つまらない人生から卒業したいアナタができる15の救済案
2018.02.15
「何だか前はもっと毎日が楽しかったのに、最近つまらないなあ・・何かいいことないかなあ」なんて密かに思ったりしていませんか? でも、あなたも薄々おわかりのように、楽しい人生は何もせずに待っていていきなり押し寄せてくるわけはないのです。
「人生はつまらない」と思ってしまったら、それはもったいない! 今日より若い日はありません。それでは誰にも一度しか訪れないこの先にある時間を、あなたらしく生きるために何をしたら良いのでしょうか。ここは今からすぐにできる具体策を一緒に考えてゆきましょう。
1.漠然とした大きな目標を持ってみる
いきなり難しく考えることなんてありません。自分を楽しませるためには、楽しくなることを考えるのが一番なのです。例えば、宝くじを思い出してみてください。たった300円のくじ一枚でも、抽選日まではちょっとわくわくしますよね。
当たるか当たらないかわからない宝くじ。そんな漠然とした夢でよいのです。なりたい自分や将来に大きな目標を持ってみましょう。まったくゼロの状態でも遠い未来にゴールがあれば、無意識にそちらに向いて動いてゆけるのが人間です。
いつか自分の好きなものに囲まれるお店を持ちたい。誰かを癒す仕事をしたい。海外に住みたい。わくわくする気持ちの出所は、人によってそれぞれです。例え今は妄想にすぎなくても、まったく構いません。誰にも遠慮することはないのですから。
2.小さな目標をとりあえず沢山書いてみる
毎日を漫然とすごすより、ステップをクリアすることで張り合いができます。そのために、小さな目標をもってみましょう。
まずは思いつくままに、なりたい自分に近くづけるような事がらを、沢山書き出します。この時点で、できるかどうか、考える必要はありません。ポイントは「書く」ことにあります。文字を目にすることによって、自分の中のかくれた願望をも意識することができるのです。
日常会話ができる英語力をつける。料理上手になる。あと3キロ落とす。週3回は自炊をする。習い事を始める。あるいは、仕事上の目標でもよいでしょう。
一度に全部実行することは不可能です。一番手頃でしかも一番現実的なものを、いくつかピックアップしてみてください。小さな小さな目標であっても、うまくいけば嬉しくなって自信がつきます。
3.人に出会うようにしてみる
生活のマンネリ化は、「つまらない」の原因と直結しています。刺激がない毎日は退屈です。
人間にとって、一番刺激となるのは新しい人との出会い。自分や自分の周囲とは違う考え方やライフスタイルをもつ人たちと、出会える工夫をしてみてください。そのためには、新しい環境を自分に与える必要があります。
趣味のサークルや講座、ワインセミナーへの参加、異業種交流会もよい機会です。プチひとり旅も地元の人と話すきっかけとなります。あまり行ったことのないお店に入るのも良いでしょう。
自分を動かせば、おのずと出会いのシチュエーションを手に入れることができます。
4.いつもと違う見方をしてみる
「つまらない」は固定観念からも生まれます。いつも同じ脳の使い方をしていると、楽しむことも素通りしていくかもしれません。
毎日同じ通勤風景、職場風景であっても、ほんの少し視点をずらすことで景色が変わることもあります。仕事上でも、あたりまえと思っていることに深い意味がある場合もあります。
コツは「なぜ?」「どうなってるの?」と疑問をもつこと。そこから同僚や友人の違う一面が見えたり、降りた事のない駅の魅力を発見できたりするものです。
楽しそうに生きている人は、ものごとに対しての感度が高い人。いろいろな面を見ることができれば、「つまらない」から脱却することができます。
5.変化を恐れない
「つまらない」のは日常に動きがないからです。居心地の良い場所にとどまろうとすればするほど、気がつけば「つまらない」が口に出ています。
あなたが面白いと思うときはどんな時ですか?旅行に行ったり、新しいものを目にしたときではないでしょうか。そこに変化があるから興味を引かれるのです。
ルーティンの毎日を送っていれば、つまらなくなるのはある意味当然です。既存の枠にはまっていては、自分だけが置いて行かれたような気にもなってきます。
年齢や環境によって、自分自身のあり方も変わってゆくのは自然なことです。無理をする必要はありませんが、変わることを恐れていても意味はありません。その時その時の自分を受け入れることで、楽しむ余裕が生まれます。
