鹿島神宮は関東最強クラスのパワースポット!仕事、人生など総合的な開運力!
2021.06.14
茨城県の鹿嶋市にある鹿島神宮は、全国に約600社もある鹿島神社の総本山であると共に、関東で一番古い神社です。
千葉県の香取神宮・茨城県の息栖神社と並んで、東国三社と呼ばれています。
古の神最強と言われているタケミカヅチの神を祀っており、強力なパワースポットとしても有名。
また、鹿と縁が深い神社でもあり、鹿島という名も古くは香島と書きましたが鹿島と改められたのはこの鹿とのご縁からでしょう。
今回は、そんな鹿島神宮についてと、パワースポットについてご紹介していきたいと思います。
鹿島神宮について
ここでは、観光地でもあり関東有数のパワースポットである鹿島神宮について紹介します。歴史を紐解いていくと、その高貴な存在に心打たれることでしょう。
鹿島神宮とは
鹿島神宮の御祭神はタケミカヅチの大神で、日本神話における最強の武神と言われている神様です。鹿島神宮はこのタケミカヅチ様の武運や勝負運はもとより、人生における開運全般にご利益があるパワースポットとして多くの人がご参拝に訪れている場所です。
その創建は、神武天皇が即位された年と同じで、何と今から2673年もの長い歴史を持つ日本最古の神社でもあります。最強の武神を御祭神としている事から、神武天皇は元より、源頼朝、徳川家康など歴史上名のある有名人物も鹿島神宮を尊崇していました。
鹿島神社ではなく、鹿島神宮と呼ばれている事からももその格の高さが伺えますが、現在は神宮と呼ばれる神社は多くありますが、その昔は伊勢神宮の他に神宮と呼ばれていた神社は香取神宮とここ鹿島神宮だけでした。
そのことからも、鹿島神宮は全国でも3本の指に入る格式を持つ神社であると言えますね。
また、全国に600社ほどある鹿島神社の総本山でもあります。
住所:茨城県鹿嶋市宮中2306−1
電話番号:0299-82-1209
営業時間:通年 0:00~24:00
定休日:無休
ホームページ:鹿島神宮
鹿島神社のご宝物
長い歴史のある神社なので、藤原摂関家や徳川将軍家など武家からの信仰が篤く、たくさんの宝物が奉納されています。鹿島神宮の宝物殿には、国宝級の重要文化財の数々が収蔵され、展示されています。
所蔵品の見どころは、国宝である日本最古の直刀や、重要文化財である梅竹蒔絵鞍が収納されている事です。この中でも、直刀はレプリカが展示されており、実際に手を触れる事ができるので、その長さや重さを体験できます。
この他にも、神社に縁のある雪村の筆による百馬図や、軍艦鹿島のパネルも展示されていますので、ぜひ足を運んで見てはいかがでしょうか。
鹿は神の使い 鹿園も楽しめる
鹿島神宮では鹿を神のお使いとして神鹿と呼んで大切にしています。鹿の有名な神社と言えば奈良の春日大社もありますね。実はこの春日大社の鹿は、鹿島神宮から移動された鹿だと言う事をご存知でしょうか。
慶雲元年である767年に、藤原氏は春日大社を建立しましたが、その時御分霊されたのが藤原毛の氏神である鹿島の大神です。この御分霊は鹿の背に乗せられ1年かけて奈良まで運ばれたのです。
現在、鹿島神宮にいる鹿たちは、この御分霊に使用された鹿の系統を受け継いだ由緒正しい鹿神様の子孫たちなのです。
本殿から奥社へ向かう奥参道の途中には、鹿園がありこの神鹿様が20頭ほど飼育されていますので、ぜひ鹿島の神様のお使いも見学されてはいかがでしょう。
鹿島神宮の人気御守り
鹿島神宮のお土産には豊富なお守りはいかがでしょうか。様々な人のご祈願する種類に対応したお守りが用意されていますが、その中でも人気の高いもの3種類をご紹介します。
女性に人気なのが、「幸せ鈴御守」となっています。鈴の音が心を清め、同時に幸せを運んでくれると言われています。色も赤、ピンク、薄紫、黄色とカラフルないろが用意されており、それぞれに桜や紫陽花、紅葉などがデザインされているのも女性に人気の秘密です。
スポーツやギャンブルに勝ちたいという人には、勝負運をアップしてくれる「勝守」をおすすめします。スポーツ系だけでなく文化系の活動をされている人からも、コンクール入賞などのご祈願で購入する人もいるようです。あらゆる勝負事にご利益があります。
人生の開運、仕事の出世などを祈願される人には「開運・出世鹿島立守」はいかがでしょう。その名の通り、開運やキャリアアップにご利益のある御守で、男性は元より女性からの人気も高い御守となっています。
