婚活相手を好きになれないときの断り方は?相手を傷つけない例文付き!
2021.02.18
婚活をしていると、条件も話も合うしいい人だと思うのに、なぜかどうしても相手を好きになれないという場面にも度々直面することになります。そういう時にどう相手に断っていいかを考える度に、憂鬱な気持ちになってはいませんか?
しかし婚活をしていれば断られる場面も断る場面も、当たり前に直面しなければならないもの。好きになる努力をしてみても気持ちが追い付かないなら、相手を傷付けないスマートな断り方を学び、自分自身を追い詰めないようにする工夫も婚活を成功させるためには必要です。
婚活で出会った相手が好きになれない理由
婚活を始める前までは普通に恋愛もしてきたし、結婚したいという気持ちも確かにあるのに、なぜか婚活で出会う人を好きになれないと悩む女性も少なくありません。なぜそのような状態になってしまうのか、理由を知ることで解決することもあります。
理想と違う部分に注目してしまう
性格や価値観は合う感じがするけれど顔がどうしても好きになれないとか、いい人なんだけれど食事のマナーの悪さだけがどうしても気になるとか、自分の理想の結婚相手像とは違う部分に注目がいってしまうことが理由で、婚活で出会う相手が好きになれないというパターンです。
相手の長所は理解しつつも短所が目についてしまい、どうしても恋愛対象として見ることができないのは、結婚に対する理想が強過ぎるからかもしれません。
結婚を意識し過ぎてしまう
恋人としては付き合ったら楽しそうだけれど、いざ結婚すると考えると立ち止まってしまう。そんな理由から婚活で出会う相手を好きになれない女性も少なくありません。この場合も結婚に対する理想が強過ぎると考えていいでしょう。
婚活をしているものの、まだ結婚を現実のものとして受け止め切れていない可能性もあります。理想の結婚生活を実現できるような相手でないと心にブレーキがかかってしまい、どうしても異性として好きになることができないのです。
恋愛に対して受け身
自分からアプローチや告白をする気がなく、いつでも受け身の体制で婚活に臨んでいる女性も、なかなか好きだと思える人に出会えなくて婚活が長引くことになりがちです。
女性から男性にあからさまに好意を伝えることを恥ずかしいことだと考えていたり、どうやって人を好きになっていいかわからないといったあまり恋愛慣れしていなかったりする女性に多く、もし気になる人がいたとしても自分から行動することができません。
相手が行動してくれないと関係はいつまでも進展せず、好きになる前に連絡が途絶えてしまったり、交際まで発展しなかったりするというパターンを繰り返してしまいます。
他にもっと良い人がいるのではないかと考えてしまう
向上心の高さが仇となり、婚活で出会う相手を好きになれないこともあります。悪い人ではないし結婚してもいいと思うけれど、他にもっと自分にふさわしい人がいるのではないかと考えてしまい、目の前にいる相手を好きになることができないのです。
若い頃にモテていた女性に多いパターンで、モテた経験があるからこそさらに上を目指してしまい、結局はその眼鏡にかなう人がなかなか現れず、婚活を続けていてもいつまでも結婚ができないのです。
最初のテンションが続かない
出会った当初はすごくいい人だと思っていたのに、段々と嫌な部分が見えてきてしまい、好きになる前に恋愛対象としては見れなくなってしまうパターンです。
要するに出会った当初のテンションが続かないから好きになる前に飽きてしまっているわけで、一目惚れしやすい惚れっぽい女性に多い傾向があります。
女子校育ちで男性から優しくされることに慣れていない女性や、対等に付き合える男友達が多いさっぱりとした性格の女性が多く、出会った時のテンションを保つことができず、気まぐれな態度で男性を振り回してしまいます。
婚活相手を好きになれないときの対処法
婚活で出会う人を好きになれず、そしてそれが何度も続いてしまう場合は、断る前にまず好きになる努力をしてみてはいかがでしょうか。可能性を最初から潰してしまうよりも、好きになれるかどうかを試してみてから決断しても遅くはないはずです。
連絡頻度や会う回数を増やす
人柄をよく知りもしない異性を好きになるためには、何が必要だと思いますか?
