【花言葉】かっこいい意味を持つ花一覧を紹介!由来や意味は?
2019.04.12
この世界には数え切れないぐらいの花が存在しますが、その1つ1つに花言葉というものがつけられています。
恋に関する言葉や意味が多い花言葉ですが、中には聞いただけでワクワクしてくるようなかっこいい意味を持つ花もあるのです。
そういった花はプレゼントにもおすすめですし、自分を勇気づける花としてお部屋に飾ってみても気持ちが明るくなりますよ。
この記事ではそんなかっこいい花言葉を持つ花々をご紹介いたします。
【花言葉】かっこいい花言葉を持つ花:ガーベラ
和名と英語名
ガーベラは別名アフリカ千本槍(アフリカセンボンヤリ)、花車(ハナグルマ)と呼ばれます。これはガーベラの花の花びらが多い様や車輪のように見える様からつけられたものです。
英語ではGarberaの他、African DaisyやTransvaal daisy、Barberton Daisyとも呼ばれています。Garberaの名はドイツ人医師で植物学者のTraugott Gerberの名が由来です。
花言葉の意味
「希望」「常に前進」
色別の意味
- 白 「希望」「律儀」
- 赤 「神秘」
- ピンク 「崇高美」
- 黄色 「究極美」「親しみやすい」
- オレンジ「我慢強さ」
由来
ガーベラは花全体の花言葉も色別の花言葉も前向きでかっこいいものが多く、贈り物にぴったりな花です。「希望」「常に前進」という花言葉は、ガーベラがピンクや赤、オレンジなどの明るい色の花を咲かせる植物で、希望にあふれた雰囲気をまとうその姿にちなんでいるといわれます。
ガーベラにまつわる名言や作品
「ガーベラは人にくれると花が咲く」
ガーベラは古株になると新芽が出にくくなります。1~2年に1度古株を取り除かないと枯れてしまう植物です。ガーベラを人にあげる時は根の振り分けをするため、花の付きがよくなります。
希望を人に分け与えることで、自分にも幸福が舞い込むようになるのです。
咲く時期
ガーベラは周年出回っている花ですが、本来の開花時期は4月から10月です。
誕生花
赤いガーベラは1月21日、ガーベラ全般は2月11日、8月1日、10月12日の誕生花です。
【花言葉】かっこいい花言葉を持つ花:カモミール
和名と英語名
観賞用としてだけでなく、ハーブティーの材料としても好まれるカモミール。和名は加密列(カミツレ)といい、オランダ語の「kamille(カミーレ)」がなまったものといわれます。別名ではカモマイル、カミルレ、ジャーマンカモミールとも呼ばれます。
英語ではChamomile、もしくはGerman chamomileと呼ばれますが、Chamomileの語源はギリシア語で大地のリンゴを意味する「chamaimelon」で、カモミールにリンゴに似た芳香があることに由来します。
花言葉の意味
「逆境に耐える」「逆境で生まれる力」
由来
かわいらしくて癒し系な印象のカモミールの花ですが、花言葉はとても力強く前向きなものとなっています。
「逆境に耐える」「逆境で生まれる力」という花言葉は、カモミールが地面を這うように生え、そして人や動物に踏まれれば踏まれるほど丈夫に育っていくことからつけられたものです。
カモミールにまつわる名言や作品
カモミールが登場する前向きになれる1曲をご紹介します。
「わたしも一緒に飛びながら けして負けはしないの
ほら 恵みの雨が 泣いたり笑ったりの空
咲いた 雨のちカモミール」
出典:雨のちカモミール/作詞:只野菜摘 作曲:川田琉伽
止まない雨がないように、辛いことがあっても逆境に負けないカモミールのように前向きに過ごしていれば、きっと良いことが起こりますよ。
咲く時期
カモミールは春から初夏が旬で、4月から7月ごろに花を咲かせます。丈夫で育てやすいので園芸初心者にもおすすめの植物で、種から育てることも比較的難しくありません。
花をハーブティーに用いるので、花が咲いて中心部の黄色い部分が盛り上がってきた頃が収穫のタイミングです。
誕生花
カモミールは2月14日、3月14日、11月3日の誕生花です。バレンタインデーやホワイトデーにチョコレートやお菓子に添えて、カモミールやカモミールティーを贈るのもおしゃれですね。
