好きな人が出来たけど結婚は…考えるべき15のこと。互いの気持ちを確かめあう方法も
2018.10.07
あなたに好きな人が出来ました、そうなるといずれ彼と結婚するかもと想像がふくらむものです。でも、「結婚に焦ってはいるけど、本当は彼を愛していないのでは?」「私は本当に彼と結婚することを考えていいの?」と、心がもやもやすることが多く出てくることでしょう。
まずは心のモヤモヤを解消するために、そして結婚に向けて何を考えるべきなのか、結果として好きな人との結婚は本当にメリットが多いのかを改めて考えていければと思います。ぜひ彼との未来を考える参考にしてくださいね。
恋愛と結婚は別?好きな人が出来てから考えるべき15のこととは
1.結婚への焦りではなく、本当に好きなのか?
好きな人が出来たら、あなたは結婚を意識しますか?もし『好き=結婚』と思っているなら、焦りが結婚を意識させているだけかもしれません。特に女性にとっては、出産のリミットがあるので、どうしても結婚を意識せざるを得ない部分があります。
また友人がどんどん結婚をしていったり、親や親戚から「結婚はまだか?」と聞かれたりすると、最初は“好き”という純粋な気持ちでお付き合い始めたのに、いつの間にか結婚することが前提のお付き合いにかわっていることがあります。
彼との結婚したいのになぜだか迷っている場合は、状況に流されて自分の中に焦りがないか自問自答してみると良いでしょう。
2.一時的に気持ちが盛り上がっているだけで、本当に愛していると言える?
好きな人が出来てすぐは、気持ちが舞い上がっている状態です。そんな時は彼との別れなんて考えられないので、「結婚しよう!」と口約束をしているカップルも多いはず。
でも、しばらくたつとだんだんと落ち着いてきて、自分を振り返る余裕が出て、『その結婚の約束って彼も本気なの?』『本当に彼と結婚でいいの?』と疑問がわいてくることがあります。
一時的に気持ちが盛り上がっているころに思いついた“結婚”は、未来を見据えていないので現実的ではありません。
彼と結婚するはずという思いこみは、愛からではなくただの勢いではありませんか?もう一度考え直してみると、自分の迷いに答えが出るかもしれませんよ。
3.『彼のこういうところが嫌い!』に目をつぶっていない?
好きな人のちょっと気になるイヤな行動や言動はありませんか?もし今、彼との結婚をしたいのか分からなくなっているなら、本当はイヤなのに無意識に我慢していることがありませんか?
ちょっとイヤなことがあっても言えなかったり、我慢すればいいと無意識に“無かったこと”にしているせいで、結婚に迷いが出ているのかもしれません。
恋愛中は二人だけの関係なので自分が目をつぶればそれで済みますが、結婚生活では実家の家族、子供、近所づきあいも含めてそのイヤな面が出てくるかも知れません。そう思うと辛くなりませんか?彼との付き合いで我慢している自分がいないか、確かめてみましょう。
4.嫌いなものは一緒?
好きなものが一緒だと、自然と惹かれあい仲良くなっていくものです。映画が好き、歴史が好き、甘いものが好きなど、好きなことで共通点が多いほど仲良くなりやすい傾向があります。
でも、彼との結婚を迷っている方は、嫌いなものが一緒かどうかを考えてみてください。一緒に生活をする上で、大事なのは嫌いなものが一緒かどうかです。
なぜなら、自分が嫌いなものを見せられたり、食べさせられたりするのはとても苦痛ですよね。いくら彼の好みでも、自分が嫌いなものを受け入れるのは難しいものです。
でも、二人の嫌いなものが一致していると、お互いにイヤな思いをすることがなくなります。自分たちの嫌いなもののすり合わせて、彼との結婚が本当に向いているか考えてみてください。
5.自分に無理をして付き合っていないかどうか?
彼との結婚に現実味がないのなら、あなたがどこか無理をしているせいかもしれません。
彼との生活ランクが違うのを無理して合わせたり、仕事に対する考え方が違うのに話を合わせたり、本当は価値観が合わないところを無理をしているせいで、現実的な結婚生活をイメージ出来ないのではありませんか?
どんな人も自分の価値観で未来を考えます。多少の違いならすり合わせていけるのでしょうが、大きく価値観が違うと無理が生じてきます。
女性の方がコミュニケーション能力が高いので、相手に話を合わせることが普通になってしまっている可能性はあります。自分の心に無理がないか、改めて考えてみてくださいね。
6.彼のお金が全くなくなっても大丈夫?
