デートを前日に誘うのはアリ?急なデートへの誘いの効果とは。OKされやすいデートも
2017.12.11
忙しい現代人には予定を組むにも一苦労ということも少なくありません。好きな相手をデートに誘おうと考えた時にも、相手の都合を考えてなかなか誘えないものです。悩んでいる内にタイミングを逃して結局誘えなかったということもあるのではないでしょうか。
しかしデートの誘いというものは、場合によって急な誘いの方が成功しやすいこともあります。急なデートに誘うメリットや成功させるコツとは、どんなものがあるのでしょうか。
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少し先の予定として誘うのは少し重い時もある
相手のスケジュールを気遣うあまり、しっかり予定を押さえようと、余裕を持って誘う時、相手はどのように思うでしょうか。心遣いがありがたい時もありますが、まだ関係が微妙な段階では、かなり先のスケジュールを押さえてしまうことは、相手にとってプレッシャーになる場合もあります。
これからゆっくり先の予定を立てようと考えた時に、既に予定がひとつ埋まってしまっていると、他のスケジュールに影響が出てしまいます。相手もあなたとのデートを心待ちにするような相思相愛状態であれば、それも楽しみですが、まだ付き合うかどうか決めていない程度のライトな関係の場合、あまりしっかり予定を押さえられるのは、かえって相手に負担になることもあります。
急に誘われたら男性ってどう?
男性にとって女性の急な誘いは、そんなに嫌な気持ちになることはあまりないようです。嫌いな相手であったり、元々人付き合いが億劫なタイプでなければ、急なデートの誘いはそう悪いものではありません。それどころか、デートの誘いが成功しやすい場合もあります。
急なデートの誘いには、メリットとデメリットが存在するのです。
断れる余地を用意できるメリットとデメリット
急なデートの誘いは乗り気か乗り気ではないかとは別に、スケジュール都合という問題があります。そのため、はっきり断って関係性を壊したくない場合、断られて脈がないのかもと判断してしまうような、白黒がはっきりつきにくいところにメリットがあります。
もちろんそれとは別に断られる可能性がスケジュール的な問題で高くなるというデメリットもあります。
この急なデートに誘う時のメリットとデメリットについて考えてみましょう。
フットワークが軽いアピールにもなる?前日にデートへ誘うメリットとは
断られても急だからの言い訳ができる
急なデートをさらりと誘える女性はスマートで好感度は決して低くはありません。
一見デメリットにも思えますが、これは誘う側の気持ちのセフティーとしても働きます。勇気を出してデートに誘ったけれど断られたというのはツライですよね。しかし一方で、「急な誘いだから仕方ない」という理由付けが自分に用意できます。
これは相手にとっても同様で、あまり気乗りしない時でも「急なので予定が合わせられなかった」と無難な答えをすることができます。誘いに対して断りにくい状況は、誘った相手に対しても印象が悪くなることがありませんか?
断りやすい状況でのデートの誘いは、お互い、軽さを維持できるので、かえって誘いやすいのです。
急なデートなら予定次第で軽く応じやすい
急なデートであれば、何もなければ断る理由もありません。いきたくなければ急なのでと断る余地がある一方で、重たくないデートであれば、誘われる側も応じやすい面があります。
特に普段あまり休日に予定を入れない人は、どう過ごそうか考えているタイミングでもあるので、ここで新しい予定の提案として、デートの誘いは悪くはありません。
男性はスケジュールをきっちり立てたくない人も
急なデートが成功しやすい理由には、男性は特にスケジュールを常にきっちり立てたくない人も多いという点です。デートをしようと構えた誘いは、下調べや準備に気を使って、意外に当日以外にもデートのための時間を使うものです。
早めにデートのためのスケジュールを立てると、スケジュール外にも影響が出るので、あまりしっかりと予定を立てたがらない人が多いのです。
そういった休日の予定まできっちりしすぎたくない人にとっては、デートの誘いは急な方が、断るにしても応じるにしても、自分のペースで選択しやすいので、負担が少なくなるのです。
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あまり重くない理由のデート
デートで急に誘うならなんでもいいというわけではありません。急に誘うことにメリットがあるからこそ、メリットを活かした誘い方があります。
まずひとつは軽さです。急な誘いなのに「この日どうしても……」と思い詰めたような誘いや、「何がなんでもデートに来て欲しい」というような強い要求を感じるデートは重すぎますし、誘いにも乗りにくいものです。
急に誘う時のデートはあくまでライトな理由がいいでしょう。夜までという1日をフルで使いそうなデートではなく、ランチタイムのみのデートもおすすめです。会社の同僚や職場近くであれば、仕事の昼休みを合わせる平日デートとしても誘いやすいものです。
