【告白の上手な断り方】相手の男性を傷つけない方法で丁寧に返事をしよう
2021.05.10
女性にとって男性からの告白は嬉しい時もありますが、告白してきた相手が恋愛対象外の男性だった場合、困惑してしまうこともあるでしょう。
今まで通り相手と友達関係でいたい時や、気まずくなりたくない職場の上司や同僚から告白された時など、どのように断れば相手を傷付けずに済むのか頭を抱えてしまいますよね。
あなたに好意を寄せてくれた人の気持ちを裏切るようで気が咎めるかもしれませんが、相手が勇気を出して告白してくれたのですから、なあなあにせずきちんと断るのも誠意です。
この記事では、告白してくれた相手の男性をできるだけ傷付けずに済む、上手な断り方をまとめました。告白を断る時に使う理由に加えて、断る手段や断るときのNGワードなどについても触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。
これからも友達でいたい場合の告白の断り方
「今の関係を続けたい」
今までの関係を続けたい場合は、告白してくれたことへの感謝を伝え、友達としての今の関係が自分にとって、とても大切であることを伝えましょう。友達として、失いたくない存在であり、これから先、気まずくなりたくないという想いをしっかり伝えます。
こちらがいい顔をしようとして、いつかは付き合えるのではないかというような期待を持たせるような言い方は決してしてはいけません。
相手も、勇気を出して告白してくれているのですから、こちらも、真剣に、思いを誠実に答えましょう。友人として唯一無二の存在であることを伝え、関係を壊したくないことをきちんと伝えましょう。
「他のことに集中したい」
これは、相手を傷つけない断り方で、一番よく使われるセリフです。告白してきてくれた相手に問題があるわけではなく、他のことに集中したいから、付き合うことが出来ないと伝えます。
集中したいことは、仕事や勉強、趣味のことなど、その人によって変わってくると思います。この断り方の場合、相手に非があるわけではなく、恋愛そのものに当てる時間がないという事なので、相手を傷つけずに済むというわけです。その後の友達としての二人の関係も続けやすいです。
しかし、注意しないといないことがあります。他に集中したいからという理由で断ったのですから、当分は他の人とも付き合えないという事を意味します。友達でいるので、新しく彼や彼女が出来たとなると、相手の耳にも入ります。
そこで、恋愛に当てる時間がないのではなく、自分と恋愛をする時間がないのだと知ると、相手は、とてもつらいですよね。余計に傷つけてしまうことがないように、気を配ってあげましょう。
「過去の恋愛が忘れらない」
これも比較的、相手を傷つけずに済む断り方です。
告白してくれた人が原因で付き合えないのではなく、自分が過去の恋愛を忘れることができないから付き合えない、というのであれば相手に与えるダメージも少なくて済みます。相手を否定することもないので、友達関係を続けやすい断り方ともいえます。
ただこの場合、「俺が忘れさせてあげるから」などと言われる可能性もあるので注意が必要です。簡単には忘れられないから、今は誰とも付き合う気がない、などしっかり自分の意思を伝えることがポイントになります。
「恋愛対象に見れない」「男友達としてしか見れない」
これは相手を多少傷つけてしまうかもしれないけれど、ハッキリと断ることのできる言い方です。
恋愛対象として見れないのであれば、付き合うことができないという返事にも納得できますよね。
この場合相手を傷つけてしまうことは避けられないので、もし今後も友人関係を続けたい相手であれば「告白してくれたことは嬉しい」「人としては好きだからこれからも今まで通り仲良くしたい」などのフォローの言葉も大切です。
「ありがとう」の気持ちと言葉も伝える
告白は軽い気持ちで出来るものではありません。勇気を振り絞って気持ちを伝えてくれたのにその気持ち応えられないのであれば、好きだと言ってくれた相手に感謝の気持ちを伝えることも大切。
断るときは「好きになってくれてありがとう」という気持ちと言葉も一緒に伝えましょう。告白に良い返事ができなくても、これから先も友人としての付き合いを続けたいのであれば、感謝の気持ちを伝えることも大切です。
そもそも告白させない
もしも、友人としか思えない異性が自分に気があるのではないかと思った場合、告白をさせないことが一番良い方法です。
少し距離を取ってみたり、会話の中で友人としか思えないという事をほのめかしたりするなど、相手が告白してもダメかもしれないと思ってくれるようにもっていきましょう。
そうすることで、告白のあとに気まずい雰囲気になったり、友人関係が壊れたりすることを防ぐことができます。付き合うつもりのない友人と、二人きりになったりしないように気を付けましょう。あくまでもこの方法は、告白される前に気付いた場合のみに使えるものです。
