好きな人ができたら自分に振り向いてほしいと思うのが誰しも本音です。恋愛のテクニックとして駆け引きというものがありますが、それは恋愛の成就のために必ずしも必要なものなのでしょうか？

正々堂々と自分らしく誠実にする恋愛も１つの形。不器用な人ほど、誠実さが武器にもなるのです。

今回は、恋をする女性に向けて駆け引きをせずに正面からぶつかり、幸福な恋愛を手にするための方法をご紹介します。やはり最後に大切なのは自分に素直になれるかどうか。回りくどい駆け引きなんてせずに、彼のハートを正攻法で掴みにいきましょう！

面倒に思われるだけ？駆け引きをしないほうがいい理由とは

まどろっこしいのが嫌いな男性も多い

恋愛において駆け引きをおすすめしない理由はいくつかあります。そのうちの１つが、男性自体が駆け引きに対して「回りくどい、面倒くさい」というネガティブイメージを持っているところです。余程器用な女性でどんな男性も手玉に取れるテクニシャンであれば話は別ですが、多くの場合そのようなプレイガールでないことがほとんどかと思います。

巷には女性向けに駆け引きの方法が多く紹介されています。ですが、肝心の男性はそれをされて実際にどう思うのでしょうか？自分が駆け引きをされていると分かったら、手のひらの上で転がされているようで嫌な思いをするという人も多いことでしょう。

そんな回りくどいことをせずに真っ直ぐ来てほしい、と願う男性も多いです。自分が不器用であるのに無理に恋愛上級者ぶろうとしてもどんどんボロが出てくるだけ。「やり手の女」か「面倒臭い女」かになるのはその人の器量次第です。それに自信が無いのであれば、駆け引きはせずに自分に正直になるべきなのです。

勘違いされてせっかくのチャンスを逃してしまう可能性が

男性は女性が思う以上に鈍感で、こちらからの駆け引きに気付いてもらえない可能性もあります。女性に流れている恋愛テクニックの情報と男性のそれとは根本的に違うのです。駆け引きのために素っ気無い態度を取ったところで実際は勘違いされてしまって、脈なしだと思われるケースもあります。

駆け引きにおいて重要な要素となるのが「焦らす」というテクニック。ですがこの焦らしが相手に届かないとなると、アプローチどころが挑発のように取られてしまって逆効果、となってしまいかねません。せっかくの出会いとアプローチが水の泡、そうなってしまったら目も当てられませんよね・・・。

また付き合う前のまだ相手が恋愛感情を抱いてくれていない段階で、１度落としてしまった印象はなかなか戻せません。もしも普通まで戻せたとしても、「距離感の分かっていないような駆け引きをしてきかねない面倒臭い女」とカウントされてしまうと、恋愛対象に再び選ばれることは絶望的になるでしょう。

鈍い男性相手だと時間がかかる！

またもしも勘違いされなかったとしても、今度は逆にその相手の鈍感さが仇となってしまうこともあります。遠まわしな駆け引きばっかりしていると、相手はいつまで経ってもこちらの好きだという気持ちに気付いてくれません。そうこうしている間に違う女性に気が行ってしまうなんてことも。

スピード感が重用視される恋愛において、いつまでもダラダラと伝わりもしない駆け引きをしているなんて時間の無駄だと言う他ありません。駆け引きに慣れていない女性ほどこの罠に陥りやすく、一定の距離感からなかなか先に進めないという事態から抜け出せないのです。

男性は女性よりずっと直情的な生き物です。そして相手は自分の鏡。こちらが誠実に真っ直ぐな態度を取ることでようやく伝わるのです。男女は生まれつきの感受性に違いがあります。男性に女性と同じような感性を求めるのはお門違い。ましてや「伝わってくれない！鈍い！」と責めるなんて論外です。

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彼が誤解や勘違いをしない

真っ直ぐに駆け引きをせずにアプローチを行うことの最大のメリットは、彼がこちらに対して下手な勘違いをしないでくれるということです。駆け引きは腹と腹の探り合いであり、本音の誤魔化し合いでもあります。そんなステップを挟まないだけでもかなり恋愛はスムーズにいくようになります。

異性交友に関しても最初からおおっぴらにしておく方が、誤解もされずに無駄なトラブルが減るというものです。付き合ってもいないのに中途半端にジェラシーを与えたりすると彼も嫌な思いをすることになりますし、男好きで遊んでいると思われてしまっても仕方ありません。

駆け引きが上手く行く可能性を見出せるのは、あくまで相手の男性も少なからず自分に対して好意を持っているからこそ。そして尚且つそこに自分の技量が伴うのです。まだそのような関係性が構築されていない段階では、下手な素振りは怪我の元。まずは本当の自分の性格を知ってもらうことが何よりの近道です。

隠すものが無いから演技をする必要も無い

演技はするからバレるのです。最初からしなければバレてはいけない本性などもありませんし、彼に対する態度もより誠実になっていきます。そして男性は鈍感と言えども、女性の性質の変化には気付きやすい一面も兼ね備えています。

