【白百合の花言葉】結婚式の贈り物として人気!でも怖い意味にも注意が必要?
2019.02.04
私たちがよく知っている白百合は、ただ眺めて楽しむ鑑賞用だけでなく、薬の材料や結婚式の贈り物としても多く使用されているということをご存知でしたか?さらに美人を象徴する花の一つとしても有名なのです。
今回はそのような百合の種類はどのようなものがあり、どんな伝説の中に登場するのかについて紹介したいと思います。
白百合ってどんな花?
白百合の特徴
白百合は、主に太陽の光が直接に当たらない森や木の下の陰や北の涼しい地域で育つ花です。葉はずれて生える形であり、まるで花のつぼみと似たような形をしているときもありますが、花は他の花に比べて大きい方で花被分岐部分は、6つに離れて出て、内面には蜜溝があります。
雄しべは6つであり、葯はT字型に付いていますが、白百合は通常3年程度育てて初めて花が咲くようです。
主に秋に植える花であり、北半球の温帯地域では、70〜100種ほどがあるそうです、特に東アジアには百合の種類が豊富で、美しい花がたくさん咲くといわれています。
昔から世界各地で珍重に思われていて、改良して良い品種もたくさん育てているそうですね。地の中にある鱗の茎は、野菜としてもよく食べられています。
白百合の由来は?
英語ではLilyとも呼ばれる白百合は多くの人々に白い花というイメージが非常に強い花ですが、その理由は、白のシンボルが清潔と晴れだからです。
しかし、白百合の花びらの色が白い場合はそんなに多くありません。
外国のユリを見てみると、オレンジ色、淡いピンク色など様々な色の花があり、白百合が大衆化されたのは国内で初めて入ったときから、白百合が園芸作物として脚光を受けたため白百合といえば、白を連想させるようになりました。
白百合は香りが濃いせいで、長い間そのそばにいると頭が痛いという方もいますが、それほど香り強いため、密閉された空間で育てるには少し難しくオープンされた空間で育てることをお勧めする花の一つでもあります。
中世西洋の修道院では、白百合の模様を多く使いましたが、その理由は、ユリの花言葉である「純潔」を守るという意味であったであろうと思われます。
また、フランス王国の王家や大学の模様でも白百合を使用している場合がありますが、ヨーロッパで白百合は純潔の象徴として思われており、何よりも宗教的な影響が大きいですが、ヨーロッパの人々は、白百合といえば、聖母マリアを思い浮かべるだからだそうです。
ちなみに映画で見れば分かると思いますが、アメリカとイギリスでは、ユリを葬儀の時に管に花を上げる目的で使用したので、プレゼントには良くないと言われていますが、最近になってからは、ユリの象徴性がますます変わっています。
白百合にまつわる伝説
アリス物語
この物語は、ドイツで伝わるとある町に住む未亡人の母と娘の花言葉物語です。
とある昔、山奥に一つの家があったのですが、その中には未亡人の母親と娘が一緒に住んでいました、深い山の中だから貧しい暮らしでしたが、娘と母親は最高に幸せでした。
幼い娘はアリスという名前の少女で常に広い野原で鳥や花や蝶と友人のように遊びました。そして、冬が来て食べ物が足りていないと思った幼い娘は、山菜を掘るために山に向かいました。
心配している母親を後にしたまま、山菜を掘ることに夢中になっていた時、馬のひづめの音が聞こえてきました。
その馬に乗っていた人たちは、城主と彼の臣下たちであり、狩りをしに周りを探索していたのでした、アリスは動物たちがもしや傷つくかもしれないと思って逃げるように声をあげ、それを見た城主はアリスに一目ぼれして自分の城に呼んで来るように命令しました。
部下たちがアリスに近づいて一緒に城に行こうといいましたが、母の世話しなくてはならないと堅く拒絶し、紆余曲折の末に城主の前まで強制的に連れてこられたアリスをいやらしい目つきで城主が手を取ろうとする瞬間、アリスは花に変わってしまいました。
城主はアリスの純粋な心を汚したと思って自分の行動に後悔しました、そしてその少女の純潔さを村の人に伝えるようにしたそうです。その花がまさに私たちが知っているユリです。
イヴ物語
エデンの園に住んでいるアダムとイヴは、神様が食べてはいけないと言うイチジクがあまりにも食べたくて耐えれないくらいでした、しかし、神様の罰が怖くて食べることはできず、ただ毎日そのイチジクを見つめるだけでした。
その時、ヘビ一匹が出てきて、アダムとイヴにイチジクの実を食べることを薦めながらこういいます「神様がイチジクを食べるなというのは、それがあまりにもおいしく、他の人が全部食べてしまうかも知れないと思ったからだよ」と彼らを誘惑しました。
最終的には、アダムとイヴは、禁断の果実であるイチジクを食べてしまいます、蛇の誘惑にのってしまったアダムとイヴは、その時から、世界のあらゆる苦しみと悪を知るようになり、エデンの園で追い出されました。
そして住みよい楽園から追放されてこの世の苦しみを感じてしまうようになったイブの涙が地上に落ちて白百合の花になったという話です。
色によって違う百合の花言葉!
