夫婦喧嘩を子供の前でつい…7つの対処法で解決!子供が安心する仲直りの方法3選も
2019.01.28
夫婦はもともとは赤の他人、なので小さなことがきっかけで喧嘩に発展することもあるでしょう。夫婦喧嘩をしたとしても、そこからお互いの気持ちや考えを知り、認めていくことはとても大切なことです。
しかし、喧嘩のとき子供がそばにいる場合は話が変わってきます。子供は様々なことを繊細に感じてしまうからです。
もしも、子供の前で夫婦喧嘩をしてしまった場合、その後はどのようなことに気を付ければよいのでしょうか。今回は、夫婦喧嘩を子供に見られてしまった時の対処法をご紹介します。
夫婦喧嘩を子どもはどう感じている?
自分のせいなのかな?
夫婦喧嘩を見ると、子どもは自分のせいで親が喧嘩をしている思ってしまいます。なぜなら、子供には大人同士のいざこざや夫婦のトラブル、ましてや男女間の揉め事の理由など想像ができないからです。子供にとっての世界は家族が全て。小学生未満の子供であれば尚更です。
なので自然と両親にとっての世界も自分が占める割合がかなり大きいと思っています。実際に大切には思っていますが、トラブルの原因は仕事、浮気、お金、性格、など様々ですよね。ですが子供は自分と関係の無い揉め事でも、自分が原因の可能性を考えてしまうのです。
早く仲直りしてほしい!
子供はいつだって両親が仲良くしてほしいと思っています。大人にとっての理想の家庭が笑顔溢れた幸福なものであるように、子供にとってもその光景が理想です。また、大人の怒鳴り声などを聞くと精神的にも不安定になってしまいます。
様々な理由から、早く仲直りしてほしいと思うことは自然な考えです。子供にとっての「幸せないつも通りの光景」が壊れてしまうことは、大人の想像以上の恐怖なのです。
いつものパパやママと違って怖い
自分と接するときの両親は、時には叱ることがあっても基本的には無条件の愛情を注いでくれる優しい存在です。その両親が普段とは違う表情や声色で感情をぶつけ合っている……これは、子供に対して「未知」に感じる恐怖心を作ってしまいます。
子供はたくさん傷ついていた!夫婦喧嘩で子供が受けるショック
自己肯定が出来なくなる
夫婦喧嘩を見ると、子供はとても悲しい気持ちになります。また、その原因が自分にあるのではないかと不安になることもあります。自分のせいで大好きな二人が喧嘩していると思うと、自分はいない方が良いのではないかと考えてしまう可能性もあります。
子供時代にそのような環境で育っていると、自己肯定が出来なくなってしまいます。いつも、自分なんてという考えが浮かんでしまい、自分に自信を持つことが出来なくなってしまいます。自分に自信がないことによって、様々なことに挑戦する気持ちを持つことが出来なくなってしまうのです。
自己肯定ができない子供は、登校拒否や引きこもりになってしまう危険があります。夫婦にとっては、些細な喧嘩であっても、子供にとっては、とてもショックな出来事なのです。
人とのコミュニケーションが苦手になる
夫婦喧嘩を見て育った子供は、人と付き合うことが苦手になってしまいます。子供は家庭で人間関係のことに関して様々なことを学びます。喧嘩が多い家庭で育った子供は、人とコミュニケーションをとることに緊張感を感じてしまいます。
人とコミュニケーションをとるということが、楽しいというイメージよりも、喧嘩をするから怖いというような、マイナスなイメージになってしまうからです。いつも笑顔の家庭で育てることが出来れば、いろいろな人とコミュニケーションをとることが、楽しく、幸せなことであると感じることが出来ます。
子供にとって、家庭は、人間関係を初めて学ぶ場所です。人とコミュニケーションをとるということは、決して怖いことではなく、楽しいことなのであると伝えてあげましょう。
そしてももしもあなた自身が親の喧嘩を見ながら育ち、大人になった今もコミュニケーションの苦手さを感じているのなら……その悩み、ぜひプロの占い師に相談をしてみましょう。あなたのことを深く診断した上で、これからの人生がより楽しく生きやすくなるためのテクニックを教えてくれます。
結婚に希望を持てなくなる
夫婦喧嘩を見ている子供は、結婚そのものに対してマイナスのイメージを抱きます。結婚しても、いつも喧嘩ばかりなのであれば、結婚なんてしたくないと思うのです。
また、一番身近にいる両親の喧嘩は、子供に、恋愛をさせない環境を作ってしまう危険があります。男女の関係も、家庭で学ぶ子供は、夫婦喧嘩を見ることで、異性とかかわることに興味を持てなくなってしまう可能性があります。本来であれば、結婚は、好きな人と幸せになることです。
子供がそのようなイメージを持つことが出来ないと、将来の恋愛に多大な影響を及ぼしてしまいます。
子どもの脳に悪影響を及ぼす
そして目の前で夫婦喧嘩を見て育った子供は、脳にも悪影響を及ぼすとも言われています。これは諸説ある話ではあるのですが、感情をコントロールするための脳の機能の成長がしづらくなってしまう可能性があるのです。癇癪やヒステリーを起こしやすい子供になる可能性が高くなることが考えられます。
子供の前でつい夫婦喧嘩を…ダメージを和らげる7つの対処法!
