【同性から告白された】あなたがとるべき対応方法を教えます
2018.10.18
友達だと思っていた相手から告白をされたら、誰であっても驚き迷ってしまいますよね。これまでの関係を壊してしまわないか、相手に対してどのような対応をするべきか。そしてそれが同性の相手であったら尚のこと驚き、対応に迷ってしまうかと思います。
今回は、同性に告白された時の対処法をご紹介します。OKであってもNGであっても、大切なのはあなた自身がどう思っているかです。正直な気持ちをぶつけてきてくれた相手に対して、真摯な気持ちで対応していきましょう。
同性から告白された時まず考えるべき3つのこと
同性からの告白で考えるべきこと1:相手に対して恋愛感情を抱いているか
あなたが同性から告白されたのなら、まず最初に考えるべきことは「相手に対して恋愛感情を抱いているかどうか」です。これは相手が同性かに限らず、異性からの告白でも同じことですよね。恋愛に性別は関係ありませんから、付き合うにしても付き合わないにしてもあなたの気持ちが最も大切です。
相手の性別ではなく、人間性や考え方から「恋愛感情」なのか「友達感情」なのかを今一度振り返ってみましょう。
一緒にいてドキドキしたり、手を繋ぎたい、キスをしたい、それから先のこともしたい、と感じるのであれば、それは友達を越えた感情かもしれません。先入観を捨てて自分の心と向き合ってみましょう。
同性からの告白で考えるべきこと2:自分が勘違いさせることをしていないか
自分の気持ちと向き合った結果、もしもあなたが相手に対して恋愛感情を抱いていないことが分かったのなら、また違った振り返り方が必要となります。今まであなたが彼女に対して、「恋愛感情を抱いていると勘違いさせるような行動」を取っていなかったかどうかを省みましょう。
確かに女性同士のスキンシップは、男性同士のスキンシップよりもフィジカル的にもメンタル的にも密度が濃いことが多いです。女性同士でハグすることはシチュエーションによってはおかしいことではないですし、ハートマークの絵文字なども気軽に使い合えますよね。
そんな小さなことが積み重なって、彼女を勘違いさせてしまったのかもしれません。自分にとっては自然なつもりの行いでも、相手にとっては「好きになるに充分な理由」「あなたが自分に対して恋愛感情を抱いていると思っても充分な理由」だったりするのです。
同性からの告白で考えるべきこと3:OKするべきかNGなのか
そしてそれらを加味した上で、最終決定となる「OKか、NGか」を考えなくてはいけません。ですがこれも同性だからと言って難しく考えることはなく、単純にあなたが「相手と付き合えるか」だけでいいのです。異性相手であっても友達感覚であればOKはしませんよね。
ですが時によっては「今は好きではないけれども、付き合っているうちに好きになるかもしれないから」という理由でOKすることもあります。逆に「好きな人がいるから」という理由でNGにすることもありますよね。大事なのは「性別に捕われずに考える」ことです。
それが相手の心を傷つけない結果にもなります。相手があなたに聞きたいのは、あなたの純粋な気持ちです。勇気を出して告白してきてくれた彼女に対してあなたがするべきことは、先入観に惑わされない正直な返答です。
【同性からの告白】相手の気持ちと向き合うためには
相手の気持ちと向き合う方法1:好きになったタイミングを聞いてみる
同性から告白されて驚いてしまうのは皆同じです。だからこそ、どのタイミングで自分のことを好きになってくれたのかを聞いてみましょう。そのタイミングやシチュエーションを知ることで、あなたが彼女の目にどう映っていたのか、どのような行動が恋愛感情を抱かせたのかを知ることができます。
恋愛とは時として急発進でスタートし、1度火が点いた感情は早いスピードで熱を帯びていきます。あなたが今まで気にも留めなかった言動で彼女の心を動かしたのかもしれません。相手が何を以てして恋愛感情を抱いてくれたのかを知るのは、判断においても重要なことです。
相手の気持ちと向き合う方法2:自分の気持ちを伝えた上で時間を貰う
告白の返事を考えるにしても時間を貰いたいのが本音です。ですがただ「時間をちょうだい」と言っても相手は不安になってしまうばかりでしょう。ハッキリと「あなたのことをどう思っているか自分でも考えたい」「真面目に考えて返事を出したい」と伝えれば、真摯な気持ちが相手にも伝わります。
相手の気持ちと向き合う方法3:自分とどうなりたいのか将来のビジョンを聞く
相手が自分に告白してきた上で、自分とどうなりたいと考えているのを聞くことは大切です。当たり前ですが同性同士は日本の法律では現時点では結婚はできませんし、一般的な方法では子供を作ることもできません。
それでも一緒にいたいと考えてくれているのか、将来はどうしていきたいのか、親や友達への理解や接し方はどう考えているのか。告白というトキメキのシチュエーションで現実的な問題を投げかけるのは少しシビアかもしれませんが、相手の本気度を知るのには的確な方法だと言えるでしょう。
同性からの告白の返事の仕方は?
