婚活デートは回数も重要!適切な頻度や回数は?回数ごとの目的も意識しよう
2020.10.30
婚活で結婚に関しての条件が合う人とマッチングして、いざデートとなった時、どのような心持ちで行けばいいのかわからないという方がいます。
確かに婚活を始めたばかりでは、婚活デートと普通のデートの違いなんて知らないのは当然ですし、知らない人とデートをする状況に緊張してしまうのも無理はありません。
婚活デートにはデートを重ねた回数によって、どこまで進展させるべきかの目安があります。今回はその目安や、回数によっての注意点などをご紹介いたしましょう。
婚活のデート頻度や回数はどれくらいがベスト?
婚活デートと普通のデート、同じものだと考えているならそれは間違いです。まずはその違いを理解した上で、ベストな回数や頻度について考えていきましょう。
婚活デートは普通のデートとは違う
同じデートでも、婚活デートと普通のデートには明確な違いがあります。
婚活デートと普通のデートの主な違いは、その目的です。普通のデートが「会う」こと自体を目的とするなら、婚活デートはお互いを「知る」ためのもの。
婚活デートはお互いのことを知り、結婚相手としての相性がいいかどうかを判断するための、情報を集めることを目的にしたデートです。
そして婚活デートの後に交際が始まれば、その交際は自ずと結婚前提の交際ということになるでしょう。そのため普通のデートがその場の楽しい雰囲気重視なのに比べて、真剣さの度合いが強くなります。
付き合うまでに何回デートすればいい?
婚活での出会いを交際に発展させるには、大体4、5回目のデートまでには結論を出した方がいいといわれています。
あまり早く付き合い過ぎても、付き合ってみてから相性の悪さに気付くということもありますし、先延ばしにし過ぎると相手に見切りをつけられ、交際に発展する前に交流が途絶えてしまう可能性があります。
後程詳しく説明しますが、婚活デートは1回ごとに目的が変わります。1回1回の機会を大切に、着実に関係を進展させられるようにデートに臨みましょう。
デートの間隔はどれぐらいがベスト?
婚活デートは彼氏候補とのデートとはいっても、恋愛のパートナーではなく結婚相手を選ぶという、一歩先を見越したものです。なので数回のデートで相性の合う相手を見極める必要があります。
さらにこの人となら結婚できると思えるような相性がいい相手を見つけたなら、その人が他の人に興味を持たないように、早めに交際するかしないかを決断して自分の元へ引き付けておかなければなりません。
なので普段の生活に影響しない範囲で、週に1回から2回のペースでデートをしていくぐらいがベストです。
つまり順調にデートを重ねることができれば、初めてのデートから1ヶ月後には交際するかどうか決めるぐらいのペースになります。
回数ごとに変わる婚活デートの目的
婚活デートは1回目、2回目と、回数を重ねるごとに目的が変わっていきます。その目的を知っておけば、知らないよりも断然デートの内容を充実させることができるので、婚活デートに臨む意志がある人は必ずチェックしておきましょう。
1回目のデートの目的
婚活デートの1回目は、おそらく2人きりで会って話すのは初めての機会となるでしょう。まずは会話でお互いのことを話しながら、相手の情報を知る流れとなります。1回目ではありますが、この時点で相手のことをある程度は見極めておきたいところです。
性格はもちろんのこと、趣味、考え方、結婚観など、1回目のデートで集められる情報はなるべく集めておきます。相手に質問するのも大事ですが、自分の情報も聞かれたら隠さず相手に伝えましょう。
相手のスペックがすべて自分の理想通りとはいきませんので、妥協点を決めておくことも大事です。それでもこの人との結婚は難しいなと思うなら、1回目のデートが最後のデートとなることでしょう。
1回目のデートはお互いのことを知るためのデートですから、ゆっくりお茶をしながら会話できるような環境で過ごすことが望ましいです。
2回目のデートの目的
1回目のデートでお互い印象が良ければ、2回目のデートをすることになります。1回会っただけでそのまま結婚ということにはなかなかなりませんので、1回目で相手から受けた印象の再確認として、2回目のデートをするという感覚です。