6.興味のあるものは趣味にしよう
面白いな、と思ってもそのままにしてしまうと、何も起こりません。自分のアンテナにひっかかったものには、貪欲になるべきです。
今は興味さえあれば、手を出しやすい世の中です。よほどのものでなければ、一般人でも趣味として楽しむことができます。ネットで検索すれば、情報はすぐに手に入ります。
私には無理、と思うのは試してみてからでも遅くありません。これまでしてこなかったからこそ、興味を引かれたのです。生活に変化をもたらすタネを、みすみす逃す手はありませんよね。
自分の心に素直になって、楽しめそうなものはどんどん生活の中に取り入れてください。新しいことに取り組むときにこそ、新しい自分の一面も発見できるのです。
7.小さなご褒美を自分に
女性はとくに、ご褒美が大好きですよね。モチベーションも上がります。豪華でなくても、自分の心地よいことをご褒美にしてあげてください。
先にあげた小さな目標がクリアできた節目にでも良いでしょう。何でもない時、今週は頑張ったなと思ったら自分に「何がいい?」と声をかけましょう。
ゆっくりスパに浸かったり、マッサージをしてもらったりするのも良いでしょう。読みたかった本を探しに行ったり、映画を見たり。その後は心が落ち着くカフェでくつろいだり。
生活の中に散りばめられた小さなご褒美が、人生の中であなたを勇気づけます。明日からも頑張ろうかな、と笑顔をもたらしてくれるでしょう。自分にエールを送る。それは決して悪い事ではありません。
8.過去に感動した漫画をみる
部屋の片づけをしていて、昔の漫画に夢中になったことはありませんか?思わず片づけそっちのけで、時間のたつのを忘れてしまいますよね。
過去に感動した漫画をもう一度読んでみるのも、時には良いものです。その時に感じた想いが、年齢を重ねた今も変わらずによみがえってくるはず。あるいは、以前とは違う感想が出てきて、自分自身に驚くかもしれませんね。
漫画を通した過去へのタイムスリップで、登場人物たちや過去の自分にもう一度出会うことができます。それを読んで感動した自分を思い出せば、ここまで歩いてきた自分をいとおしく感じられるかもしれません。「つまらないなんて言っていられないなあ」なんてきっと元気が出てきますよ。
9.健康維持を心がける
心と身体は思っている以上につながりがあります。気分が晴れない、ふさぎがち、というのは実は不調のサインかもしれません。
逆に身体の調子が上々ならば、わけもなく楽しい気分になったりします。朝起きたときの自分の体調を、十分に感じてあげてください。
胃が重い、頭痛がするなどの病気というほどでもない不調が、晴れ晴れとしない原因であることも考えられます。生活に張り合いがないという人に限って、ダラダラと時間をムダにしたり夜遅くまで起きているもの。疲れがとれないまま朝を迎えれば、翌日の気分も上がりません。
メリハリのある規則的な生活時間を守り、食生活にも見直しを。自己管理が怠慢な人ほど「つまらない」が口グセだったりします。
10.人の役に立つことをしてみる
人間が幸せを感じている時間がもっとも持続されるのは、人の役に立ったと思うときだそうです。その他の幸福感はいっときの盛り上がりが大きくても、その分失われやすく持続できません。
美味しいものを食べても、素敵な洋服を買っても、喜びはほんの一時なのです。人の役に立てた喜びはくり返し記憶によみがえり、そのたびにいつまでも同じ幸福感を与えてくれます。
ボランティアという大げさなことではなく、日常の中でちょっとした手助けを心がけてみてください。役に立ちたいという意識ひとつで行動が変わります。
相手の喜ぶ顔をみることで、自分の中にも同様の喜びが生まれます。自分の手を人のために動かすことは、あなたにしかできないことなのです。
11.夢に向かってすこし行動してみる
漠然とした夢を描いてみたら、ほんの少しそこにつながる行動をしてみましょう。外国に住みたいなら語学の勉強を始めたり、ショップを開きたいなら実現するときに必要なもの調べたり。
夢からずっとかけ離れたことでも大丈夫です。行動を開始したことは、誰よりもあなた自身が知っているはずです。
夢に向かう計画表を作ってみるのも良いことです。その場合には、まったくあてがなくても、年齢などの目安になる数字を入れることをお勧めします。人間の脳は意外とだまされやすくできているのだそうです。あなたが描いた夢の計画表を、ホンモノと勘違いして、実現してしまうかもしれません。