【花言葉】かっこいい花言葉を持つ花:ゼラニウム
和名と英語名
ゼラニウムは和名では天竺葵(テンジクアオイ)と呼ばれます。天竺は「異国の」という意味で、葵はゼラニウムの葉がアオイの葉に似ていることにちなみます。
英名のGeraniumはフクロソウ属の学名「Geranium」が元になっていますが、その由来はギリシア語で鶴を意味する「geranos」です。しかしこの名がつけられた後にテンジクアオイ属「学名Pelargonium」に分離されています。園芸名のゼラニウムはかつての学名の名残です。
「Pelargonium」の語源はギリシア語でコウノトリを意味する「Pelargo」で、種子の突起がコウノトリのくちばしに似ていることにちなんだものです。
花言葉の意味
「尊敬」「信頼」「真の友情」「器用」
色別の意味
- 赤「君ありて幸福」
- ピンク「決意」「決心」
- 白「私はあなたの愛を信じない」
- 黄色「予期せぬ出会い」
- 深紅「憂鬱」
由来
深紅のゼラニウムの花言葉である「憂鬱」は、ゼラニウムが放つ青臭い匂いにちなみます。この匂いには虫除け効果があり、ゼラニウムはコンパニオンプランツとしても重宝されます。
ゼラニウムにまつわる名言や作品
ゼラニウムの名をタイトルに持つ曲をご紹介します。
「いつか私も旅立つ時 必ずあなたの元に行くから
その時は迷わずに抱きしめて そして私を褒めて
ゼラニウムが揺れている
風の中で あなたが微笑んでる」
出典:ゼラニウム/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁
さわやかな楽曲を多く手掛けている印象のゆずですが、こんな切ない歌も歌っていることに意外性を感じた1曲です。
咲く時期
ゼラニウムは周年出回る花で、花の最盛期は5月から9月です。花が咲くと3日から7日程度美しい姿を楽しめます。
誕生花
ゼラニウムは4月3日、4月24日、5月26日、6月28日、7月27日、8月11日の誕生花です。
【花言葉】かっこいい花言葉を持つ花:リンドウ
和名と英語名
リンドウは日本や中国原産の花で、漢字では竜胆と表記されます。これはリンドウの葉が竜葵(リュウキ=イヌホオズキ)に似ていて、味が胆のように苦いことに由来します。竜胆(りゅうたん)という呼び方が国語化してリンドウと呼ばれるようになりました。
リンドウの根には薬効があり、現在でも生薬として利用されます。
英名はGentianといい、これは属名の学名「Gentiana」が元となっていますが、これはリンドウの薬効を発見したイリュリアの王ゲンティウスの名にちなんでいます。
花言葉の意味
「正義」「誠実」「悲しんでいるあなたを愛する」
由来
リンドウの立ち姿から想像できる「正義」「誠実」という真っ直ぐな印象の花言葉に加え、「悲しんでいるあなたを愛する」という深読みしたくなる花言葉があります。これはリンドウが群れをなさずに1本ずつ咲く花で、かつ悲しみを彷彿とさせる青紫色の花色であることに由来します。
リンドウにまつわる名言や作品
藍井エイルさんのリンドウの花テーマにした曲をご紹介します。
「咲き乱れている リンドウの花 君に捧げる花
この悲しみよ 君のもとまで どうか 僕を愛して」
出典:リンドウの花/作詞:Eir・安田史生 作曲:安田史生
リンドウの「悲しんでいるあなたを愛する」という花言葉のイメージにぴったりの1曲です。
咲く時期
リンドウは秋を代表する花です。開花時期は9月から11月ごろで、最盛期は9月です。
誕生花
リンドウは8月31日、9月16日、10月20日の誕生花です。
【花言葉】かっこいい花言葉を持つ花:ボタン
和名と英語名
ボタンは漢字で牡丹と書き、別名として富貴草(フウキグサ)や二十日草(ハツカグサ)、花王(カオウ)や花神(カシン)とも呼ばれます。ボタンの堂々たる花姿にぴったりの呼び名ですね。
英語ではTree peonyと呼ばれています。
花言葉の意味
「風格」「富貴」「人見知り」「恥じらい」
由来
「風格」「富貴」という花言葉は、ボタンの花びらが絹のように薄く大きく、それが幾重にも重なって丸くまとまった重厚な花の形に由来します。
ボタンにまつわる名言や作品