鹿島神宮の御朱印
鹿島神宮には参拝の証として、本宮と奥宮の2種類の御朱印が授けられます。各御朱印は祈祷殿にて、通年8:30~16:30(元日のみ午前0時から開設)より本宮・奥宮各500円(両方も可)の初穂料となります。
時間がかかる場合があるため、本宮を参拝したら境内を散策する前に御朱印帳を預けておき、帰り際に受け取るのがおすすめです。
このほか、「全国一宮の御朱印巡り」の一環として、鹿島神宮は「常陸の国(ひたちのくに)の一の宮」となっているところにも注目です。また令和3年に2月には、サッカーチーム「鹿島アントラーズ」とコラボした御朱印も話題となりました。
旬のものや限定ものも、ぜひチェックしてみてください。
東日本大震災と鹿島神宮の再生
みなさんの記憶にも新しい、東日本大震災は鹿島神宮のある一帯にも損害を与えました。地震により、日本一であった石の大鳥居は崩壊し、今では代わりに木製の大鳥居が建立されました。とても巨大な大鳥居が倒れたにも関わらず、被害が鳥居以外にはほとんどなかったのは、鹿島神宮のパワーが働いていたのでしょうか。
鹿島神宮では、12年に一度「御船祭」が行われますが、2014年に行われたこのお祭りでは修復も全て完了し完全復活を祝うお祭りにもなりました。
鹿島神宮のパワースポット
鹿島神宮の中には、さまざまな箇所にパワースポットがあります。敷地内をゆっくりと歩きながら、放たれる波動や空気までもを楽しんでみてはいかがでしょうか?
鹿島神社は聖地のラインはじまりの場所
世界には、パワースポットをつなげると綺麗な一本の線がつながる「レイライン」と呼ばれる事象があちこちで確認されています。ここ日本にもこのレイラインは存在しており、その東のスタートラインとなっているのが鹿島神宮です。
ちなみに、日本のレイラインは、鹿島神宮から皇居~明治神宮~富士山~伊勢神宮~吉野山~高野山~剣山~高千穂へと続いています。
レイラインとは神様が通る道と考えられており、そのスタートラインという事で鹿島神宮は重要なパワースポットになっています。この事から、鹿島神宮は「鹿島立ち」という言葉に象徴されるすべての始まりの地という意味を持っているスポットです。
これから人生の新しい旅立ちをする人には、ぜひ訪れて欲しいパワースポットとなっています。それでは、次からは鹿島神社の中でも、特にパワーが強いパワースポットをご紹介していきたいと思います。
鹿島神宮パワースポット1 拝殿・本殿
邪魔者を跳ね飛ばし、圧倒的な強さで進む勝利の神であるタケミカヅチの大神の神気が一番強い場所であるのが、本殿です。
この社殿は徳川幕府の二代将軍である秀忠公が寄進されました。通常南向きが多い社殿ですが、鹿島神宮には北方の護りをお願いしたいという思いが込められて北向きに造られています。
通常、参道は南北に伸び、社殿も南を向いている物がほとんどですが、ここ鹿島神宮は参道が東西に伸び、北向きの本殿が建てられているという非常に珍しい造りになっていますので、ここにも注目して欲しいポイントです。
造りは同じ茨城にある香取神宮とよく似たものとなっており、素朴な造りの拝殿の後方に、きらびやかな本殿が建てられています。
鹿島神宮パワースポット2 要石
要石は荒ぶる大地のパワーである地震からその一帯を守ってくれる強力なパワースポットです。太古から続く信仰の対象となっている石で、その名の通り鹿島神宮の要となる場所です。要石を護るように奥宮が配置されており、要石の重要さを象徴しています。
地震はナマズが起こすと考えられていたという話を聞いた事がある人もいるでしょう。この要石は、地中にいるオオナマズを押さえつけるとされている石です。
ご年配の方には、地震が多い日本列島において、この一帯には昔から大きな地震がなかったのはこの要石のお力だと信じている人も少なくありません。
要石は鹿島神宮の他、香取神宮にもあり、鹿島神宮が凹型であるのに対して、香取神宮の要石は凸型になっていて対の形になっているのも非常に面白いですね。ぜひ両方の要石を見比べてみてはいかがでしょうか。
水戸の御老公としても有名な徳川光圀公は古墳の発掘にも力を入れておられて、発掘に慣れた人足たちを集めこの要石の正体を突き止めようと掘らせましたが、いくら掘っても要石の全貌は見る事ができなかったので泣く泣く諦めたという逸話も残っています。
