結婚したいけれど貯金がないカップルが検討すべきこと4選

    「結婚するためのお金があるかどうか」がこれから結ばれる2人にとって大きな問題となることもあります。貯金がないためにプロポーズできずにいる男性も多いですし、女性側のほうでも結婚費用を負担することが多くなっています。

    貯金がない、けれども結婚したい場合、努力して目標額まで貯金をするのがベストな方法でしょうが、それには数年かかることもあり、その間に気持ちが冷めてしまうなどの懸念もあります。

    極論から言えばお金なんかなくても結婚はできます。が、流石にそれは・・・という場合は、余分にかかる費用を思い切ってカットする必要があります。これからどの部分がカットできるのか、見ていきましょう。

     

    1.「結婚」の目的を話しあうこと

    まずは、「どうして・なんのために結婚したいのか」を話し合い、目的をはっきりさせることです。貯金がじゅうぶんにあるカップルなら贅をこらすのも良いでしょう。そうではない場合は、必要ではない部分をどんどん切り捨てていきましょう。

    結婚にかかる費用は大きく分けて「結婚式・結婚披露宴・ドレスやヘアメイクやブライダルエステ・引き出物」「ハネムーン」「新居や新生活に必要な家具・家電」の3つになります。結婚式にかかる費用の平均は340万円、ハネムーン費用の平均は70万円、新居にかかる費用が50~100万円、ざっと450~500万円くらいが「理想」とされています。

    あなたにとって、どれが一番大切でしょうか?また、彼にとってはどうでしょうか。2人のご両親にもそれぞれの立場やご希望があるでしょう。6人もの人の希望を一致させるのは大変なことです。誰が何を望んでいるか、あなたが譲れないものと彼やご両親が譲れないものを、はっきりさせて区別することで、カットできる部分が見えてきます。

     

    2.結婚式・結婚披露宴のコストをカットする

    ブライダル会社のビジネス戦略にまんまと乗せられた高価な結婚式を、あなたは本当に望んでいますか?

    結婚式や披露宴をしないカップルも実は少なくありません。日本の結婚式はお金がかかりすぎるとも言われています。海外では、2人で市役所に行って婚姻届を提出するだけのところもあります。結婚披露宴も手作りのホームパーティーでカジュアルに行ったりします。

    結婚式・花嫁姿は女の子の憧れでした。女性の力も自由もなかった時代、「一生に一度の女の晴れ舞台」でした。しかし、現代においては必ずしもそうではありません。結婚の前でも後でも、女性が仕事や趣味の世界で大成功して喝采される機会はあります。あなたが美しく装って多くの人の前で注目を浴びるチャンスは結婚式だけではありません。

    ご両親は「やっぱり式は普通にちゃんとしないと」とおっしゃるかもしれません。「結婚式は親のために挙げるもの」という意見もあります。子供を結婚させるまでに育てあげたご両親のご苦労が報われる機会という意味です。そのために子供の結婚式費用を援助する親は少なくありません。「親のため」と割り切るなら、結婚式・披露宴の費用は2人のご両親に甘えることにし、ご両親の希望を最優先した内容にすれば良いと思います。

     

    3.ハネムーンのコストをカットする

    ハネムーンは、まとまった休暇をなかなか取りづらい日本の会社において、唯一遠慮せずに有給申請できる理由だそうです。2人でゆっくり旅行できる機会は当分ないでしょうから、ハネムーン休暇を取って旅行に行くのは良いと思います。

    しかし、わざわざ海外の高級リゾートに行く必要が本当にあるでしょうか?そんな旅行は今すぐでなくても、2人に時間とお金の余裕が生まれたリタイア後にしても良いのではないでしょうか。大切なのは「2人の門出の記念」の旅行にすることです。お金をかけてゴージャス・ロマンチックに演出することより、「どうしたら2人の良い記念になるか」をメインに考えて行き先や宿を選んでみてください。

    男性と女性では旅の目的が一致しないことがあるので、海外旅行は女友達と行くのが実はいちばん楽しいという説もあります。カップルの旅行はむしろ、お互いにリラックスできる温泉郷滞在などが良いかもしれません。たとえば熱海や伊豆などは日本各地からのアクセスも良く、サービスの質や内容も時代の変化に合わせて大きく向上しています。

     

    4.新生活のためのコストをカットする

    理想は、そこで育児もできて生涯の住みかとなるような、新しくて広いマンションや一戸建てを購入か賃貸契約し、家具や家電も自分のこだわりで選んだ新しいもので統一することですよね。巣作りしたい女性の本能が求めることでもあります。

    しかし、そのために無理に貯金しようとして何年もかかり、2人の結婚テンションが一致するタイミングを逃す場合もあります。生活を切り詰めて貯金するのは大変ですので、ギスギスしやすくもなります。それぞれの苦労が具体的に理解しにくいせいでもあります。

    「いまある住環境」で結婚生活を送れないか、よく検討してみてください。2人とも1人暮らしをしている場合、どちらかの部屋に同居することが、最もお金がかからない方法です。生活用品や家具・家電も新しく買う必要がありません。2人だけなら1人暮らし用の部屋でも生活することはできます。

    子供が欲しい場合、それが可能な家への住み替えがいずれ必要になるかもしれませんが、それぞれで貯金するより、生活を共にしてデート費用を抑えたほうがお金は貯まりやすいです。30代半ば以上のカップルなら子供をつくらない選択もあります。

    どちらかの実家に同居する方法を採用しているカップルもいますが、義理の親と生活するストレスはかなり大きなものですので、あまりおすすめしません。どうしてもそれを選択せざるを得ない場合は、ずるずると同居を続けるのではなく「何年以内に独立資金を貯めて実家を出る」と、最初からきちんと意志表示しておいてください。うまく作用すれば、同居ストレスが新居費用を稼ぐ・貯めるモチベーションになることもあります。

    まとめ

    シビアで夢も甘さもない話が多くなりましたが、結婚生活は現実そのものです。2人で現実に向き合って一緒に長く生活していくことをメインに考えれば、「結婚費用がない」は結婚できない理由にはなりませんし、結婚前の貯金を結婚式や披露宴、ハネムーンで使い果たすことも考え物です。

    お金がなくても2人ならやっていける、2人で頑張るほうが発展できる、そう思える関係ができているなら、タイミングが来た時に、まず入籍と同居をしてみてはいかがでしょうか。

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    既読

    21:54

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    21:55

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    既読

    21:56

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