婚活は40代になると難しくなるって本当!?男性に選ばれるアラフォーとは
2021.01.14
今や、リモート婚活でどこにいても遠くの人ともお見合いができる時代。「年齢的に、結婚は難しいかも」とあきらめかけていた女性にも、まだチャンスはあります。
40代で婚活をしている、または始めようとしている女性は、どのような現実があるのでしょうか?男性に選ばれるアラフォーになる方法も含めてこの記事で紹介していきます。
婚活市場における40代女性の現実
40代の女性は、婚活市場においてどのような位置にいるのでしょうか?その他、ここでは現実的な話を紹介していきます。
若い男性からの需要は少ない
まず、婚活サイト・エキサイトが実施したアンケート「希望するお相手の年齢」を見てみましょう。婚活中の男性の約60%が、年下の女性を希望しています。
40代の女性が同年代の男性を希望していることに対し、需要と供給は残念ながら成り立っていません。また、40代女性を希望範囲内に入れるのは45歳以上の男性。
さらに多くの婚活サイトのデータでは、50歳以上の男性でも45歳未満の女性を希望するという結果が出ています。
データ引用元:excite婚活 / 希望するお相手の年齢は? – 男性編
40代の男性以上に成婚率が低い
「女の30歳は男の40歳」とはよく言ったもの。日本結婚相談所連盟( IBJ)が発表した「2019年度IBJ成婚白書」のデータによると、40~44歳の成婚率は男性が20.8%。
それに対して、同年齢の女性はわずか12.7%となっています。40代ともなると、男女共に成婚率がグンと下がるという現実があるということです。
データ引用元:キャンマリアージュ公式ブログ / 必見☆『2019年度 IBJ成婚白書』大公開!婚活成功の秘訣が判明!?
見合いを申し込んでくる男性の年齢は50代以上が多い
20代・30代の婚活男性は、やはり若い女性を優遇しがち。35歳未満の女性に絞って相手を探すケースがほとんどです。
40代女性に見合いを申し込んでくる男性は、50代~60代の男性が多いという情報も。若い女性と比べると、再会スタートを切っているという自覚は必要ということになります。
ワケあり条件付きの相手しか残っていない
頑張れば、結婚まで持ち込めそう!そう思える程度に相性の良い男性が見つかったと思いきや、訳あり条件が付いてくるという現実。
例えば「親の介護つき」「バツイチで大きな子どもがいる」「持病があってなかなか働けない」など。相手の事情や背景ごと受け入れる覚悟がないと、結婚そのものが厳しいというのが現実です。
40代女性の婚活は難しいとされてしまう理由
40代(アラフォー)女性になると、なぜ結婚(婚活)が急に難しいと言われてしまうのか、その理由について紹介していきます。
妊娠・出産のタイムリミットが迫る
100%無理という話ではありませんが、35歳からが高齢出産と言われる年齢。それ以上になると、妊娠・出産そのものが難しくなるなど、あらゆるリスクを負って妊活に臨む覚悟が必要になります。
多くの男性が、結婚後に子どもを希望します。そのことを考えると、妊娠・出産のタイムリミットが迫る女性を避けてしまう気持ちも仕方がないといえるでしょう。
キャリアやスペックが裏目に出てしまう
40代ともなると、若い人に比べて人生経験・恋愛経験もそれなりのものになってきます。仕事で活躍してある程度のキャリアを積み上げ、下手すれば男性以上の収入を得ている女性もいることでしょう。
女性が見るとカッコイイ女社長やハイスペックのキャリアウーマンは、婚活市場では家庭的なイメージと結びつきにくいようです。
そればかりか、プライドが高く卑屈な男性は、そのような女性に対して自分が負けることを受け入れられません。したがって、プロフィールを見ただけでお断りされてしまうケースも。
若い女性よりも立ち位置が不利
20代、30代の女性と比べると、肌つややハリは失われ、体型も崩れてくる40代。また、若い女性なら可愛いだけですべてが許される部分があったのに、40代女性はさまざまな条件付きでないと男性からモテることは難しくなります。
つまり婚活市場では、若い女性から順に選ばれていくもの。40代ともなるとあらゆるハンディを抱えているため、立ち位置的にも非常に不利といえるでしょう。
「売れ残り」のイメージが邪魔をする
厚生労働省が発表した令和元年の平均初婚年齢は、夫 31.2 歳、妻 29.6 歳。男女共に、大体30歳前後で結婚しているということになります。
つまり、40代になるまで独身でいたなると、勝手に「売れ残った女性」というイメージがついてしまうことになります。
そうでなくても、「性格に問題がありそう」「面倒な事情がありそう」といったことを男性側が勝手に考えてしまい、婚活の邪魔をしている可能性も。
データ引用元:厚生労働省 / 結果の概要
「良い人枠」は結婚して埋まってしまっている
容姿や性格が良い男性は、婚活などしなくても当然女性からもモテます。高収入が期待できそうなハイスペックの男性も、おそらく自らと同等クラスの女性を選びがち。
平均初婚年齢が30代前半なので、おそらく既に結婚していて空きがない状態と考えてよいでしょう。奇跡的にそのような男性が婚活市場にいたとしても、強力なライバルとなる女性が何人もいることが考えられます。
婚活がうまくいかない40代女性の特徴
婚活がうまくいっていない40代女性には、どのような特徴があるのでしょうか?婚活が上手くいかなくて悩んでいるのであれば、当てはまる項目がないかチェックしてみてください。