相手との関係を続けない場合の告白の断り方
「付き合えません」
相手との関係を今後続けるつもりがない場合は、はっきりと付き合えませんと伝えましょう。うやむやにして、変に相手に期待を持たせることが一番よくないことです。付き合うつもりがないのなら、はっきりと断りましょう。
しかし、自分に好意をもってくれて勇気を出して告白をしてくれたことに関しては、感謝の気持ちを伝えましょう。
人に告白するという事は、とても緊張することです。そのような中、思いを伝えてくれたのですから、決して笑って茶化したりしないでください。これから友人関係を続けるつもりがなくても、誠意をもって断りましょう。
「他に好きな人がいる」
本当に好きな人がいても、本当はそのような人がいなくても、相手が傷つきにくい断り方です。他に好きな人がいるのなら仕方がないとあきらめがつきやすいです。
もしも、どんな人なのか、自分が知っている人なのかなど聞かれたら、あなたの知らない人だといって乗り切ってください。
また、好きな人はいないと以前に言ってしまっていた場合は、最近知り合ったばかりであると伝えると良いでしょう。とにかく、好きな人がいるから、あなたとは付き合えないという事をはっきり伝えてください。
「好みのタイプじゃない」
少しきついセリフかもしれませんが、好みのタイプではないと次げることで、今後恋に進展する可能性がないことをわかってもらうことができます。
可能性を残してしまうと、相手の男性がこの先もあなたのことを忘れられず、なかなか新しい恋へと進めないことも。
そうなると相手もかわいそうです。少しきついセリフでも、相手のことを想ってはっきりと伝えてあげましょう。
「本当は付き合っている人がいる」
お付き合い中の男性がいなくても、相手との関係をこの先も続けないのであれば、嘘をつくのも優しさの一つです。
「恋人がいる」と告げられると、「諦めよう」と考える男性は多いです。もう関係を続けなくても良いと考えているのであれば、小さな嘘をついてお断りするのもスマートな方法です。
「恋人を作る気がない」
誰ともお付き合いするつもりがないことを告げ、男性を傷つけないようにお断りをしましょう。
「恋人を作る気がない」という言葉は「あなたのことは嫌いではないけれど……」というニュアンスも含まれています。「嫌い」「興味がない」と言われてしまうよりも、プライドを傷つけずに断ることができます。
悪い女を演じる
この方法は、本当に相手との友人関係が壊れても良いと思うときのみに使ってください。あきらめが悪いような相手に告白された場合、普通の言葉で付き合えないと言っても、分かってくれない場合もあります。
そんなときは、思い切って悪い女を演じてみましょう。そうすることによって、「この人はこんな人だったのか、付き合わなくてよかった」と思わせることができるでしょう。
しかし、二人の間に、共通の友人が多い場合は、悪い女であるという噂が広まってしまう可能性があるので注意してください。あくまでも、少し距離のある相手に対してのみに使える断り方です。
相手が危険そうな男性の場合は?
冷たくする
最近ニュースなどでよく目にする事件の一つに、ストーカーによるものがあります。このような被害は、いつ自分の身に降りかかってくるかわかりません。
自分が被害者にならないためにも、少し危険な感じのする相手から告白されてしまった場合は、一切期待を持たせず、相手に冷たくしましょう。
しっかりと断る力がある人には、しつこくつきまとって何度も交際を迫ってきたりはしません。少しでもやさしさを見せてしまうと、相手は付き合えるかもしれないと期待を抱いてしまう可能性があります。
とにかく、毅然とした態度で、はっきり断り、優しさを見せずに、冷たくしましょう。
着信拒否をする
危険な相手から告白されてしまい、はっきりと断っても、まだ連絡をしてくる場合は、着信拒否をしましょう。
もしかしたら、相手は自分が断られ、拒否されていることに気付いていない可能性があります。着信拒否をして、連絡が取れない状態にすることによって、全く付き合える可能性がないという事が相手に伝わります。
相談する
どうしても自分一人では断り切れない相手の場合は、誰かに相談しましょう。友達や家族、本当に危険な場合は警察などに状況を聞いてもらい、一緒に解決策を考えてもらいましょう。
はっきりした態度で断れば、付き合えないと分かってくれる人がほとんどだと思いますが、もし、相手が危険な人物の場合、一人では対処できませんので、周りに助けてもらいましょう。
相談できる相手がいない、誰に相談したらよいのかわからない、という場合には一人で悩まずに電話占いサービスを活用してみましょう。
LINEやメールで告白を断る場合
なるべく早く返信をする
返事を先延ばしにせず、なるべく早めに返信をしましょう。待っている方は、告白の返事が来るまで、ずっとドキドキしながら過ごしています。