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
芍薬(シャクヤク)は茎の先端に花を咲かせる姿、牡丹(ボタン)は横向きの枝に花をつける姿、そして百合(ユリ)は風に吹かれて揺れる様が美しいため、その花姿を女性の仕草にたとえたという説があります。
「富貴でも季節の菰を着るボタン」
これは艶やかなボタンの花も冬は菰(こも)をつけてジッと耐えているのだから、困難に耐えて時期が来るのを待とうという意味の格言です。
咲く時期
ボタンが花を咲かせるのは春が主な季節ですが、開花時期は10月から5月となります。花の最盛期は4月です。花の少ない時期に艶やかな花をつける寒牡丹は、とりわけ愛される存在です。
誕生花
ボタンは7月24日、冬牡丹は12月17日の誕生花です。
【花言葉】かっこいい花言葉を持つ花:ポインセチア
和名と英語名
ポインセチアは和名では猩々木(ショウジョウボク)と呼ばれます。
日本でも一般的な呼び名であり、英名のPoinsettiaは、ポインセチアを初めてアメリカに紹介したメキシコ公使ジョエル・ロバーツ・ポインセットの名前に由来します。
ポインセチアはメキシコ原産の植物で、現地では聖夜を意味する「ノーチェ・ブエナ」と呼ばれています。
花言葉の意味
「幸運を祈る」「祝福」「清純」「私の心は燃えている」
由来
「私の心は燃えている」という花言葉は、ポインセチアの鮮やかな赤色にちなんだものです。また「清純」という花言葉はメキシコの先住民族が、ポインセチアの色を清純のシンボルとしていたことに由来するといわれます。
ポインセチアがクリスマスに飾る花となった所以は、17世紀にメキシコに住み着いた修道士たちが、ポインセチアの赤い色と12月に開花の最盛期を迎えることから、赤はキリストの血を表し緑は農作物の成長を表すとして、生誕祭の行列に使うようになったためといわれます。
ポインセチアにまつわる名言や作品
クリスマスの花のイメージが強いポインセチアですから、クリスマスソングにもしばしば登場します。その中の1曲をご紹介します。
「ポインセチアのリース越しに覗いた
あの笑顔が今夜 こんなに必要」
出典:CHAIN/作詞:BONNIE PINK 作曲:BONNIE PINK
クリスマスソングらしいロマンチックな1曲です。大切な人と過ごす聖夜のBGMにおすすめですよ。
咲く時期
ポインセチアの開花期は11月から3月で、花の最盛期は12月です。
誕生花
ポインセチア全般は12月9日、赤いポインセチアは12月25日の誕生花となっています。
【花言葉】かっこいい花言葉を持つ花:マリーゴールド
和名と英語名
その名の通りきらめくような黄色やオレンジの花を咲かせるマリーゴールドは、種類によってコウオウソウ(フレンチ種)、センジュギク(アフリカン種)、マンジュギク(フレンチ種)、クジャクソウ(フレンチ種)と呼ばれます。
英名はMarigoldで、年に何回かある聖母マリアの祝日にマリーゴールドがいつも咲いていたことから、聖母マリアの黄金の花を意味するこの名前がつけられました。
花言葉の意味
「命の輝き」「友情」「生きる」「信頼」「変わらぬ愛」「嫉妬」「絶望」「悲しみ」
色別の意味
- 黄色「可憐な愛情」「下品な心」「健康」
- オレンジ「真心」「予言」
由来
マリーゴールドは1つの花に両極端な意味の花言葉を持つ花です。しかし前向きな意味であっても、キリスト教で裏切りを象徴する色である黄色い花は贈り物としては避けられるため、人にプレゼントすることは向いていないと言われます。
オレンジのマリーゴールドの「真心」という花言葉は、ギリシア神話が由来となっています。クレムノンという美少年は、毎日太陽の神アポローンを見ることで幸福を感じていました。
そしてアポローンもクレムノンに心を惹かれるようになります。しかし2人の関係に嫉妬した雲の神が、アポローンを雲で隠してしまいます。
アポローンが姿を隠されて8日が経ち、クレムノンは命を落としてしまいます。クレムノンのひたむきな愛情に心を打たれたアポローンは、クレムノンの亡骸を太陽を思わせるようなオレンジのマリーゴールドに変えたといわれます。
マリーゴールドにまつわる名言や作品