女性が見た目がドンピシャに好みではない男性に好意を抱くためには、まず信頼関係が必要です。
信頼関係を築くためには、とにかく相手と接する回数を増やすことが大切です。メールやLINEのやり取りをまめに行うのももちろん効果的ですが、できれば週に2回、最低でも週1回はデートをしていかないと、好きになる前に相手に対する興味が薄れてしまいます。
恋愛の炎は種火がついた時に一気に火を強めていかないと、どんどん弱くなってしまうばかりです。連絡のやり取りだけで自然消滅というパターンを繰り返さないためにも、初めのうちに会う回数を増やしましょう。
いいと思う人には自分からアプローチする
男性から連絡が来るのをいつも待ち続けていたり、デートに誘ってくれるまで決して自分から誘うことはなかったり、気になる人がいても向こうからのアプローチを待ち続けてしまうという女性は、今すぐ自らの行動を改めましょう。
女性から男性にアプローチすることがはしたないなんていう時代はとうに過ぎています。むしろいいと思える男性には自分から勝負を仕掛けていかなくては、いつまでも結婚できません。自分から行動できる女性こそが、婚活で勝利するのです。
男性が奥手な人だといつまでも関係が進展しません。時には女性が自ら距離を縮める努力をすることも必要です。
相手の長所に注目する
相手の短所ばかりに目が行ってしまう人は、意識して相手の長所を探すようにしましょう。短所がない人間など滅多に出会えるものではありません。しかしその短所を補って余りある長所があれば、短所も受け入れることができるようになります。
見た目が冴えなくて女性をエスコートできるスマートさがなくても、妻に一途で家事や育児に率先して参加してくれる思いやりの深い男性や、多少気が使えなくても大らかな心で女性を受け止めることができる男性など、一見短所が目につきますがそれ以上の長所を持った男性はたくさんいます。
どうしても短所が気になるのであれば、付き合い始めてから矯正させるという方法もあります。相手の悪い所にばかり注目せずに、全体を見ようとする意識が大切です。
結婚相手としてではなく1人の人間として見る
結婚を強く意識し過ぎてしまって婚活で出会う相手を好きになれないのなら、結婚相手としてではなく1人の人間としてその人を見てみましょう。もしくは自分以外の身内や友人に、その人を恋人候補として紹介できるかどうかを考えてみるのです。
自分の結婚相手としてはすぐに受け入れることができなくても、親しい女性に紹介する男性としては申し分ないと思えるのであれば、あなたはその男性のことを内心では認めているということになります。
人間は自分のことになると物事を見る目が曇りがちですが、他人事なら冷静に見ることができます。反対に親しい人にはおすすめできないけれどどうしても好きな相手は、結婚に向いていない相手であることを内心では理解しているということになるのです。
愛される努力をする
ありのままの自分を好きになって欲しいという願望を抱く女性は少なくありません。しかし自分が相手のありのままの姿を愛することができないのであれば、相手にばかりそれを押し付けるのはただのワガママとなってしまいます。
たとえば見た目の話ですが、化粧や普段は着ないファッションで華やかに着飾った自分に寄ってくる男性に対して、どうせ見た目がいい女が好きなんでしょ、とひねくれた気持ちで接する女性がいますが、見た目のいい女性に男性が寄っていくのはもはや当たり前のことです。
中身をよく知りも知らない人を判断する材料は、まず見た目しかありません。見た目で興味を持ってもらえなければ、それはいないも同然の扱いで、中身を知ろうとすら考えてはくれないのです。
虚飾で彩られた自分に男性が近寄ってきた時は、穿った見方で受け止めるのではなく、吊り下げたルアーに獲物がかかったぐらいに考えましょう。外見で気を引き内面的な部分に興味を抱かれるようになってからが本当の勝負の始まりです。
男性から愛されたいのなら、愛される努力が不可欠です。そして女性は男性から愛されていくうちに、その男性のことをどんどん好きになっていきます。
婚活で知り合った相手を傷つけない断り方
相手を好きになろうと努力しても、どうしても好きになれない場合は当然あります。そういう時はなるべく早い段階で、相手を傷付けない言い方で断るようにしましょう。
「他にいい人がいる」と伝える
婚活中は他の女性と同時進行でやり取りをしている男性が少なくありません。なので自分以外に相手にふさわしい女性がいるという理由で、相手を尊重しつつ断ると角が立ちにくいです。例文をご紹介しましょう。
