【花言葉】努力や勝利、希望など気持ちが元気になる花一覧を紹介!
2019.04.23
花束を誰かに贈る時。また、自宅やオフィスに飾る機会があるとなると、気になるのは花言葉。特にプレゼントするものであれば、ぜひ花と一緒にメッセージカードで教えてあげたいものです。
この記事では、努力や勝利、希望など、贈る側ももらう側も元気になれるような花言葉のものを紹介します。
相手に届けたい花言葉が、一体どの花にあたるのか?ぜひ参考にしてみてくださいね。
【花言葉】「努力」の意味を持つ花:ガーベラ
【花言葉】「努力」の意味を持つ花:ガーベラの花言葉は?誕生花としてはいつ?
ガーベラの基本的な花言葉は、「前進」「希望」「努力」です。ピンクやオレンジなどの明るい色の花を咲かせることから、その陽気な雰囲気と姿に由来すると言われています。
誕生花の時期としては、1月21日(赤い花のみ)、2月11日・8月1日・10月21日が該当します。
【花言葉】「努力」の意味を持つ花:ガーベラの花の特徴
ガーベラはキク科に属する多年性の植物であり、開花時期は4月~6月、10月~11月です。ガーベラという名前は、ドイツの植物学者のGarber(ガーバー)氏の名前から。
南アフリカ熱帯アジアなどの温暖な地域に分布していることが特徴で、発見されてからまだ100年ほどという、比較的新しい花です。
フラワーショップには「ミニガーベラ」という小さく改良された品種も取り扱われており、花束やアレンジメントなど、贈り物としても人気が高い花といえるでしょう。
【花言葉】「努力」の意味を持つ花:ガーベラの色別の花言葉
ガーベラは色によって、花言葉も変化します。黄色のガーベラの花言葉は「究極の愛」「究極の美しさ」、ピンクのガーベラの花言葉は「崇高美」と「感謝」。
赤いガーベラの花言葉は「神秘」や「神秘的に燃える愛」。オレンジ色のガーベラの花は、同じく「神秘」。それに加えて「冒険心」「我慢強さ」という意味を持ちます。
【花言葉】「努力」の意味を持つ花:グラジオラス
【花言葉】「努力」の意味を持つ花:グラジオラス全般の花言葉
力強くまっすぐに咲くグラジオラス。その姿はなんと凛々しく、美しいことでしょう!花言葉は「努力」「密会」「用心」「思い出」「勝利」「忘却」の花言葉を持ちます。
グラジオラスという花名の語源は、ラテン語で「gladius(グラディウス)」と言い、「剣」という意味になります。葉の形が剣に似ていることに由来します。
色別の花言葉としては紫の花は「情熱の愛」、ピンクの花が「満足」「ひた向きな愛」「たゆまぬ努力」。そして赤い花は「用心深い」といった意味があります。
【花言葉】「努力」の意味を持つ花:グラジオラスの言い伝え
時は古代ヨーロッパ時代にさかのぼります。人目を忍ぶ恋人たちが、グラジオラスの花の数で密会の時間を知らせていたという言い伝えがあります。
「用心」「密会」という花言葉はここから。「花がいくつ咲いたらまた会おう」と約束したり、花束やかごに入れて、会う約束を決めていたりしたとも言われています。
昔のヨーロッパ人たちは、とてもロマンチックな恋をしていたんですね。
【花言葉】「努力」の意味を持つ花:グラジオラスの特徴・誕生花の時期
アヤメ科に属するグラジオラスは、開花時期は7月~10月。中央ヨーロッパや地中海沿岸、南アフリカなどの温暖な地域が原産国です。
誕生花としては、3月23日と3月29日がピンクの花のみ。あとは6月14日・7月13日・11月26日が該当します。熱さに強く、夏に美しい花を咲かせるのが特徴です。
【花言葉】「努力」の意味を持つ花:コデマリ
【花言葉】「努力」の意味を持つ花:コデマリの特徴
小さな花が毬のように集まることから、コデマリの名がついたようです。また、その丸い姿が鈴のように見えることから、日本では「鈴懸(すずかけ)」とも呼ばれています。
また、団子花、雪球花という別名も持ちます。開花の盛りになると、花の重みで枝が垂れ、まるで枝垂桜のようなたたずまいになるのが特徴です。
春になると白くて丸いフォルムの花を咲かせ、民家の庭でもしばしば見かけるコデマリ。バラ科に属する春の花であり、原産地は中国。開花時期は4月~5月です。
【花言葉】「努力」の意味を持つ花:コデマリの花言葉と由来
コデマリの花言葉は「努力」「友情」「優雅」「上品」「優しい心」「意気地なし」「気立て良さ」「幼い心」など。
美しさと愛らしさを連想する花言葉が並ぶのは、小さな花が丸く集まる姿が上品であり、可愛らしくもあるということからだと言われています。
「友情」という花言葉は、小さな花が密集して形を描くさまを、友愛に例えられたものです。どれも良い花言葉ばかりかと思いきや、「いくじなし」なんてマイナスなものも含みます。
詳細は不明ですが、小さな花が寄り集まっていることから、「束にならないと何もできない」というようなことを連想してしまうからでしょうか?
【花言葉】「努力」の意味を持つ花:コデマリはいつの誕生花?