2回目のデートならお互い1度会っている仲なので、1回目よりは緊張がゆるんで以前よりは自分を出せるようになるはずです。つまり相手の素の部分が見えやすいのも、2回目のデートということになります。
2回目のデートでさらにお互いのことを知り、一緒に過ごしていて違和感などがなく、相手ともう1度会いたいと思えて向こうもそう思ってくれたのなら、3回目のデートへとつながります。
3回目のデートの目的
1回目と2回目でお互いの内面的な部分を確認しているので、3回目のデートで交際するかどうかを決めるというパターンが多いですが、もう少し慎重に考えたい人は3回目のデートでは最終決定せず、4、5回目まで結論を持ち越す場合もあります。
また3回目のデートを最後に、お断りをする、またはされるというパターンもあります。
既に2度デートをしているので、3回目のデートは1回目や2回目より長尺となることが多いです。1日中一緒に過ごすようなデートとなることが多いので、ちょっと遠出をして気分を変えたデートをしてみてもいいでしょう。
非日常的な体験をして開放的な気分になると、お互いの素が見えやすいので、より相手のことを知ることができるデートとなります。疲れが出てくるデート終盤に本当の姿が現れやすいので、そこで結婚相手としてやっていけるか見極めることもできます。
4回目以降のデート
4回目以降のデートは、今までのデートで得た相手の情報を元にして、もっと細かい点に注目していくようなデートとなります。相手に直接質問しなければ分からない情報も、4回目ともなれば聞き出すことができるようになっているでしょう。
相手にきちんと結婚するつもりがあるのかどうか、食の好みは合うかどうか、趣味や結婚相手にされたら許せないことなど、お互いが結婚相手として生涯を共にできる相手なのかどうなのかを確認する機会となります。
4回目のデートの結果で結論を出し、5回目にはお互いに結婚前提の交際を始められるかの気持ちを確認することとなります。4回目のデートでもまだ迷うようなら、それはおそらくどうしても妥協できない点があるからと考えられますので、見切りをつけるタイミングです。
告白決行の日は今までのデートよりも、告白に適した雰囲気の場所を選ぶことが多くなります。
3回目のデートまでの注意点
デートの回数によって目的が違う婚活デートは、注意点も回数によって違います。それぞれの注意点を確認しておくことで、途中でダメになってしまう可能性を減らせますので、初めて婚活する人だけでなく、婚活がなかなかうまくいかないという人も要チェックです。
1回目のデートの注意点
1回目のデートはお互いにまだ、相手のことを書面上でしか知らない時期。相手に与える印象が大きいタイミングなので、服装や仕草には十分に気を使う必要があります。
相手に好印象を与えるためには、派手すぎる服装やTPOを無視した服装は好ましくありません。清潔感があり万人受けするきちんとしたコーディネートを事前に決めておき、初デートの日を待ちましょう。
2回目のデートの注意点
2回目のデートは1回目のデートのおさらいということは先程お伝えしましたが、慣れが出てくるため気も抜けてしまいやすく、1回目の印象は良かったのに2回目に会ってみたら何か違う、と思われてしまうこともあります。
2回目ともなると、ある程度素は出しておいた方が本当の相性が分かるのですが、そうはいってもまだ出会って2回目のデート。馴れ馴れしくし過ぎてしまうと失礼な人だと思われてしまうこともあります。
食事などをした後に相手が払うと言っても、お財布を出す仕草ぐらいはしておきたいところですし、お礼もきちんと伝えましょう。また2回目のデートをしてくれたことに対しても、お礼を忘れないようにしましょう。
3回目のデートの注意点
3回目のデートは、早ければ交際するかどうかを決めるデートです。もし3回目で決まらないとしても、次やその次に影響しますので、その覚悟を持ってデートに臨みましょう。
また1回目や2回目のデートよりも長丁場になることが多いので、前日からしっかり睡眠を取るなど、体調を整えておくことも大切です。寝不足で相手の話を上の空で聞いていたり、途中で気分が悪くなってしまったりしたら、1回目や2回目のデートでの努力が台無しになってしまいます。
3回目は見極めのデートと心得て、準備を万全に整えて相手が結婚相手にふさわしいかどうかを判断できるようにしておきましょう。
回数よりも重要なことは?
