【夢占い】お酒を飲む夢の意味は?酔っ払いやデートなど状況から暗示を解説!
2021.05.27
お酒が飲めない人にとってはピンとこないかもしれませんが、人類の歴史はお酒の存在を無視しては語れません。
日本では清酒が神様への捧げものや、身や土地などを浄めるために使われ、西洋ではワインがキリストの血とされており、国や文化を問わず神聖なものとの繋がりを意味する飲み物とされながら、宗教によっては人心を惑わせる飲み物として禁じられていることもあるお酒。
一方ではとても神聖であり、一方ではとても俗物的な側面を持つ、そんな二面性があるお酒という飲み物が登場する夢も、内容によっては吉夢ともなり凶夢ともなる二面性がある夢といえます。
そしてお酒は人とのコミュニケーションを円滑にしつつ、人の本性を暴きトラブルを引き起こすこともあり、夢の中でも人の本心や対人運を暗示していることが多くあります。
今回はそんなお酒を飲む夢の夢占いについて、詳しくご紹介いたします。
どんな運勢なの?夢占いで読み解くお酒が示す意味とは
アルコールの夢は対人運・恋愛運
夢占いでは、お酒は刺激や感性、英知といった意味合いがあり、感情に大きな影響を与えるものを意味します。これ自体は良いことでもあり、悪いことにもなりえます。
ですので、酒の夢を占う場合は、飲んでいるお酒の種類や誰と飲んでいたか、どんな状況だったかが意味を紐解くポイント。
そして、実生活で人が集まるときにお酒が欠かせないアイテムであるように、夢占いでもアルコールの夢は人間関係を表すことが多いです。つまりアルコールの夢を見たのなら、対人運や恋愛運が高まっていることを知ることができるのです。
夢占いでは種類と状況が重要
夢の中でどんなお酒を飲んでいたのか、誰とどのような状況で飲んでいたのかということが夢占いでは重要。
それぞれお酒の種類には異なった意味合いがあり、そこでどんな状況だったかということをまずは思い出しましょう。ほんの些細な違いですら良い悪いが変化していくのが夢占いです。
同じお酒の夢でも状況によって全く異なる占い結果になります。
どんな気分だったかもチェックして
夢を見てどんな気分だったでしょうか?
夢占いでは一般的に良い気分の夢は吉夢で、嫌な気分であった夢はよくない夢と言われます。もちろん逆夢もありますので一概には言えませんが、どんな気分で目が覚めたかも必ずチェックしましょう。
ちなみにお酒の夢の場合も良い悪いが比較的わかりやすいです。美味しいお酒は吉夢です。美味しくないとか、飲みたくないと思いながら飲んでいる夢は良い意味をもたないことが多いです。
健康運の上昇や願望が成就する暗示も!お酒の種類別で見る夢占いの意味
赤ワインを飲む夢
それでは、お酒の種類がそれぞれどういった意味を夢占いで持つのかをお教えしましょう。
まず、赤ワインは血の象徴であるとされ、健康が回復するといった暗示があります。
さらに愛情や恋愛運も上昇の兆し。ただし、血のような赤ワインをこぼすのはトラブルに巻き込まれたり、事故に遭ったりする暗示もあるので気をつけて。ご自分の血にまつわる何かが流れる……流血沙汰になる可能性があります。赤ワインをこぼして痛い目に合うのは嫌ですね。
白ワインを飲む夢
白ワインも健康や恋愛、対人運が上昇する兆しとされています。赤ワインほど強い意味はもたないものの、意外な人から好意を示されたり良い便りが舞い込んだりする可能性もあります。
周りの人の変化に気を配ってみましょう。今までなんともなかった人間関係が突然上手くいったり、長らく苦しんでいた病気が和らぎ始めたりなど快方に向かうことがあるかもしれません。
ビールを飲む夢
ビールの夢はがんばっている自分をねぎらう気持ちを表していると言われます。仕事などで一区切りついたり、何かが終わったりすると、打ち上げや慰労会で、ビールで乾杯するように、夢占いでも疲れた自分自身を元気付ける意味合いがビールにはあるのです。
ビールを美味しく飲む夢は、仕事や人間関係で今までがんばってきた結果が出て報われる暗示。今までの努力を続けましょう。また、ビールをごくごくと必死に飲む夢は潤いや癒しが欲しいと思っていますので、少し休憩するのも良いかもしれません。
お神酒を飲む夢
お神酒は神様にお供えする日本酒のこと。神棚にお酒をお供えしていたり、そのお神酒を飲んだりする夢を見たなら、願い事が叶うかもしれません。