彼との結婚に必要なもの、それはお金ですよね。どんなきれいごとを言っても、お金がないと結婚生活にひずみが出てくる可能性は高くなります。
今の彼は収入やお金の使い方に問題はありませんか?もし、彼にお金の問題があるのなら、とうぜん結婚を躊躇する原因になります。
しかし、もし今お金に問題がなかったとしても、結婚してから失業したり借金があることが判明した場合、あなたはどう感じるのでしょうか?
自分が稼げばいいと思えますか?何があっても支えられると思いますか?お金の問題は大事なことですので、彼との結婚に迷いがあるなら、すぐにでも考えてみることをおススメします。
7.あなたの親は彼をどう思う?
彼を親に紹介できますか?結婚は二人だけのものではありません。結婚の経験がないとリアルな結婚生活を想像することは難しいかもしれませんが、結婚後は親や親戚との関係は深いものになるのが一般的です。
その親や親せきに、すんなりと会わせることはできますか?紹介には何の抵抗もありませんか?
もし紹介するのにためらってしまうのなら、その原因はなんですか?それがあなたが彼との結婚を迷っている理由ではありませんか?まず、紹介できる人かどうか、そして、紹介できないなら、なんで紹介できないのかという理由を探ってみましょう。
8.子供を持つための焦りではない?
いくら高齢出産が一般的になっているとは言っても、やっぱりリミットはありますし、産後の体力の減少や体の回復力を考えると、早く子供を産みたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
結婚よりも意識が子供を産むことに向いていると、ベースになるはずの彼との結婚をないがしろにしがちです。彼と結婚したいのかどうかが分からないという人は、自分の意識が子作りだけに向いているのかどうかを確かめてみましょう。
9.実は結婚しないで、もっとやりたいことがある?
彼との結婚に迷っているというよりも、結婚そのものに抵抗があるという人もいますよね。そこには、結婚すると自分のやりたいことが制限されてしまうという思いがありませんか?実際、恋愛と結婚では、“自分だけで使い方を決められる時間”が大きく違います。
これをフリーな時間が制限されると感じるか、彼と過ごす時間が長くなると感じるのかで、結婚に対するイメージが変わってきます。自分の中では、どちらのイメージが近いですか?
両方とも、実は同じことの裏返しなのですが、自分が結婚をどう感じているのか、また、結婚を制約と感じるなら自分がその時間でしたいことは何かを考えてみましょう。
10.付き合いや同棲が長い=結婚と決め付けていない?
付き合ってからの年数が長かったり、同棲がしばらく続いたりすると、誰しも『いずれ結婚するんだろう』という、漠然としたイメージを持ち始めると思います。でも、それは惰性で付き合っているだけではありませんか?
彼との付き合いが長くなるということは、生活スタイルや価値観が似ていて相性が良いという事です。相性が良い相手と過ごすのは楽なので、あえてその生活を壊そうとは思わないですよね。
さらに、付き合いが長くなればなるほど、「これだけ付き合っているんだから、結婚するはず」という刷り込みが起きてきます。
“本当に彼との結婚でいいのか”の踏ん切りがつかないのなら、一度、惰性“だけ”で付き合っていないかを確かめてみましょう。その結果、惰性しかないとなれば結婚には遠いでしょうし、二人で同じ目標に向かっていると思えば、結婚生活もうまくいくでしょう。
11.彼に何かあっても、支えたいと思えるくらいの人?
彼が失業するかもしれません。彼が病気になるかもしれません。彼が自暴自棄になるかもしれません。他にも浮気や詐欺にあうなど、色々なことが起こるかもしれません。
そんな、彼に“何かが起こったとき”にあなたはどうしますか?この質問で、彼との結婚の答えが出ませんか?「そういう時にこそ彼を支えたい!」と覚悟が出来ているのなら、結婚を進めても安心ですね。
でも少しでも心に引っかかるものがあったら、結婚の前に作るべき信頼関係がまだ出来ていないと言えるでしょう。
12.婚活疲れからの妥協ではない?
婚活はすぐにゴールに行ける人もいれば、1年以上かかる人もいます。毎回自己紹介から始めて、自分を知ってもらうこと、アピールするという流れを繰り返しますよね。
それだけの時間と労力を使って追い求めても、理想の相手になかなか出会えない、出会えたとしても脈ナシで恋愛が実らないばかりか相手にもされない、最後にはもう結婚できないのではないか、という疲れや不安を抱いていませんか?
