婚活の高望みは出会いを狭めるだけ!条件の見直し方や妥協のポイントとは?
2021.01.19
婚活を続けていても、理想の男性に全く出会えない!そう嘆く女性は少なくありません。でもそれ、出会う男性が悪いのではなく自分に原因があることがほとんどです。
理想を高く持つのは悪いことではありませんが、肝心な結婚が遠のいてしまっては意味がないと思いませんか?婚活での高望みは、ただただ婚期を遅らせるだけ。婚活がうまくいかない時は、まず自分の希望が現実離れしていないかどうか、見直してみましょう。
婚活で高望みを続けた女性の末路
高望みは良くないとはいっても、実際結婚相手を高望みすることで起きる問題とは何でしょう。ただ闇雲に良くないと言われても納得はできませんよね。なのでまずは高望みし続けた女性が迎える可能性が高い未来について、お話しいたします。
気に入った男性から選んでもらえない
これはとても残念な事実ですが、女性は年齢を重ねるごとに婚活市場でのニーズが減っていきます。男性は本能的に、若い女性を結婚相手として求めてしまうものなのです。
ただ単に若い女性に魅力を感じるというよりかは、婚姻歴のない男性は子どもが欲しいという理由で結婚を望むことが多いので、より妊娠しやすく健康な子供を生めそうな若い女性を伴侶に持ちたいと考えます。
どんなに見た目が若く美しい女性でも、内臓の年齢までは若さを保つことはできません。閉経というリミットがある以上、見た目年齢よりも実年齢が重要視されてしまいます。
そのため悲しいかな女性は30代に突入すると、早くも売れ残りとして扱われ始めます。たとえ気に入った男性がいたとしても、30代だからというだけで相手に選んでもらえないこともあるのです。
あの時結婚しておけばよかったと後悔する
今はどんなにモテる女性でも、結婚相手に多くの条件や高すぎるスペックを求めてしまうと、たとえ良い雰囲気になった相手であっても結婚にまで至らず、付き合っては別れてを繰り返すことになってしまいます。
上を目指して婚活を続けた結果、自分にはもう誰も声をかけて来なくなり、元彼たちは続々と結婚していて幸せそうな家庭を築いているなんて状況、目も当てられないと思いませんか?
その時にやっぱりあの人とあの時結婚していればよかったと後悔しても、後の祭りです。高望みをし過ぎた結果、残るのは結婚するにはクセが強過ぎる男性ばかりで、そんな男性にすら売れ残りとして扱われるようになってしまいます。
相手の短所ばかり取り上げて評価することを繰り返していると、そんな状態に陥るのも時間の問題です。
いつまでも結婚できない
高望みを続けた末路でそうなる可能性が最も高いのは、いつまでも結婚できないという状況です。いくら婚活を続けていても、ただ長く続けていればいつか結婚できるというわけではないのです。
結婚することが全てとは言いませんが、少なくとも婚活をしているのなら、結婚に対する意欲があるということになりますよね。それなのに結婚できないままでいたら、それまで考えていた人生設計も再び立て直さなければなりません。
〇歳までには子どもを2人生んで、〇歳になる頃にはマイホームを建てて、子供が小学生になったら共働きでバリバリ働いてローンを返し、定年退職したら趣味を満喫したい。
そんなオーソドックスな未来予想図をどれだけ頭の中で描いていても、高望みを止めなければまず結婚というスタートラインにすら立てないまま、時間だけが過ぎていってしまいます。
友人と話が合わなくなる
女の友情って儚いものです。独身の時にどんなに仲良しだった子でも、その子が結婚したり、子供を生んだりすると、共通の話題がなくなって時間も合わず付き合いが減り、自然と疎遠になってしまいます。
女性はライフステージによって、付き合う友人が変わっていきやすいものです。特に子供を持つようになると生活が子供中心になっていくため、独身の友達のペースに合わせることが難しくなっていきます。
結婚するまではよく理解していたはずの独身女子ならではの気持ちは、結婚すると不思議と理解や共感ができなくなっていくもの。むしろ独身の方が気楽でしょと言わんばかりに、悪気なくマウントを取り始めたりもします。
30代ともなれば、学生時代からの友人たちは続々と結婚していき、むしろ既婚者の方が多くなっていることがほとんど。既婚者の友人たちと話が合わなくなり、連絡すら取りづらくなるなんて寂しい話ですが、それが現実なのです。
不満と愚痴ばかりが増える
いくら前向きな気持ちで婚活を続けていても、結果が出なければ気分が落ち込んでしまいます。うまくいかないイライラが募ると何に対しても不満を感じ、身近な人の幸せさえ妬ましく思うようになってしまうでしょう。
その状態をこじらせてしまうと、自分が高望みしていることからは目を背け、結婚できない理由を他人のせいにし始めます。責任転嫁することでさらに結婚は遠のき、悪循環に陥ってしまうのです。
うまくいかないことをすべて他人のせいにして、自分に落ち度はないことをいくら声高に叫んでも、自らのワガママのせいで結婚したくてもできなかった女性に向けられるのは、哀れみと嘲笑の視線だけです。
年を取る毎に孤独になっていくのは、誰にとってもつらいもの。そうなる前に現実を見据えて、まずは自分自身に結婚できない原因がある可能性を考えてみましょう。
婚活での高望みが男性に敬遠される理由と高望みの具体例
どうして高望みする女性が男性から敬遠されるのか、考えたことはありますか?実はスペックの低い男性だけが、高望みする女性を嫌うわけではありません。女性にとって望ましい条件を備えた男性も、自分のステータス目当てで寄ってくる女性を苦手に思う人は多いのです。
なぜ高望みは敬遠されるの?