「今日はお誘いいただきありがとうございました。初めてお会いした時にとても素敵な方だと思いましたが、お話をしていくうちに私では未熟すぎて、○○さんを支えていくことはできないと感じてしまいました。
○○さんには私ではなく、もっとしっかりとした女性がふさわしいと思います。LINEのやり取りやデートではとても楽しい時間を過ごすことができて、感謝しています。
○○さんが良いご縁に巡り合えるように、心からお祈りしています。」
自分が未熟であることを主張して、相手を否定しない言い回しがポイントです。
「他に気になっている人がいる」と伝える
婚活中であれば相手だけでなく、自分も複数人の男性と交流することがあるでしょう。それは一般的なことですから、責められるいわれはありません。なので「他に気になる人がいる」というセリフは、定番の断り方でしょう。例文は以下の通りです。
「先日はデートにお誘いいただきありがとうございました。○○さんのような素敵な方からお誘いいただけたこと、とても光栄に思います。
けれど実は今私には他に気になる人がおりまして、今後はもうお会いできないことをご理解ください。お会いした時に伝える事ができれば良かったのですが、時間が経ってからになってしまい申し訳なく思います。
気になる人がいながら○○さんと同時にやり取りをするのは失礼だと思い、このような決断に至りました。どうか私のワガママをお許しいただければ幸いです。」
私情で断ることになるので、自分のわがままであるということと、申し訳ないという気持ちを強調することが重要です。相手のことを褒めて精神的ショックを和らげつつ、自分の意見に納得してもらいましょう。
合わないと思う理由を伝えて断る
相手に合わせて内容を変えると、定型文のようにならずにより説得力のある断り方ができます。相手の熱意が伝わってくる時や、断りたいという気持ちをなかなか理解してもらえない時は、相手のどの部分と合わないのかを強調した断り方をしましょう。例文をご紹介します。
「今日はお忙しい中で会う時間を作っていただき、ありがとうございました。○○さんと実際にお会いして色々な話をすることができて、とても充実した時間を過ごすことができました。
○○さんの結婚に対しての価値観は素敵だと思いましたが、私の考え方とは異なる部分が多くあり、私と○○さんでは合わないのではないかという不安を感じてしまいました。
私の至らなさが理由なので、申し訳なく思います。○○さんはとても素敵な方ですから、きっと○○さんにふさわしいお相手が見つかると思っています。私とはご縁がなかったということで、ご理解いただければ幸いです。」
相手を尊重しつつも合わない理由をはっきりと伝えることで、相手を傷付けずに納得してもらえます。相手の問題を指摘するのではなく、あくまでも相性が合わないという事実を強調しましょう。
「友人としてしか見れない」と伝える
デートでは楽しい時間を過ごすことができたのに、どうしても恋愛対象として見ることができない相手を断る時は、友人としてしか見れないという気持ちを強調して伝えましょう。
そうすることで一緒に過ごした時の楽しかった思い出と、付き合えないという気持ちの矛盾をカバーすることができます。例文をご紹介しましょう。
「今日はとても楽しい時間を過ごすことができて、感謝しています。○○さんのお話はとても面白くて、興味深い内容ばかりでした。
しかし○○さんのことをどうしても友人として見ることしかできないので、今以上の関係を考えることができません。心苦しいのですが、これ以上やり取りを続けても○○さんにとって失礼になってしまうという決断に至りました。
せっかくお時間を作っていただいたのに、こんな結果になってしまい申し訳なく思います。○○さんのような素敵な方にふさわしいご縁に恵まれることを、お祈りいたしております。今までありがとうございました。」
友人としてしか見れないことを理由にする時は、今後関係が進展することはないときちんと伝えることで、相手に期待を持たせないで済みます。下手に期待を持たせてしまうと相手は諦めがつかなくなってしまうので、丁寧な言葉を使いつつはっきりと断るようにしましょう。
相手をほめつつ断る
まだメッセージのやり取りしかしていない段階で、デートの誘いを断りたい場面もあると思います。そういう時は当たり障りのない言葉で相手を褒めつつも、デートをするつもりがないことをきちんと伝えましょう。例文は以下の通りです。
「いつもLINEのやり取りをしてくださって、ありがとうございます。○○さんはいつも楽しいお話をしてくださるので、充実したやり取りができていると感じます。