男性が居心地の良い女性を求めている限り、自分もできる限り自然体で接することが成功の礎となるのは当然のこと。仮面をかぶったままではとても打ち解けた関係とは言えません。心や本音を偽らない爽やかな関係こそが、健康的に長続きする秘訣なのです。

後々付き合う前との差が出にくい

「付き合う前と違う」と「ギャップがある」は似ているようで全く違います。付き合う前から駆け引きをすることで彼のハートを掴んでしまうと、実際に付き合った後で必ず無理が生じてきます。ずっと駆け引き中の演技をしているわけにもいきません。

これにより、彼にとって「付き合う前に駆け引きをしていた自分」と「実際に付き合ってからの素が出てきた自分」との差を感じさせてしまいます。それは時として大きな亀裂となり、トラブルの一因となるのです。ですが、最初から駆け引きなどをしていなければそのような問題にはなりません。

ありのままの自分で接することで、それは差ではなくギャップとなってより高感度が上がる要素となるのです。彼の前でだけ恥ずかしがってしまったりと可愛い面があるというのは高評価となり、アピールポイントです。それは最初から素のままで接してきた人にしか掴めない財産となります。

自分にも付き合いにもストレスが無い

友達の前でも家族の前でも、ありのままで飾らない自分でいられることってとてもリラックスできますよね。それは好きな人の前でも同じことです。彼の前だけで普段と違う自分を気取っても疲れちゃいます。自分の居心地の良い場所を作るためには、「飾らないこと」を自分で意識して行っていく必要があるのです。

もしも悲しい出来事が起きても、後悔が減る

結果的に恋愛が上手くいかなかったり、または彼とすれ違ってしまった場合でも、自分さえ偽っていなければ後悔が減ります。自分に嘘をついている上でのトラブルだと、「素直になれば良かった・・・」と辛い思いをしてしまうこともあります。誠実であることは自分の心を守る手段でもあります。

彼が自分を思ってしてくれる行動にズレが無くなる

もしも彼が自分のために何かをしてくれようとした時に、駆け引きをしている自分とありのままの自分ですとその差が出てくるのは当たり前。彼が気に入ってくれているのを本当の自分にするためにも、付き合う前こそ駆け引きは止めておくべきでしょう。

駆け引きが成功したとしても失敗したとしても、結果的に彼の目に映っているのは、駆け引きをしている時点で「本当のあなた」ではないのです。最初から仮面を被っていなければ、その仮面の下で隠れて悲しくなる必要もありません。

無駄な嫉妬やジェラシーを抱かせないので、トラブルが減る

駆け引きで嫉妬を抱かせて彼にストレスを溜めさせてしまうことほど諸刃の剣です。多くの男性は、自分だけを見ていてくれる女性を彼女にしたいと思うものです。そして真っ直ぐに恋愛を行う女性はそれができます。

アプローチにおいて「あなたのことが好き」「他の男性に言い寄られても関係ない」ということを伝えることができれば、彼も悪い気はしないでしょう。男性は、他の異性関係を持ち出さずに自分だけを真っ直ぐ見てくれる女性に惹かれるのです。そこに今まで付き合ってきた年月は関係ありません。

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勇気を出すと決めたのなら途中で惑わない

恋愛は楽しいものである反面、常に不安と隣り合わせです。彼に好かれたいという気持ちが高まると、行動によってそれを失うのを恐れてしまいます。ですが、１度「彼を手に入れたい！」と決意したのであればそれを貫き通すことです。恋愛成就の秘訣は、誠実さと諦めの悪さなのですから。

恥ずかしい気持ちは隠さなくてもＯＫ

ですが、もしもあなたが彼の前でドキマギしてしまったり恥ずかしくなってしまったとしたら、それを無理に隠す必要はありません。恋に誠実であること、それはつまり自分の感情に素直になることでもあるのです。照れた時は素直に照れた方が可愛げがありますし、下手に照れ隠しをして冷たくなってしまっても勿体無いですよ。

彼の好みに無理に合わせたりしない

駆け引きにおいては彼に寄り添ったり突き放したりのアメとムチがポイントです。ですがそんな器用なことができないのであれば、全くする必要もありません。自分の好きなものは好きと言い、分からないものは分からないと言いつつも、彼の心の寄り添う姿勢を見せること。人間誰しも最初からピッタリなんてことは無いのです。好みが違うなら、歩み寄れば良いだけです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。恋愛に対して真摯に向かい合う女性は誰にとっても高感度が高く、周りの友人も協力したいと思ってくれます。自分に嘘を付かない態度でいることこそが幸せを掴む近道になるのです。

自分は恋愛に臆病だと勇気を出せないでいませんか？ですがその一途さはあなたにとって大きな武器ともなることを忘れてはいけません。余計なテクニックを使えないということは、それだけ真っ直ぐに恋愛に向き合えるということ。あなたにしか出せない魅力を、彼にぶつけてみましょう。