プライドが高い
なかなか成婚まで辿り着けない女性の傾向として、プライドが高いことが見受けられます。これまで人生を懸ける勢いで仕事に取り組み、一定以上の地位を得た女性は、社会で男性と張り合ってしまうクセがついてしまっています。
そのクセが婚活時にも出てしまい、男性に甘えたり、弱みを見せたりすることに抵抗を感じるようです。意地を張ってばかりいると、理想の相手をかえって遠ざけてしまいます。
今のキャリアや仕事を捨てたくない
40代ともなると、中には仕事で相当なキャリアを積んでいる女性もいるのではないでしょうか?一流企業に勤めていたり、都内の一等地にオフィスを構えて会社を経営していたり。
そのような女性が遠隔お見合いで地方の男性とご縁があった場合、相手側の土地へ嫁に行くかどうかの決断を迫られることになります。
同時に、これまで積み上げてきたキャリアや今の仕事を失いたくない気持ちと葛藤することにもなり、結局白紙になるケースも少なくありません。
高望みをしている
相手に対する高望みも、婚活が上手くいかない原因の1つ。いわゆる完璧主義で妥協もできず、自分が思い描く条件にぴったりハマるような男性に出会えません。
例えば、相手の学歴や職業にハイスペックなものを望み、容姿も普通以上の見た目を希望するなど。いつまでも高望みばかりをしていると、婚期はどんどん遅れるということを知っておかなくてはなりません。
過去の栄光にしがみついている
若い頃に多くの男性からモテた経験がある女性は、その栄光が今も続いていると思いがち。チヤホヤされていた経験にしがみつき、20代や30代の女性と同じ土俵で勝負できると勘違いしているのです。
40代ともなると、モテ期と同じ感覚では上手くいきません。婚活市場では女性の年齢が重要視されるので、昔よりさらなる努力を必要とするのです。
ブランド品ばかりを身に着けている
高価なブランド品で全身を固めている女性は「庶民派の俺には合わなさそう」「色々とお金がかかりそう」と、男性がマイナスなイメージを抱きがち。
ハイブランドは確かに魅力的で、自分をワンランク上の女性に見せられるというメリットがあります。だからこそ、やり過ぎは禁物。
アクセサリーやキーケース、財布など、身に着けるならあくまでさりげないものにしましょう。
婚活で40代女性が男性から選ばれるための方法
婚活がうまくいく・婚活で男性から選ばれる40代の女性となるために、変わるための方法について紹介していきます(一部、条件の見直しや40代女性が男性に求めるべき条件についても触れています)。
「結婚したい」というオーラを出し過ぎない
結婚を焦るあまり、「一刻も早く結婚したいの!」というガツガツしたオーラを出し過ぎると、当然男性側も引いてしまいます。
「このまま独身でも、私は幸せに生きていけるし」というぐらいの余裕を持った状態での婚活の方が上手くいきます。
必死になっていると視野も考えも狭くなりがち。まわりがよく見えだしてこそ、思いがけない出会いがふいにやってくることもあるのです。
自分磨きを怠らない
20代、30代の頃以上に、若々しさや美しさをキープするためには本気の努力が必要になります。婚活が上手くいかないと嘆いてあきらめてしまわずに、年を重ねた女性ならではの美しさを磨きましょう。
例えばスキンケアやダイエット、運動などを、無理のない範囲で良いので続けていくこと。サボる日がたまにあったとしても大丈夫。
少しずつかもしれませんが、美しく変化は現れます。
年齢に合った場所で婚活する
自分に合ったステージで婚活をするのが、成婚への一番の近道。若い男性だけを狙うのではなく、35歳~40代の登録者が多い婚活サイトやアプリに登録する。また、アラフォー限定の婚活パーティーに参加するなどです。
その方が、需要と供給のバランスが必然的に合いやすいともいえます。
相手への条件を広げてみる
相手への条件を細かく設定している場合、同時に許容範囲を狭めていることにもなります。つまり、出会いのチャンスも自ら潰しているともいえるでしょう。
成婚につなげるためには、相手への条件を少しずつ緩和させることも大事です。例えば、「専業主婦になりたいから高収入の人がいい」という考えを「共働きも悪くないな。養ってもらいたいという考えを捨てて、協力し合って生きていこう」というふうにシフトチェンジするなど。
結婚はゴールではなく、そこからが夫婦としてのスタートです。結婚の目的が間違ったものになっていないか、今一度考えることも良いかもしれません。
相手に厳しすぎるジャッジをしない
婚活の場で理想の高い女性ほど、相手に対して「白か黒か」という厳しいジャッジをしてしまいがちになります。
デートまでこぎつけたものの、「割り勘にされた」「ろくに話をしてくれず、リードも上手くなかった」など、1つダメなら0点といった思考など。
どんな人間にも、必ず欠点はあります。「この程度の欠点なら、なんとかカバーできるし許せるな」と、寛容な心を持つことも時に必要です。
まとめ
40代の婚活は厳しいと言われていますが、チャンスが全くゼロというわけではありません。まずは、「結婚相手は、こんな人じゃないと絶対に嫌!」といった頑ななこだわりを緩めてみること。
婚活は、上手くいったりいかなかったりをくり返しながら、運命の人を探すもの。焦りや自暴自棄になりそうな気持ちが出てきた時には、一度立ち止まって、自分の努力とご縁を信じること。
あなたが素敵な人生の伴侶とめぐり会えるよう、応援しています。