告白をOKする場合のポイント1:自分が同性愛者ではないことを伝える
あなたが相手の告白にOKするとしても必ず伝えなくてはならないことがあります。それは少なくとも現時点では、あなたが自覚を持った同性愛者ではないということです。
付き合っていく最中で「やっぱり私は女性に恋愛感情を抱けない」と感じてしまうかもしれませんし、その逆の可能性だって充分に考えられます。それを相手に伝えた上で、それでもいいのならという形でOKを出していきましょう。
告白をOKする場合のポイント2:同性同士の弊害を共有する
同性同士の付き合いで必然的に生じる弊害を、お互いに認知して共有する必要があります。友達や家族への理解を得られない可能性があること、結婚ができないと思われること、そして2人の血縁の子供という形では子供を授かれないということ……。
もちろん最終的には「愛」があることが最重要です。ですが現実的な問題も周知しておくことも当然大切です。大人同士の恋愛は少女マンガのような刹那的な感情で終われる話ではありませんから、問題の意識共有はマストなのです。
告白をOKする場合のポイント3:まずはお友達から始めたい
あなたが相手に対して明確な恋愛感情を抱いていないとしても、まずは付き合ってみてからお互いのことをより知ってみたいと感じることもあるでしょう。その場合は、まずは友達関係の延長線のお付き合いをしてみたいと伝えてください。
デートの回数などを重ねることで変わっていく心境の変化もあるかもしれません。少なくともあなたが「もっと知ってから判断しても遅くない」と思っているということを伝えられます。
告白を断る場合のポイント1:性別は関係ないことを伝える
相手を最も傷つけない断り方としては、断るにおいて「性別は関係ない」ことを伝えます。他に好きな人がいると伝えたり、友達としか思えないことを伝える方法です。
必ず口頭で「あなたが同性だからではない」と伝えてください。その一言があるだけで相手の心も幾ばくかは救われるはずです。
告白を断る場合のポイント2:将来子供が欲しいことなどを伝える
もしも相手がそれでも納得しない場合は、あなた将来自分の血が繋がった子供が欲しいことを伝えます。
女性同士という性別の壁を越えられないと事実的に伝えることになりますので相手にとっては辛いと思いますが、気持ちの問題以上の現実性を伝えることでキッパリ諦められる理由にもなるでしょう。
告白を断る場合のポイント3:将来の前向きな話をする
異性の友達からの告白を断る時のポイントは、同性相手であっても使えます。「これからも友達でいてほしい」など将来的に前向きな関係でいたいと伝えることで、少なくともあなたにとっては「恋愛感情を持たれているからと言って気持ち悪いとは思っていない」ことを伝えられます。
同性からの告白を断った場合…
断った相手との今後の関係1:今まで通りの友達関係
まず1つ目は、今まで通りと変わらずに友達関係が築けるという可能性です。できればこの関係に落ち着くことができれば言うことはありませんよね。最初は少し意識してしまうかもしれませんが、お互いが「気にしない」と意識し合っていければまた元の友達関係に戻れます。
断った相手との今後の関係2:キッパリと離れてしまう
告白した相手に断られるのは辛いものです。相手にとって心の傷が深かった場合、あなたがどう思おうとそのコミュニティからは極力離れ、あなたと関わらないようにされてしまうかもしれません。
これは異性同性関係無く、自分の心を守るために取るいたって自然な行動であり、告白のリスクなのです。
断った相手との今後の関係3:少しずつ関係を再構築
意識をしないように接していこう、と思っても、人間ですからやはり難しい場面もありますよね。ましてや相手は今まで友達だと思っていた同性です。今まで通りを意識すればするほど、相手を気遣ったり気まずさを感じてしまうこともあるでしょう。
ですがお互いが恋愛感情を抜きにして「人間としても好き、尊敬している」であった場合、時間はかかったとしても新しい形で関係を再構築していくことはできます。気まずさや一旦できた微妙な溝を乗り越えた先にこそ、恋愛感情以上の大切な「人としての絆」が生まれていきます。
まとめ
いかがでしたか?同性から告白された時の対処法をご紹介しました。今まで仲の良い友達だと思っていた同性の友達との関係が変わってしまうことは、誰にとっても不安を感じるものです。
ですがあなたの対応次第によっては、より絆の深まった関係性を築けていけるのも事実です。あなたの返答がどちらであったとしても、お互いが人間的に成長し合えるようなアンサーを見つけていきましょう。