せっかく婚活をするのだから、ちょっとぐらい大きい夢ぐらい見てもいいじゃない!という気持ちもわかります。
けれど結婚という契約を交わす以上、相手を吟味しているのは男性も同じです。データ上自分には他の女性より特別に優れている所が何一つないのに、男性にばかり優れたスペックを求めてもマッチングするはずがないのです。
男性と自分の立場を置き換えて考えてみてください。30代後半で年収400万円台、顔は普通、中肉中背の男性が、人気若手女優のように若くてきれいな女性じゃないと結婚相手として認められないと発言していたら、かなり痛々しい人だと思いませんか?
自分は軒並み平均的なのに、男性に平均以上のスペックを求めるということは、それと同じようなことです。自分を客観視することができていない人間は、男女関わらず敬遠されてしまいます。
高収入男性を求める女性は高収入男性からも避けられる
とにかく結婚するならお金持ちがいい!稼ぎのない男性はひがんでいるから、年収重視の女性を敬遠するんでしょ?と考えている方もいるかもしれませんが、実は高収入の男性もお金目当てで寄ってくる女性には辟易しています。
お金持ちってそれだけである程度はモテるんです。でもお金があるという強力な魅力は、人間的な魅力を見えづらくしてしまいます。
多くの男性は収入の多い少ないに関わらず、付き合う女性を愛したいと同時に、心から愛されたいと願う甘えん坊な部分を強く持っています。もし自分が無一文になったとしても、自分を見捨てない女性を望んでいるのです。
だから高収入の男性は、お金目当ての女性を本気で愛することはありません。遊び目的で付き合ったりアクセサリー感覚で連れ歩いたりすることはあっても、結婚相手として選ぶことは滅多にないのです。
自分の年齢は棚上げ
性別に関わらず、年齢が若いということはそれだけで魅力的です。生き物として、生命力に溢れた個体を伴侶に望むのは、いわば自然なこと。だから高望みをする人は、自分の年齢を省みずに若い異性を結婚相手に望みます。
けれど自分では高望みをしているということに気付きません。
高望みをする人には、気持ちが若い人が多いです。悪く言えば、内面的に成長していないということになります。
肉体的な年齢は着実に重ねているものの、内面の成長が20代の時から止まったままなので、自分より10歳以上も若い異性との恋愛や結婚を望むことに本人は違和感を感じません。
周りから見たらおこがましいと言われるような希望条件も、本人にとっては当たり前の選択なのです。
高身長イケメンは希少
身長は175cm以上あればいい、顔は普通以上ならOKという条件なら、高望みとまでは言えないのでは?と思っている方もいるかと思います。しかし日本人男性の平均身長を知れば、現実がわかるでしょう。
2017年に行われた国民健康・栄養調査によりますと、結婚適齢期の日本人男性の平均身長は26歳~29歳が171.0cm、30歳~39歳が171.2cmと、175cmを下回っていることがわかります。
つまり妥協したつもりで175cmあればいいと言っても、それは平均値を約4cmも上回る身長です。平均値を上回るスペックを結婚相手に望んでしまっている時点で、十分高望みなのです。
顔の美醜は個人の主観によっても受け取り方が変わりますが、たとえば混みあっている街中を歩いていて、一体何人の「そこそこかっこいい」と思えるような人と、すれ違うことができるでしょうか。
これは男女問わずに言えることですが、最近はメディアの影響で目だけは肥えてしまっている方が多すぎます。
3枚目や地味系として扱われているタレントやアイドルも、実際に身近にいたとしたら十分イケメンなのに、イケメンや美女に慣れ過ぎて他人を見る目だけが厳しくなってしまっているのです。
参考:国民健康・栄養調査 (2017年)
自分のスペックに見合わない相手を希望すると高望みだと思われる
高望みしていると思われたくないけれど、どこまでが妥当でどこからが高望みなのかがわからない!という女性もたくさんいるでしょう。
