遠距離恋愛から結婚は難しい?遠距離から結婚したカップルのホンネ
2019.06.12
大好きな彼氏が転勤や進学で遠くに行ってしまった!
もちろんすぐに別れるなんて考えられない、と遠距離恋愛を選ぶカップルは多いでしょう。
ですが遠距離恋愛は続かないという噂も聞くし、このままずるずる付き合って結婚まで行くのは難しいのでは?と考える女性は多いはず。
そうした遠距離恋愛と結婚に至るのまでのエピソードや、それに向けての心構えなどをご紹介します。
遠距離恋愛から結婚に発展する確率は何%?難しい?
結婚に至る割合は2割程度
実際に遠距離恋愛から結婚に至ったカップルはどれくらいいるのでしょうか。一般的に遠距離恋愛から結婚にたどり着いたカップルの割合は、1割~2割程度と言われています。
これだけを見るとかなり厳しい数字のようにも見えますが、普通に恋愛しているカップルであってもなかなか結婚にたどり着かないケースは多く、遠距離だからというよりは二人の関係性によって結婚は決まるものだと言えそうです。
データ引用元:パートナーズ 遠距離恋愛からの結婚 確率はどのくらい?
別れるカップルも多い
また遠距離恋愛では破局する割合も比較的高く、遠距離恋愛を始めてから3か月以内に破局したカップルの割合が8割にも上ると言われています。
今から遠距離恋愛を始めようとする二人にとっては、少々恐ろしい数字かもしれませんね。
ですが逆に3か月を超えると、普通のカップルよりも破局率が下がってきます。大切なのは遠距離恋愛を始めた3か月までをどう乗り切るのか、というところになりそうです。
データ引用元:パートナーズ 遠距離恋愛からの結婚 確率はどのくらい?
1年以上継続できればチャンスあり?
魔の三か月を乗り越え、1年以上継続することが出来ると、逆に二人の絆が強固なものになるようで、破局の割合も減ってきます。
それだけではなく、遠距離恋愛のカップルはこのあたりから結婚する人が増えてくるようです。
やはり相手の男性にも、あまりに長い間離れているのは寂しいという気持ちがありますし、いつまでもこのままの関係ではまずいという心理があるようです。
そのため近くにいるからよくデートはするけれど、なかなか結婚には至らず2年3年経ってしまったというカップルよりも、一年遠距離して結婚!とトントンと進むパターンが多いようです。
これを聞くとちょっと遠距離恋愛も頑張ってみようかな、と思えますよね。
データ引用元:パートナーズ 遠距離恋愛からの結婚 確率はどのくらい?
遠距離恋愛から結婚するタイミング・きっかけとは
もともと約束していた時期が来た
遠距離恋愛を始める時に、あらかじめ「1年後には結婚」や「1年かけて互いの両親に挨拶に行く」など、結婚に向けて考えているカップルの場合、その予定しているタイミングが来た時点で結婚する、というパターンが一番多いでしょう。
帰省した時に
二人が同じ地元で、彼だけが単身で転勤・進学している場合、お正月やお盆は帰省と合わせて二人で会えるチャンスです。
久しぶりのデートで「やっぱりこの子が好きだなあ」と愛情を再確認できるのはもちろん、家族の集まりの中で結婚を急かされたり、子どもが欲しくなったりと、家庭について考えるタイミングでもあります。
そのため帰省したタイミングで、結婚に向けて動こうかと関係が変わるカップルは多いようです。
お互いの決意が決まった時
遠距離恋愛ということは、結婚した後どちらかが一方の住む場所に行く必要があることが大半です。
もちろん大好きな彼の元に行けるなら!という女性もいますが、今している仕事や実家の両親、仲のいい友達など、今の自分の周囲にあって手放したくないものというものも多いはず。
それらを全て手放してまで結婚できるの?と考えてしまい、なかなか結婚に踏み切れない女性は多いようです。
そのため遠距離恋愛しながら、少しずつ自分の決意を固めていき、それがようやく落ち着いたタイミングで結婚の話を進めるという人も。
結婚のタイミングは人それぞれ。無理に焦って進める必要もないということですね。
遠距離恋愛中に結婚したい女性が行うべきこと
未来の計画をはっきりと
絶対にこの人と結婚したい!と思うのではあれば、遠距離恋愛を始める時にあらかじめ未来の約束をしておくのが良いでしょう。
もちろん1年や、転勤が終わるまでといった期日を決めて、婚約出来るのがベストですが、すぐに結婚とはいかなくとも、「先の見えない恋愛はしたくないから、結婚を前提にしてほしい」くらいの約束はしておきたいもの。
言ったら嫌われるのではないか、と怖がる気持ちも分かりますが、そこまでの決意がないと遠距離恋愛というのはすぐにくじけてしまいます。
相手の気持ちをはっきり確認するためにも、勇気を出して聞いてみるのが良いでしょう。
一人の時間を楽しむ
遠距離恋愛中はあまり彼ばかりに固執しないこと。毎日の連絡は大切ですが、絶対にしないとダメというものでもありません。
それよりは一人でいる時間に趣味に打ち込んだり、料理教室に行ったり、自分で楽しめることをやっている方が、相手の負担にもならずにすみます。
特に結婚の約束をしている二人であれば、結婚前にゆっくり遊べるチャンスです。恋愛ばかりに捕らわれずに、自由な時間を楽しみましょう。
会える時間を大切に
逆に久しぶりに会えた時には、好意を隠さないくらいで良いかもしれません。なかなか会えない距離であればなおさらです。