婚活疲れを感じている場合、心が弱ってしまって理想の相手でなくても妥協してしまう可能性があります。
今の相手はそんな結婚疲れから開放されるために選んだ相手ではないことを、あなたの心にちゃんと問いかけ、その答えに耳を傾けてみましょう。
13.仕事からの逃げではない?
仕事がつらい、やめたいと思っていたときに彼に出会ったとしましょう。この人と結婚して専業主婦になれば、このつらい状況から脱出できる、という打算が働きませんでしたか?仕事から逃げるために彼を利用するのであれば、そんな結婚は長続きするはずありませんよね。
彼のことをそれほど愛してはいないけれど、この状況から連れ出してほしいという願望から結婚を考えているのであれば、相手に対してとても失礼になってしまいますので今一度考えてみましょう。
14.生活サイクルは似ている?
起床時間や就寝時間、食事の時間や回数など、人によって様々な生活サイクルがあります。この生活サイクルが違ってしまうと、好きで結婚した相手であっても、すれ違いやストレスなど、夫婦生活に影響を及ぼしてしまいます。
仕事上、夜勤や早朝のシフトがある場合、また専業主婦、共働きなどでもシチュエーションが異なりますが、生活サイクルが似ているということは、結婚する上でとても大切なポイントとなります。
夫婦円満でいるためには、一緒に過ごす時間を確保することが非常に重要です。あなたが好きな彼の生活サイクルをきちんと把握していますか?あなたと似ていますか?結婚を考えるなら必ずチェックしておきましょう。
15.夫が浮気しても、離婚以外の行動に目を向けられる?
結婚生活にはいろいろなトラブルがつきものです。特に夫の浮気をした場合、どのような対処をすると思いますか?彼を許して離婚以外のことで解決を図ることができますか?それとも即離婚を考えるでしょうか?
ここでのポイントは、彼の過ちを許すことができるかどうかにあります。
人は完璧ではありませんので、「絶対」はありません。彼がもし一度の過ちを犯した場合に、あなたが離婚しか考えられないと今の段階で思うのであれば、その彼との結婚は少し考え直した方がよいかもしれませんね。
自信があるわけじゃない…好きになった人が本当に好きな人か見極めるコツ
見返りを求めないのは、本当に彼を好きだから
お付き合いが長くなると、彼のことを本当に好きかどうか、自分でも分からなくなることがありますよね。そんなときは、彼との関係に見返りを求めていないか自問自答してみてください。
極端な話だと、誕生日には“彼が喜んでくれるからプレゼントをあげる”のか、“お互いの誕生日にはプレゼントを渡すものだと思っている”のか、の違いです。
後者の場合は、もし彼に誕生日プレゼントを渡したのに、自分の時にもらえなかったら、そこに彼がプレゼントを準備出来なかった正当な理由があってたとしても「なんでくれないの!?」と許せないかもしれません。
彼にしたいと思ったからプレゼントを渡した、喜んでもらえて良かった!で終わるのが本当の見返りを求めない愛ではないでしょうか?
彼からの連絡がないときに、怒る?彼の心配をする?