どこからが高望みと思われるかは、自分のスペックにもよります。年齢でいえば20代前半で人並みに恋愛経験のある女性が結婚相手に20代後半の男性を望んでも、婚活人口の中での人数はそれほど多くはないかもしれませんが、まあ妥当と判断されるでしょう。
しかしいくら見た目が若くてきれいでも、40代の女性が20代後半の男性を結婚相手として望むと、高望みだと思われてしまいます。
男性から高望みしていると思われないためには、まずは自分を客観視することが大切です。
結婚相談所ではスタッフが希望の聞き取りを行いつつ、条件の緩め方などを指導してくれますが、マッチングアプリなどで婚活する場合は自分のスペックを自分で判断しなければならないので、難易度が上がるのです。
婚活で高望みをしているかも?本当に重視される項目
年収や外見を重視してはいけないのなら、一体何を重視したらいいの?と疑問に思う方もいるかもしれません。なので結婚相手を選ぶ時にはここだけはちゃんと見ておかないといけないという部分について、ご説明しましょう。
人としての相性
どんなに希望条件通りの人でも、人としての相性が合わない人と結婚して幸せになることの方が稀です。真面目で正しい人ならいいというわけではありません。自分の主観で判断して、人としての常識を疑うような言動をする人と、一生添い遂げることなどできるのでしょうか。
たとえばコンビニに入った時の店員さんへの態度だったり、街中で人とぶつかってしまった時の態度だったり、そういう所にその人の本性が現れます。いくら真面目で正しい人でも、自分の正義感に則って他人を殴りつけようとする人が世の中にはいるのです。
条件の良さや現時点での自分に対する優しさだけで結婚するかどうかを判断すると、結婚して時間が経った時に後悔することになりかねません。
結婚に対する価値観
結婚に対する価値観が違い過ぎる人と結婚すると、一体どんなことが起こるのでしょうか。
結婚式は行うのか否か、専業主婦になってほしいという希望はあるのか、家事の負担割合についてどう考えているのか、親との付き合い方や子供についてはどう考えているのかなど、結婚を前にして意見を擦り合わせなければならないことがたくさんあります。
どれだけ見た目が好みで条件も希望通りでも、結婚に関する考え方があまりに違い過ぎると、後々もめることが増えます。その度に話し合いで解決できればいいのですが、意見が合わず離婚する夫婦も現代では少なくありません。
仕事に対する姿勢
高収入な男性と結婚すれば一生安泰と夢見る女性にとっては残念な知らせかもしれませんが、高収入な男性が一生高収入でいられると思うなら、それは大きな間違いです。
いくら収入が良くてもリスクの高い職業に就いていれば、一転して借金地獄に陥ることも十分あり得ること。比較的安定している公務員でも、長い人生のうちでは一体何が起こるかわかりません。
それなら誰を選んでも心配が尽きないじゃないと思うかもしれませんが、選ぶべきポイントはあります。
それはどんな境遇にあっても、責任感を持って家族を養っていこうとする覚悟がある人です。たとえ会社をリストラされても、そこで投げやりにならずアルバイトで食い繋いででも再起を目指すような人なら、信じて支える価値があります。
プライドだけ高くて根性のない男性は、どんなにスペックが高くても信頼することはできません。逆境に置かれた時にめげない根性のある人との結婚なら、たとえ辛い時でも一緒に乗り越えていくことができるでしょう。
婚活で高望みばかりしないための条件の見直し方
結婚相手に希望する条件を見直すには、ただただ条件のレベルを下げなければならないというわけではありません。結婚したい思える男性に出会うためには、ある程度こだわりを持っておくことも必要です。それではどのように、条件を見直していけばいいのでしょうか。
条件の優先度を決める
まずは自分が結婚相手に求める条件を、紙に書き出してみましょう。そして一通り書き終わったら、優先順位を決めます。これだけは譲れない、ここは妥協できるというように、改めて確認してみるのです。