お神酒がスピリチュアル的にパワフルであるのは夢の中でも同じこと。とてもパワーの強い夢です。
冷酒を飲む夢
冷酒は幸運な出来事が起こる兆しと言われていて、吉夢です。全体的に日本酒の夢はパワーが強く、良い夢であると考えて良いでしょう。ただし、熱燗の夢はあまり良くありません。
テキーラやウィスキーを飲む夢
一方、テキーラやウィスキーを飲んでいる夢は、現在進行中のものが何かの障害に突き当たることを暗示しているとされ、凶であると言われています。現在何かに取り組んでいる人は、やり方を考え直すなどの工夫が必要です。
事故やトラブルに巻き込まれる予兆かも…お酒の夢でよくある状況13選
1.異性と酒を飲む夢
現実でも異性とお酒を飲むのは、ドキドキすることですよね?これは夢占いでも同じ。恋愛や愛情運が高まっていることを意味します。
特に好きな異性とお酒を飲んでいたなら、一緒にお酒を飲める仲に進展したいと思っている証拠ですので、現実でももっと積極的にアプローチしてみてください。
また、好きでない異性とお酒を飲んでいる夢を見た場合は、好きでない人に誘われ、つい誘惑に乗ってしまうことを暗示しています。気をつけましょう。
2.恋人と酒を飲む夢
恋人との仲が順調であるという意味を持ちます。また、恋愛運がアップしている暗示でもあります。今後はもっと恋人と関係が進むでしょう。
現在恋人がいない人が夢の中でまだ見ぬ恋人とお酒を飲んでいたという場合、新たな恋が始まる兆しと言えます。これも一度周囲の変化を見渡してみましょう。一度落ち着いて敏感になってみて、初めてわかることがあるかもしれませんね。
3. 友達と酒を飲む夢
友達とお酒を飲む夢は、人間関係や対人運がアップしている意味合いを持ちます。夢で友達と楽しくお酒を飲んでいれば、人との付き合いが上手く行く暗示です。夢の中でお酒を飲んでいた友達との仲も深まるはず。
4.宴会の夢
一般的に、宴会も対人運の高まりを表します。宴会に参加したり、招かれたりする夢は、人間関係で幸運が舞い込む兆しかもしれません。ただし、宴会でお酒を飲んで騒いだり、泥酔したりしてしまう夢は周囲とのトラブルが起こる可能性もあるので気をつけましょう。
また、宴会には全てをやり直したいという願望がある場合もあります。
5.二日酔いの夢
二日酔いだなんて、想像しただけで気分が悪いですよね?そんな二日酔いの夢を見てしまったら、健康運が低下しているというメッセージだと思いましょう。また、洞察力や思考力が低下し、現実逃避を繰り返している状態を意味しています。
二日酔いの夢を見たなら、すぐに生活スタイルを改め、健康的な生活を心がけましょう。また、現実から目を逸らすのではなく、現実に向き合い、健全な形でストレスを発散することをおすすめします。
6.酒をもらう夢
現実でも誰かにお酒をもらうなんて、ちょっと嬉しいことですが、これは夢占いでも同じこと。他人からお酒をもらう夢は吉夢。健康や長寿の暗示です。ただしもらった酒が不味いという夢や、もらった酒をいらないと思って誰かにあげたり売ったりする夢は、対人関係でトラブルが起きそう。
7.酒を贈る夢
お酒をもらう夢は吉夢ですが、実はお酒を贈る夢はあまりいい意味がありません。対人関係に注意。口論やいさかいが起きないように気をつけましょう。つい言い過ぎてしまったり、無遠慮な言い方をしてしまったり、といった口が災いして起こるトラブルに特に気をつけてください。
8.酔っ払っている夢
酔っ払っている夢は、新しい価値観を身につけて変わりたいと思っている心理の表れです。いずれ生活にも変化の兆しが現れるでしょう。ただし泥酔している夢は現実逃避したいという願望の表れで、夢や理想が踏みにじられる暗示でもあります。
泥酔して倒れる夢は健康面でも不安がありますので、生活スタイルに注意が必要です。また、いくらお酒を飲んでも酔っ払わないという夢を見た場合も、健康面に注意。この場合はかなりストレスを溜め込んでいますので、ストレス発散を心がけましょう。
誰かと飲んでいて相手だけが酔っ払ってしまうという夢の場合は、その人にあなたが振り回されてしまっている状態です。自分のペースを崩さずにそこそこの付き合いを心がけましょう。
9.一人で寂しく酒を飲む夢
一人でお酒を寂しく飲んでいる夢は、今のやり方が間違っているというメッセージでもあります。現在取り組んでいるものがある人は、今の解決方法を見直したほうが良いでしょう。また人間関係やコミュニケーション力が低下していることを意味しています。