大きな声を出さない
夫婦喧嘩は仕方のないことです。お互いに意見を言い合うことは、長く夫婦でいるためには必要なことです。しかし、子供の前で行うことはお勧めしません。子供の前で夫婦喧嘩をすると、子供に様々な問題が生じる可能性があるからです。
しかし、時には子供の前で夫婦喧嘩をしてしまうこともあると思います。その際は、大きな声を出さないように注意しましょう。冷静に、普通のトーンで話すことが大切です。大きな声を出すことによって、相手に恐怖を与えるだけではなく、夫婦喧嘩に関係のない子供にまで恐怖を与えてしまうことになります。
大きな声は、たとえ自分に向けられたものではなくても、怖いものです。喧嘩がヒートアップすると、だんだん声が大きくなってしまいますが、子供がいると認識している場合は、冷静に話すことを心がけましょう。
暴力を振るわない
喧嘩の中で、どちらか一方が暴力をふるってしまうことは、時としてあるかもしれません。しかし、子供が見ている前で暴力的な行為をすることは、絶対にやめてください。
子供に極度の緊張感と恐怖感を与えてしまいます。そのようなストレスは子供の中に蓄積され、のちに様々な問題が出てきてしまいます。また、夫婦喧嘩で暴力的な行為が行われていることを見て育った子供は、友達に対して暴力を行う子供になりやすいのです。
暴力を悪いことであると認識していても、無意識に手が出てしまうような子供になってしまうかもしれません。自分が大好きな人が暴力を受けている姿を見ることは子供にとってとてもつらいことです。そのような思いを子供にさせないように気を付けなければいけません。
もしも子どもに暴力を振るっている姿を見せてしまった場合、どうすればアフターケアができるのか分からなくなってしまいますよね。そんな時は、ひとりで抱え込まずにプロの占い師に相談をしてみるのも1つの手です。経験豊富な占い師たちが、ベストなアドバイスをしてくれるでしょう。
喧嘩の原因を説明する
子供は大人が思っている以上にいろいろなことを理解しています。言葉が理解できる子供であれば、子供に言える範囲で夫婦喧嘩の原因について説明してあげましょう。大人であっても、相手がなぜ怒っているのか分からない場合、とても不安な気持ちになります。
それは子供も同じなのです。なぜ両親が喧嘩をしているのかが分からないと、不安になります。もしかしたら、原因は自分なのではないかという思いになってしまう可能性もあるのです。
夫婦喧嘩の原因を事細かに正直に話す必要はありませんが、子供が分かる範囲で、子供が理解できるように説明してあげましょう。夫婦喧嘩の原因が分かると、子供は少し安心することが出来ます。
子供のせいではないと伝える
子供は繊細です。夫婦喧嘩を見ると、原因は自分なのではないかと疑います。自分のせいで両親が喧嘩をしていると思うと、とても悲しい気持ちになり、つらく思います。子供に喧嘩を見られてしまった場合は、この喧嘩は子供のせいではないということを伝えてあげてください。
自分のせいではないということが分かると、子供は安心できます。もちろん、夫婦喧嘩を見てしまうことによって子供は傷つきますが、自分のせいではないということで、少しは気持ちが落ち着きます。
仲直りの姿を見せる
喧嘩をしてしまった場合、そのこと自体を取り消すことはできません。喧嘩の後に仲直りしている姿を子供に見せることが大切です。子供は、両親が喧嘩している時、とても悲しく、不安な状態になります。