夢に向かって動き始めて、途中で変更があっても良いのです。とにかく今のあなたに大事なことは、何もせずに時間を費やしてしまうことに区切りをつけること。必ず何かが変わっていきます。
12.自分自身の欠点を認める
人生なんてつまらない、と思っている人に限って、悪いのは環境や他人のせいと考えているようです。人生をつまらなくするのは、他の誰でもありません。そのように思い込む自分がいるから、確かに人生はつまらなくなるのです。
いったい誰の人生を生きているのかを考えたことがなければ、いつまでたってもそこに気づけないでしょう。隣にいる人は、あなたの人生など気にしていません。どんなに愛している人であっても、やはり人生は別物です。
つまらなくした責任が誰にあるのか、これほど明白な事実はないでしょう。積極的でないことは欠点ではありません。が、積極的に生きてこなかった責任を誰かのせいにするのは、欠点です。
生きてゆく、というベース自体は誰もが同じです。知らないうちにこの世に出現し、嫌でも死んでゆきます。その点と点の間を、面白くするかどうかは自分の仕事です。つまらない、と考えるのは自分自身の問題だということに気づかなければなりません。
13.自己啓発の本を一冊
あなただけが生き方に消極的だったり、悩んでいたり、面白くないと考えているわけではありません。その証拠に本屋さんには、生きるための知恵を授けてくれる書籍がずらりと並んでいます。
たった一冊の本との出会いで、目からうろこが落ち、その後の日々ががらりと変わって見えることだってあるのです。急いで探す必要はありません。
自分が読みやすくて、書いていることが心の中にすとんと落ちてくるような、そんな一冊を見つけてください。立派すぎてついてゆけない、と思ったり、どうも嘘くさいと感じてもそれはあなたに合っていないということ。
ぴったり合う本であれば、砂に水がしみこむような素直な気持ちで、ことばを受け入れることができるはずです。くり返しページをめくり返すような、そんな支えになってくれる本と是非出会えますように。
14.自分の人生は自分で決める
あなたが気づいていないだけで、これまでも人生はすべてあなたの決断を基につくられています。赤ちゃんでもなければ、嫌なことは嫌、と拒否できたはず。
人生はほんの小さな決断の積み重ねで出来ています。どんなことも、すべてはあなたが決めていることなのです。親にいわれたから、とか、あの時は周囲がこうだったから、というのは最終的な結果のいいわけに過ぎません。
どんなに反対されたとしても、自分自身が心の底から求めることであれば、それを行ったはずなのです。大切なのは、そのことに気づいているかどうかです。
相変わらず周囲に流されている気持ちで日を送るとしたら、自分の人生を生きているとはいえません。自分の人生なのだから、自分で決めるのだと意識的に毎日を暮らしてみてください。
ひとつひとつのものごとについて、これは自分が心地よいか、心がyesといっているのか、確かめることから始めてゆきます。きっと何もかもが変わって見えますよ。
15.失敗しても死なない
人生がつまらないという人は、危険をおかしたり、面倒だと思うことをしたがりません。するといつも安全だけれど、何も変わらず何も始まらないまま時が過ぎます。
スタントマンでもなければ、チャレンジで死ぬということはまずありません。仕事やプライベートのことで、ほんのちょっと勇気を出したからといって、それで命の危険があるとは考えられないでしょう。
人生を楽しそうに生きている人は、たいてい「命を取られるわけじゃない」と口にします。事実、自分の興味のあることに向かう際に、多少リスクがあったとしても、それはそれとして楽しんでしまうのです。
これがやりたい、と思ったときに「でも失敗したらなあ」「できないかも」というのはナンセンスです。うまくいかなくても死ぬことはありません。大丈夫!と元気に唱えて新しいあなたをスタートさせてみてください。
まとめ
人生をつまらなくしないためには、まずすべてを決めているのは自分だと知ることです。つまらなくしているのは、自分自身であって人に頼っても楽しくなることはない、と気づいてください。自分から動くことをおっくうがっていれば、いつまでたっても無為な人生から脱却はできません。楽しく幸せに思える毎日を手にいれることは、実はそれほど難しいことではありません。ほんのちょっとだけその手を伸ばし、自分の行きたい方向へと人生を広げてみてはいかがでしょうか。