マリーゴールドと言えば、この曲を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
「麦わらの帽子の君が 揺れたマリーゴールドに似てる
あれは空がまだ青い夏のこと 懐かしいと笑えたあの日の恋」
出典:マリーゴールド/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
輝くばかりのマリーゴールドは太陽の暖かさを思わせる花です。夏のイメージにもぴったりですね。
咲く時期
マリーゴールドの開花時期は長く、4月から11月です。最盛期は5月から9月ごろとなっています。
誕生花
マリーゴールド全般は6月5日と7月18日、濃い黄色のマリーゴールドは8月20日、黄色のマリーゴールドは9月2日の誕生花です。
【花言葉】かっこいい花言葉を持つ花:ひまわり
和名と英語名
夏を象徴する花ヒマワリは、漢字では向日葵と書きます。別名を日輪草といい、英語ではSunflower(太陽の花)といずれにしても太陽を連想させる名前を持っています。
花自体が太陽のように明るく見えるということもありますが、ヒマワリの花は太陽を追う性質があります。その性質は名前だけでなく、花言葉にも反映されています。
花言葉の意味
「あなただけを見つめている」「熱愛」「愛慕」「崇拝」「偽りの富」
色別の意味
- 白「ほどよき恋愛」
- 紫「悲哀」
由来
ヒマワリの「あなただけを見つめている」「熱愛」「愛慕」という花言葉は、ギリシア神話が由来となっています。
水の精クリュティエは、太陽神であるアポローンに恋をしていました。しかしアポローンには他に想う女性がいたためにクリュティエの恋は叶わず、アポローンが毎日天の道を黄金の馬車に乗って駆け抜けていく様子を泣きながら眺めていました。
そうしているうちに、彼女の足は地面に根を張り、ヒマワリの花になってしまいました。クリュティエの恋の物語と、ヒマワリの向日性が合わさって、情熱的な恋の花言葉が生まれたのです。
また「崇拝」「偽りの富」という花言葉は古代インカ帝国の太陽信仰に由来しています。インカ帝国では太陽を神聖なものと崇め、ヒマワリは太陽の花として大切に扱われていました。神殿の巫女たちはヒマワリをかたどった冠を被り、祈りを捧げていました。
しかしスペイン人がインカ帝国に侵略してきた時に、巫女たちの冠を強奪してしまいます。このことからヒマワリには「崇拝」と「偽りの富」という花言葉がつけられました。
ヒマワリにまつわる名言や作品
健気な花言葉を持ちながらも、力強く咲くヒマワリ。そんなヒマワリのイメージにぴったりな曲をご紹介しましょう。
「私は太陽を浴びて 風を切って 水を感じて 色を纏い
ふわりと笑い ヒマワリの様にココで強く立って ヒマワリの様に」
出典:ヒマワリが咲く予定/作詞:NakamuraEmi 作曲:NakamuraEmi
夏の暑い中でも太陽に向かって花を咲かせるヒマワリは、私たちを前向きな気持ちにさせてくれます。
咲く時期
ヒマワリは6月から8月にかけて花を咲かせる夏の花です。個体によっては背丈が3m以上にもなるものもあります。真夏には民家の2階まで背を伸ばしたヒマワリを見かけることもあります。
誕生花
ヒマワリは8月、7月6日、7月20日、8月2日、8月5日、8月31日の誕生花です。
【花言葉】かっこいい花言葉を持つ花:ジャスミン
和名と英語名
その芳しい香りから、香水の材料やお茶としても好まれるジャスミン。種類によって素馨(ソケイ)や茉莉花(マツリカ)とも呼ばれます。
英語ではJasmineと表記され、これはペルシャ語で神様からの贈り物を意味する「Yasmin(ヤースミーン)」が語源といわれます。
花言葉の意味
「愛らしさ」「愛想のよい」「官能的」「優美」
色別の意味
- 白「温和」「好色」
- 黄色「優美」「優雅」。
由来
ジャスミンの「愛らしい」「愛想のよい」「優美」という花言葉は、ジャスミンの花の清楚な印象に由来します。
またその花のイメージとは相反する「官能的」「好色」という色っぽい花言葉は、ジャスミンの花のエキゾチックな香りにちなんだものです。
ジャスミンの香りは、世界三大美女の1人であるクレオパトラも愛した香りといわれています。