漠然とこんな人がいいなあと考えていた人にとっては、この方法は効果が大きいです。頭の中だけで考えているとあれもこれもと欲張りになってしまいますが、紙に書き出してみると現実が見えてきて、冷静に自分が何を求めているのかについて考えることができます。
すべてが理想通りの人はまず現れませんが、譲れない条件に一致している人なら婚活をしているうちに出会える可能性は高いのです。チャンスを逃さないためにも、自分が本当に望むものを明確にしておきましょう。
条件の理由付けをする
結婚相手に希望する条件をただ漠然と決めていると、現実的ではなくなってしまいます。条件の優先度を決めることができたら、次はその1つ1つについて、理由付けをしてみます。
たとえば年収500万円以上の男性を望むなら、その根拠は何なのかを考えるのです。収入は多ければ多いに越したことはないという考えで婚活に臨むと、良い人が現れてももっと上を目指せるのではないかと欲張りになり、結局はチャンスを逃してしまいます。
身長が高い人を望むのはなぜ?婚姻歴がない人を望むのはなぜ?と自問自答を繰り返していくうちに、ほとんどの人が周りや世間の声に流されて、結婚相手に求める条件を決めていたことに気付くでしょう。
結婚をするのは他の誰でもない自分自身なので、自分がどう考えているのかを重視するべきです。
条件に当てはまらなくてもとりあえず会ってみる
婚活をしていると、ちょっと気になるけれど希望の条件に当てはまらないから会うのを迷ってしまう男性が現れることもあります。そういう時は自分の勘を信じて、とにかく会ってみることをおすすめします。
相手から提示される条件は人物を把握するための参考にはなりますが、それだけでその人のすべてがわかるわけではありません。会ってみたら相性が良かったということもあります。
条件が合わないというだけで切り捨ててしまうと、自らチャンスを捨てることになってしまうかもしれません。
相手を総合的に見る
1つ1つの条件を取り上げて優劣をつけることは簡単ですが、そんな風に上から目線で男性を判断して、合格ラインに達した男性が必ず自分に求婚してくれるのかといったら、そういうわけではありません。
婚活を続けるなら、自分が一方的に選ぶ立場ではないということに気付かなければなりません。婚活人口は全体的に見ると女性の方が多いのですから、自分と結婚したいと思ってくれる男性と出会うには、とにかくマッチングする人数を増やす必要があるのです。
なので出会う男性の条件を1つ1つ見て判断するよりも、実際に会って話してみて、その人との結婚生活が想像できるかどうかで総合的に判断する方が、候補となる人の数を増やすことができます。
価値観は少しズレていてもいい
結婚の話題になると価値観という言葉がよく出てきますが、初めから自分と価値観が完璧に合う人など滅多に出会えないと思った方がいいです。これだけは譲れないという価値観だけが合っているなら良しとして、その他の部分では自分から相手に歩み寄ることを考えましょう。
夫婦とは一筋縄ではいかないものです。良い時もあれば悪い時もあり、悪い時をこじらせてしまうと離婚したりもします。常に双方が歩み寄りの気持ちを持っていないと、うまくいきません。
じゃあなぜ人は結婚するのかという質問はナンセンスです。別に法律で結婚が義務付けられているわけではありませんし、生涯結婚しない人だって世の中にはたくさんいます。
親を安心させたいからとか、周りが続々と結婚しているからとか、婚活を始める理由はそれぞれあると思いますが、大前提として自分が結婚をしたいと思ったから、婚活をしていることを忘れてはいけません。
完璧な相手を求めて婚活を続けても、そんな人と出会える確率の方が低いのです。結婚するという大きな目標をダメにしたくないのなら、相手と歩み寄ることも考えていきましょう。
婚活で高望みをしすぎないように…妥協のポイントは?