告白の返事を伸ばせば伸ばすほど、考えなくても良いことを考えて心が苦しくなってしまうため、相手を待たせないように早いタイミングで返信してあげましょう。
告白を断ったあとは明るいスタンプでフォローする
断るLINEを送った後は、明るいスタンプを送ってフォローすることも大切です。LINEは顔が見えません。だからこそ暗い雰囲気を残さずに、相手の気持ちも考えて明るい雰囲気でそのLINEのやり取りを終えるようにしましょう。
夜ではなく昼間の明るい時間に返信する
返信するときは、時間帯に注意して返事をすることもポイント。暗くなってから返信すると、夜寝る前のくつろぎの時間帯を台無しにしてしまう可能性が。
ベッドのなかでショックな気持ちを抱え、いつまでも眠れないという状況を作るよりは、明るい時間帯に返信することで心ばかりの配慮をしてあげましょう。
告白されたけど…断り方に困ったエピソード
何度も告白してくる
「同じ男性に何度も告白されて、何度も断るのがしんどかった。もう告白は勘弁だと思ったけど、なかなか諦めてくれませんでした。(Aさん・30歳)」
同じ男性から何度も想いを告げられても、自分の気持ちに変化がないとずっと断り続けなくてはなりません。好きだという気持ちは嬉しいけれど、それに応えられない場合は段々申し訳なさが募って断りにくくなってしまいます。
大勢の前での告白
「ずっと仲良くしていた男友達に告白されました。それも、たくさん人が見ている前で、フラッシュモブでの告白を。私は彼のことを友達としてしか見ていなかったので、大勢の前で断るのが本当につらかったです。(Kさん・28歳)」
フラッシュモブとは、突然音楽が始まって周囲の人が踊り出すというサプライズの演出。自分の友達に協力をしてもらい、フラッシュモブでの告白した彼を振るのは、とってもいたたまれなく思います。これは確かに断りづらいですね。
逆ギレされてしまった
「大学時代、先輩に告白をされました。好きじゃないので付き合うことができないと言ったところ、『別に好きじゃなくても問題ないから付き合え、俺が良ければそれでいいから』と逆ギレされる始末……。
もちろんお付き合いはしませんでしたが、困りました。(Yさん・27歳)」
逆ギレされるなんて思ってもみない事です。お付き合いが無理なことを申し訳ないと思っても、こんな態度を取られると断るのも一苦労ですね。
告白を断るタイミングは?
なるべくなら告白された直後に断る
OKの返事をしないのであれば、告白をされてすぐに断るほうが親切です。答えを長引かせてしまうと、それだけ相手に期待を持たせてしまったり、待たせることで相手が不安な毎日を過ごしたりすることにもなります。
NOの返事をすることが決まっているのであれば、なるべく早く答えを出してあげましょう。
すぐに返事ができないときは3日前後
その場ですぐに返事ができないこともあります。少し考えてから答えを出したいのであれば、3日前後返事を伸ばしてもらい、考えてから返事をすると良いでしょう。
急に告白されるとびっくりして返事に困ることもあります。3日前後の時間をもらって断る理由や言葉を考えるのも良いですよ。
遅くても1週間以内に返事をすること
遅くても1週間以内に相手に答えを伝えましょう。あまり長く待たせてしまうと、相手に連絡しづらくなってしまったり、返事をするタイミングがわからなくなって結局そのままになってしまったりすることもあります。
告白の返事にNOというのは心苦しいですが、待たされている方の気持ちになって最低でも1週間以内には返事をしましょう。
告白を断るときの心得
感謝の気持ち
付き合うにしても、断るにしても、まずは、自分のことを好きになってくれたことに関して、感謝しましょう。
どのような状況であっても、好きな人に思いを伝えることは、とても勇気のいることです。そのなかで、告白してきてくれたのですから、ありがたいことですよね。その相手が自分も好意がある場合なら、とてもうれしいことです。
しかし、そうではない相手でも、感謝の気持ちを忘れずに、誠実に対応しましょう。感謝の気持ちはきっと相手にも伝わります。振られるという事は同じでも、感謝をしてくれる相手から振られれば、この人を好きになって良かったと、良い思い出になると思います。
申し訳ない気持ち
相手の好意を受け入れることが出来ずに、告白を断ることは、仕方のないことです。しかし、仕方のないことであっても、相手を傷つけることに変わりはありません。告白された側は、そのことを頭に入れておきましょう。
気持ちに応えられないことへの申し訳ない気持ちは持っていたいですね。相手を思いやる、申し訳ないという気持ちは、態度や仕草で相手に伝わると思います。
コソコソせず堂々と接する
告白にNOの返事をした後、こちら側が態度を変えてしまうと、相手の男性も気まずい思いをしてしまいます。感謝の気持ちや申し訳ない気持ちを抱えながら、あなたがこれまでと同じ態度を続けることも大切。