ジャスミンにまつわる名言や作品
ジャスミンの花の優美でエキゾチックな雰囲気にぴったりな曲をご紹介します。
「麗しいジャスミンの花 芳しいジャスミンの花
ほのかに香る 愛らしい 白く咲き誇る花
この花を摘みあげて あなたに贈りたい」
出典:ジャスミンの花/作詞:中国民謡・日本語歌詞:Rimi 作曲:中国民謡
中国に古くから伝わる民謡に夏川りみさんが日本語歌詞をつけて情緒たっぷりに歌い上げています。原曲の方も美しいので、両方比べながら聴いてみてください。
咲く時期
ジャスミンは種類によって若干ズレがありますが、おおむね3月から6月ごろに花を咲かせます。
誕生花
ジャスミンは6月8日の誕生花です。
【花言葉】かっこいい花言葉を持つ花:バラ
和名と英語名
花の女王の誉れ高きバラの花。和名の薔薇は「茨(いばら)」が省略されたものといわれています。漢字を音読みして「そうび」や「しょうび」とも呼ばれます。
英名のRoseは古代ギリシア語でバラの意味を持つ「Rhodon(ロドン)」や、ケルト語で赤を意味する「Rhodd(ロッド)」が語源といわれます。
花言葉の意味
「愛」「美」
色別の意味
- 赤「あなたを愛しています」「愛情」「美」「情熱」「熱烈な恋」
- 白「純潔」「深い尊敬」「私はあなたにふさわしい」
- ピンク「お淑やか」「上品」「感銘」
- 黄色「愛情の薄らぎ」「嫉妬」「友情」
- 青「不可能」「奇跡」「神の祝福」「夢かなう」※「夢かなう」はサントリーブルーローズアプローズの花言葉です。
- 黒「永遠の愛」「憎しみ」「あなたはあくまで私のもの」
- 赤い蕾「純粋な愛らしさ」「純粋な愛に染まる」
- 白い蕾「少女時代」「恋をするには若すぎる」
- 棘「不幸中の幸い」
由来
古くから人々に愛され、愛と美の象徴とされるバラは、花の色別だけでなく蕾や棘にまで花言葉があります。また花束にして贈る時は、その本数や組み合わせでも様々な意味を持ちます。
愛を伝える花として用いられてきたことから、その花言葉もほとんどが恋愛に関するものとなっています。
中でもかっこいい花言葉といえば、青いバラの花言葉です。元々バラには青い色素が存在せず、青いバラを咲かせることは不可能とされており、世界中のバラ愛好家の夢でもありました。そのため実在しない青いバラには「不可能」「奇跡」「神の祝福」という花言葉がつけられました。
しかしその夢を、日本の会社サントリーが14年もの年月をかけて実現させました。青みのある優しいラベンダー色のそのバラは、「夢かなう」という花言葉をつけられて「サントリーブルーローズアプローズ」という名前で商品化されています。
バラにまつわる名言や作品
古代から特別な花として扱われてきたバラは、名言や格言にもよく登場する花です。
「この子が綺麗なのは、心の中に薔薇を一輪持ってるからだ」
出典:星の王子様/サン・テグジュペリ(フランスの小説家)
「名前がなんだというの?薔薇と呼ばれるあの花は、他の名前で呼ぼうとも甘い香りは変わらない。」
出典:ロミオとジュリエット/ウィリアム・シェイクスピア(イギリスの劇作家)
「薔薇はなぜという理由なしに咲いている。薔薇はただ咲くべくして咲いている。
薔薇は自分自身を気にしない。人が見ているかどうかも問題にしない。」
出典:アンゲルス・シレジウス(ドイツの詩人)
咲く時期
バラの開花時期は5月から10月で、花の最盛期は6月です。品種によっては冬に咲くバラもあります。
誕生花
バラ全般は6月、2月25日、6月19日、7月14日、7月15日、12月25日、ピンクのバラは3月26日、赤いバラは6月1日、12月15日、白いバラは7月17日、12月11日、黄色いバラは6月7日、7月29日、オレンジのバラは11月15日の誕生花です。
まとめ
かっこいい意味の花言葉を持つ花々をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
前向きな意味を持つ花は友人や家族へのプレゼントにぴったりです。花のプレゼントが珍しくなってきた昨今ですが、だからこそ新鮮な気持ちになってもらうことができますよ。
これから花を買う機会があったら、花言葉の意味も気にしながら選んでみてくださいね!