軽さがあるデートは先約がある場合も断りやすいだけでなく、今回はだめだけれど次にというスケジュール調整へ持ち込みやすいところもポイントです。軽い誘いはあまり負担をかけずに長い目で見て、効果を発揮することもあるのです。
行く場所などの目的がはっきりしているデート
予定を立てたり、行く先が決まらないデートは、何をするか迷ってしまって無駄に時間が過ぎてしまいます。また、目的がないのに誘うと、相手にもデートそのものが目的とはっきりと伝わってしまうので、急に誘うメリットであるファジーさが薄れます。そのため目的はある程度はっきりしている誘い方がおすすめです。
行ってみたいお店があるから付き合って欲しいという理由や、ライブやイベントへの誘いでもいいでしょう。ただし、その場合、相手が興味があると想定できるものが前提です。あまり興味がないものであれば、誘われてスケジュールが空いていても、応じてくれる確率は下がります。デート目的ではなくても、日頃から相手の趣味や好みを把握しておくと、誘うポイントも見つけやすくなります。
負担が重たくないデート
急に誘うデートでは負担が重たくないことが最優先です。急な誘いはタイミングが合わなければ、それだけで多少は負担があるものです。そのために重さは極力避けて軽く誘うことが大切になってきます。重い誘いは負担があった感覚だけが残り、次への誘いへのハードルを上げてしまいます。
軽く誘うというのは軽い存在になれというわけではありません。相手に断る余地を残し、自分への負担も下げることを意識しましょう。これは付き合った後もお互いのペースをキープし、息が長い付き合いになる鍵になります。
例えば親しい友人との関係を思い出してみましょう。明日空いてる?と聞いてもごめんと簡単に断れるし、予定が空いていてばOKと気軽に応じるものです。このやりとりをデートにも応用すればいいのです。恋愛関係と友人関係は異なりますが、どちらも互いのペースをキープした方が長く続くという点では共通しています。急にデートに誘うのは相手の予定に急に割り込むということです。相手に負担をかけないような謙虚さと軽さが必要になってくるのです。
じっくり誘うデートへの下準備と捉えよう!前日にデートへ誘う時に考えるべきこととは
前日デートへ誘う時に成功するのは相手への思いやり
前日のような急なデートに応じてくれるかどうか、そして応じてくれた時に成功するかどうかは、誘った側の相手への思いやりがポイントです。デートだからと甘え過ぎたり浮かれ過ぎたりしてしまえば、せっかく急な予定を合わせてくれた相手も、デートを純粋に楽しめなくなるかもしれません。急な誘いに応じてくれてありがとうという気持ちは、常に持っておきましょう。
また急な予定を空けてくれた人は、前後に他の予定が入っていることもあります。当日ではなくても明日の予定が早い場合などは早めに切り上げて、翌日へ疲れを残さないようにしましょう。そしてデートの時間は二人でしっかり楽しむことが大切です。楽しくないデートには次はありません。それは相手も自分も同じです。苦労して誘ってもつまらないデートになったら、次に誘うのも迷いますし、相手も次に誘われた時に一緒にデートしようと思えなくなるでしょう。
自分と相手との関係性も考える
デートの誘い方、誘う先は相手との関係性も関係してきます。まだ友人とも言えないような浅い付き合いであれば、夜よりは昼の方がいいかもしれませんし、行く場所もあまりコアなところではなく、万人に受け入れられやすい方が失敗も少ないでしょう。
また急な誘いをして許される関係かどうかも再考しておきましょう。普段全く個人で関わることがないうちに急なデートに誘うのは少しハードルが高くなります。まず二人ででかけられる関係性を育てておくことも大切です。
断られても次への参考になる情報があることも
急なデートでは断られても仕方がないという意識はあって大丈夫です。しかし断られてそこで終わりではありません。もちろん「どうしてもダメ?」というようにしつこく食い下がるのはNGです。しつこくなってしまうと、次回から誘われるだけで億劫になってしまうためです。
しかし断られた後に、相手の情報が手に入ることがあります。例えば断られた理由に趣味や習い事があるような発言があれば、相手の好みや休日のスケジュールの一部が判明します。次に誘う時にはそういった断られたことで知った情報を考慮して、再チャレンジするのも一案です。
場合によっては社交辞令ということもあるでしょう。何度も断られるようであれば、本当に都合が合わない時には相手から一言あるものです。社交辞令のようであれば、一旦デートに誘うのはやめて、クールダウンしておきましょう。
まとめ
初めてのデートや付き合い始めのデートなど、デートに誘う関係性も様々です。
急なデートのお誘いは、好意がある相手からはうれしいものですが、まだはっきりと好意がわからない場合は負担になるかもしれないというところも考慮しておくことが大切です。
相手の負担にならないデートや誘い方を考えていけば、デートに誘う方法は自然と見つかっていくでしょう。急だからと遠慮は不要ですが、気遣いを忘れず、デートできることになったら、その時間を存分に楽しみましょう。