あなたは男性の気持ちを傷つけてしまったかもしれません。だからこそ今まで通りの態度を心がけ、コソコソせずに堂々とした態度で接するようにしましょう。
NGな行動とNGな言葉の例
期待を持たせる
告白された相手と付き合う気持ちがないのなら、はっきりと断りましょう。今は付き合う気持ちがないなどと言って告白を断ると、今後は付き合えるかもしれないと期待を持たせてしまいます。はっきりと無理であることを伝えることが、本当のやさしさなのです。
ストレートすぎる表現
相手が危険な人物の場合は別ですが、ストレートすぎる発言は、相手を深く傷つけてしまう恐れがあります。生理的に無理という言葉や、気持ち悪いなどの言葉は、ストレートすぎるので、告白の返事には使わないように気を付けましょう。
もっといい人がいるよ
一見優しい断り方のように思えますが、遠回しに断っている分、相手を傷つけています。せっかく自分のことを好きになってくれたのに、その思いを否定するような形になってしまいます。変に謙遜するのではなく、素直な気持ちで返事をしてください。
ごまかす
本気で思いを伝えてくれた相手に対して、その話を流したり、ごまかしたりすることは、とても失礼です。相手も真剣に思いを伝えてくれているので、ごまかしたり、茶化したりせずに、真剣に答えましょう。
返事をしない
これは、一番よくないことです。付き合うことが出来ないのなら、はっきりとそのことを相手に伝えましょう。告白したほうも、返事がないと、これからどうしていいのか分からなくなります。
メールでの返事
メールで告白された場合は構いませんが、直接会って告白してくれた相手に対して、メールで返事をするのは失礼です。きちんと会って、断りましょう。直接会うことによって、告白に対して感謝していることなどが伝わり易くなります。
告白を断った後に気を付けるべきこと
相手が職場の人や上司であればその後の対応も気を付ける
そこまで親しくない人であれば、告白されたあとに疎遠になっても問題ありませんが、職場の人や上司だと毎日顔を合わせますし、仕事にも影響が出るので告白された後の対応も重要になります。
告白を断る場合には、しっかりと感謝の気持ちを伝えたうえで、どうしてお付き合いできないのかをきちんと伝える必要があります。お付き合いできない理由はきちんと伝える必要がありますが、正直に伝える必要はありません。
残念ながらどんなに人として素敵な人でも「キスがイメージできない」「付き合うには生理的に無理」という人はいますよね。でもそれをストレートに伝えてしまうと、相手を傷つけてしまいますし今後の関係にも悪影響です。
断る場合には、正直さを重視するのではなく、相手を傷つけないことを重視して断りましょう。
どう断ったら良いのかわからない、誰かに相談したい、という時には電話占いサービスがオススメです。特に職場の人の話だと、なかなか他の人にも相談できずに一人で悩んでしまうことも多いですよね。
電話占いサービスなら気軽に相談することができるので、ぜひ活用してみてくださいね。
男性をあからさまに避けるようなことはしない
相手のことをあからさまに避けるような行動はやめましょう。せっかく勇気を出して想いを伝えてくれた男性に失礼な行動になります。あなたが気まずくなるのも分かりますが、相手の男性はあなたよりもさらにもっと気まずい思いを抱えています。
相手の男性が今まで通りに接しようと思って頑張っている様子が見られるときは特に、あなたがあからさまに避けるような行動は取らないように気を付けてください。
周囲の人に言いふらさない
勇気をもってあなたに告白してくれたのですから、そのことを周囲に言いふらしたりすることのないようにすることも大切。もしも逆の立場だったら、あなたが勇気を出して告白したことを言いふらされるのは嫌ですよね。
好きになってくれたことに感謝の気持ちを持って、その気持ちに応えられないからこそ、相手の気持ちをあなたの胸の中にしまっておきましょう。
期待を持たせないようにする
相手の気持ちに応えることができなかったのですから、思わせぶりな態度を取るのはやめましょう。間違っても「キープしておきたい」というような考えは持たないこと。
あなたは気持ちに応えることができなかったのです。「いつか好きになるかもしれないから」と考えて、相手の気持ちを引き止めておくようなことはしないでください。
期待を持たせるようなことをするのではなく、男性の幸せを願ってあげてくださいね。
まとめ
告白されることはうれしいことですが、告白を断る場合は、様々な注意が必要です。相手のプライドを傷つけることがないように気をつけたいですね。自分が好きではない相手から告白された時、断るのは仕方のないことです。
しかし、その際に、相手が勝手に好きになったんだから関係ないという思いを持つのではなく、自分を好きになってくれてありがとう、思いに応えられなくてごめんなさいという気持ちをもってください。
そのような思いで断れば、相手もきっと分かってくれると思います。また、傷も少なくて済むと思います。