デートに誘ってくださるのもとてもありがたいことなのですが、○○さんとこうしてやり取りをしていくうちに、私では○○さんのお相手としては役不足なのではないかという気持ちが芽生えてしまいました。
1度もお会いしないうちにお断りするのは失礼かとも思いましたが、○○さんの貴重なお時間を無駄にしないためにも、伝えるなら早めがいいかと思い、このようなメッセージを送らせていただきました。
○○さんは知識も豊かで細やかな気遣いをしてくださる方なので、きっと素敵な方と巡り合えると思います。私とはご縁がなかったと考えていただれば幸いです。これまでありがとうございました。」
どのような状況でも相手をとにかく褒めることによって反論しづらくなるので、後味の悪さを残さずに断ることができます。
婚活相手にもマナーと誠意を!断り方のポイント
たとえお断りする場合でも、相手の気分を害さないマナーを心得ておくに越したことはありません。相手に逆ギレされたり付きまとわれたりしては自分にもダメージがありますから、自衛のためにも相手を無駄に傷付けない断り方を知っておきましょう。
相手の短所をいちいち指摘しない
デートをしていく中で相手の短所が目に付き、それが原因で交際を断りたくなる時があるでしょう。しかしその場合でも、相手の短所を1つ1つ指摘する必要はなく、当たり障りのない伝え方で断ることをおすすめします。
たとえ短所を自覚していたとしても、まだ自分のことをよく知りもしない相手に指摘されたら気分を悪くするのが人間というものです。下手に相手の気持ちを刺激して闘争心を煽るよりも、穏やかな気持ちで納得してもらうようにしましょう。
言葉遣いは丁寧に
たとえある程度打ち解けた仲でも、断る時はきちんとした言葉を使いましょう。丁寧で他人行儀な言葉遣いには、相手と距離を取りたい気持ちをやんわりと伝える効果もあります。
親しみを感じさせるような言葉遣いでお断りしても、相手には本意が伝わりにくくなります。努力すれば進展があるのではないかという期待を残さないためにも、敬語は効果的です。
大げさな嘘をつかない
本当は相手の短所が気になって断るのに、あくまでも自分の未熟さを理由にして断るという小さな嘘は、相手に対する気遣いとなるので悪いことではありません。
しかし「自分に大きな病気が発覚してしまったから」とか、「親の介護のために実家に戻ることになったから」といった、大げさな嘘をわざわざつく必要はありません。嘘は大げさであればあるほどバレやすくなりますし、相手から食い下がられた時にごまかすのが難しくなります。
自分が悪者になりたくないからといってそこまで断る理由を壮大にしなくても、婚活で断られることには相手も慣れていることがほとんどです。大きな嘘はバレた時に相手に与えるダメージが大きいので、使わないようにしましょう。
曖昧な断り方をしない
相手に期待をもたせてしまうような曖昧な断り方は、相手を傷付けないようでいて翻弄してしまいます。婚活相手にお断りの気持ちを伝える時は、丁寧かつはっきりとした伝え方が鉄則です。
相手を傷付けたくないがためにやんわりとした伝え方をすると、断られた方は諦めるべきなのかかけ引きなのかが判断ができず、モヤモヤしてしまうことになります。
期待を持たせると逆ギレされてしまうこともあるので、自分のためにもはっきりと断るようにしましょう。
相手を否定しない
たとえ本心であったとしても、「どうしても好きになれない」「結婚相手として受け入れることができない」など、相手を否定する言い回しをしないようにしましょう。
男性として見れないなら「友人としてしか見れない」という言葉を使った方が角が立ちませんし、「自分には合わない」ではなく「あなたにはもっとふさわしい相手がいる」と伝えた方が、相手を傷付けずに済みます。
これ以上関係を進展させるつもりもないのに、わざわざ相手を否定して嫌な気分にさせることはありません。お互いに気持ちよく関係を終わらせることができるように、前向きな言い回しを意識しましょう。
まとめ
婚活で出会った男性を好きになる方法や、相手を傷付けない断り方についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
断わることに引け目を感じていたら婚活を円滑に進めることはできません。相手がいい人だと思うならなおさら、断る時は早めに断ってあげるのが優しさというものです。
誰かを好きになるならないは感情の問題なので、理屈で気持ちを変えられるわけではありません。出会いを繰り返していくうちに大好きになれる人に出会える可能性もありますので、希望を捨てずに婚活に臨んでみてくださいね。