例え無自覚であっても、この夢を見た場合は警戒するべきでしょう。周囲の人と積極的に関わるなどコミュニケーションをとっていくと、助けを得られやすくなり、取り組んでいることも人の助けで達成できるようになるでしょう。
10.お酒をこぼす夢
お酒を注いでいてこぼしたり、グラスからこぼしてしまったり……といった、お酒をこぼす夢は残念ながら良い夢ではありません。特にお神酒をこぼしていた場合、願望が叶わないことを意味しています。また、赤ワインをこぼす夢は身内と喧嘩する兆しです。
11.赤ワインのグラスが割れる夢
赤ワインが入ったグラスにひびが入ったり、落としたり倒したりしてグラスが割れてしまう夢は恋愛運の低下を意味しています。血を見るような激しい喧嘩やトラブルの末、別れる可能性があります。
カッとするようなことを恋人に言われても、まずは落ち着いて一歩引いた大人の対応をしてみるよう気をつけてみてください。
12.人にワインを注いでいる夢
ワインを飲みあい、注ぎあうような関係は少し特別な関係ですよね。ワインを飲むにしても、まずは注がないことには始まりません。お酒を飲む前には必ずその前に「注ぐ」というステップが入ります。グラスで飲むことが前提とされているワインなら尚のことです。
あなたが誰かに対してワインを注いでいる夢は、現在のあなたの中に「主体性」が欠けてしまっている、ということを表しています。なんとなく周りや世間や常識に流されるままに生きてしまっていて、自分の中で「こうしたい」という意識が薄くなってしまっているのです。
確かに、他人や世間の意見に従って生きるのは楽です。言われたことをしていれば叱られませんし、むしろ評価されて褒められることもあるでしょう。長いものに巻かれることは決してデメリットばかりではなく、安定や安心感などをも与えてくれもします。
ですが、いつまでもそこにばかりいては決してあなたがこれ以上成長できないこともまた事実なのです。あなたは今の状況に対して満足していますか?不本意な思いをしてはいないでしょうか。本当の自分の気持ちを隠して生きていることを、自覚しつつストレスを感じているのではないでしょうか。
この夢は、あなたが自分を持ち、しっかりと心の軸を持ち、自分らしく生きていきなさいと教えてくれています。人に流されるのではなく自分の意見を持ち、それを周りに対してもっとアプローチしていくべきではないでしょうか。
あなたにとって生きやすい生き方、選びたい生き方は何か?と、あなた自身の深層心理があなたに対して語りかけています。一度立ち止まり、自分の身の振り方を考え、後悔の無い人生を選びなおしてみるのも決して悪い選択ではないでしょう。
13.会社での飲み会に参加している夢
ただでさえお酒は人間関係を表す夢である中で、飲み会の夢はさらにそこに突出した暗示を持っています。誰と飲んでいるかが重要です。あなたが会社・職場での飲み会に参加している夢は、一般的には仕事運が上昇していることを表しています。
仕事に対するバイタリティが上がっていて、良い波が来ています。今請け負っている仕事を勤勉にこなすことで正しい評価も受けやすいでしょう。特にその飲み会に上司などの役職が参加しているのなら、あなたに対する評価はより良く正しく下されると言えます。
ですがこの飲み会がつまらなかったり義務・苦痛と感じたりするのであれば、あなたの仕事へのモチベーションも下降気味。リフレッシュ時間を設けるなどして、より良い心身の環境で勤めることができるようにセルフコントロールを設けてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?お酒の夢を見たという方のお役に立てたでしょうか?お酒に関する夢を見た場合、夢占いでは、何を飲んでいたか、誰と飲んでいたか、飲んだ後どうしたのか、という三つのポイントが極めて重要です。まずは、夢の中でどんな状況だったかを詳しく思い出しましょう。
また、普段お酒を飲まない人がお酒の夢を見る場合は、ストレスがかなりたまっているという体からのサインでもあります。現実ではお酒に頼らずに楽しくストレス発散をして休むことをおすすめします。
夢は無意識からのメッセージでもあります。夢占いで自身の無意識からのメッセージの意味を知り、これからの生活に上手く役立てていきましょう。