相手に求める条件を見直す時、ここは妥協してもいいというポイントがいくつかあります。ただむやみやたらに条件を下げても良い相手が見つかるわけではありません。妥協すべきポイントを知っておくことで、ミスマッチを防ぐことができるでしょう。
妥協することを前向きに考える
妥協という言葉には、どこかネガティブなイメージを持つ人が多いと思います。結婚という人生を掛けるものに関してのことなのに何かを諦めなければいけない感じが、良くないイメージの原因となっているのです。
なので婚活で妥協をする時は、諦めるのではなくチャンスを増やす機会と考えるようにしましょう。どんな人の人生でもいつかは必ず終わるのですから、時間は限られているのです。限られた時間の中で巡ってくるチャンスを、無駄にしてはいけません。
一切妥協しないで一生結婚できない可能性を取るか、ある程度は妥協して自分で幸せを作り上げていくかのどちらがいいかを考えてみれば、妥協も悪くないことに感じられるはずです。
学歴にこだわっても仕方がない
結婚相手を探す時に相手の学歴を重視する方もよくいますが、結局のところ学歴は見栄えの問題でしかないのです。学歴はあくまでも過去の経歴であり、大事なのは現在どんな人物であるかです。
東大を出て派遣社員をしている人もいますし、中卒で100人以上の社員を抱える会社の経営者をしている人もいます。学歴だけではその人の人間性や、どんな人生を歩んできたのかを判断することはできないのです。
夫の学歴がどんなに良かったとしても、利点といえば友人や知り合いに自慢できることぐらいでしょう。しかもその自慢もただ疎まれるだけですから、特にメリットはないと考えましょう。
変化する要素にこだわり過ぎない
変化する要素とは即ち、容姿と年収です。
まず容姿ですが、どんなイケメンでも年を取れば皆おじさんになります。老いには抗いようがありません。しかもどんなイケメンも毎日顔を合わせていれば見慣れますから、顔を見るだけでときめいていられるのは結婚してからせいぜい数年のうちです。
夫が「かっこいいおじさま」になるか「疲れたおっさん」になるかは、奥さんの影響も大きい所があります。
かつて日本でも大人気だったサッカーのベッカム選手は、独身の頃からサッカーの才能は認められていたものの、どこかあか抜けない雰囲気があって知名度も高いわけではありませんでした。
しかし妻のヴィクトリアが彼をプロデュースし誰もが認めるイケメンに変身させ、サッカー界の貴公子と呼ばれるまでに仕立て上げたのです。
このように相手の容姿が自分に相応しくないと思うのであれば、自分好みに変えてしまうという方法もあります。少し手を入れるだけで変わるものにこだわっても、時間がもったいないだけです。
また年収についても、相手が提示しているのは今現在の年収と貯蓄高というだけで、この先増えることも減ることも考えられます。
不確定な要素に振り回されてチャンスを逃すぐらいなら、とにかく生活できるだけの収入があればいいと割り切って、結婚後に夫婦で支え合って世帯年収を増やしていくことを考えた方がよほど建設的です。
おじさんならではの魅力を知る
年上過ぎる男性との結婚は考えられないと決めつけてしまうのも、実はもったいない話です。年上の男性には年上ならではの魅力があります。
まず男性の精神年齢は、女性に比べて低いです。年上男性と付き合ったことがある方ならわかると思いますが、たとえ5歳上の男性でも精神的には自分とあまり変わらないか、下に感じることすらあります。
大体男女の精神年齢差には、7歳ぐらいの差があると言われています。つまり30歳の女性にとっては、37歳の男性でやっと釣り合いが取れるという感じです。
さすがに10歳や20歳も上の男性とは話が合わないと感じるかもしれませんが、それだけ年齢が離れていると向こうからこちらに合わせてくれようとしますし、甘やかしてくれるので意外と居心地は悪くありません。
確かに年齢が離れすぎていると子供をどうするのかや介護などの問題も出てきますが、年の差がある男性との結婚も決して悪いものではないことを知っておくと、出会いの幅が広がります。
失敗や後悔を怖れすぎない
婚活がうまくいかない女性がなぜなかなか妥協できないのかと言ったら、結婚で失敗や後悔することを必要以上に怖れてしまうからです。結婚後に後悔したくないから、相手に求める条件を下げることはできないという考えがあるのでしょう。
でも条件通りの男性と結婚できたからといって、後悔しない保証がどこにあるのでしょうか。
条件の良い男性は他の男性よりもモテますし、既婚者と知りながら近寄ってくる女性もいないとは限りません。条件の良い男性と結婚できるなら、浮気されても後悔はしないと言い切ることができますか?
失敗や後悔をするかどうかなんて、実際に結婚して夫婦になってみなければわからないことがほとんどです。もちろんギャンブル癖があったり女癖が悪かったりと、明らかに不安になる要素があるならそれは止めておいた方がいいと思います。
けれどそういう要素が特にないなら、結婚相手の候補として考えておくぐらいしないと、いつまでもチャンスは巡ってきません。失敗を怖れ過ぎてしまうと大切なものを見失ってしまいますから、程々にしておきましょう。
まとめ
女性が婚活において高望みをすることのデメリットや、条件の見直し方などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
なるべく条件の良い人と結婚したいと思っているのは、皆同じです。だから条件の良い人だけを狙っていると、いつまでも競争に勝つことができません。
でも結婚で手にいられる幸せは、皆同じというわけではありません。何が幸せで何が不幸と思うかはひとそれぞれ違います。
だから周りにどう思われるかではなく、自分がどう感じるかを優先して婚活に励めば、すてきな人との出会いが期待できるでしょう。