ここまで婚活デートの回数による目的や注意点をお伝えしましたが、回数にとらわれ過ぎてもいけません。1回のデートできちんとやるべきことをやった上で、回数は意味を成すものだということを、逐一忘れないでおきましょう。
ただ回数を重ねても意味がない
婚活でマッチングすれば次はデートとなるのが定番の流れですが、流れにまかせて何回デートを重ねても、ただ時間つぶしのように過ごしていたら婚活としての意味はありません。
婚活デートは暇つぶしではなく、結婚相手を見極めるための貴重な時間です。事前に質問したいことをまとめておいたり、結婚に際しての譲れない条件を決めておいたり、会う前にしておくべきことがたくさんあります。
ただデートに行くだけ行って後は相手まかせでは、理想の結婚相手は見つかりません。貴重な機会を無駄にしないためにも、1回1回のデートを大切に考え、積極的になる努力をしましょう。
お互いの結婚観について話そう
寂しいからとりあえずの恋人がほしいとか、ただ恋愛を楽しみたいからというわけではなく、結婚相手を見つけるためにお互い婚活をしているのです。
なので結婚したらどのような家庭を築いていきたいか、子どもは欲しいかそうでないかなどを、デートの最中にきちんと話し合っておく必要があります。
たとえばの話ですが、結婚してからも妻は仕事を続けたい、でも夫は妻に専業主婦として家庭に入ってもらいたいと考えていたことが結婚後に発覚したら、結婚生活がうまくいくはずもありません。
婚活デートはそういったミスマッチがないかどうかを確認し、理想に近い相手を見つけるためのデートです。失礼かもと遠慮して聞きたいことを聞けなければ、デートをする意味がありません。
食の好みや性格が合うかどうかも大事
結婚相手を探す時に、顔やスタイルが好みかどうかや、年齢や相手の年収が自分の希望に近いかどうかを気にする人は多いですが、それらの要素だけを重視しても、結婚生活が充実するとは言えません。
見た目は年を取ればお互いに変わっていくものですし、年収だって永久にその金額が保たれるわけではありません。しかし食の好みや根本的な性格は、時間を経ても変わることがほとんどない要素です。
結婚相手を選ぶ上で重視するべきなのは、そういった年月によって変わりづらい部分です。変化しづらい要素が噛み合わない人と結婚してしまうと、10年後20年後に大きなストレスとなります。
どうしても受け入れられない癖が相手にあるとして、結婚してから矯正しようとしても難しいものです。話も合うし見た目も好みだけど、どうしても受け入れられない部分があるという人との結婚は、とてもじゃありませんがおすすめはできません。
相手に裏の顔がないかどうかも見極める
人間としてどうかと思われるような一面がある人でも、それを隠して婚活をしている場合があります。DVやモラハラ、浮気癖やギャンブル依存症など、結婚したら苦労させられる要素を持っていないかは、デートの時点で見極めておきたいところです。
もちろんデート中にそのような片鱗をわざとらしく見せつける人はいないでしょう。しかし飲食店での店員への態度が横柄だったり、所々で人を小馬鹿にしたような発言が見受けられたりと、気付ける機会があるかもしれません。
他の人に対しては不躾だけれど、自分に対しては優しいからいいとは考えないでください。化けの皮が剥がれた時、その矛先が向くのは自分だと言うことを忘れないようにしましょう。
回数よりも1回のデートの質を重視して
たった3回デートをしただけでも。お互いのことをよく知ることができて、芯の部分で相性がいいと感じるなら、交際を始めるのに気になる弊害などはないでしょう。
しかし5回以上デートを重ねても相手のことがよくわからないというのなら、それはまだ交際するべきではないということになります。
大切なのは回数よりも、デート中にどれだけ相手のことを知ることができるかです。婚活で無駄にデートを重ねることは、時間の無駄になってしまうのでおすすめできません。
結婚相手にならない人と無駄なデートを重ねているうちに、理想に近いスペックを持った異性が他の人とマッチングしてしまう可能性があるのです。ダメだと思ったら次、というスピード感が婚活には必要です。
まとめ
婚活デートの回数の重要性や、デートを充実させるポイントなどをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ただ一緒にいたいから2人で過ごす普通のデートとは異なり、婚活デートは結婚を前提とした付き合いを始めるために、相手を見定めるためのデートです。理想に近い結婚を目指すなら、気を抜くことはできません。
様々なことを考えながら望むデートは気を張って疲れるかもしれませんが、誰のためでもなく将来の自分のために費やす努力ですから、理想の相手との結婚を目指して前向きに頑張っていきましょう。