鹿島神宮パワースポット3 御神木
本殿の背後に立つ巨大な杉は樹齢1200年にもなる古杉です。神社には多くご神木が祀られていますが、鹿島神宮の古杉も大きな気が感じられるご神木として祀られています。鹿島神社は全体に古い木が多いのですが中にも一番古いのがこの御神体である、本殿背後の巨大な杉です。
鹿島神宮パワースポット4 御手洗池
古神のパワー、大地のパワー、木のパワーとご紹介してきましたが、鹿島神宮の水のパワーと言えば、この御手洗池になります。奥宮から左に降りた場所にあります。昔はここで禊をしてから参拝したと言われています。
この池は、鹿島神宮の不思議の中では「大人が入っても子供が入っても胸の位置に水面が来る」と言われている池です。伝説では、一夜にして湧水して、干ばつでも決して涸れることのない池として人々の生活を支え潤してきた聖なる池であると言われています。
御手洗池の水は飲む事はできませんが、すぐ近くに霊水を汲む事ができますので、容器を持参すれば持ち帰る事もできます。入れ物を忘れた人は空のペットボトルも販売されていますので、そちらを利用しても良いでしょう。ご霊水は無料で汲む事ができます。
ペットボトル販売をしている御手洗池の隣にある茶屋・一休では、この水を使った抹茶や焼きだんごなどをいただけますので、こちらで霊水のパワーをいただく事もできます。
鹿島神宮参拝後にオススメ!
鹿島神宮参拝後に、休憩や観光がてらに立ち寄りたいおすすめスポットを紹介します。ちょっと休憩できるカフェから食事ができるレストランまで、ぜひ参考にしてください。
※コロナウイルスの影響で、営業時間等に変更がある場合があります。必ず訪問前に確認を。
かしま甘太郎本店仲町
鹿島神宮の近くにある老舗の和菓子屋。参拝帰りの観光客や、鹿島アントラーズの試合観戦ついでに立ち寄る人たちが絶え間なく訪れる人気店です。
名物の大判焼きは、値段も手ごろで片手で持って食べ歩きができるほか、夏場は濃厚アイスやソフトクリームもおすすめです。
歩き疲れたら、イートインスペースでゆっくり味わうのも良いのではないでしょうか?
住所:茨城県鹿嶋市宮中1-5-14
電話番号:0299-82-1605
営業時間:9:00〜18:30
定休日:無休
ホームページ:なし
湧水茶屋 一休 ひとやすみ
レトロな外観と紫色の暖簾が印象的な茶店。蕎麦や和菓子、ソフトクリームなどのメニューが揃い、食事からおやつまで、気分に合わせた利用ができるのが嬉しいですね。
また、店の名前は一休(ひとやすみ)と読みます。鹿島神宮内にあり、参拝や境内巡りの一休みにぴったりです。湧き水で作った手打ちそばはコシがあり、カツオベースのめんつゆは濃いめ。
同じく名物のみたらし焼き団子はちょっとお腹が空いた時の食べ歩きにもおすすめです。
住所:茨城県鹿嶋市宮中2306-1 鹿島神宮境内みたらしの池
電話番号:0299-82-4393
営業時間:9:30〜17:00※開店時間はお客様状況により早める場合あり(準備出来次第)
定休日:無休
ホームページ:湧き水茶屋一休(ひとやすみ)鹿島神宮
まるさんcafe
創業文政5年、江戸時代から代々受け継がれてきた歴史を誇る老舗の茶店。地元産の農産物や常陸牛を使用した食事やドリンク、和スイーツなどが揃い、ランチにもお茶にもぴったりです。
和風でおしゃれな店内は落ち着いた雰囲気で、おひとり様にもデートにもおすすめ。夏にはかき氷も人気です。また、和菓子屋も併設されているので、お土産を買うのにも良いのではないでしょうか?
住所:茨城県鹿嶋市宮下2-9-6
電話番号:0299-94-5464
営業時間:10:00~17:30、L.O./5~9月(夏季)17:00、10~4月(冬季)16:30
定休日:無休
ホームページ:まるさんcafe
まとめ
古の最強の神であるタケミカヅチを御祭神とし、多くの武将からの信仰も篤い鹿島神宮のパワースポットをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
御祭神の勝負運のみならず、日本のレイラインの東の出発点でもある鹿島神宮は、物事を始めようとする人の開運や、他のものを守る力に満ちた要石のパワーなどもいただく事ができるパワースポットでした。
鹿島神宮の鹿神さまのお姿に心を癒されに行くのも良いですね。