああ、この仕事ができない女も必要要素なのだ」と思って少し心が楽になるかもしれませんね。

まとめ

私たちをイライラさせる「仕事ができない女」。そんな女性が同僚にいたなら毎日心をかき乱されてしまうことでしょう。でも、イライラしていてはあなたが損です。同じレベルでイライラさせられずに、あなたは一つ上のレベルから、心おおらかに接するのがうまく付き合っていくコツだと言えますよ。