色別に意味もそれぞれ違う百合なんですが、特にナルコユリの花言葉である「あなたには偽れない」という意味がまるで上のイヴ物語で、蛇に騙されたイヴの心境を表してくれているようです。
すこし悲しい意味をもつ花言葉もありますが、結婚式でもよく使われる花なだけにいい意味を持つユリもたくさんありますので、女性にプレゼントをするときや結婚式、婚約式などに使うときはこのような花言葉を参考にして似合う百合を選んでくださいね!
色別にみる百合の花言葉
オレンジ
オレンジの百合は、「華麗」とか、「愉快」という花言葉があります。オレンジ色の明るいイメージが、愉快というポップな花言葉の由来になったのでしょう。ただ、オレンジの百合にはもう一つ、花言葉があります。それは「軽率」です。そのため、花を贈るタイミングや、相手によっては敬遠される色でもあります。オレンジの百合を贈る際には十分に注意しましょう。
赤・ピンク
赤い百合とピンクの百合の花言葉同じ「虚栄心」です。美しく情熱的な印象を受ける赤色と、可憐で女性らしいイメージをまとうピンク色ですが、花言葉が意外にも虚栄心。実は、これにはあるイエス・キリストにまつわるエピソードが関係しているのです。
キリストの磔刑が決まったとき、百合以外の花は悲しみに暮れ、みんなうなだれてしまったと言います。そんな中、百合は「自分の美しさでキリストを慰めることができる」と思い、一人うなだれることなくキリストの方を見つめていたそうです。しかし、反対にキリストに見つめられ、百合はすべて自分が思い上がっていただけだと気づき、恥ずかしさから顔を真っ赤に染めうつむくしかなかったのでした。
実際にキリストが生きていたと言われている時期に、赤い百合があったかどうかは定かではありませんが、このエピソードにより、赤い百合と同系色のピンクの百合の花言葉が虚栄心になったのですね。
白
白い百合の花言葉は「純潔」。そして「威厳」です。どちらも、白く気高く大輪の花を咲かせる白百合にピッタリの花言葉ですね。そして、この花言葉の由来にもエピソードがあります。白百合に関するエピソードは先ほどのキリストの話よりも更に昔。ギリシャ神話の頃までさかのぼります。
全知全能の神・ゼウスの妻、ヘラの母乳がこぼれ、大地に落ちたとき、それが白百合になったといわれているのです。ヘラはゼウスの妻であると同時に、女神です。たくさんの神を生み出した女神・ヘラから「威厳」という花言葉が生まれたのです。また、キリストと無関係でもなく、白い百合はキリストの母である聖母・マリアを象徴する花とされています。
黒
百合の中でも、花言葉が唯一怖いのが、黒い百合です。黒百合の花言葉は何と「呪い」。戦国時代の武将・佐々成政が、自分の妾が浮気をしていたことを知り、斬り殺してしまうのですが、殺される直前、その妾が「黒百合の花が咲いたら佐々家は滅亡する」と呪いの言葉を残し息を引き取ったと言われているのです。これが、黒百合の花言葉の由来とされています。
ですが、その一方で黒百合には「恋」という花言葉もあります。由来は、アイヌのようです。北海道のアイヌ民族は、自分が想う人のそばに黒百合を置き、相手がその黒百合を手に取ってくれたら恋が成就すると信じてきました。それが由来となり、呪いとは全く正反対ともいえる花言葉が生まれたのですね。
黒百合の花言葉が「恋」というのは意外な気もしますね。まるで、占いのようなジンクスもとても素敵です。恋が成就するか知りたいなら、「電話占い」もおすすめ。占い師に恋愛相談をして運勢を占ってもらいましょう。好きな人のそばに黒百合を置いてみるのはそれからでもいいかも?詳細は以下にあります。ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
>>電話占いのお得なサービスについてもっと知る!
百合の品種は?