しばらく彼からの連絡がなかったとき、あなたはどう思いますか?本当に彼を愛しているのなら、「彼に何かあったかもしれない」と考え、心配になるでしょう。その後連絡が取れたときは、彼に何もなくてよかった!と安心するのが本当の愛ではないでしょうか。
もし、「何で連絡くれないの!」と怒ってしまうのであれば、それは“自己愛”からきています。自分を大事にしてくれないと感じるから怒るのです。私を大事にして欲しい=大事にされるべきだ、という自己愛です。
今まで彼とこのような喧嘩をしたことはありませんか?彼のことを本当に好きなのかを確かめるには良い方法です。
マンネリ=安らぎの関係が作れているということかも
マンネリすると、彼と過ごすのがつまらなく感じたり、2人の関係がなおざりになったようで悲しくなることがありますよね。最初の内は、“彼も自分も”楽しみを共有したい気持ちが強いので、刺激の多い生活を求めがちです。
でも今はそんな刺激的な環境ではない、と言うのなら、それはお互いの居心地の良いスタイルが分かっていて、落ち着いた生活を送れているということ。それをマンネリと表現しているのです。
相手の嫌がることはさけ、自分も相手も居心地が良すぎる空間がマンネリです。マンネリは相手に飽きた証拠とよく言われますが、本当に好きだから彼のことを理解して安らげる環境が作れている証拠ともいえるでしょう。
彼に結婚の意思はある?お互いの気持ちを確かめ合うには
貯金や投資について相談してみる
結婚とお金は結びついています。そこで、お金の管理方法や貯金の仕方、投資について相談すると、お互いの将来に対するイメージがつかみやすくなります。直接、彼のお給料や預金残高を聞くのは難しいでしょうし、彼も答えてはくれないかもしれません。
でも、「将来に向けて、投資信託をしようと思っているけど、いくらくらいから始めたらいいと思う?」と聞いてみたり、「お給料のうち何割を貯金に回している?」など、お金に対する“考え方”を質問すると彼の意見が聞きやすくなります。
全く貯金をしていなかったり彼の目標実現のため“だけ”に貯金をしているようなら、結婚を意識していないと言えますよね。
反対に、「いつかは家が欲しいから貯蓄してるよ」というような答えが出てくれば、2人の未来の話が進むかもしれません。あくまで、自分のお金の相談という体で話をしてみましょう。
子供を産みたいか産みたくないか、自分の考えを伝える
子供が欲しいかどうかも、結婚に対する意思確認には有効です。子供が欲しいから結婚したい、のか、子供は欲しくないけど結婚をしたいのか、逆に子供も結婚もまだ具体的に想像できないのか。
女性側も具体的に子供を欲しいかどうか考える良いきっかけになりますし、男性にも将来的に結婚をイメージさせる良いタイミングになりますよ。
直接結婚したいかどうか話し合う
一番ベストな方法は、直接結婚について話をしてみることです。回りくどく探るより、そもそも“結婚について考えたことがあるのかどうか”を聞いてみると、お互いの結婚観が浮き彫りになってきます。
注意したいのは、「私と結婚したいのか」という意思確認をしないこと。男性は女性からの結婚話にはプレッシャーを感じてしまい、本音が出なくなることがあります。
あくまで聞くのは“結婚に対するイメージ”であって、私と結婚したいかどうかではないと肝に銘じて、聞いてみましょう!
嫌いになったら大変かも。好きな人と結婚することのメリット・デメリット
好きな人との結婚のメリットは“妻としての幸せ”
いちばん好きな人と結婚するメリットは何といっても“妻”というポジションが手に入るということです。大好きな人にプロポーズされ、人生の伴侶として選んでもらえる幸せは、何物にも代えがたい喜びです。
もし子供が生まれれば、かわいい子どもと大好きな旦那さんに囲まれた、夢のような家庭を築くことが出来るのです。好きな人との結婚のメリットは、妻という最高に幸せな状況にいることができるということです。
デメリットは、力関係の弱さ
特に自分の方が彼を思う気持ちが強い場合、どうしても相手の立場が強くなってしまう傾向があります。「惚れた弱み」というものですが、自分が選んでもらった状況だと、気を抜いた瞬間に彼に見限られてしまう心配が付きまといます。
実際、「女性はいつもキレイでいて欲しい」と浮気されてしまった人がいます。同じくらいの思いなら良いかもしれませんが、女性側の気持ちが強いまま結婚すると少し大変かもしれません。
好きが嫌いに変わったとき、地獄のような結婚生活も
大好きな人と多少のことは乗り越えるつもりで結婚した場合、嫌いになってしまったら最後、好きなら許せていたことがすべて許せなくなって、地獄のような結婚生活になってしまう可能性があります。
女性は、一度嫌いになったものは徹底的に受け付けなくなる傾向があります。好きだから幸せだったのに、それが嫌いな人との生活になってしまったら…。普段から、好きだからと我慢するのはやめておいた方がよいかもしれませんね。
まとめ
好きな人との結婚はあこれるものですが、恋愛と結婚は別問題です。彼を好きな気持ちがどこまで本物かを見極めるためにも、色んな方向から考えてみると、自分のリアルな気持ちが見えてきます。
お互いの結婚感を確かめ合って、好きな人との結婚のメリット・デメリットを良く考えたのなら、彼とのリアルな結婚生活をイメージ出来るのではないでしょうか?そうして、好きな人と結婚するべきか答えが見つけてくださいね。