コデマリを誕生花とするのは1月15日・2月10日・3月20日・3月31日・4月2日・4月8日・4月13日・4月15日・4月19日・4月22日・4月24日・4月24日・6月21日です。
他の花と比べると、該当する日がやや多いですね。
花を贈れる時期が多いので、メッセージカードで花言葉とともにプレゼントするのもおすすめです。
【花言葉】努力や勝利、希望などの意味を持つ元気になれる花5選!
【花言葉】努力や勝利、希望などの意味を持つ元気になれる花:パキラの特徴・花言葉
アオイ科に属するパキラは、部屋の中でも育てやすく、縁起が良いとして風水的にも人気の高い、観葉植物です。基本的な花言葉は、「勝利」「快活」です。
パキラを売ったらお金持ちになるという言い伝えがあり、幸せと金運をもたらすとも言われています。そのことから別名「発財樹」とも呼ばれています。
残念ながら、日本国内では花を咲かせることがほぼないというパキラ。熱帯アメリカで咲かせる花は、ワイルドで華やかで、「快活」という花言葉そのものです。
【花言葉】努力や勝利、希望などの意味を持つ元気になれる花:アヤメの特徴・花言葉
別名「アイリス」とも呼ばれ、多年草であるアヤメ。開花時期は5月~6月であり、代表的なものは紫色の花を咲かせます。「いずれ菖蒲(アヤメ)か杜若(カキツバタ)」ということわざがありますね。
ショウブやカキツバタなど、アヤメ科のものを総称して「アヤメ」と呼ぶこともあります。気になる花言葉ですが、日本で広まっているのは「あなたを大事にします」「希望」「愛」「朗報」「優雅」など、美しい言葉を多く含みます。
西洋での花言葉は、「友情」「望み」「伝言」。伝言というのはギリシア神話からきており、浮気者のゼウスからの求愛を嫌がったイリスという女性が女神となり、虹の架け橋で人々の伝言役になったことが由来します。
誕生花に該当するのは、5月3日・5月6日・5月12日・5月18日・6月1日・6月6日です。ちょうど花も咲き時なので、菖蒲園へ出かけてみるのもおすすめです。
【花言葉】努力や勝利、希望などの意味を持つ元気になれる花:タイムの特徴・花言葉
シソ科のタイム。学名は「Thymus(タイマス)」といい、ギリシア語で「thyein(香を薫らす)」「thymo(神聖)」という意味が語源になっています。
日本ではタチジャコウソウのことをタイムと呼び、品種は300種類を超えます。花言葉は「勇気」「活気」「活動力」「清涼感」。
西洋での花言葉は、上記に加えて「強さ」「あなたを絶対に忘れない」といったものもあります。中世では男性に好まれ、戦士や勇者に贈られていたようです。
古代ギリシャの時代から、タイムの香りは「心を癒して勇気をくれる」と言われており、現代でもハーブとして料理やお茶などに使われている品種もあります。
開花時期は4月~7月。誕生花にあたるのは5月2日・5月4日・5月22日・6月2日・6月18日・7月16日・8月16日・8月27日・10月8日です。
【花言葉】努力や勝利、希望などの意味を持つ元気になれる花:クローバーの特徴・花言葉
子供の頃に、四つ葉のクローバーを一生懸命探した思い出がある人も多いのではないでしょうか?四つ葉のクローバーには「幸運」「私のものになって」「私を想って」という花言葉があります。
マメ科に属し、日本では「(白詰草)シロツメクサ」という呼び名でも知られていますね。江戸時代にオランダからガラスの器を贈られた際、破損しないように箱に詰められていたことが由来しています。
三つ葉のシロツメクサの花言葉は、「約束」「希望」「信仰」「愛情」を意味し、赤クローバーと呼ばれるムラサキツメクサは「勤勉」の意味があります。
誕生花としては4月2日のみ四つ葉のクローバー。4月18日がムラサキツメクサ。ほか、8月29日・8月31日が該当します。
【花言葉】努力や勝利、希望などの意味を持つ元気になれる花:ゲッケイジュの特徴・花言葉
スポーツの大会の優勝者に贈られることでも知られているゲッケイジュは、「勝利」「栄光」「栄誉」という花言葉を持ちます。花には「裏切り」という意味もあるので、贈るなら葉にしましょう。
また、ギリシャ神話では永遠の愛の証として「私の思いは死ぬまで変わりません」という意味もあります。葉の用途として、ローリエやローレルなどの香辛料が有名で、料理などによく使われています。
開花時期は4月~5月。原産地は地中海沿岸で、クスノキ科に属します。誕生花としては2月16日・2月28日・4月10日・5月23日・10月10日・12月9日・12月18日が該当します。
まとめ
努力や勝利、希望などのポジティブな花言葉を持つ花は、贈り物にも縁起担ぎにも最適。由来の多くはギリシア神話や古代ヨーロッパの風習などに由来し、歴史や恋物語を紐解くのも悪くはないのではないでしょうか?
品種や色によって花言葉が変わってくるものもあるので、贈り物として用意するなら、よく調べてからの方が良さそうですね。
自分の誕生花が何で、どのような花言葉を持つのか。そしてその由来はどこからなのか。答えが導かれるにつれて、今まで抱いていた花への印象も変わってくるかも知れません。