ヤマユリ
山百合の起源は日本であり、直径25cmほどのサイズを持っているため他のユリと比べてみたとき、花の大きさが大きい方に属します。ヤマユリの花言葉は「荘厳」です。
真っ白な花びらをベースにして、中心には黄色の筋が入り、全体に赤褐色の斑が入っているのが特徴となっています。
また、根は食用として使用されることもありますが、濃い花の香りというよりは甘い香りに近い花なので香りに敏感な方に人気がある品種です。
テッポウユリ
テッポウユリは、花がラッパの形で横に向かって咲いており、花びらが非常に長いもの。テッポウユリは観賞用ユリの代表的なもので、日本の沖縄原産なんですが、通常6〜7月に花が咲きますが温度処理で促成、抑制栽培をして一年中花が咲くことができます。花言葉は「純潔」「甘美」「威厳」です。
西洋では、イースターに特に多く使われており、イースターユリ「Easter lily」とも呼ばれています、このほかにもエラブ・ジョージア・シエキ30号・トノシタ1号・チョンチュク・フクチュクの品種があります。
この花は、アジア地域を中心に分布されており、ササユリといった日本を代表する品種や、マドンナ・リリーがこの系統に属しています。
笹百合
私たちがよく見る白百合とは違って淡いピンク色がとっても乙女チックに見えますし、女性の方が住む家はベランダなどに置いて育てるのもいいインテリアになると思います!花言葉は「清浄」「上品」です。
透百合
スカシユリは真っ白でも、淡い色でもなく鮮明な黄色をしていてまるで星のような見た目です。花言葉は「注目を浴びる」「飾らぬ美」です。
このスカシユリはテッポウユリの次によく植えている品種の一つであり、日本内で開発された品種なのでやはり他のものに比べて国内でも人気も培に高いほうです!
真っ白なユリも綺麗ですが、黄色いユリも可愛らしくていいですね。
クルマユリ
花の見た目はオニユリとそっくりで、オレンジの花びらに黒い斑点が特徴的です。クルマユリの花言葉は「純潔」「多才な人」です。オニユリとの見分け方としては、花弁の反り返りが強く、後ろでくっつくほどになっているところ。また、オニユリのオレンジ色と比べると少し柔らかい淡い色をしています。
名前の由来となっているのは、葉のつきかたです。まるで車の車輪のようになっているため、この名前がつけられました。
オトメユリ
“ヒメサユリ”という別名も持つオトメユリは、日本特産の百合で、現在絶滅危惧種に指定されている貴重な百合です。花言葉は「誇り」です。非常に甘く濃厚な香りが特徴で、見た目は笹百合にも似ています。ピンクの鮮やかな花びらがとても美しい百合です。
カサブランカと百合の違いは?
カサブランカは百合の一種
カサブランカと百合ってとても似ていますよね。むしろ、「同じじゃないの?」と想っている人も多いかもしれません。ですが、正式にはカサブランカと百合は別のものとして判断されます。
少しややこしいのですが、カサブランカは百合の一種でもあるので、仲間ではあるのですが、種類としては別のものになります。カサブランカと百合を見分けるには、カサブランカの特徴を覚えておくとすぐに分かります。
ちなみに、色のついたカサブランカも市場に出回っていますが、あれは正式にはカサブランカとは別の種類とされています。
カサブランカの特徴と見分け方
茎に対して下向きに花がつくのが、カサブランカの特徴です。百合は、茎に対して平行よりやや上を向いて花をつけるため、花の向いている角度で区別することができるのです。また、花が大きく開くにつれて強く反り返っていくのもカサブランカと百合を見分けるポイントになります。
その他にも、花の内側に百合には見られない突起があるところでも、カサブランカを見分けることができます。特徴さえ覚えてしまえば、カサブランカと百合が実は同じではないことが分かりますよ。
カサブランカの花言葉は?
カサブランカの花言葉は、「威厳」「純潔」「高貴」です。見た目が白い百合に似ているため、「威厳」と「純潔」は同じなんですね。そこに、見た目の華やかさや凜とした美しさから、「高貴」という花言葉も加えられています。
カサブランカを部屋に飾ると、何だか気持ちが明るく、背筋が伸びて何でも頑張れそうな気がしてきますね。毎日をもっと幸せに送るために、「電話占い」で運勢を切り拓いてみませんか?占い師が、あなたが今よりもっと幸せに、もっと素敵になるための占いとアドバイスをくれます。ぜひ一度、チェックしてみてください。
>>電話占いのお得なサービスについてもっと知る!
まとめ
いかがでしたか?花に興味がない人でも絶対しっているほど世界的に愛されている花、白百合!
自分の身を守るためにユリになるしかなかった可哀想なアリスの話から、エデンの園で蛇に騙されたアダムのイヴの話まで、二つの伝説が美しく、そしてかなり危うい花言葉を誕生させるにかなりの影響をあたえました。
花言葉までは分かっていてもその伝説までは知らなかった方はかなりいるかも知れませんね!なのでこの記事を参考にして大事な人にお似合いのユリをプレゼントしてみるのはいかがですか?