そうやって二人で会う時に「楽しい」という印象を植え付けることで、彼氏にも「この子ともっと一緒にいられたら」と思わせることができ、結婚への意識が高まる効果もあります。
ただし気を付けたいのが会う場所。いつも彼氏ばかりに来てもらっていると、交通費や宿泊費などが高くついてしまい、なかなか会いに行きたくてもいけないという事態に陥ってしまいます。
そのため行けるのであれば、時々はあなたの方から彼氏の方に出向いてみる。またはどこか別の場所に旅行がてら行くようにするなど、一方の負担にならないようにする必要はありそうです。
遠距離恋愛中に男性から結婚したいと思わせる方法
家庭的な面を見せる
例えば料理教室に行って、出来上がった料理の写真を送ったり、家族と楽しそうに過ごしている写真を見せたりと、「この子と家族になったら幸せになれそうだな」と思わせることが大切です。
特に料理は、一人暮らしで寂しいごはんの多い男性にとって温かい家庭の象徴のようなものです。
楽しんでいる様子を見せる
友達と遊んだよという報告や、食べに行ったランチなどを写真に撮って見せるのもいいでしょう。
遠距離恋愛で落ち込んでいないかなと心配する彼氏は、彼女の元気な姿を見て安心しますし、「早く自分もこんな風に一緒に遊んだりごはんを食べたい!」という気持ちが、結婚へと一足飛びに向かわせてくれることも。
逆に「寂しい」「会いたい」といったネガティブな感情ばかりぶつけるのはNG。新しい土地で仕事が大変な可能性もありますし、彼氏も「こんなに不安定になるのなら、別れた方がいいのではないか」と考えてしまいます。
結婚を急かさない
進学にしろ就職にしろ、遠い土地にいった彼氏は一人で戦っています。友達もおらず、彼女がいない場所で頑張るのは本当に大変なことです。
そんな時にあなたが「いつ結婚するの?」「まだ結婚しないの?」と急かすのは逆効果。ただでさえ仕事や勉強に集中したくてまいっているのに、煩わしさを与えるだけになってしまいます。
下手をすると、そう言われるのが嫌だからと、別れを選んでしまうカップルも……。
なかなか会えない遠距離恋愛で不安になる気持ちは分かりますが、結婚の話を出すときはタイミングに注意して。
相手が疲れている時は、その愚痴を聞いて癒してあげたりする方が、よほど結婚に繋がりますよ。
遠距離恋愛でも結婚がしたい。選ぶのは結婚か仕事か
まずは仕事の確認を
仕事によっては全国に支社があり、希望の場所に転勤出来るという会社もあります。
そうした会社にお勤めの場合は、結婚後も同じ系列の会社で働くことが出来るので、比較的不安は少ないでしょう。
結婚すれば仕事を続けるのは難しい
ですがそんな会社は非常に少なく、ほとんどの場合は女性は仕事をやめて男性のいる土地に行くことがほとんどです。
薬剤師や看護師といった医療系の仕事であれば比較的再就職はしやすいですが、一般職であれば新しい土地で同じような仕事を探すのは困難です。
週末婚・別居婚といった方法
どうしても今の仕事が好き、辞めたくないという場合は、週末婚・別居婚という考え方も最近増えてきています。
週末婚は仕事が休みの週末だけ一緒に過ごす夫婦で、別居婚は基本的には別々の家に住み、必要な時だけどちらかの家に行くといったもの。
これであれば女性が無理に仕事をやめる必要はありませんし、お互いある程度自由が利きます。
ですがやはり未だに「夫婦は一緒にいるもの」という考えの人は多く、周囲からの理解は得られにくいということは覚えておいてください。
本当に大切なのは、当人同士の気持ちです。
遠距離恋愛中に結婚したカップルのエピソード
一年の遠距離恋愛を経てゴールイン!
「彼氏の転勤が決まり、その日に二人の将来について話し合いました」という女性は、「とりあえず遠距離で続けたい」という彼氏に「結婚に向かって行くものでなければする意味はない」とその場で結婚に向けての約束を取り付けたそうです。
途中お互いの家族やらでトラブルがありましたが、無事1年半の交際を経てゴールイン!
婚約しているという安心感があるためか、あまり遠距離中も不安にならずにいられたというのがポイントのようです。
連絡は毎日とっていたカップル
「遠距離中は毎日Skypeやライン電話などで連絡を取っていました」という人も。やはり相手の顔を見て話せるとというのが良いらしく、彼の仕事への愚痴や苦労をしっかり聞いてあげるうちに、突然の結婚の話が出てきたとか。
逆に相手が忙しいからとあまり連絡を取らなかったというカップルもいます。それが彼氏にとっては「自分を信頼してくれているんだな」ととられ、仕事が落ち着いたときにプロポーズされたというケースも。
こうしたカップルの場合、あまり彼女の方から結婚について急かしていないことが多いようです。
空港でのお別れがつらい……
「旅行がてら色々な土地で会っていたけれど、空港で一緒の便に乗れない、そこでバラバラになっていくのが寂しかった」というところから結婚にたどり着いたという二人も。
二人での旅行中は楽しいもの。ですがそれが終わっていざ帰路となると、そこでお別れをしなければならない寂しさが際立ちます。
「このまま一緒に帰れたらいいのに」という気持ちが、彼に結婚を意識させたといえるでしょう。
まとめ
遠距離恋愛はすぐ終わってしまうのではないか、と不安に思う女性は多いです。
ですが逆に今までだらだら付き合っていた二人が、遠距離恋愛になった途端結婚に向かって動き出したという話も多いです。
きちんと二人の将来を話し合い、それに向けて準備できれば遠距離恋愛でも怖いことはありませんよ。