しかし、きちんと二人が仲直りしている姿を見せることで安心するのです。仲直りしている二人の姿を見ることで、子供は安心することが出来ます。
汚い言葉を使わない
夫婦喧嘩が熱くなってくると、お互いに汚い言葉でののしってしまうかもしれません。しかし、子供が見ている状況で、そのような汚い言葉を使わないように気を付けましょう。子供はきれいな言葉はなかなか覚えてくれませんが、汚い言葉はすぐに覚えてしまいます。
家庭以外のところで使ってしまう可能性もあります。外で使ってほしくない言葉は、家庭の中でも使わないように注意しましょう。いくら喧嘩の最中でも、子供の親であるという意識を持ち、節度のある言葉使いをしてください。
喧嘩の後は子供と笑顔で接する
喧嘩の最中の自分の顔を鏡で見たことのある方は少ないと思います。しかし。人が喧嘩をし、人を攻撃している時の顔は、とても怖いものです。自分の向けられた顔ではないと分かっていても、恐怖を覚えてしまいます。
喧嘩の最中に笑顔でいることは難しいですが、子供に対しての顔は笑顔であることを心掛けたいものです。また、喧嘩の後は、夫婦間でも、いつも以上に笑顔で接することを心がけると、そのような姿に、子供は安心を覚えます。
子供を安心させたい。子供に見せるべき仲直りの方法3選+おまけ!
ごめんなさいと言う姿を見せる
子供が喧嘩を見てしまった場合、夫婦はいけないことをしてしまったと反省することもあると思います。しかし、しっかりと仲直りの姿を見せてあげれば、問題はありません。悪いことをしてしまったら謝るということを学ぶこともできます。
ごめんなさいと言っている姿をきちんと見せることが大切です。長く夫婦でいる間柄であれば、言葉なんていらないと思う方もいるかもしれませんが、子供の前では、きちんと言葉に出すことが大切です。そうすることで、夫婦が仲直りしたということを子供がはっきりと認識することが出来るからです。
目を合わせる
口では謝っていても、全く目を合わせていない夫婦はいませんか。子供は、そのようなことに対して敏感です。すぐに雰囲気が悪いということがバレてしまいます。仲直りをした後は、いつも以上にしっかりと目を合わせて話すことを心がけましょう。子供は、そのような姿をきちんと見ています。
会話をして笑顔を見せる
夫婦喧嘩をした後、子供は両親の仲について心配します。そのような時に、会話をしない状態や笑顔のない状態を作らないように気を付けましょう。会話をし、笑顔を見せることによって、子供は心から安心します。両親の笑顔は子供にとって、何にも代えられない、栄養になります。
みんなでお出かけをする
喧嘩をしてしまうと、少なからず子供にストレスを与えます。謝罪の意味も込めて、休日は家族みんなでお出かけをしましょう。家族みんなでお出かけをすることによって、仲直りを実感させることもできます。また、実際に、夫婦仲も良くなります。楽しくお出かけをすることで、家族の絆を深めることが出来ます。
まとめ
子供にとって、夫婦喧嘩を見てしまうことはとてもストレスになります。しかし、生活をしている中で、子供の前で喧嘩をしてしまうことはあると思います。もしも喧嘩をしてしまった場合でも、しっかり対処をすれば問題はありません。
夫婦いつも仲良く笑顔でいるということは、理想です。しかし、なかなか難しいことなのです。喧嘩をしてしまった場合でも、対処をすれば問題がないということを頭に入れておきましょう。親であっても人間ですので、喧嘩をしてしまうことがあるということは、子供も理解することが出来るでしょう。